『カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
カレンダー。昔は壁掛けのカレンダーをよく見かけた気がする。今はスマホのカレンダーくらいしか見ないな。
カレンダーってどっかで無料で配ってるイメージがある。カレンダーとうちわは金を出して買うという発想が存在しない。無料で貰えるなら貰うけどないならないでいい。そんな存在。
でも今はどこもコストカットで無料でなにかを配るってしなくなったからカレンダーもうちわもすっかり見なくなった。まぁ無料だから貰うけど邪魔だから後で捨てるって人が多そうだもんな。捨てられるなら配りたくないよな。
カレンダーというと俺は買ったことないけどキャラクター物があるな。カレンダーって月が変わったらめくって捨てるけどキャラクター物の場合どうするんだろ。それとも普段使いはしないであくまでグッズとして保管するのかね。
どうも最近喉に違和感がある。そのせいでやたらと喉が渇く。痛みはないけど喉が渇くしなんだか圧迫感があるしで不快感がすごい。
これなんだろうな。最近甘いものばかり食べてるから糖尿病かな。糖尿病怖い。病院行かなきゃなんだけどめんどくさいんだよな。
喉もそうだけどそれ以外も検診とかしたいし歯医者行かないとだしと病院に関する悩みを常に抱いている。だけどめんどくさいのでずっと行っていない。行かないといけないのはわかっているのだけど。
お題
『 カレンダー 』
この日のために頑張ってきた
塾へ行った日には2重丸を
家で何時間も勉強した日には丸をつけた
この1年のカレンダーにはたくさんの2重丸と丸が書いてあった
これも全部自分の努力の証だ
「 よし…! 」
私は両手を握りしめた。
そして制服を着て行ってきます
その声を家族と今までの資料やノートへとふりかけて
私は試験会場に向かった
カレンダー
東京に就職で、出て行った一人娘の春奈。
久しぶりに電話がきたと思ったら、「お母さん、何も聞かないでね…私今お腹に赤ちゃんがいて妊娠5ヶ月に入ったところ。びっくりさせてごめんね。
一人で産むって決めたの。お母さんには迷惑かけないから。」
娘の声は、どこか不安でそれでいて嬉しそうだった。
あの子が悩んで決めたこと。
私もそっと見守ろうとおもった。
カレンダーを見たら5月3日だった。10月のカレンダーに、春奈、予定日と書いた。
明日から、近所の神社にお参りにいこう。
新しい命と娘のために。
「今月忙しいなぁ…」
カレンダーを睨みつけ、思わずひとりごと。
こことここは時間あるけど、君の方は時間ない。LINEに送られてくる予定表をカレンダの方にリンク付けてるから君の予定もバッチリだ!
「…て、こうやって落ち込むこともあるわけです」
お互い仕事が忙しいのは良いこと、本当に良いこと。それはわかってる。そしてそれはそれ、これはこれ、ということも。
「早く会いたいなぁ…」
カレンダーをうっかり指でなぞったら来月の予定になっちゃった。来月も実はびっしりなんですよ。
君の予定と僕の予定がいい感じに絡み合い、網目の隙間をなんとか探そう。そうして日々は過ぎていく幸福。
▼カレンダー
私は机の上に置かれたカレンダーを見つめた。
そこには、黒いインクで書かれた数々の数字が並び、
私の目を引いた。
その中でも特に、14日という数字が目についた。
あと2日で、
私たちはあの場所に行くことになっていた。
緊張と期待が入り混じった感情が、
私の心を支配していた。
私たちは、これまでに何度も同じ場所を訪れてきた。
それでも、毎回その場所に足を踏み入れるたびに、
私たちは新たな発見をし、
感動を味わうことができる。
そして今回も、私たちはその場所で
何かを得ることができるのだろうか。
それとも、何かを失ってしまうのだろうか。
私はカレンダーを手に取り、その14日に線を引いた。
あと2日。私たちはその場所に向かうために、
全ての準備を整えなければならない。
その場所で何を得ることができるのか、
私たちはそれを探し求めている。
そして、その場所で何かを失うことになっても、
私たちはそれを受け入れ、
次のステップに進むことができるだろう。
14日。私たちはその場所に向かう。
私たちは、新たな発見と感動を求め、
何かを得るために行く。
そして、何かを失う可能性があることを知りつつも、
私たちは進む。
カレンダーを見上げ、私は深呼吸をした。
あと2日。
私たちは、その場所で何を得ることができるのだろう。
─────『カレンダー』
今日は彼とデートする日…だった。
私が昨日から風邪で高熱出して、中止になった。
私が風邪引かなければ…。
もっと、体調に気をつけていれば…。
彼に迷惑かけちゃった…。
そんな思いが、頭の中を埋め尽くす。
思わず涙が滲み出る。
すると、彼からLINEがきた。
『今日のデートは中止だけど、来週行こうな!今は、体調治す事を優先して!』
早く治して、来週のデート行く!
