『ゆずの香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
つんとした香りが
ふっと鼻に入る
ふと空を見上げると
もう太陽は沈んでいた
近くのテーブルに置いてある
ゆずを手に持った
君の顔を思い出しながら
それをお風呂に投げ入れた
お題『ゆずの香り』
貴方は、覚えていてくれたよね。
私がゆずを好きだってこと。
私の誕生日の日、沢山のゆずを送ってきてくれて、その日ゆず風呂を堪能したのを覚えてるよ。
ゆずの香りが、貴方のことを思い出させてくれる。
貴方が、私のことを覚えていてくれたように、私はあなたのことを思ってる。
まま、なんできょうゆずのおふろ入るの?
今日はね、冬至なの。冬至は運が向いてくる大事な日って言われていてね、体を清めるって意味でゆずのお風呂に入るんだってさ
ほぇ〜よくわかんないや、
ゆずの香りはね、リラックスできるのよ。いい匂いでしょ?
うん!いい匂い!
さぁ、10数えて、お風呂出るよ
うん!
ゆずの香り ここたん
今日は冬至
古くからある習慣
ゆず湯に入り
身を清め邪気を払う
江戸時代に始まった
風習は現代にも
色濃く残る
ゆずの香りに包まれ
やがて来る春を
健康で迎えよう
『ゆずの香り』
湯船に浮かんだゆずを見て
何の気なしに両手で潰す
見た目ばかりが立派になって
中身はまるで未熟者
ゆずの香りが纒わり付いて
鼻腔の奥を突っついた
【147,お題:ゆずの香り】
冬の化身のような人だった。
新入社員なんて珍しい時期の12月に彼は現れた
香水を付けているのか、ゆずの香りがする好青年
フランス人だという母の影響で、金色がかった白髪の彼は
日差しに反射し、雪の結晶のようにきらめいて美しかった
「こんにちは、なにか分からない事があったらいつでも聞いて」
「......ありがとうございます」
ふっと、柔らかな新雪のように微笑んだ彼は
――その数週間後、唐突に姿を消した。
「皆、知っていると思うが......いや、...やっぱり気にしないでくれ」
「課長?」
「いい、気にするな。...本当に。......すまない、皆仕事に戻ってくれ」
どことなく歯切れ悪くそう言って、気まずそうに持ち場に戻っていく
不思議なことに、その次の日から彼について言及するものは居なくなった
「お疲れ様です、お先に上がります」
「は~いお疲れー」
冬の街を1人で歩く、空から舞い降りる白い粒に足を止めた
初雪かぁ、と呟いて空を見上げる
さっき買った缶のコーンスープで指先を温めながら、クリスマスはどう過ごそうかと思いを巡らせた
実家に帰るか...、妹はペットと一緒に行ける旅行に行くらしいが、私はこれといって予定はない
「...あ、ゆず...」
ふと見たお店のショーウィンドウ、ファッション系のお店だろうか?
