『クリスマスの過ごし方』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
クリスマス
感謝したり 誰かの事を想ったり
綺麗なものに目を向けて
空を見て 空気を感じて
ゆっくり呼吸する
なんとなく チキンとケーキ買ってくる
美味しいものを食べる口実
お題【クリスマスの過ごし方】短歌
毎年のそんな平和な暮らし方
「おや、おやおやおや? これはこれは、我が部の幽霊部員くんではないか」
「……メガネの化学オタクじゃねーか。何してんだよ、こんなとこで」
「そりゃあキミ、見てわかるだろう?」
ケーキ屋のレジにいた同級生は、わざわざ近くに出てくるとくるりと一回転してみせた。赤いスカートがふわり。被った帽子がちょっとだけズレる。
「期間限定でケーキ屋のバイトだよ」
「クリスマスにご苦労なこって」
「そういうキミは、ケーキを買いに?」
「見りゃ分かるだろ」
A4の紙を見せると、ああ、と呟いて俺の手から紙を奪い取った。
ふむ、キミのケーキはこれか。勝手に納得した割に、ケーキを持ってくる気配がない。
「キミ、これはホールケーキだが?」
「知ってる。俺が頼んだからな」
「何故? キミのクリスマスの過ごし方にケチをつける訳では無いが、よもや家族のおつかいか? いや、それならキミがわざわざ頼む必要はないな。では、恋人でも?」
「いねーよ、うるせえな」
そうか。そう一言残し、奴はようやく予約したケーキを持ってきた。
「ちなみに、私の腹は今、ちょうどホールケーキの半分が入るくらいには空いているのだが」
「そう言うと思ったから、ホールケーキ頼んだんだよ」
「では、あと五分待っててくれ」
にぃ、と笑う奴に、俺は溜息で返事をする。
お前がクリスマスに独りだと思って誘ってやってんのに、その笑みはなんなんだ、まったく。やっぱ気を遣うんじゃなかった。
「クリスマスケーキってよく聞くけどハロウィンケーキって聞かないね」
とはクラスメイトの言葉である。
世はまさにクリスマス一色で赤と緑のコントラストで溢れかえっている。そんななかケーキ屋の前を通った時に足を止めてつぶやいたのが冒頭の発言だった。
「ケーキはなくてもお菓子があるからじゃない?」
「なおのことケーキがあるべきだと思うなー」
そうだろうか。
「……ケーキ、食べて帰る?」
「もちろん!」
クリスマスであろうとなかろうと、ケーキは入り用というわけか。
クリスマスの過ごし方
お題【クリスマスの過ごし方】
皆さんは知っているだろうか?
ホワイトサンタとブラックサンタがいることを。
「今年も大量じゃ!」
かごいっぱいのじゃがいもを眺めてニッと笑う立派なおひげのサンタクロース姿のおじさん。
ただし、帽子も服も靴も、全身真っ黒。
そう、彼はいわゆるブラックサンタである。
悪い子に石炭とじゃがいもをプレゼントする、あの。
「おい、小人や、積み込むのを手伝ってくれ!」
「あいよ!」
ブラックサンタの膝下くらいのサイズのたくさんの小人たちがこれまた真っ黒な袋に、真っ黒い小包にじゃがいもと石炭をえっさほいさと詰めてから、放り込んでいった。
すっかり夕焼け空になる頃には、真っ黒なソリいっぱいに小人が詰めた袋が乗っていた。
黒い鈴をつけたトナカイが、ブラックサンタを乗せ、重い鈴の音を鳴らして飛んでいく頃には、綺麗な星が瞬いていた。
「ほうほうほう、今年も真っ黒だねぇ、君は」
空の上で話しかけてきたのはホワイトサンタだった。
「そういう君も、相変わらず赤が好きだねぇ」
「「ふぉふぉふぉ」」
二人は声を揃えて笑った。
「ではまた、明け方に。バレるんじゃないぞ」
「もちろん。ブラック君もお気をつけて」
それぞれのサンタはリストを片手に何万、何億、何兆もの家も飛び回った。
時には妖精に、時にはゴーストに手伝ってもらいながら。
*・゜゚・*:.。..。.:*・*・゜゚・*:.。..。.:*・*・゜゚・*:.。..。.:*・*・゜゚・*:.