来週のカレンダーに、また一つ新しい予定が出来た。
#カレンダー
#24
カレンダー
八月が終わってリビングのカレンダーをめくると、あなたはその日を指差した。
「この日は何の日?」
もちろん知ってるよ。私は笑って尋ねる。
「花マルつけちゃう?」
「つけちゃう!」
カレンダーのその日はマジックの大きな花マルで飾られた。
あなたはまだ知らなくていいかな。
遠い国でとても悲しいことがあったということを。あの日崩れ落ちる高層ビルに世界中の人が自分の目を疑っただろう。
でも私にとっては、大切なあなたと出会った日。何でもない普通の暑い日だった。
#24
【カレンダー】
いつの間にやらもう9月月日が経つのを早く感じる。
20歳を超えて凄まじい勢いで歳をとってる気がする。
過去を振り返っても何をやってきたかも思い出せない。
毎日ドキドキしてた少年時代を取り戻したい。
日めくりカレンダーは良い
日付けが変わる度にめくれば気持ちの切り替えもできる
何より、めくる音が日が変わったことを知らせているようで好きだ
カレンダー
壁にかけられたカレンダー。一番最後の9月30日の赤い丸い印。
その日、彼と会う約束をしていた。
彼と遠距離恋愛をしていて、もう二年が経つ。彼から転勤の話を聞いて、私は仕事を捨てて一緒に行くことはできなかった。それでも、休みの日に会いに行ったり、電話で声を聞いて私は大丈夫だと思っていた。
しかし、9月に入ったある日、彼から別れを告げられた。他に好きな人ができたと、、、。
頭では仕方ないことだ、ついて行かなかった自分がいけないんだと、自分に言い聞かせていた。
諦めるしかない。でも、カレンダーを見ると約束の赤い丸い印。それを見ると、何を着て行こう、彼とどこに行こうか、彼との甘い夜、彼の温もり、彼の愛の言葉を考えてしまう。
カレンダーを10月にめくってしまおうかとも考えた。でも、この9月は彼との思い出や、彼を心から愛したことを泣きながらでも考えよう。そして、カレンダーをめくった日、10月1日からは凛とした自分を取り戻そう。
きっとできる私なら、、、。
誰かをちゃんと愛することができた私なら、これからだって大丈夫、、、。
そう信じている、、、。
【カレンダー】
アイツの頭の中のプライベートのカレンダーは、サッカーの予定で埋め尽くされている。
いくら好きだから、仕事にもなってるからって、あんなにおんなじスポーツを延々と観てられるモンなのか?
週末の昼間は日本のサッカー、夜中はヨーロッパのサッカー、それで時々は代表の試合が挟まり、女子サッカーも観て、平日は見逃した試合を追ってる。
そんなお前のカレンダーにおれの予定は書き込まれてないの?
今夜もサッカーに夢中になっている、その背中を蹴飛ばしてやりたい。
カレンダー
もう9ヶ月もたった。
9月頃になると、もうカレンダーの発売が始まっている
もう年を越すのかと感じてしまう。
まだ9月なのに。
【カレンダー】
1日また1日とカレンダーをめくっていく
ああもう少しでなくなっちゃうな・・・
いっそ時間なんて止まればいいとすら思えてしまう
できるはず無いのにさ
最後の日をみくってたときが君の人生最後の日だ
どうか時間が止まらないのであれば
いつかこの不治の病の治療法が発見されますように・・・
カレンダーが
ただの数字の羅列になり
空白のまま
流れ続ける日々
あなたが
いなくなるということは
そういうことなのだと
いまになって気付く
新しいカレンダーを
欲する日は
訪れるだろうか
# カレンダー (274)
【カレンダー】
月が変わり、カレンダーをめくった。実家では毎月、月の最終日になると、母が少しフライングしてカレンダーをめくっていた。
ひとり暮らしになり、デスクの上に小さなカレンダーがあるものの、スマホやタブレットで日付も見れるし、カレンダーも見れる。なので、卓上カレンダーは、まだ2ヶ月前の月のままだった。
カレンダーの明日の日付に赤ペンで丸が書かれている。忘れないようにつけた印は、なんのために付けたのかわからなくなっていた。小さなカレンダーのため、予定の内容を書くスペースがなく、丸がされただけの日付。
誰かの誕生日?出かける予定?なにか約束した日?
