『やるせない気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
別に自分のものになって
欲しいわけじゃなかったのに
私以上に彼のために
努力してる人を見ると
すっごい悔しい
私どうしたいんだろ
女性は一ヶ月の間に4回性格が変わるという
そんな訳で今日の私はやるせない気持ちでいっぱいだ
何を考えても
気持ちをポジティブに出来ず
気づけば涙が溢れてくる
そんな今日の夜なのだ
こんな夜は
早く寝るのがいいのだが
目を瞑れば
未来や過去を見始めて
また自分で自分を苦しめてしまうのだな
一人でも大丈夫だと
そう何度も言い聞かせてきたけれど
こんな夜は弱くなる
こんな夜だかこそ
側に来てありのままの私を
抱きしめて受け入れ愛して欲しいのだと
気づいてしまった
私自身へと他の誰かに
こんな自分がなんともやるせないけれど、
感情を表現する事が大事だと
妹に言われたっけな。
想像の中では
いつも上手くいく
でも現実では
失敗ばかり
「そうやってまた溜め込んで」って
僕を受け入れてくれる場所に。
いつか遠い話かな。
「やるせない気持ち」
晴らしどころのない悲しみ、それはいくつも思い浮かぶ。
マイナスな感情、思考は溜め込むことが第一だと思っている。
吐き出せ、溜め込むのは良くない、話くらい聞く、とはよく聞く言葉だ。自分なんかのことを見て感情の変化を感じとってくれる優しさと思いやりの心をひしひしと感じる。
だが、そんな事は言われても困る。
誰に言ったところで自分が折り合いをつけるか、諦めて受け入れるか以外で解決した試しがない。
同調されても、否定されても、解決案を出されても、自分は心の奥底から拒絶する。
何が分かると言うんだ、全く同じ立場になることは無いのに何を言えるんだ。
相手の好意を踏みにじっている、そう理解はする。
だが、やるせない気持ちを抱いている自分は、他をどうしても受け入れることが出来ない。そう毎回感じ、さらにマイナスな考えの深みに嵌っていく。
思い通りにならない時
気持ちを上手く伝えられない時
「なんだかなぁ、もう!」
と、吐き出してやり直す
毎日がそんな感じ
100%素晴らしく生きやすい日
なんて滅多にない
後悔ばかり
そして、自己嫌悪
そんな毎日に
ため息ばっか出る
『いつかいい事あるよ』
『神様が見てくれてる』
『みんな、平等なんだから』
信じて
信じて
信じて
今日までやってきた
いつになったら平等になるのかな
----------------------------------------「やるせない気持ち」
今日は誤解を招く発言をしてしまった。
そういった意味ではないと弁解したくても、口を開けば開くほど最悪の事態にしかならない。
やるせない気持ちとは、こういう事をいうのだろう。
お題:やるせない気持ち
「幸福のレシピ」
準備するもの
・音のないテレビ
・夏の終わり
・あいしてるひとの眠る姿
ミーンミンミン、ミーンミンミン
肌に纏わりつく不快な空気と脳に響く蝉の声で目が覚めた。今は何時だろうか、とスマホを確認する。
AM 9:38
天気 晴れ 降水確率30%
気温 32.0℃
「32℃か……、最高気温は36℃……」
はぁ、と溜息が出る。
「今エアコン壊れてるのに」
ボロアパートのエアコンなだけあって大分前から調子が悪かったが、等々先日動かなくなってしまった。この暑さで空調が効かないのはきつい。下手したら熱中症になってしまう、そう考えた俺はLINEを開いた。
───
『今日そっちいくわ』既読9:41
『なんで?』9:44
『今日暑いじゃん』
『俺の家エアコン壊れてるから死ぬ』
『お前の家エアコンあんじゃん』既読9:45
『あのさ』
『なんでくるのが確定してるの?』
『前々から思ってたけどいつも勝手に決めるよね』
『私の意思とか関係ないの?』9:50
『そんなんじゃないじゃん』
『恋人なのにそこまで気使うの?普段から行き来してるじゃん』9:51
『なんでそんな怒ってんの?』9:53
───
既読がつかない。そんなに怒られるような言動だっただろうか?女ってのはよくわからない。こうして話してる間にもじわじわ汗をかいていて、じっとりと肌に張り付くシャツが気持ち悪いと、なんでこんな不快な思いをしなければならないんだと少しいらっとした。
少しでも暑さを紛らわすため、財布を手にしてコンビニへ向かうことにした。
ミーンミンミン、ミーンミンミン
「いらっしゃいませー」
自動扉が開き、途端に爽やかな空気が火照った体を冷やしてくれるのを感じた。アイスでも買おうと冷凍ケースのある方へ向かう。
「あ」
目に入ったのはチョコミントのアイスだった。俺は歯磨き粉みたいな味で好きじゃないが、彼女はこの味が好きらしい。夏が来るたびにチョコミントの商品が発売されるのを楽しみにしているのを知っている。楽しそうにしている彼女の顔を思い出した罪悪感が湧いてきた。
俺はチョコミントアイスとソフトクリームを手に取りレジへ向かう。
「ありがとうございましたー」
ミーンミンミン、ミーンミンミン
アイスを買いコンビニを出ると、先程までの空気とは裏腹にむわっとした空気が体にまとわりつく。
「やっぱ暑いな」
ジリジリと肌を焦がすような日差しが恨めしい。少し歩くといい感じの公園があった。少し休むことにしようと、俺は木陰のベンチに座りスマホを手に取った。
───
『あのさ』
『朝ごめん』
『お前の好きなアイス買ったから』
『話してくれない?』10:23
───
まだ既読がつかない。はぁ、と溜息を溢して先程買ったソフトクリームを手に取った。
ソフトクリームは少し溶けており、手に垂れてきて食べにくかった。
ピロン
通知が届いた。恐らく彼女からのだろうとすぐにLINEを確認した。
───
『考えたんだけど』
『私達もう無理だと思う』
『別れよう ごめんね』10:29
───
ボタッ
食べかけのソフトクリームが地面に溢れ落ちた。わらわらと蟻が集ってくる。頭に霧がかかったかのように何も考えられない。
何分たった頃だろうか。ぼーっと地面に落ちたソフトクリームを眺めていると、地面が滲み水玉模様が浮かび上がる。ぽつぽつと雨が降ってきていた。ぼんやりとする頭の中で、降水確率は低かったのにな、なんて薄っすらと思った。
いつの間にか、蝉の声は聞こえなくなっていた。
─やるせない気持ち─
やるせない気持ち
やるせない気持ちってどんな気持ちだろう?
