『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〈イルミネーション〉
イルミネーションが好きなんじゃない。
君と見るイルミネーションが好きなんだ、ベタだけど。
そのイルミネーションは、人気の少ない道を照らしていた
ちか、ちかと光る度に
アスファルトが赤や青に照らされていた
それになんだか引き込まれて
ぼくも一緒にちか、ちかと照らされていた
ほう、と吐いた白い息は空にのぼっていった
イルミネーション
大学生のころ、初めてできた彼氏と渋谷の青の洞窟に行った。その時点ではまだ彼氏ではなかった。
なんやかんやあって別れて、一年ぐらいがたった。別れた直後は悲しゅうて悲しゅうてたまらなかったけど、今となっては、付き合ったことが人生の汚点とすら思うようになってきた。
青の洞窟で撮った、青ゆえに顔色の悪いツーショットも、綺麗さっぱり削除した。うーん、人生快適で、とても良い気持ち。
大学の頃は、1人の人とずっと付き合っていたいみたいなことが理想だったけど、いろんな人と出会っていくのもいいなと思ってきた。
47都道府県、それぞれ付き合って、47個イルミネーション見るぞー。
冬を照らす光
たかが電飾が並ぶだけの街並みに
どうして惹かれてしまうのだろうか
お題「イルミネーション」(雑記・途中投稿)
農業高校卒業したから、落葉樹のイルミネーションを見ていると木が痛みそう、以外の感想出て来ない。
『イルミネーション』
人工物なんて好きじゃなかった。
綺麗って思わせるために誰かが作ったんだろう、って
斜に構えて街を眺めていた。
でも君と初めて同じ道を歩いた時。
「綺麗だね!」
目を輝かせる君がとても嬉しそうで。
君をそんな顔にしてくれる灯りが、冬の楽しみになった。
イルミネーション
夜に、暗闇に、
目立って街ゆく人々を釘付けにさせるもの。
イルミネーションは、人の心にある希望や夢の欠片を集めているように見える。
クリスマスが近くになるにつれ増えていく。
サンタさんは、子供たちにプレゼントを渡し回っている。
そのプレゼントを見た子供たちはどんな気持ちだろうか。
目を輝かせて喜ぶだろう。
それと同じ。
だからこそだろうか。
人々の思いの欠片を集めてできる。
だから、私たちは、何年経っても飽きずに目を輝かせて見ることが出来るのではないだろうか。
イルミネーションのちかちかと
あなたのおててのどきどきと、
ざわめく心もあたたかく
この季節特有の張りつめた空気が
寒空でこそ輝きを増すイルミネーションを盛り立てて
見るものの体感温度までも上げてくれるよう
名所じゃなくていいの
帰り道、街角の樹木に光るイルミネーション
この位の灯りが心地いい
153:イルミネーション
イルミネーション
冬になると思う「…イルミネーション綺麗やなぁ、」
立ち止ほど目を惹かれる。
毎年見るのに なんでだろうか
今年はイルミネーションを見れていない。
「ん"〜!はぁ。疲れた」
窓を見る。
沢山のビルの光が輝いている
もう、見飽きたっての
最後はイルミネーション見たかったな…
※意味わからんくてすんません。
主人公は去年までは冬に開催されるイルミネーションを綺麗と眺めることが出来ました。
でも、今年はある病にかかり病院生活に__的な
イルミネーション
冬の始まりを知らせる駅前のイルミネーションが点灯した。点灯式にはたくさんの人が集まり、役所の人が作ったイルミネーションを笑顔で見つめている。
こんな田舎臭い地元が嫌いだ。
高校を卒業したら都会の大学に進学する。そして、都会の本物のイルミネーションを見るのが夢だ。
その夢がやっと叶った。大通りの街路樹に何万個ものLEDライトが取り付けられ、それが点灯すればきらびやかなイルミネーションとなる。点灯式では芸能人がカウントダウンを行い、テレビで中継されることもある。これが本物のイルミネーションだ。
やっぱり都会はいい。豪華だけれど薄暗さも持ち合わせた大人の街だ。
ずっとこの街で生活していきたい。大学生活も終わりに近づき、そろそろ就活の時期だ。
