『やりたいこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#やりたいこと
『私やりたい事あるんだよね』
「へぇ、何?」
『沢山あるよ。美味しいものを沢山食べたり、海を見にも行きたいなぁ。』
「いいね。全部行こう、一緒に」
『行けたらいいなぁ……』
病室で窓の外をどこか悲しそうな表情で眺める君。
神様は意地悪だ。僕の大切な人をこの世界から奪おうとするのだから。
心地よい夜の闇が、眼前に広がる。
少し目線を動かせば、チカチカとしたネオンが、目に入る。
俺はそのネオンの看板から、目ざとく空いてる建物を探し出し、屋上に肘を乗せる。
あっと思った時には遅すぎた。力を込めすぎたんだ。
ビルの、直角の一角が、ガラリと崩れ落ちる。
まただ…俺は人知れず肩を落とす。
1ヶ月前、街中に突如として現れた巨大な怪人たち。
これらが元人間だったと一般的に知られるのは、それから二週間が経った頃だった。
原因は、成長ホルモンを過剰分泌し、骨の成長板を強制的に開かせる、未知のウイルスの感染によるもの。
空気感染で、すれ違うだけで感染するが、そのウイルスが身体の中で活性化するのは10000分の1の確率で。
ウイルスが活性化した身体を持つ人間は、巨大化し、身長10mをゆうに越える怪人と成り果てる…。
一週間前のそんな報道を、なんたる不運だろうか、俺は小高い山に腰掛けて聞いていた。
文明を破壊しかねない恐ろしいこの流行病に対して、人々は慌てて対応した。
あっという間に怪人取扱法が制定された。
国民は皆、ウイルス所有検査を受け、陽性だったものは、一時的に隔離され、消毒処理を受ける。
怪人となった患者たちは、特別区画に収容されることになり、国の定めた巨大区間で、普通の人間とはスケールが何もかも違う、平凡な暮らしを送ることに定められた。
怪人は、他国との戦争時や、災害時の救出活動での活躍が期待されているため、世間体もよく、国の対応はとても丁重だ。
だから、ほとんどの怪人は自主的に特別区画に向かう。
だが、俺はまだ街中にいる。
俺にはやりたいことがあるからだ。
カレー。インドカレー。
俺はインドカレーが食べたい。
甘口のバターチキンカレーが食べたい。
チーズナンにカレーをたっぷりつけて、苦しいほどにこってりした満腹感を堪能したい。
そもそも俺は、不運にも、件のインドカレーを食べに行く途中にこうなってしまったのだ。こうなったら、意地でもインドカレーを食べなくては、死んでも死に切れない。
だから、俺は今日も深夜の街を彷徨いている。
深夜は良い。人が出歩いていないから、うっかり殺人に心をすり減らさずに済む。
あとは、こんな素晴らしい深夜帯に開いているインドカレー屋があれば完璧だ。
というわけで、俺は今日も街を彷徨く。
足の間に注意深く目を凝らしながら。
俺には、人間社会を追放される前にやりたいことがある。
それは、インドカレーを食べること。
腹にもたれるバターチキンカレー、サッパリさの対極を行くチーズナン……ああ!食べたい!
