『カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風吹いて
揺れるカーテン
さらさらと
君は佇む
美しき花
「おはよう!」
朝が弱くげっそりした顔で目を擦る僕と違ってにっこにこの笑顔で元気にカーテンをシャッと開けてた君。
それが日常だった。
いつからか笑顔でカーテンを開ける君の姿はなくなった。
寂しいよ。何処にいるの?
【カーテン】
カーテンが揺れている
窓開けてないのに…
すきま風が吹いているのか?
まさか!?
そこに虫!?
蜂!?!?
意を決して
カーテンを"バサッ"と開けると
愛猫「にゃ〜」
……アンタかい
安堵して崩れ落ちた
クリクリのお目めに
可愛い鳴き声
「可愛いでちゅねぇ~ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙」
さっきまでの恐怖など忘れて
撫で撫でしてる私がいた
おそらく…
全ての子どもがやったことがあるのではないだろうか
カーテンに巻き付いてクルクル回ること!
え?うちの子どもだけ?
カーテンが、掛かっている頭の中に。
見たくない事や、知りたくない事が有るとさーっとカーテンが掛かる。
便利になったあたしの頭、何枚有るのかいろんな色のカーテン。
朝日がカーテンの隙間から差し込む
やっと日差しが柔らかくなってきた
カーテンを開け
全身に朝日を浴びる
今日は気分がいい
気が変わらないうちに
家を片付けよう
捨てようか迷っていたものを捨てよう
そうすれば、家も気持ちも頭もスッキリするだろう
カーテンの上がった先では踊る貴方。
舞台の上のあなたは何時もよりも、酷く美しく見える。
けれど、今まで生きてきた中で、何か一つでも人に褒められたことがあるとすれば、それは貴方が凄い訳じゃない。周りが出来ていなさすぎただけだ。
舞台で踊る人が美しく見えるのは、映画が美しく映えるのは、花火が鮮やかに散るのは、星が夜空を照らすのは、1輪の大きな花が美しく見えるのは、周りが綺麗に見えるのは、それを作るまでの努力のおかげじゃない。周りが暗くて、その人だけが明るいから美しく見えているだけ。隣に光り輝く宝石を置けば皆宝石の方を見る。
それでも、今だけは、貴方が1番美しいと、認めたい。
お題「カーテン」(雑記・途中投稿)
珍しく雑記でも書きやすそうなお題来た。
歴史の比喩で『鉄のカーテン』ってあるんだけど、意味を知らないままだったから、良い機会だと思って調べた。
冷戦時代のヨーロッパで東西両陣営の緊張状態を表すために用いられた比喩、らしい。Wikipediaより。
元首相のマーガレット・サッチャーをついでに思い浮かべたんだけど、あれは鉄の女だっけ? 調べたらそもそも女性の政府の長(首相、大統領、国家顧問、ファーストレディなと)全般につけられる「愛称」らしい。嫌味だと思い込んでいた……。
強い意志を持つ女性を鉄に例える意味があるらしいんだけど、サッチャーはソ連からの非難の意味だったらしいからやっぱり褒めてない。
そして冷戦が1947年〜1989年で、サッチャーをソ連が非難したのが1976年だったから一応ちゃんと関連性のある話題だったらしい。良かった合っていた(社会科は歴史が全然ダメ。地理も無理。公民が一番マシだけど危うい)
そしてギリシャ神話に出てくるペルセポネ(ハーデスの妻)に鉄の女王の別名があるらしいと初めて知った。(現ジャンル関係小噺)
閑話休題。
一人暮らしを始めた時、外から見られないようにするためだけだからレースカーテンだけで良いんだけどなと思いながらセット売りを買った。
そこから三回引っ越しを繰り返した今の部屋が街灯と同じ高さだから、普通のカーテンを閉めないと眩しくて夜寝られないという酷い目に遭っている……。
真っ白が良かったんだけど、微妙に灰色がかってて微妙。お金なかったからね……。いつでもないけど。
実家の自室はほぼ開けっ放しだけど、親が選んだのだったか全然趣味に合わないチューリップみたいなド派手な花柄でつらい。
私に選択肢をくれ。
実家の、元々応接間だったはずが色々あって今やパソコンとテレビ見るための物置きと化している部屋のカーテンは、なぜかクリーニング専用品らしくて、洗えないと母がぼやいていた。まあ年末というか大晦日にしかほぼ閉めないんだけど。(行事で窓の外を通路として一般開放する)
……洗えないなら買い換えれば? とか思わなくもないけど、父が使える物を捨てられない性格だからなぁ。
でもぶっちゃけエマールとかのクリーニングを自宅洗いできる洗剤使って洗っちゃえばとは思っている。縮む程度だろうし、それで駄目になったら大手を振って買い替えられるし。
カーテン……数年前の夏に洗ったけど、静岡から帰ってきてからはまだ洗っていない気がする。夏に洗えば良かった。もう秋だよ。衣替えの季節だよ。洗濯物が乾かなくなる時期だよ。
年末実家に帰省する時に洗おうか。例年通りなら年明けにスキーとか同窓会とか入っていそうだけど。
あんたなんか出ていけ!