「ほうほう、お疲れ様、ホワイト」
「ほうほう、君もお疲れ様、ブラック君」
ほんのり赤くなった空の上で二曹のソリが並ぶ。
「今年もすまないねぇ、汚れ仕事をさせてしまって」
「ホワイトは、気にしすぎだ。今年はバターをサービスしておいたから、きっと明日にでも美味しいじゃがバターを食べているさ」
いや今日か、とブラックサンタは笑った。
「優しいなぁ、ブラック君は」
ホワイトサンタが申し訳なさそうに言う。
「ほうほうほう、優しくなんてないさ。なにせ、意地悪ブラックサンタだからな。悪い子にちょいッと灸を据えるのが得意なのさ」
「ほうほうほう、そういうところが優しいんだよ」
そのうち綺麗な朝日が顔を出した。
二人は顔を見合った。
「メリークリスマス、ブラック君」
「ほうほう、メリークリスマス、ホワイト」
こうしてクリスマスは、ゆっくりと始まっていく。
この二人によって。
〜・:*+.🛷merry Xmas🎄.:+ ・:*〜
今日はクリスマス。とはいえ年賀はがきを書く予定を立ていていた。他に予定がなかったから。
だのに。朝起きたらLINEが来ていた。
『今からって暇だったりする?』
ふざけるのも大概にしろよ。とはいえ大切な人なので、誘いは無下にせず受け取る。すなわち、わたしはチョロいということだ。
一時間で支度をして家を飛び出る。昨日風呂入ってから寝たら良かった、などという妄言は無限の彼方へ放った。今は五秒で決まった約束を果たさねばならぬ。
「あ、やっほー」
のんきに待っているのを見て、今までの怒りやら焦りやら、なんやら全部が吹っ飛んだ。あなたのご尊顔が見られるだけで、わたしはとうの昔から幸せです、とな。
#クリスマスの過ごし方
クリスマスの過ごし方
ひとりでも、人といても、
おいしいもの食べて、楽しく過ごす。
私は家族と過ごすの。晩御飯は母の手作り。特別な日はいつもより少し豪華で、量がとても多い。美味しさはいつもと同じく、ほっぺが落ちるぐらい。それを家族三人で食べるのがとても幸せ。晩御飯が済んだ後は少しゆっくり時間を過ごすの。それで、お腹が落ち着いたら次はケーキ。毎年、近くのコンビニで頼んだケーキを食べる。今年も美味しかった。
毎年、来年はどうなるかを話すのが定番。来年は何を食べたいか、どんなケーキがいいか、もしかしたら「彼氏とお出かけしてくる」なんて姉が言うんじゃないかとか。来年も楽しみになるような話をたくさんするの。
それが我が家のクリスマスの日の過ごし方
今日はクリスマスの日でしたね。今日は少し贅沢な晩御飯を食べました。いつもと同じおしいさで、ほっぺが落ちそうでした。でもやっぱり量は多かったです。今年は晩御飯の完食ならずでした(笑)。あとは、来年の話もしました。次のクリスマスが楽しみです。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『クリスマスの日の過ごし方』でした。今日も残り少ない時間ですが良い一日を。
【クリスマスの過ごし方】
暗い部屋でパソコンの前に座る少女。
メガネをして、前髪を下ろして、視界が狭まる。
しかし彼女には見えている。
今日だけは、見えている。
あの人を、あの人の隣にいる何かを。
納得はしたつもりだった。
でもやっぱり辛いのだ。
心が痛い。このまま消えたいくらいには。
好きだった。
でもこれで、終わりにしよう。
心の中でそう決めて、少女はパソコンの前から退く。
ディスプレイには、憎らしいほどに輝く光の道の道に立つ1人の男性と、少女に似た女性が幸せそうな顔で抱きしめあっていた。
今日は念願の蟹旅行です。
蟹は美味しいし、風呂最高です!
前からやりたかった事、会いたい人がいるなら早く行動すべきです!