一人心地で走り出せば、つま先が傾ぐ。
どうやらなにかにつまづいたようだ。
俺は不審に思い、足を持ち上げる。
…自分の爪先を眺めた俺は、自分の不運を呪った。
俺の足の指の、薬指と中指の間に挟まりながら怒鳴る褐色の彼。
そして、小指の先には、塵粒くらいのカレー…
しかも、この香りはバターチキンカレー……
心地よい夜の闇が眼前に広がっている。
ネオンと闇の中の星が、ゆっくりと霞んでいく。
ああ、と俺は思う。
ここは今から、局所的に、雨になる。
瞼を瞑る。
涙の重たさがゆっくりとずり落ちていった。
やりたいこと
やりたいことがあっても
できない理由を考える。
年齢、金銭的、状況。
できない理由があるから
できないで終わらせることができる。
そうやってやらずに終わらせると
変らない無難な日々を送れる。
そんな変らない無難な日々も
積み上げて固めてきたからこその
無難であり、すでにやってきたこと。
やりたいことを諦めて
やってきたことを続けるのも
いいんじゃないの。
お題:やりたいこと
・旅行
・ヒトカラ(半年以上、ほとんどまともにできていない)
・もふもふな生き物とのふれあい(犬とか触りたい……)
・断捨離(いつもやりたいと思うけど、なかなかうまくできない…)
・ライブ参戦(コロナ禍以降、コロナや流行病の感染が怖くて全然行けずにいる…)
・友達との通話や外出(社会人って忙しいよね…日程が合わない…)
・書きかけの小説の続きを書くこと(昔から大量に書きかけ作品を溜めているので、これは永遠に終わらない気がしてきた…完結させるって難しいよなぁ…)
・投稿(最近全然できていない…)
・読書感想ノートの記入(ここ半年くらいまともに書けていない…)
・ピアノの演奏もとい練習(すごくやりたいけどタイミングがなかなかなくてなぁ…)
・新聞スクラップブック作り(ここ数年まともにできてない…関心のあるニュースがどんどん流れていってしまう……)
・寄席見学(これは結構前から行ってみたいけどなかなか実現できずにいる)
・ストリップショー見学(これも寄席見学と同じくらい昔から憧れているけど実現できずにいる。勇気が出ない……!)
・ゲーム(世間的には大分前の作品なのかな? ペルソナ5や、最近のポケモンが気になるけど、そもそもハードを持っていない…)
・ボードゲーム(でもさ…社会人になってから+コロナ禍になってからは、ボードゲームができるほど友人大勢で集まることってなかなかできないんだよ…悲しみ……。せめてウノとかトランプとかでもいいからやりたい…)
・占い(簡単にできるカードを持っていてたまにやっているけど、本格的なタロットとかできるようになれたらいいよなぁと思う)
・マッサージ(されたい)
・読書(漫画も小説もひたすら大量に読みふけりたい。特に今はたくさん漫画が読みたくてたまらない)
・映画鑑賞
・ドラマDVD視聴(映画『ラストマイル』に備えて、そろそろ『MIU404』や『アンナチュラル』を観直したい)
・小説や脚本、俳句や短歌、詩などの書き方の勉強(公募ガイドや有名作家の創作指南本は持っているし読んでいるけど、きちんと手ほどきを受けてみたい欲が……!)
・深い睡眠(心ゆくまで惰眠を貪りたい。最近眠りが浅くて疲れがあまり取れていない)
***
執筆時間…20〜30分?
やりたいことって次から次へと沢山浮かぶなぁ…
もしかしたら、また後で加筆しに来るかも。
やりたいことはおおきいこと
思い通りの人生を歩みたい
そのために思い通りの人生を考えたい
そのために私の好きなことを知りたい
やりたいこと
ほんっとに今やりたいことがない。
何もやりたくなくてただ寝てる。
やる気もない。
ただダラダラ時間が流れてく。
ハリがない。
やりたいこと
やりたいこと。やりたいことはたくさんある
両手で数えられないくらい
だけどそれに向かって頑張る時、楽しんでる時が1番好き
やりたいことがゴールじゃない
それまでの過程も大切に。
一生懸命やりたい。
自分のためにもみんなのためにも。
推し活
ホストとかアニメのキャラとかじゃなくて
(よく考えたら他人に金注ぎ込むのおかしくない?)