いったい何社の面接に行っただろうか。みんな同じようなスーツを着て、面接でも同じような受け答えをする。私は誰にも見つけられることなく都会に埋もれていく。
気がつくと地元に帰ってきていた。地元の駅前のイルミネーションの電球の優しい明かりが見えてくると涙が溢れた。
ここは変わらない。
「おかえり。寒かったでしょ。」
玄関を開ければそこには笑顔の母がいる。
ついこの間まであった日常がこんなにも温かいものだったなんて気がつかなかった。また涙が出た。
今は地元が好きだ。
大学を卒業して地元の小さな運送会社の事務をしている。都会ほどの刺激はないが、私の名前を呼び、私に声をかけ、私を認めてくれる仲間や友人、家族がそばにいる。
こんなにも幸せなことはない。
冬になったらみんなで駅前のイルミネーションを見に行きたい。
街路樹を彩るキラキラのイルミネーション。
子供の頃、それはそれは目を輝かせて食い入るように見ていたっけ。
大人になった今思うことは、あー今年もそんな時期かという感想。
キレイとは思うけど、子供の頃みたいな感動は薄れてしまった。
あの頃は寒空の中親を待たせてまでじ〜っと見上げてたのに……。
そう考えたら大人になるって寂しいかもしれない。
けど、大人にしかできないこともある。
さーて、家に帰ってお鍋の準備をしないとね。
子供と夫がお腹をすかせて待ってるもの。
イルミネーション
これまで、たくさんのイルミネーションを
あなたと見てきた
わたしたちが、付き合って数週間の時かな、?
わたしがイルミネーションが好きって、言って…、
それから、わたしをたくさんのイベントに連れて行っては、たくさんのイルミネーションを見せてくれた
イルミネーションは、美しく光っていて
まるで星空を間近で見ているようで…
すごく感動した
でも、それよりも、あなたがわたしのために、
行動してくれることが嬉しかった
あなたがいなくなってからも、わたしはひとりで
あなたと一緒に行ったイルミネーションを訪れていた
それは、あなたと来たときと同じように光輝いていて
とても綺麗だったよ、
でも…、どうして、涙が出てくるの?
前来た時のような心を埋めるような幸福感、満足感は
まったくなかった
理由なんてすぐにわかる
あなたがいたから…、
あなたがいたから、きっとわたしの目に映るイルミネーションは何倍にも綺麗に光り輝いていたんだ
涙で視界が歪んで…、イルミネーションがまったく
見えないなぁ
「イルミネーション」
「はぁ……」
感動は声にならず、ため息として漏れ出た。
何回も見たことのある高校のイルミネーション
でも今年は例年と違った
《街の一角のイルミネーション》
だったのが
《キリストの生誕を祝う光》
になったからだろう
我ながら流されやすい性格だ
それでも、それを後悔したことはない
その度に新しい感性が生まれるから。
どこかのカトリック校生より
イルミネーション
君とみたイルミネーション。
それは、私にとって1番大切な思い出。
気がついたら今年もまたイルミネーション
の季節がやってきた。
また来年も君と見れるといいなぁ。
キラキラと光る。
眩しくも色とりどりの光。
赤。黄色。緑。
何故だか寄って観たくなる。
一夜限りの幻想。
人だかりが出来てる。
人々の心は、光に魅了されてる。
まるで魔法のよう。
一夜限りのイルミネーション。
(イルミネーション)
『イルミネーション』
私は小さい頃からイルミネーションが好きだ。
毎年冬になると家族で見に行く。
私はイルミネーションを見ると冬を感じる。
しかしそれは数年前までのこと……
数年前、私たち家族はバラバラになってしまった。
両親が離婚し、私とお兄ちゃんはそれぞれ違う親戚に引き取られた。
またみんなで楽しく、イルミネーションを見たいよ…
今年も冬がやってきた。
私は一人でイルミネーションを見に来た。
「やっぱりイルミネーションはきれいだな…」
すると後ろから声がした。
「久しぶり」
聞き覚えのある声、好きな声。
後ろにはお兄ちゃんが立っていた。
私は体が動かなかった。
突然のことでびっくりして。
