『やるせない気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やるせない気持ち
どうしたら…なんて考えてみても、判らない…
この、モヤモヤした、この気持ち…自分でも、何なのか、どうして..そうなのかも、判らない…掴みどころが無くて、急に心が不安で満ちてしまう…
この、同仕様も無い、曖昧模糊な、この感覚とこの気持ち…いつか、晴れる日が…
やるせない気持ちになった時。
結局、顔の良さと要領の良さに負けたとき。
聞き役に回ったら、自慢話を延々と聞くことになったとき。
飲み会で専業主婦の同級生に仕事の話をしたら
「社畜じゃん」って小馬鹿にされたとき。
優しくしてたら、後輩にナメられてマウント取られたとき。
社内コンペが八百長で当て馬確定なのにやらされたとき。
冗談が冗談じゃないとき。
センスないねってセンスない人に言われたとき。
走ってるときイヤホンが片耳だけ外れて、着けてを繰り返し最終的に外したとき。
忖度しなければならない場面でギリギリアウトなセクハラ、モラハラ発言を受け、冗談で返すもやり場のない怒りを心に溜め込んだとき。
男尊女卑を未だに感じたとき。
昔の嫌な記憶を思い出して、忘れようとするも逆に思い出されて憂鬱になったとき。
とてもとても価値観の合わない人と表面上だけでも接しなければならないとき。
やるせない気持ち
いつの間にか足に青タンができている。
お風呂に入るとき、はじめて気付いた。
青タンの部分は確実に腫れていて
軽く押してみると痛かった。
足をぶつけたことに、痛かったことに
青タンができてはじめて気付く。
こうして痛みを与え変色することで
ぶつけたことをやっと実感する。
痛みを感じないと、目に見えないと
人は気をつけないのだ。
仕方ないのかな。
窓から空を見上げながらふと、どれだけボクが彼のことを好きになっても、絶対に結ばれることはないんだなと気づいてしまった。
彼のことが好きだ。とても、とても。
でも、彼はきっと人間じゃなくて、そもそも敵で、だから絶対に結ばれることはなくて。
分かっていたことだ。分かっていたはずだった。
なのに、今とてつもなく悲しくて、苦しくて、やるせない気持ちで。
頭の中で想像してることと現実ってやっぱり違うんだな……なんて考えたしまった。
これも妄想だと気づいたのはそこから数分後だった。
やるせない気持ち
その光景を前に、ただ立ち尽くすしかなかった
何かすればよかっただろうか
何かできることがあっただろうか
考えれば考えるほど
無力な自分を、思い知った
過ぎた時間を戻すことはできない
後悔しても意味がないことはわかっている
それでも
繰り返し、繰り返し考えてしまう
この気持ちはなんだろう
この気持ち、どうすればいいのだろう
作品No.146【2024/08/24 テーマ:やるせない気持ち】
動けばいい
この思いを晴らすなら
でも
動けないな
動きたくないな
愛が返ってこなかった、たったそれだけ。
愛した分、それが返ってくるなんて、そんな稀なこと、私が体験出来るわけない、なんて。
この気持ち、どこに隠しておけばいいのかな?
