『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どれほど 願い
どれほど 待ち
どれほど 泣き
どれほど 眠れない夜を重ねたか
なんて
あなたの
笑顔の前では
もう
どうでもいい事に
なる
# スマイル (32)
①
僕はいっつも笑顔。
それだけで褒められるんだ。
それだけで、評定も5をくれるんだ。
でもね、あのこはいっつも悲しそう。
それだけで避けられるんだ。
それだけで、積極性がないっていわれて、
あのこの評定は僕より低いんだ。
でもさ、僕はあのこより悪い子なんだ。
僕はあのこに勉強を教えてもらった。
数学が得意なんだって、すごいよね。
僕はにこにこしてるだけ。
あのこは数学ができる。
あのこがもっと評価されて欲しいけど、
そしたら僕はどうなるの?
だから僕はにこにこにこにこ、
みんなには、ないしょにするんだ。
「スマイル」
②
私、口閉じて笑えないんだよね。
なんて歯を見せて笑う君の笑顔が好きだ。
口閉じて笑おうとしたら、
何故か口角が下がってしまう君の笑顔が好きだ。
いつも笑顔で、気づいたら僕まで笑顔になっている。
そんな君が好きだ。
でも僕は君みたいに笑えないんだ。
だから、君の笑顔が好きだ。
「スマイル」
私の彼氏は全く笑わない。
無表情で、私のことをカメラでパシャパシャとおさめるだけ。
逆に私が撮ろうとすると、物凄く嫌そうな顔をする。
逆のことを嫌がるなら私にもしないでほしいよね?
私は彼氏の笑顔を見たことがない。
はにかんだり、照れたりした表情はあるけれど、にっこりスマイルなんて程遠い。
今日は真冬の海デート。冬だから人もまばらだし、思う存分笑ってくれるかな、と。
人目を気にして笑わないのか、本当に毎日私といてつまらないから笑わないのかはわからないけれども。
逆光になって写真を撮って私の美しさに見とれたり、砂浜に愛の告白を書いて照れたり、いいところまではいったんだけどなぁ……
帰り道、名残惜しくて彼氏の手を繋いでみた。私から。
「んふふ」
「……え?」
今、彼氏、笑った?
え? なんで笑った?
「ど、どうしたの!?」
「可愛いなって思って」
さらっと嬉しいことを彼氏が言ってくれた。
可愛いから、笑ったの!?
「私、もっと可愛くなる!」
彼氏はめちゃくちゃ笑ってくれた。
何がツボかはわからなかったけれども、私の本日の《彼氏をスマイルにさせる》目標は達成された。
私も一緒になってスマイルになった。
笑顔って伝染するんだね、幸せな伝染だ。
【スマイル】
※【I LOVE…】の彼女目線続編
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どんなに辛くたって
苦しくなったって笑っていよう。
そしたらきっと笑顔とともに感情も隠せるから
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Theme:スマイル
ずっと笑ってるから
俺まで笑顔になっちゃった…
一緒に笑うと 温かいね…
一緒に笑うと 温かいね…
いつの間にか見えなくなった姿
高い高い空の下の
街灯の明かり一つ
温かな空気をまとい
笑顔だけが道しるべになった
【スマイル】
友人からその店でバイトをしていると聞きつけ、
冷やかしがてらに行ってみることにした。
「スマイル1つくださーい」
「――断る。注文する気がないのならさっさと帰れ!邪魔だ」
即座に普通のメニューを注文し、
席につき、遠目から愛しの恋人の働きっぷりを見つめる。
(なんとか君の笑顔が見たくて、思いきってお願いしたのにな)
今回は、相手の眉間の皺の数を増やしただけだったようだ。
スマイル
感情をなくせ
感情をなくせ
私が私であることから離れて
私の周りにバリアを張れば
何を言われても
どんな目で見られても
それは私に対するものじゃない
私はただ
望まれる言葉を返して
望まれる笑みを振りまく機械になるのだ
感情をなくせ
それはもう私のものではない
#スマイル
スマイルになれるか。
今日は泣き泣きの1日になってしまった。
もう来年から本性見られても構わない。
大切な人を守るためなら止めてやる。
あぁぁ長文書いてたのに全部消えたぁぁ(;o;)(;o;)
もうあれを書き直すのは重すぎるから簡単にまとめとこう。