明日はどうなるか分からないし、いつ死ぬかも分からない。
今この瞬間はとても尊いです。
今こそ立ち上がらないといけない時なんだと思います。
#クリスマスに現実
#もう少し夢見てたい
病院で座薬を入れることになった。自らトイレで挿入した後、効果が出るまで先生と雑談をする。
「先生、僕の知り合いで座薬をお尻から入れることを知らないで、飲んでしまった人がいたんですが、それでも効果あるんですかね」
笑い話のつもりで言ったのに、若い先生、真剣な面持ちで考え込む。
「昔、研修医の時に、座薬を使っても使っても効かないというおじいちゃんがいてですね」
「はい」
「そのおじいちゃん、座薬を坐って服用する薬だと勘違いしてて、ずっと飲み続けてたようなんですね。それで効かなかったわけですから、効きは悪いと思います」
「…なるほど」
正しい道って割と皆オリジナリティないもんだけど、間違え方って独創的だよな。
と、思ったクリスマスの出来事。
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【25】クリスマスの過ごし方
25日だとまだそれほど値引きはされていない。明日あたりから本格的にシールが貼られるはず。
クリスマス限定パッケージの袋菓子やらシャンメリーやら。最近スーパーでも見かけるようになったシュトーレンやら。
24日にご馳走だった家はおそらく25日の食事はトーンダウンしていることだろう。
チキンが残っていればそれか、それをアレンジしたもの。もしくは手のかからない料理。
本番は今日なのに祭りが終わったような空気感がある。
実はかつてはクリスマスを祝うからには当日の25日にチキンやケーキを食べるものだと思っていた。しかしイブが主流派だと知って迎合してしまった苦くもない過去がある。
25日がなんでもない日常となった我が家の夕食は焼きそば。
『クリスマスの過ごし方』
『クリスマスの過ごし方』(テーマ)
朝目を覚まして友達と学校へ行く、大掃除だった。
仲良し5人+αで昇降口の掃除、4組の男子がバケツこぼしてた。再登校の時も水の跡が残ってた。
大掃除が終わったら帰宅、SYが大荷物だった。
MMがYMが不機嫌だから今日は一緒に帰りたくないと、だから2人で帰宅。何が嫌なのか分からん。
2:40頃に出発、部活の再登校。憂鬱だったけど同時にるんるんだった。15分くらいで着いた。早歩き。
部活は後打ちの最後に顧問襲来。来るなよ。
自由練習、引き技、1本勝負。色々憂鬱だった、
楽しかったけど。一本勝負は1分だった。
沢分け、塩分け、大勝ち、福分け、目負け。
ちょっとショック。後輩に負けた。部活が終わって
塩と2人で帰宅。吹部はなかったらしい。悔しい。
親がまだ帰ってきてなかった。社会を2行くらい書いた、偉い。親が帰ってきた。英語忘れてなかった、忘れてろよ、そこはさ。夜ご飯は買ってきてくれたやつだった、カツ丼?とお稲荷さん。美味しかった。ケーキと肉も食べた。美味しかった。
お風呂に入った。脱毛って気になるよね。
歯磨きもせずに11:03 、イマココ。
なう(2023/12/25 23:04:00)え、すごくね?4分0秒?
あ、今日吉良が川尻になった。イケメンだった。
え?もうちょっと書いたらいい事がある?成程..
だが断る!
おやすみだ..アリーヴェデルチ!
【クリスマスの過ごし方】
とりあえずケーキを食べる
チキンも食べる
シャンパン開けちゃう
ピザも食べちゃう
スープを飲む
ホットパイも食べてみる
……これが僕のクリスマスの過ごし方。
ひたすら食べてるんだ。
ちなみに一人で。
え、何? 寂しいだろ、って?
お腹が満たされてれば気持ちも満たされるんだよ!
今年の冬も1人で過ごす。
幼い頃は家族と過ごしていたが、今はもう一緒には過ごさない。そして、相手もいないので結局1人で悲しく過ごすのだ。
インスタのストーリーを見れば、大きなケーキとチキン。そして相手がいる。
良いなぁ。なんて思うけど、1人で過ごすのも案外悪くない。好きな時間にお風呂に入って好きな時間にご飯を食べる。いつもよりちょっと豪華にしていただきます。
そのあとは、ずっと溜めていたドラマやアニメを消化。
ね?悪くないでしょ?
