『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
電車から降りたらイルミネーションが
点滅していた。
とても綺麗で、色んな記憶が湧き上がってくる。
懐かしい記憶も、新しい記憶も。
少しその記憶を詳しく思い出したあと
自分は柔らかい笑みを零した。
イルミネーションはあの人とみたいな
私の特別な人と一緒に見に行きたい
でも誘う勇気なんてない。
イルミネーション
夜の街に輝く無数の光
色んな色があって、
僕たちを楽しませてくれる。
もしも、この光が、僕たちのこころ、一つ一つだとしたら、いろんな感情がここに集って、
『イルミネーション』という、
一つの世界を創っているんだろうなって、思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー❤︎500を突破しました。止まりながらも、お話を書き続けて良かったと感じております。本当にありがとうございます。これからも、更新が止まることは、あるかもしれませんが、できる限り、書き続け、更新していきますので、よろしくお願いいたします。
それはまるで晴れ間に見える虹のように
多くの人を魅了し、瞳を奪う
忙しなく早歩きをするあの人も、思わず足を止め
みな一様に携帯電話を手にとり、空を見上げる
そう、今だけはそうやって夢中でいて
あなた達を横目に通り過ぎる
私の濡れる頬に気付かないほどに
『イルミネーション』
「綺麗だね〜」
「そうだね。」
「あ、あれ学生さんたちかな?
……ふふ、初々しくて可愛いね〜」
「ほんとだ。
…………ほんとに、綺麗。」
私たちは仕事帰り、駅前のイルミネーションを見ていた。
今年はいつもより少し早くライトアップされたと言うのに、イルミネーションを見に来ている人は意外と多かった。
にしても、この辺りで1番のイルミネーションと言われるだけあり、迫力がある。
徹夜続きで私たちは目の下には隈があり、髪の毛もボサボサ、肌も少し荒れてしまい、私たちはくすんでいた。
目の前に広がる人工の光とは正反対だった。
けれども、その人工の光に圧倒され、私はボーっと眺めていた。
「ふふ、レイちゃん、ほんと綺麗なもの好きだよね。」
「そう?」
まぁ、嫌いではない。
というか、好きだ。
私は図星を突かれ、そんなにわかりやすかったか。
と、少し焦った。
「うん。
…………そういえば、去年、私ここでフられたんだァ。」
「……前の彼氏さん?」
「うん。
頑張ってたのに。」
彼女は下を向いてしまった。
せっかく目の前には壮大なイルミネーション。
上を見たらポツポツと光っている綺麗な小さな星たち。
私は勿体ないと思い、彼女の手を握り、言った。
「今はひとりじゃないよ?
私がいる。」
「……!うん!そうだよね!」
彼女はパッと花が咲くように笑顔になった。
「よーし、明日も頑張るぞ!」
「そうだね。
ねぇ、よかったら今日泊まってく?」
「え、いいの?
なら帰りに焼肉買おー!あと、お酒!」
「ふふ、飲みすぎないでよ?