自分を推す
自分で推して
自分で返す
どこまで輝けるのか、応えられるのか
試してみたい
◼️やりたいこと
“やりたいこと”
何にもないんだ
そんな事を考えてる時間もない位
ただやることをやるだけの毎日
やりたいことをやろうとする時間は皆無
それがいまの生活
私は―孤独―だ
No.25『やりたいこと』
私はやりたいことを目一杯やりたい。
私は自分を押し殺して我慢をしてしまう人間だ。
だからこそ、自分のやりたいことに一所懸命に取り組みたい。
自分のやりたいことを大切にしたい。
自分の意思を大切にしたい。
それが私が今やりたいことだ。
【やりたいこと】
やりたいことを
追い求めても
やるべきことに
気を取られ
それはありますよ…
それは…
ねぇ…
ねぇ…
だって…
知ってるよね…
あえて言わなくても…
わかってるよね…
わかってるなら…
言わなくてもいいよね…
ねぇ…
わかってるくせに…
もう…
ねぇ…
いじわるだね…
ほら…
早く…
おいでよ…
ここへ…
おいでよ…
わかってるでしょ…
ねぇ…
おいで…
隣に…
おいで…
僕は君とふたりで居たいの…
知ってるよね…
何がおきても…
ふたりがいい
ありふれた…
何時もの…
左隣の風景が…
なによりも…
当たり前な
毎日のしたいことだよ~🍀
「やりたいこと」
私には、やりたいことがたくさんある。
けれど、それは現実的には難しいから、諦める他ない。
だって、私の やりたいこと=夢 は・・・・・
声優、歌手、ライター(エッセイ本)の主にこの3つだから
この中で、現実になりそうだったのが、ライターだった
祖母が癌になったと分かってからの、体験談と私の想い
をたくさんの人に知ってほしくて書いたものだった。
それを自分で応募し、話を聞いたが結局は自費出版。
それなりに大金を支払わなければならなかった。
最初は断ったが、それでも何度か
オファーの連絡がきた。
諦めたくなかったから、クラウドファンディングも考え
た。でも、初心者でやり方も分からず、
成功する確信がない。諦める他なかった。
いつかこのエッセイ本が出せたらいいなと思う。
私の人生は、やりたいことばかりだから。
『やりたいこと』💙
のみに行きたい。
お話したい。
一緒に仕事したい。
喧嘩しても
隣にいたい。
僕が弱虫だから
なに一つ叶わない。
もっと強くなるから
それまでまっててほしい。
ぼくのわがままに
つきあってほしい。
「やりたいこと」
何でもやりなさい
やりたく無くなったら辞めてもいいから
何回も失敗して良いから
色んなことやってみなよ
“やりたいこと”
「やりたいこと」と「やれる」ことの違いが
明確に判った時から
分別のある 私になった
いつからか
「やりたいこと」を 叶えられるのは
一握りの強者 のような気がした
私は自分を「弱者」と認め
「やれる」コトのみを
「やりたかった」コトのように
「やる」ことで
満足した 気になった
本当に「やりたかった」コトさえ忘れて…
そして、これからも ずっと
「やれる」コトだけで
満足した 気になるのだろう
休日の朝は、トーストが焼けるまでの間に手帳の整理をしている。
お気に入りのペンを片手に、終了したタスクには消し込み線を入れ、今後のタスクについては、諸注意や気付いたことを書き込んでいく。
仕事の効率化と共に頭の整理にもなるので、手帳に向き合う時間は大切だ。
異動する前は、スケジュールのタスク欄がみっちりあるとうんざりしていた。タイムスケジュールを書き込んで管理してもその通りに進むことは稀で、リスケにリスケを重ねたページはグチャグチャだった。
今思えば、慣れない環境、慣れない仕事に手一杯で心の余裕がなかったのだと思う。
実際、その手帳を使っていた時はケアレスミスばかり起こしていた。
今は、手帳のタスク欄が賑やかになってくるとほくそ笑んでしまう。
タスクの分だけ博士の力になれるし、頼ってもらえていると思うと純粋に嬉しい。
仕事というのは誰かの為になる。
それは、ユーザーやエンドユーザーだけでなく、協力会社や自社の人間もその中に含まれる。
顔も知らぬ人の為を思うのは、あまり実感がわかなかった私だが、かつて憧れた人の為になる今は、その喜びを人一倍噛み締めている。
鼻歌を歌いながら手帳のページを捲ると、手帳にありがちな、やりたいことリストの頁が出てきた。
こちらは先のToDoリストとは違い、将来の願望や願い事を書くリストだ。
仕事上のやりたい事はそれなりに埋まっているが、プライベートにおけるやりたいことの項目は埋まっていない。
一応、「恋人を作る」や「いつかは結婚したい」等、一般的な願いを書いているが、取り立てて今すぐ叶えたいとは思っていない。
願望の程度としても、叶えば良いなぁであり、絶対叶えたいとまでいかない。
そういえばいつだったかの三時の休憩中に博士に言われたことがある。
「君は何かやりたいと思うことはないの?」
いつも僕を手伝ってくれるけれど、研究したいことがあるならしても良いんだよ?