充電してると思ったらちゃんと刺さってなかった気持ちの時に使うのかな?
【やるせない気持ち】短編⑤
だらりごろりと
布団でゆらゆら
ちぢれた髪に
皺皺の上着
けるりらけるりら
何をやっても満たされぬ
ワタシはふらふら
独法師
何をやっても満たされぬ
ガラガラ
ガラガラ
終わらぬ堕落に
くらくら
くらくら
やるせない気持ちと
業火の中へ
愛情の上澄みだけをあげるね
傷つかない程度でちゅうしてくださいなんて都合のいい冗談
とっくに砕いて歯にくっついたままにしたキャンディ
虫歯になるとか、甘すぎるとかそんなのどうでもいいことで
喉に刺さった欠片ごと溶けていってしまえばいいの
分かってたよ。
彼が好きなのは
私の親友だってことくらい。
ずっとあなたのこと、見てたもの。
私の視線の先の彼は、
私の親友に視線を向けている。
そして親友もきっと、
彼のことが好き。
ずっと2人のこと、見てたもの。
私の視線の先には
もう未来が確定しているかのような
幸せな2人がいる。
だけど自分の気持ちに正直にいたくて。
だから、告白した。
堂々と告白して
堂々とフラれてやったよ!
なのに
なのに
なんでだろう
涙が止まんないよ。
「やるせない気持ち」
卒業3 ~卒業後~
卒業してからずっと気が晴れない。
といっても、友達と遊んでいる時とかは楽しい。でも、別れたあとは、辛い現実を思い出す。
勉強、部活、新しくリセットされた人間関係。そして何より、貴方がいない学校に毎日のように行かなければならない。この夏休みが終われば。
「嫌だなぁ」
そんなことをふとした瞬間思い出す。
私の心は今日も晴れない。
どうしようもないやるせない気持ち。
【やるせない気持ち】
どうやっても気持ちが晴れない気持ち。切ない気持ちのこと。
<やるせない気持ち>
やるせない気持ち
描きたいのに掛けない
史実や、ネタバレで登場人物の結末がわかっているドラマや小説はそのシーンを迎えると悲しくなる。
結末は変わらないことはわかってる。それでもあの時違ったらと、もしもを考えてしまい、やるせない気持ちは消えてくれない。
やるせない気持ちになるのはいつも貴方が受け止めてくれてるかどうかがハッキリしないから。
つーかそんな貴方はこの世に居る?
幻なんじゃない?なんて。
遠すぎるんだよ。
「やるせない気持ち」
昔から、大人っぽい、落ち着いてると言われる。
言われるのが嬉しくて、大人っぽい言動を心がける。
そのせいか、相談してくれる友達も多い。
ある日、急に孤独を感じた。
友達に会いたいと思った。
けど…今まで友達にどうやって会いたいって伝えてたっけ?
思い返してみれば、自分から会いたいって言ったことがなかった。頼ったことがなかった。
今更、誰にも言えないこの孤独。
大人もこんな孤独を感じているのかな―
密かに心の中で思うだけ。
「やるせない気持ち」
人が苦しみ
亡くなるニュースを
見るたびに
やるせない気持ちになる
海外のアーティストを好きになった私は、彼らが何を言っているのかダイレクトに知りたいと言う気持ちから、語学の勉強を始めた。
ヲタク気質のためか、勉強していくうちに楽しくなってのめり込んで行った。
行きたい、食べたい、会いたい、行きます、頑張って、応援してる!様々な言葉を覚えた。
語学検定を受けよう!とまで思っていたある日、YouTubeの配信があり、見るのではなく、耳を澄ませて声を聞いたけど、ナチュラルスピーキングで追いつかず、ひとつの言葉を頭で理解しようとしている間に、動画はどんどん進んでいった。
まだ…ダメだな…。
極めつけは、彼らが日本でライブを行うために来日が決まった。自分のおける立場や、金銭的な問題を考えた時、とてもじゃないけどライブに行けるような状況では無い事を思い知らされた…。
行きたかったなぁ。
同じ日本にいて、会場は盛り上がるんだろうなぁ。行った人の喜びでSNSも埋め尽くされてしまうんだろうな…見たくないよ。
行きたかったな。悔しいな。
行かないと決めたのは自分なのに、嫉妬のような心が湧き出してきた。
行きたかったな…。
今度は…いつ会えるかな。
そんな気持ちを抱えながら、語学の勉強を再開した。
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【お題】やるせない気持ち