ゆずの香りの香水が、照明にキラキラと反射している
「......」
彼の横顔がちらつく、香水の値段は30mlで5000円ほど
少し高いが......ちょっと早めのクリスマスプレゼントということにしよう
店内に入ると、クリスマスの飾りつけがところ狭しと並んでいる
香水を選んでレジに持っていく、その時
「...っ!」
思わずパッと振り返った、今のゆずの香り、彼が付けていたものと同じものだろう
視線の先には、今まさに店を出ようとしている人の姿
「ぁ...あのっ!すみません!」
ゆらり、その人物が振り返る
どうやら、私のクリスマスは少し早めに来たようだ。
今日思ったことは、人間の奴隷制…事故家畜化も含む…について考えている
現代人は同所属の他人に奉仕することにより社会の役に立ち無害な社会人としての道を選んでいる
それは例えば、見えないほど高い主人に仕える様なものであり、本質的には道具であって主人を選ばないような形にほとんど近しい程に、労働を疑わず選ばず、無条件に労働することを善だと信じてやまない種族なのである(*日本人の場合)
それからして、他人が働かされることに関心がなく、無関心でさえあり、虐げられていると形容可能な程に酷使されるのに無感動なのは、それかま当たり前であり悪なのではないと、自分にとって無害なのならば無視するからなのである
要するには、奴隷とは、孤立無援で、虐げられていても生きていく…社会に受け入れられたいから半ば自らそれらんでいる側面がある…からこそ、奴隷として尊厳を貶められていてもそれを潜在的な恐怖制度とも思わずに、奴隷の存在を許容可能なのである
要するには、全ては、奴隷とは虐げられていても保護する必要のない、保護されるべき同族では無い、無関係の中立的な存在にしか過ぎないので、虫が殺されていても醜悪さに嘔吐感を感じても虫の境遇や死そのものには大した興味のないことと同じことなのである
実は私めっちゃお風呂好きなんです!5時間とか普通に入れるし最低一時間は入らないと気が済まない!くらい大好きでして温泉にはこだわりがありまして自然が見れて、綺麗でいい景色のところじゃないと嫌でして。あとお風呂から出たら本とか読めたら最高だと思いませんか!?私読書大好きなんです!(๑♡∀♡๑)朝風呂とかもいいですよねぇ!お風呂は心も体も癒してくれる唯一無二の存在!
ゆずの香り
家に帰ってくるとゆずのいい香りがした。
ーあぁ、今日は冬至か。
忙しすぎて、年中行事をする気も起きなかった。
バタバタと駆けてくる足音。漂ってくる夕飯の匂い。
「おかえりなさい。今日は遅かったね。ご飯できてるよ!あっお風呂が先の方がいい?ね!今日は冬至だからあずきかぼちゃ作ったの!それからお風呂はゆずのお風呂になっているから」
君がいて、こんな会話ができる、この日常が愛おしい。
「ただいま」
さっきまでの疲れも吹き飛んで、君のいるこの日常に、ただいまを伝える。
前回の日常の続編です。(みけねこ)
ゆずの香りを嗅ぐたびに、あの日のことを思い出してしまいそう。それは、高校1年生の時のこと。環境が変わって、友達が増えて、放課後に寄り道をしたり、片想いを楽しんだり、時には傷ついて涙を流したり…辛いこともあったけど、その度に何度も立ち上がった。前に進んだ。あの自分はゆずの花に少し似ている。
ゆずの香り
去年から、1人分の靴が増えた。
家に帰っても、暗いままの部屋。
冬は冷たく、寒くて。
買って、一度も使ってなかったまな板
でも、今は違う。
暖かい明かりの灯った部屋。
冬でも、あたたかくて。
いつも、おかえり
そういって迎えてくれる君
俺の世界にまた、君という色が増えた。
今まで、ゆず湯とかしょうぶ湯とか
一人じゃ絶対せんかったのに
君が来てから、そんな小さいことだって
いつしか大きなことにかわっていく。
君と風呂に入るのだって、恥ずかしくて出来ないけど。
この日は、特別。
ゆずの香りが、浴室に入った瞬間、
俺を包む。
幸せの香り。
「…ふふ、だいすきやで、、
これからはさ、毎日、一緒に入ろな、」
恥ずかしくて出来なかったことも。
君のためならなんだって出来るよ
君が受け止めてくれるなら
もっと早くいっても良かったかな。
ゆずの香りが、この想い出を
俺に思い出させる。
冬至?が今日?かな?自分の家も、お風呂にゆずいれるので、
なんか下手な話ですけど、こんな話書いてみました~笑
駄作なんですけど見てくれたら嬉しいです!
昨日の分、新しく追加したので是非昨日のも呼んでくださると嬉しいです!