「スマイル」
自分が笑顔の写真を日常的に撮って見返すことで、毎日の幸福度を上げることができるらしい。
だかしかし、私は自分の顔がそこまで好きでは無い。私のスマイルでフォルダを埋めたいと思えるほどかわいい顔をしていない。そこが重要じゃないのは分かっているんだけど。笑
そこで思いついたのが、スマイルカウンター。
スマイルカウンターとはその名の通りその日1日のスマイルになった瞬間をカウントしてくれるもの。面白いこれといったエピソードがなくっても、かわいい犬を見たり、ご飯が美味しかったり、ふとした瞬間のスマイルをカウントしてくれる。それを見返すことで、自分の顔に一喜一憂することなくその日の自分のスマイルを知ることができるのだ。
今日は特になにもなかったな、と思う日にも「☺︎5」とでていたらその日の小さな幸せを思い出したくなる。
友達と一日中笑っていた日、「☺︎100」とでていたらまた遊びたくなる。
毎日の幸せを簡単な数字にしてくれるスマイルカウンター。
今の最先端の技術を使ったらできそうじゃない?できないかな?腕時計型とかかわいいな。
そんな今日の妄想でした。
『スマイル』
誰でも、お金をかけなくても、その場で
浮かんでくる笑顔は、人を幸せにする。
だけどそれは、豊かで穏やかな心が
必要になる。簡単なようでそうじゃない。
そのスマイルは、愛でできている。
だから、笑顔でいる人を大切にしたい。
子供達は笑顔が1番。それが貴方達親御さんの最高のご褒美。
子供達の笑顔を見ると大人達は皆癒やされる。
子供達の笑顔が国の宝であり、子供は宝物。
言われてみればスマイル0円って試した事がない。
今もあるのだろうか。
某有名ハンバーガー屋のスマイル0円。
注文する方が恥ずかしいやつ。
お題《スマイル》
遠く遠く聴こえてくる祭囃子。
朱い金魚の提灯がユラユラと妖しく揺れる。
誘われるようにして、訪れたその祭りは誰も彼もが狐面を被り素顔を隠す。ここではこれが《フツウ》なのだろうか――少女の鮮やかな青い朝顔の着物は、どうしたって目立つ。
うつむき加減に歩いていると、ふいに声をかけられた。
「よくきたね。沙也加」
「私の名前――」
カラカラと風に廻る風車を持った狐面の君がたたずむ。
「この世界を泳いでみない? 沙也加なら遠くへ、行けるよきっと」
一瞬心の水面に、薄荷水のように透きとおった誰かの、その笑顔が浮かぶ。
どんな昏い空の下でも輝き続ける――少女は誰の面影だろうとぼんやりと思う。
スマイル____
『笑うのが疲れた』
とどこかで見た記憶がある。ネットなのか本なのか誰かが言ったのかすらわからないが、その言葉が頭の片隅に残っていた。
当たり前じゃん。その時は何を当たり前のことを言っているんだと思った。愛想笑いなんてするのは普通のことだしそんなことで疲れていたら生きていけない。そう、思っていた。
でも、今ならその気持ちが痛いほどわかる。
笑うのが疲れた。
『スマイル』
ねぇ
難しい顔して どうしたの?
いつもなら
どこからそんなにってくらい
言葉があふれ出して
おしゃべりが止まらないのに
やっぱり気づいてたのね
自分は長く生きられないと
じわじわと進行し
生と死の狭間を 行ったり来たり
死ぬことにおびえ
生きることにおびえ
手放したくない生に
しがみつき
手放したい死への恐怖から
目をそむけ
おしゃべりをやめられなかった
あなたが
ベッドに横たわったまま
痩せた腕をゆっくり伸ばし
私のほほを
そっと撫でて
最後にくれた言葉
「スマイル」
次の日
あなたは 天に還った
かすかな笑みと共に…
なーんにも見ないふり
そうやったら笑っていられる
私は笑わない
笑った瞬間に周りから見下されるから
私は笑わない
気に食わないあいつに舐められるから
私は笑わない
笑っても良いことなんて
絶対に起きないから
私は笑わない
笑ってしまったら
涙が止まらなくなるから
『スマイル』
🍀スマイル
「笑顔」って聞くと色んな形の笑顔が思い浮かぶけど
「スマイル」って聞くと太陽みたいにニカッと輝かしい笑顔が思い浮かぶ
君が笑ってくれる度に
私の世界に色がつく
鮮やかになるんだ。
暖かい色が君を映し出してくれる
マフラーを外した
それだけで少し笑顔になれる
階段をいつもより
早くかけ登る
気がついたら
一つ上の階にいた
誰もいないけど照れくさい
苦笑い