大丈夫。私の元にもサンタクロースは必ずくる!はず、、、
クリスマスの過ごし方____
2023.12.25
テーマ:クリスマスの過ごし方 #405
「クリスマスの過ごし方なんかあるの?」
急に元カレからポンッと入ってきたメールには
そんな事が書いてあった。
今日は12月25日。
クリスマスだ。
去年のこの日は彼と一緒に
イルミネーションを見に行った。
でも今年は違う。
「特に何も」
私はそう返す。
今年のホワイトデー、
彼を振ってから私たちの間には気まずい壁があった。
話そうと思ってももう友だちには戻れない、
そんな壁だ。
話さないでいよう。
なんてお互い決めていない。
でも気まずい壁は見えないけれどそこにあって、
私たちはもうこの壁を超えることなどできないだろう。
心のなかでそう思っている私がいる。
あなたもそうでしょう?
スマホの向こう側の彼に問いかける。
もちろんその返事が来るわけでもない。
ただ既読になり返信が来るまでの時間が長く、
その時間が彼が私を嫌にさせた時間でもある。
もう届かない。
届かないでいい。
だから早くあなたも私も
他の人を好きになればいいのに
そう願っている私がいる。
※♡4800ありがとうございます。
※年内で狼星の活動(このアプリでの活動)を
終了したいと思っています。
沢山の人に支えられ約1年、頑張ってこれました。
最後の最後まで、狼星の活動を応援したいと思って
いただけたら嬉しいです。
誰かの支えになれたらとやってきた活動を終了する
ということはとても辛いことではありますが、
諸事情によりこういう形での最後になりました。
後もう少しの時間で精一杯書かせていただくので
よろしくお願いいたします!
家族と美味しいものを食べて、テレビを見て穏やかに過ごすことが幸せ。プレゼントなんていらない。みなと穏やかに過ごせる日々だけで十分。
子どもの時はこんなに穏やかな家庭じゃなかった。親の顔色を伺っていつもしんどかった。大人になって自分の家庭が笑顔溢れるなんて夢にも思わなかった。大切な家族と笑い会えるクリスマス。辛かったけど生まれてきて良かったと思えるよ。
いつもは食べない
少し豪華な夜ご飯
彼が家に来る瞬間が見たくて
必死に夜更かしする
でもプレゼントが楽しみで
12月で一番の早起きもする
今日は冬休みの宿題も忘れて
包装紙を開けることに夢中になる
普段怒られるような量の
ジュースを飲んでも怒られない
プレゼントに夢中になっても
怒られない
笑顔が絶えない一日
小さい頃の思い出。
–クリスマスの過ごし方–
20:53
家の明かりがついていることを確認。半同棲中のあいつが来ていることを察して無意識に上がった口角をマフラーで隠す。
20:55
チャイムを鳴らす。パタパタと玄関に向かってくる足音が聞こえて来て、鍵が解錠される。
「おかえり。お仕事おつかれ。」
「ただいま。お互い様やろ。お前もおつかれさん。」
21:24
お互いが持ち寄った食べ物や飲み物を広げる。
「これ美味しい!どこの?」
「駅前の…って店。値引きしてたからどんなもんかと思ったけどいけるな。」
22:43
「改めまして、メリークリスマス!開けてみて!」
唐突に渡された包みを開けると、俺好みの手袋があった。俺のことを考えて用意してくれたことに嬉しさが込み上げる。
「ありがとう!大事にする。」
「ふふっ。どういたしまして。」
22:48
「はい、どうぞ。」
漏れ出る「はやくお前に渡したかったんだ…!」という想いをできる限り抑え、平常心でプレゼントを渡す。
「…わ!これ欲しかったやつ!!探しても無かったのに。ありがとう!でも見つけるの大変だったでしょ?」
「そうでもないよ。たまたま見つけたから渡したかったんだ。喜んでもらえたようでなにより。」
…嘘。正直見つけるの物凄く大変だった。でもお前の喜んだ顔が見れただけでそんな苦労もどこへやら。
23:46
明日もお互い仕事があるのではやめに就寝。
お前の寝顔がしあわせそうで、こっちもしあわせな気持ちで満たされる。
「おやすみ。またあした。」
これが俺の、クリスマスの過ごし方。
231225 クリスマスの過ごし方
離れた友人からの
Xmasのメッセージカードを
手に取る
一瞬で読める文を
一文字一文字じっくりと目で追う
一方で
普段、話せない人に
思いきってXmasカードを送る
一瞬で読まれてしまうのに
なかなか文が定まらない
わたしなりに
クリスマスの過ごし方に
真っ直ぐ向き合う
心のおもむくままに
まー