手ぶくろはめて、指ふにゃふにゃ、ってきみがわらって、たしかにお腹のなかがグラタンみたいなぬくもりでいっぱいになった、それくらいしあわせだった
大分類:好き
中分類:幸福感・あたたかさ
小分類:特別感・季節・美味
脳の中の引き出しは
きっとざっくり分類されていて
「この香り、何だっけ?」の問いに
急いで答えを探しに行く
小さな引き出しにたどり着く前に
好きで幸せな気持ちが先によみがえる
大好きな いい匂い
「ゆずの香り」
#280
ゆずの香り
ゆず湯好き
しかし今年はゆず無し
入浴剤で我慢です
そんな冬至の今日
「ん」のつく食べ物がいいらしい
いまさらそんなこと言われても
いやしかし
ラーメン食べたわ
街と言っても、最近は過疎化が進んできて、昔の田舎な風貌が蘇ってきた商店街を歩けば、未だに残る猛暑の余韻が自分を包む。8月の終わりはもう直ぐで、近々祭りや花火大会があるようだ。街の掲示板にはそのポスターが数多く貼られていて、子供たちが燥いでいるのをよく目にする。
今日、外出した理由は一つで、私の大好きなお店の
『陽町店』の商品の替わる日でもあり、セールがある日だからだ。陽町店は、主に雑貨などを販売しており、その他にも週替わりで、様々な種類の駄菓子や、果物、野菜も登場するこの商店街一番の老舗の人気店だ。少し坂になった道を歩く。8月と言えど真夏なのには変わりなく、直ぐに汗をかいてしまうため、中々に大変だ。それでも、頑張るのだ。
すると、ふと何かの香りがした。ああ、柚か。どうりで爽やかな匂いなのか。そんな納得をする。柚の香りは不思議な程に私の心を落ち着かせた。何かの魔法みたいに。近くを見渡すと高幌さんの家の庭に柚ができていた。それでもまだ熟してはいないようだった。暫く何かに取り憑かれたように眺めていたが、いけないと思い、又もや歩を進めた。
後々調べてみると、
ゆずの香りにはリフレッシュ効果や、集中力向上、リラックス効果などがあるらしい。どうりで謎のやる気が出た訳か。いや、それだけではないのかも。
もっと何か、不思議な力があるのかもしれない。
#ゆずの香り
今日はゆずのかおりの入浴剤を入れた
シュワー。
お風呂が
薄い黄色に染まる
私はその湯につかった
鼻から匂いが伝わってくる
ふんわりとした
甘い匂いは僕の心を癒やしてくれた
体全身にゆずが溶け込んだ
体ぽかぽか
いい湯だな
風呂上がり
体や心
ゆず染まる
《ゆずの香り》
あたしはこの香りが好きだ。
小さい頃、両親に連れられてスケートリンクに行ったことがある。
初めてで、上手く滑れなかった。
結局、滑るよりも歩く方が上達してスケートリンク上で走って遊んだ。
二、三時間経って寒さと疲れを覚えたあたしは、スケートリンクからでて近くのベンチに座った。
そんなあたしを見た両親が、買ってくれたのだ。
温かくて、ほんの少しゆずが苦くて、はちみつの甘さが沁みたのを覚えている。
だからか、大人になった今でも冬の時期はこれを飲むのだ。
思い出を懐かしむように、また行きたいなと思いながら。
大人になったからか、苦みはあまり感じなくて甘みだけが広がった。けれど、後味はさっぱりしていた。
「さみー!」と言いながら
いつも通り会社から帰宅し、
風呂をため湯に浸かる。
ほんのりゆずの香りが広がる空間で
「ぅあー…」などと声を漏らす毎日が
なんだかんだ幸せだったりする。
#ゆずの香り
テーマ:ゆずの香り #402
ゆずの香りがお風呂場に香る。
小さい頃はお父さんと妹と一緒に
お風呂にプカプカ浮かぶゆずを
クルクル回して遊んでいたっけ?
なんだか懐かしくなって
湯船に浮かぶゆずを突く。
いい匂いとともにくるっと回る。
小さくて可愛いゆずは
冬至にぴったりだ。
柚子の香り
ずっとこの香りが続けば
穏やかだったのかな?
わからない
そんな視界を遮る遠い記憶
いつかは壊れるものょ
バニラもラベンダーもレモン
日替わりで変えたとしても
上乗せされた香りに
浮いていたのかも
突然変わるどころか
歪む香りに慣れる私が居る
今日は違う所から
明日は他の香り選んでるかも