頭の中がぐるぐるまわる。
ピコンもスマホがなにかを通知した。スマホの画面を見ると0時を越え、次の日の日付になっていた。
その間も鳴り続ける通知音。
なんとなく目についた、幼馴染からのメッセージ。連絡が来るのなんて何ヶ月ぶりだろう。
「誕生日おめでとう」
あっ、そっか。今日は自分の誕生日だ。忘れていた。
この小さなカレンダーをめくらなければ、誕生日のことを忘れていたかもしれない。
たくさんのおめでとうメッセージ。
誕生日ということを思い出させてくれて、ありがとう。
・カレンダー
地球の一秒は、二百年らしい。それなら、地球とやらは、きっとすばらしくのんびりやに違いない。
カレンダーを恨みがましく見つめながら、少女はそんなことを考えた。
普通のカレンダーじゃない。カウントダウンカレンダー、と呼ばれるものだ。よく卒業式までの日数を数えたりする、アレ。
母の入院が決まった日から、少女はずっと、退院予定日までの日数を数えていた。
地球なら、こんな日数、瞬きするくらいの時間なんだろうな。ああ、うらやましい…
体感では無限と思える時間でも、着実にその日は近づいてくる。その日、少女は久しぶりに浮かれていた。
「おかえりなさいっ!」
大好きなお母さん。その腕には、小さくて柔らかそうな生き物。駆け寄った少女はその生き物を覗き込んだ。
「あなたの妹よ」
妹。星たちは、近くにあるように見えて恐ろしく離れているらしい。それなら、こんなふうに妹に触れることもできないんだろう。
私は人間でいいや、と思った。
【カレンダー】
来月のカレンダーをめくれば、最初の日曜日に紫色の小さなシールが貼られていた。あまりにも久しぶりに見たそれに、思わぬ感慨が込み上げる。
私と君と、それぞれの予定がある日には、それぞれの好きな色のシールを貼っておく。私が青で君が紫。色の傾向が偏りすぎじゃないかと笑い合って、結局二人一緒の用事の日には赤色のシールを貼ることにしたんだっけ。
君が仕事の都合で海外へ渡ってから、もう十ヶ月になる。その間に青色のシールに埋め尽くされたカレンダーに慣れてしまった身としては、違う色彩があるという事実だけで自然と口元が綻んでしまった。
……前々から決まっていた、君の帰国予定日。そっか、来月になれば君に会えるんだ。心臓が高鳴って仕方がない。
「まったく、相変わらずバカなんだから」
小さく呟いて、シールの台紙を手に取った。紫色のシールの上から、赤いシールを貼り直す。
君を空港まで迎えに行って、二人で家に帰ってくるんだから。君一人の予定じゃなくて、ちゃんと二人の予定にしておいてよ。
妙なところで臆病で遠慮しがちな君へと心の中で軽く文句を述べながら、私は弾む気持ちで赤いシールに飾られたカレンダーを見つめた。
毎日めくる。その日を待ち侘びながら。
日めくりカレンダーの、その日には、既にハナマルをつけてある。
その日付を見るだけで思わずニコニコと頬が緩んでしまう。
そして、ようやくやって来た。
たくさんの愛を込めて、念入りに準備した。
お誕生日おめでとう。生まれてくれてありがとう。出逢ってくれてありがとう。
今日は特別な日。大切なあなたの誕生日。
『カレンダー』
大事な印を付けた日じゃなく
実は その印に向かう空欄の日々が幸せ
毎月一枚めくって、予定を書き記していく。
カレンダーに予定を書いていると、なんだかその日が遠くなった気がしてソワソワしてしまう。
同時にワクワクもする。
めくるめく日々に、ちょっとしたスパイスをくれてありがとう。僕も予定を頑張ってつくるから。
来年は格言が書かれたカレンダーにしようかな笑