するとお兄ちゃんが寄ってきて、私を抱きしめた。
氷雅
作品34 イルミネーション
お隣さんちは毎年、クリスマス付近になるとイルミネーションの飾り付けをしている。庭の木にも、テラスにも、家本体にも。
とっても綺麗だ。ここらへんに住んでる人達では名物となっている。
そんなお隣さんとは家族ぐるみで仲がいい。親が大学からの親友だからだ。
親がいる。それはつまりは子供がいるということだ。
お隣さんは三人家族で子供が一人いる。僕と同級生の息子だ。こいつがとんだ変わり者で。
特徴としてはメガネをかけて、ようわからん本を持って、部屋には漫画とフィギュアがたくさん。いわばヲタクと言うやつだ。かく言う僕もそうだけど。そのくせして頭がいい。ついでに性格もいい。
そこは僕とは正反対。そういうところを含めて、よくわからんやつだ。
前置きが長くなった。ちょっと僕とこいつについての昔話を聞いてほしい。
四年前のクリスマス三日前。ややこしいな。四年前の十二月二十二日。うん、こっちのほうがしっくりくる。多分だけど。
いいからさっさと続けよう。とにかくその日、僕は好きな人に、クリスマスの日一緒にイルミを見に行こうよと誘った。二人だけでというのも勿論付け足した。要は告白だ。
その人と出会いは席替えで、たまたま隣になった。その人は休み時間のたびに僕に話しかけてくれた。
その人のもう片方の隣の席には、クラス一のイケメンがいるのに!つまりこれは、……そういうことだな!てな感じで好きになった。
そしてあっけなく振られた。恋人がいるからと。相手はあのイケメン野郎で、学校で話しかけるのは恥ずかしいから喋らなかったらしい。
まあ、当然傷つくよな。だから僕は隣の家のあいつに、ゲームしながら愚痴った。
聞いてくれよーあの子僕のこと何とも思ってないってーこんなに頑張って誘ったのにー。という僕に対して、はいはいそうだな可哀想に。くらいしかあいつは言わなかった。
「あーあ。今年もクリぼっちかー。」
「そうだな。」
「一度でいいから好きな人と過ごしてみたいよ……」
「可哀想に。そこ罠仕掛けた。」
「おい!話もちゃんと聞いてくれないくせになんてことすんだよ!」
「ポテチやるから許せ。」
「許す。」
「はい勝ったー。」
「おい!あーくそ!クリスマスも告白もゲームも、全部うまく行かない!もうやだ!」
「そうだな。はい、ポテチ」
「あー。もーやだー。」
「喋りながら食うな。」
「あの公園のイルミ、綺麗って話で有名だから一緒に見に行きたかったのに……」
「……どれもそんな変わらないよ。」
「変わるよ!」
「俺んちよりも?」
「なんて答えづらい問いをするんだ」
「冗談だよ。」
「分かりづれーよ。」
とまあ、ここまでは普通の会話だ。こいつのやばいのはこのあとだよ。
「でもまあ実際、メガネを外すか泣くかすれば、全部同じに見えるけどな。」
「へー。」
「なあ。」
「何?」
「ちゃらけようとしなくていいんだよ。」
「……へ」
「泣いていいんだよ。」
「何言って」
「泣きなよ。」
「いや何が」
「そんな顔してるのに。」
「……」
「今からメガネ外すから、なんも見えないよ。好きにしな。ただし、無理はすんな。」
なんて言ったのですよ!イケメンすぎない!?
哀れんでくれたのか、その年から一緒にクリスマスを過ごすことになったんよ。
というのが昔話です。そしてここからは愚痴です。
そいつ、今年は彼女と一緒にクリスマス過ごすってよ。ふざけんな。
イルミネーション
今メレメレはロイド・フォージャーとかいうくそイケメンとイルミネーションを見ている。
「ロイド…イルミネーション、綺麗だね。」
本当はロイドの目を見て言いたかったけど、メレメレはシャイガールだからそんな高度なことできなかった…
そしたらロイドが「メレメレのほうが綺麗だよ」なんて言ってくれたような気がしてもう照れてしまった!
メレメレは勇気を出して手に収まるサイズのきゃわロイドを抱きしめた…
ロイドは、苦しいよ…とか言いつつメレメレを抱きしめ返してくれたような気がした。
星を地に這いつくばらせたみたいだと笑う瞳に輝く白光
題-イルミネーション