知らず知らずに、涙が溢れた
やるせない気持ち
幼い子が亡くなったニュースを見る度に
胸が締め付けられやるせない気持ちになる
車の前方が押しつぶされているのをテレビで見た時
痛かっただろうな、
いや、痛みが来る前に逝ってしまっただろうか
なんて考えてたらいつの間にか涙が流れて、、
これからまだまだ未来があったはずなのに
まだまだ知りたいこともたくさんあったはずなのに
『やるせない気持ち』
遣る瀬無い__どうすることもできない気持ち、とでも言えばいいのだろう。人はどうしても複雑な感情を持ってしまう。二本足で立ち、火や言語を操り、多くの人との関わりを通してきた私たちには、避けては通れない道だ。
ここからは私の経験になってしまうのだが、私はあまりやるせない気持ちを抱いたことはない。大勢と関わる機会が多くなかったのもそうだろうが、無理やり別の名前をつけて棚にしまいこんでいたのだ。きっとどこかでそんな気持ちを持ったことはあるのだろうが、既に違う名前がついているせいで、それが本当にやるせない気持ちだったのかが、いまいちわからない。それに、棚に詰めておくと、その気持ちがどんどん美化されていく。ほとんど、もう原型をとどめていない。
そんな私が持っている、今のやるせない気持ち。これだけは、今も本当にどうしようもない。現在進行形で、どんどん為す術がなくなっている。もちろん今までのように、ヘンテコな名前をつけて棚にしまいたいのだが、この感覚だけは、名前をつけられなかった。棚にしまえるようなものでもなかった。今ここで書き記すことで、面白おかしく美化をして、いつも通り棚にしまっておこうと思う。
それは全く、日常の一コマだった。席替えがあって、全く知らない人と隣になった。彼は、私から見ればこれという印象はなく、ただいつも教室の真ん中で、色んな人に囲まれて笑っている人だった。この人に関わってはいけないと感じていた。けれど、隣の席になってしまったら、ある程度の会話は必須だ。これからの日々を憂鬱に思った。
彼は気さくに私に話しかけてくれた。次の問題の答えは何?って聞いてくるけれど、私の頭ではわからなかったから、わからないよと返す。すると、お前は馬鹿だなと煽られる。あなたも同じじゃないかと言うと、俺は違う云々言っている。やかましいけど、悪い気はしなかった。
冬が近づいた頃。皆の背中が黒くなり、首元に彩りが加えられた季節。あれから何度か席替えをしたけれど、彼との関係は未だに続いている。彼と話すのは基本放課後に限る。なぜかというと、昼間は彼の周りに人が多すぎるから。ただ、そのおかげで私も何人か話せる友人が増えた。それには感謝だが、昼間はいつも通り笑っている彼を見て、私もああなれたらなと羨む毎日が続いていた。
放課後、生徒会役員の友人がいたために、生徒会室で勉強をしようという話になり、私もついていった。小さな生徒会室だが、五人程度ならば余裕だった。生徒会の友人はどこからか早押しボタンを取り出し、「次の文化祭に使えるかチェックしなきゃいけないんだ」とすぐそこで確認をしていた。そこで手を伸ばしたのは彼だった。素早くボタンを押し、適当なことを言った。生徒会の友人はブブーという音を鳴らした。思わず笑った。
「ていうか、手伝ってくれない?音源も作ってあるからさ」
それからは、イントロクイズを楽しんだ。私はそういうのに疎いので、私と同じように全く答えられていない人に「全然わかんないねえ」と苦笑しあった。例の彼は何問も当てていた。勉強なんてそっちのけだった。けれど、それが楽しかった。
もっと冬が深くなった頃の話になる。それが高校二年生だったので、もう受験がどうこううるさくなる季節だった。私は受験生の自覚も何もないくせに、皆に置いていかれる恐怖心から必死に勉強をするようになった。……必死ではなかったかもしれない。いつもより勉強しなきゃと考えていただけだ。その時も、なぜか彼は隣にいた。自習室で十九時まで勉強をし、彼と一緒に駅まで歩くのが日課になっていた。その間の会話は覚えていないけど、きっとどうでもいい話しかしていなかった。