ミナ、直ぐにつぶれるんだから。」
「1杯だけだって〜」
私たちはお互いの顔を見合い、笑った。
その日のイルミネーションは今まで見た中で1番輝いて見えた。
けれども、私達も負けていない。
私たちは私たちなりに光っている。
私たちはお互いの冷たい手を温め合いながら近所のスーパーへ向かった。
イルミネーションよりも
貴方の方に目がいってしまうの
光が夜を照らすように
貴方はいつも輝いている
貴方の笑顔があれば、私の世界は
滅ばないことを貴方はちゃんと
解っていますか_
『イルミネーション』
イルミネーションがみたい、と
白い息をはきながら
私は、あなたにせがんだけれど
あなたの瞳をみつめれば
まわりの景色は
もう
どうでもよくなって
ふたりきりの
時間に寄り添う
静かに笑いあって
夜空を見上げて
貴方と初めて行ったイルミネーション
その日は…
何よりも忘れられない日になりました。
『イルミネーション』
もうすぐクリスマスが近づくというこの時期は、街の灯りがきらきらと輝いている。
目の保養として通る者の癒しにもなるイルミネーションは、毎年変えて飾りつける店もあれば、昔から変わらずに決まったイルミネーションを光らせる店もあって、個々の個性が如実に出る。
夜もとっぷりと暮れた街をぶらぶらと歩く私にとって、このイルミネーションを眺めるのは毎年の楽しみのひとつ。
この光だけは、毎年変わらない。
きっとこれから先も、私がおばあちゃんになったとしても、変わらずきらきらと輝いて街の人の心を照らす光になるのだろう。
ふと、空を見上げる
そこには輝く光があった
貴方とこれを眺められたら。
あなたと手を繋ぎながら
この光の間を歩けたら。
どれだけ綺麗なのでしょうか。
そう思いながら私は貴方にLINEを送る
「イルミ、一緒に見に行きませんか?」と
クリスマスはまるで
恋人たちに用意された日ね
今夜は街じゅうで
幸せで溢れているわ
夜は恋人たちのために
白い雪が 街を白く染める
ノエルの夜 あなたとデート
二人のいる街に 白い雪が降る
クリスマスはまるで
恋人たちに用意された日ね
愛し合う恋人たちが
幸せを満喫しているわ
今夜は恋人たちのために
イルミネーションが 煌めいてる
ノエルの夜 あなたの隣で
二人分の幸せを 感じているわ
ノエルの夜 あなたとデート
二人のいる街に 白い雪が降る
#イルミネーション
イルミネーション
イルミネーションか似合う季節になってきた。
もうクリスマス。
楽しいときだけど、
あっという間に終わってしまう。
でも、この時を楽しもう。
今を充実して過ごす。
これが一番だ。
例えば 深海の暗闇で 例えば 宇宙の漆黒で
あなたが佇んでいたとしよう
真っ暗な世界に ポツンと一人
そんな場所でただ明かりを灯したところで
何の面白味もありはしない
どうせなら こうしよう
色とりどりのライトを並べ いろんな物を作ってみよう
お花に動物 果ては建物さえも
ただの光には出来っこない芸術
それこそ イルミネーションの真骨頂
イルミネーションなんてきらい
キラキラしやがって
幸せの象徴、リア充御用達、インスタ映え
そのキラキラがくすんだわたしのこころをより際立たせる気がして
でももし君がさ、
あの告白にオッケーしてくれたら
世界は一転してわたしもキラキラの一部になる
きっと視界は一変する
きっとオッケー出してね!
イルミネーション
私は目が悪い。だから、メガネを外したら毎日イルミネーションが見られる。
「もうすぐクリスマスだし、イルミネーション見に行かない?」
友達との帰り道、唐突に言われた。
「いいけど…彼氏とかいないの?」
「いない。いないからあんたに言ってるの」
不貞腐れたように頬をふくらませ、彼女は続ける。
「はいはい、ごめん。じゃあクリスマスとかに行くか〜…」
「そーだね。またね〜。」
そんな話をして、私達は別れた。
クリスマス当日、友達とイルミネーションを見に行った。
「女二人だけど、綺麗だね。」
「一言余計だけど、まあそうだよね、ほんと綺麗。」
白い息を吐き、イルミネーションを見やる。
数時間ほど見て、帰ることにした。
「今日はありがとね。来年こそは2人共彼氏作ってダブルデートで来ようよ」
「うん、もちろん。」
約束しあって、私達は笑いながら別れた。
イルミネーション
お題 イルミネーション
寒い街に輝くイルミネーションが
今はとても切なくて
あの日あなたを追いかけていたら
今頃二人で笑いあってたのかな
なんでかな遠い昔のことなのに
少し傾いた横顔が今でも目に浮かぶ
君は
僕の
愛を
知る
由も
なく
でも
僕は
君ニ
愛ヲ
贈ル
寒空の下
キラキラ輝く。
あちこちから聞こえる
歓声に
耳を塞ぎたくなる。
あぁ…
彼とこの景色を見れたらな…。
ねぇ、
私の心も
輝かせてよ…。
『イルミネーション』
貴方と一緒に観たイルミネーションは一生忘れないだろう
そして、来年も貴方と一緒にこの場所でイルミネーションを観れる事を願っています。
来年もまたこの場所で会いましょう
その時までさよなら