母にそう言われた20年前
電気もガスもまだ契約してない四畳半
もちろんカーテンもない、12月だった。
布団にくるまって寝た。
朝になりベランダでたばこを吸っていると
笑顔でカーテンを抱えてアパートにくる
母が来た。
また親子3人で暮らすのが夢だって
母が言っていた、と弟が言う
レースのカーテンは白く
遮光カーテンは私の好きな黄緑だった。
ありがとうお母さん
カーテン
ほぼ開けない
隙間から光が漏れてる
完全には閉ざせない
閉したところで他から漏れる
設計上あり得ない
人間も同じで
完全性は備わってない
完全性があるとしても
あくまで何かに対してでしかない
私から見ての完全で
その何かからはないはず
完成してるなら手を加える必要はない
そのままは駄目でも
その人なりに作り変えていい
全てから閉ざすことは出来ないんだから
「カーテン」
ゆらゆら揺れるカーテンは、まるで海月のよう。
ひらひらしてる海月は、まるでスカートのよう。
ふわふわ柔らかいスカートは、まるで綿菓子のよう。
甘くて柔らかい綿菓子は、まるで貴方のよう。
怒りっぽい貴方は、まるであの人のよう。
私を叩くあの人は、まるでいじめっ子のよう。
人を痛めつけて笑ういじめっ子はまるで――。
私のよう……。
【#96】
部屋のカーテンをぼんやりと
眺める。
知人に買って貰った星空のカーテン
でも、ほんとはあまり好きじゃない
買えというから渋々選んだ柄
来月になったら、買い換えようかな
カーテン/夜凪
〚カーテン〛
光を浴びる。
君のような光を浴びてから。
街に出かけているよ。
小さい頃、カーテンに巻き付くのが好きでした。カーテンを裂くのも好きでした。ええと、ヤンチャだったんだな、と感じました。
カーテンとは常に要る物ではない。西日が入ってくるなら要るけど、日を浴びたいなら、邪魔なだけ。人々は日を浴びたい時はカーテンなんかいらないというのに、西日を遮りたい時はカーテンがほしいと言う(実際、そんな人はいないだろうけど)。あくまでこれは例えで、こういう状況だから、彼が必要。でもその状況が転じたらポイっていう人、結構居る。戦略と言われればそれまで。でもその後の「彼」の生活は?カーテン君は捨てられちゃう?そんなことまで考えられるだろうか。
ブラインドっていうのかな?僕の部屋はカーテンじゃあない。でも、カーテンに感情移入してしまった僕。カーテン君、また、いつか会おうね。
のぞくことはできない
たった一枚の
薄いカーテンが
きみの心の窓に
引かれているだけで
………カーテン
【カーテン】
カーテンが揺れる。
穏やかな風が流れ、頬を撫ぜた。
明日もこんな風が吹けばいいねと、君は笑った。
部屋のカーテンは紺色の星空みたいなカーテンで
陽射しが当たると紫になる
とてもお気に入りで晴れの日は綺麗だと思うし
雨の日は夜空が部屋の中にあるみたいで
この部屋は落ち着く
カーテンを開けるのをつい忘れてしまう
太陽は嫌いだったけれど
カーテン一枚を通して少し好きになれた
引っ越す時にこのカーテンにしてよかった
私の自慢だ
彼と一緒に住む夢を描いたとき
まず想像したのがカーテンだった
彼がカーテンをつけてくれる姿を
横で手伝いながら
幸せだなぁって。
「カーテン」とかけまして
「トラブルなくスムーズ」と解きます。
その心は「幕/巻く」でしょう。
カーテン
カーテン越しに
見える風景
憧れの
東京のホテルから
小さく
スカイツリー
見えたらな
なな🐶
2024年10月11日2315