その辺りで、私は初めて立ち止まった。私きっと、彼のことが好きだ。いや、好きって言われたら癪に障るし嫌だけど、私は多分好きかもしれない。好きというより、隣にいたい?……いや、もっと気持ち悪い。こんな恋実らない方が幸せだろう。こんな人が好き?阿呆か、私。
こんなに彼を拒んだのにもちゃんと理由がある。私は、彼に好きな人がいるのを知っていた。それが誰かも知っていた。彼はもうその人のことは好きではないと話していたけれど、話を聞くと、多分そうでもない。私の恋が実るはずがないのだ。なのに、自習室を出る前、「マフラーの巻き方ってよくわかんないよね」と話をすると、「俺この前教えてもらった」と、私にマフラーを巻いてくれた。結局失敗していたけれど。加えて、気分転換にお店で勉強しようという話になって、まあ結局集中なんてできず、ぺらぺらとたくさん話をした。それで、「全然勉強できてない」と後悔を零すと、「どんまい」と頭を撫でられた。__こんなので彼を好きになる私が悪いよね。いや、知ってたけど。
だから、彼との関係は絶った方が__絶たないにしても、極力関わらない方が良いと思って、放課後は教室で慎ましく勉強するようになった。さすがにもう教室でふざける彼らがいなかったからだ。すると、彼は「お前最近ここにいんの」と言って、私の前の席に座って、当たり前のように勉強を始めたのだった。結局、私って彼に利用されているだけなんだろうと思った。嫌いになりたい、関係を絶ちたい、けれど、ずっと隣にいたい。その感情がグチャグチャになっていた。嬉しいような、寂しいような。幸せなんだけど、不幸のどん底にいるような。
でも結局、幸せそうに笑ってる私がいる。
お洒落な名前をつけるなら、『悲恋』だろう。けれど、この恋は悲しくなんてなかった。どうせまた、彼は隣で笑っているだろうと思ったから。『男女の友情』__なんだかそれもしっくり来ない。友情とかっていうより、仲間なんて言葉の方が似合うような気がする。結局、名前は見つからない。
きっと人は、私と同じように、出来事や感情に名前をつけて棚にしまっているけれど、やるせない気持ちが現れたとき、それに合う名前がないからとりあえず『やるせない気持ち』という名前をつけて置いておく。だからスッキリした気分にならない。高度な知能を持ってしまった私たちの運命だから、それを受け入れて、この気持ちの行き場を作っておいてあげるのが一番良い。しかし、なぜか私たちはこの気持ちを酸化させたくないと考える。ずっとそのままでいてほしいと願う。おそらく理由は、人間が不完全であるからだと思うが、感情の整理くらいはできた方が良い。やるせない気持ちというのは、人が人でいられるための、不完全でいるという神の前にひれ伏す私たちの運命を受け入れるための、一番大切な感情なのだ。
やるせない気持ち
自分を守る為にしたことだったはずなのに、
今になって、自分の首を絞めてる
あの時、どうすればよかったのかな
そんなこと今考えてもしょうがないけどね
【やるせない気持ち】
その人のことを思い優しくした
しかし感謝されなかった
自分の思いの量
マイナス
相手の反応
イコール
やるせない気持ち
自分の気持ちが無駄になるから辛いのかな
なら
自分の気持ちを減らしてみたらどうだろう
自分の思いの量>相手の反応
↓
自分の思いの量≦相手の反応
手を抜いているわけではない、差分が大きくて辛いから
相手に合わせているだけ
むしろ相手を気遣ってすらいる
そう思えたら、少しは楽になるのではなだろうか
やるせない気持ち
推しの熱愛が出た
ネットでは荒れている
自分は応援したいけど、
この現実からは逃れられない
いつも通り起きて朝食を作る。
いつも通り「洗濯物かけておいて」と声を掛けて出勤する。
いつも通り仕事に集中する。
今日はなんだか少し集中力が無いみたい。
いつも通りスーパーに寄って夕飯の食材を見る。
貴方の好きな魚が安い。
今日の夕飯は焼き魚定食なんかもいいな。
いつも通り帰宅する
あれ、いつもなら洗濯物がかけてあるのに。
今日は洗濯機に入れっぱなし。
電気もついてないなんて。
いつもとは違って私が電気をつける。