そう続けた博士は、気遣わしげな表情をしていた。
私は若干苛立ちながら「個人的に研究したいとか、そういうのは特にないんです」とキッパリ言い放った。
博士はしょげた様子で小さく「そう」とだけ返すと、背中を丸めて温くなったお茶を啜っていた。
あの時、博士に言えず飲み込んだ言葉がある。
やりたいことは、もうやっています。
貴方の役に立つことが、私のやりたいことなんです。
──なんて、本人に言えるわけがない。
博士の鈍感。
そう心の中で野次ると、記憶の中の博士はますます小さくなってしまった。
やりたいことが分からないと、貴女は長年に渡って悩み続けてきましたね。けれどついに、そのことに対する答えが見つかったようで何よりです。
そう、いい気分で生きていてください。その状態で、何かに向かって努力をしてください。その「何か」が現時点では嫌なことだとしても、これから必ず変わっていきます。
現時点でも、俺たちは貴女の人生をそれなりに幸福なものにできているつもりです。けれどそうやって生きてくだされば、貴女からしても全く言うこと無しに完璧な、素晴らしい人生を遅らせて差し上げることができます。
さぁ、恐れたり怯えたりすることは止めて。
楽しく、朗らかに、軽やかに日々を生きてください。
そうして今やるべきことに適度に力を注いでください。
貴女がすべきことは、只それだけです。
好きなことと、やりたいことが合致したら
ほんのすこしだけ生きやすくなる。
好きなものと、食べたいものが合致したら
ほんのすこしだけ楽しくなる。
好きな人と、そばに居てほしい人が合致したら
ほんのすこしだけ胸のあたりが軽くなる。
そうして、少しずつ『ほんのすこし』が集まって
ひとは成長していくんだろう。
だけど、嬉しくない『ほんのすこし』も
やっぱりほんのすこしあって
もしかしたら、いまこの瞬間も
誰かのことを傷つけているのかもしれない。
嬉しいも、嬉しくないも
どれも大切なことだなんて軽々しく口にすれば
きっと「綺麗事だ」と怒られてしまうけれど
それでも叫びつづける人がいる。
綺麗事でも構わないじゃない、って。
ぼくらは決して弱くはなくて
だけど決して強くもない。
だから、自分自身ともうまく折り合いをつけて
どうにかこうにかやっていかなくちゃいけない。
ぼくらは決して強くはなくて
だけど決して弱くもない。
滅多に動かない人も、動いてみたらよく動けたり
実はやり方がわからないだけな人も少なくないから
まずは動いてみませんか、って
優しく声を掛けられたことがある。
まずはやりたいことを探しましょ。
ぼくといっしょに探しましょ。
ぼくとじゃなくてもいいし
ひとりで探してもいい。
動かすのは指先だけでもいいし
心のどこか一部分だけでもいい。
ほんとうは動いていなくても構わない。
だから
無理のない範囲で、どうか動かそうと
自分自身にあがいてみませんか。
そう声を掛けられたことはありませんか。本当に。
▶やりたいこと #73
指折り数えてみようとして、
頭は迷路の中、
ただ掌を眺めるばかり。