"1人分"の朝食がテーブルに置きっぱなし。
食べないなら食べないで片付けてくれて良かったのに。
そっか。食べない訳ではなくて食べられないのか。
・4『やるせない気持ち』
木曜日。
働かなければ、でも働けない
就職活動なんてできそうにない。
今は休まなければ。
もうこれ以上身動きがとれないのではないかという不安に駆られた。
近所でアルバイトでもはじめようかと考えていると
ベランダにインコらしき鳥がとまっている。
そっと窓を開けるとインコは部屋の中に入ってきた。
【続く】
お題<やるせない気持ち>
「お前には何もできやしない」
毎日が辛く感じる日々
悔しい。辛い。悲しい。頭にくる。
見返してやろうと思うのに行動できない。自分にはできないのかもしれないと心が弱りきっているからだ。
そんな事を思うと情けないヤツだなって自分自身に憤りを感じる。やるせない気持ちだけが募って平然と明日を迎えるからだ。
昨日、急な強い雨
急いで家中の窓を閉めて回ったら、
床が濡れていたのに気付かず
足を滑らせ壁に思いっきりぶつけてしまった
痛くて歩けない
今朝、病院へ
何年ぶりかのレントゲン
やっぱり骨折
数歩だけでも負担がかかってしまう
健康って大切
身に沁みてそう思う
日頃は私の末っ子みたいなワンコだけど、家族に面倒をみてもらう
一緒に散歩に行けなくてごめんね
いつも通りゴロ寝してる姿
いたたまれない
どんな気持ち?
なんて…実はいつもより楽しんでいたりして
やるせない気持ちわからないから。
やるせなくないから。
やるせなくなることないから。
やるせなくなったら。
やるせないことわかったら。
「やるせない気持ち」が書ける。
「やるせない気持ち」
やるせない気持ち。
何をしても最近うまくいかない。
なんで。どうして。と思い、自分に腹が立つ。
とりあえず、落ち着くためにコーヒーを私は飲んだ。
私が1番楽しかったのは中学生の時。
仲良かった友達とずっと一緒にいれたから。
その友達と高校で離れた。一緒の高校ではあるけど、専攻が違うから、それから離れてった。
一緒にいる友達のグループも違って話すのも億劫になった。その友達はキラキラグループで話してたから、劣等感みたいなのがまとわりついた。いや、私が臆病になっただけ。
中学の時はテストの点とか競ってたけど高校は専攻違う。だからテストの内容も違う。元々好きになるものは被らなかったからきっかけもない。同じ部活、競い合いが無くなったら繋がりは簡単になくなった。
それからは別の友達と話しててもなんか足りなくて楽しくないし。高校でもある程度他の友達作って遊んだけど縁が希薄になったり、家で離婚再婚どうのこうのってゴタゴタしたり、大学行けるか金あるかって進路のこと考えたり、好きな人と友達が付き合ってうんぬんかんぬんって、もうなんか面倒になった。で、どうでも良くなった。
高校は嫌い、家は大嫌いになった。毎日なぁなぁに過ごした。それでもその友達は楽しそうに青春してた。けど話しかけるのができなかった。他のことはどうでもよかったのに、どうしてもそれだけ気になった。
で、卒業。
連絡先は持ってる。
けど話しかけられない。
なんでかな、アイツが彼氏作ったからかな。
廊下でイチャイチャ見るの嫌だったな。
今更なんて話しかければいいんだろ。
あーあ。
やるせない気持ち
私は、あなたに憧れていたんだと思う。
あなたの言う
「いいんじゃない?」に
あなたの言う
「君はどうしたいの?」に
あなたの言う
「そんなことを言ったら、君のことを好きな人が悲しむよ」に
ずっと、ずっと居場所を感じて生きてきたのだと思う。
苦しくて、切なくて、
でも嬉しくてたまらなくて、安心して、
気づけば弱みを見せてしまうあなたのことを
私は心から好きだと確信していたのだと思う。
否定もせず、遠ざかりもしない。
けれどそこには、簡単には越えられない透明な壁がある気がいつもしていた。
その壁を越えたくて、もしかして私なら越えさせてもらえるんじゃないか。そんな気がして。
追いかけて追いかけて、
近づきすぎて、追い越して、
振り返った時突然小さく見えたあなたに
私はひどく驚いたの。