『もしも未来を見れるなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
未来は変えられる
それは未来を知らないから。
「かもしれない」で未来を見てるから。
どんだけ頑張っても変えられない
「見れる未来」は
変えようとして行動した「結果」の「未来」。
「こうかもしれない」が
「こうである」の未来を「見ることができる」はず。
それにいちいち落胆したり喜んだりするくらいなら
見たい選択をとりたい
まぁ
–もしも未来を見れるなら– だけどね。
子どもの頃に見た未来の私は
夢に出るほど格好良かった
時間が経って気がついた
あの私はべつの私だったんだ
子どもの私へ
どうか、いまの私を見ないで
~もしも未来を見れるなら~
あなたが
描いている
遠い夢の
片隅に
わたしは
いますか
# もしも未来が見れるなら (111)
『もしも未来を見れるなら』
ぐら~ん
ぐり~ん
ぐる~ん
斜めに逆さま何でもあり
過去から現在 未来まで
自由に行ける タイムマシーン
ぐるぐるまわる 時間旅行
手塚治虫先生さえも
予想してない 技術の進歩
アバター ロボット 生身の人間
あちらこちらに入り乱れ
時間を自由にそこかしこ
そんな時代になったなら
あなたはどちらに行きますか?
もしも過去を変えたいなら
もしも未来を見れるなら
そんな気持ちがあるのなら
どうかわが社にご依頼を
時間旅行はお手のもの
少々お値段張りますが
宇宙に行くより格安です
さてさて
本当にそんな時代が来るのかな?
可能か不可能
さあ どっち?
もしも未来を見れるなら
「もしも未来を見れるなら。どんな未来が見たいですか?」
膝に懐く妹が、戯れに聞いてきたのが全ての始まり。
執務室の、応接用のソファー。そこが妹お気に入りの昼寝ポイントだと気づいたのはつい最近のことである。お互い気配には聡く、互いの無事を心で無意識に探っている。「距離が近いんですね」とは部下の言葉だ。もちろんその部下の言葉は丁寧に黙殺した。わざわざ当たり前のことを言いふらす必要は無い。
万能の能力者と言われる妹だが、その力は決して万能などでは無いと、兄は知っている。実際、万能ならばまずその病弱な身体をなんとかして欲しいと妹に泣きながら懇願した幼い頃の自分は間違っていない。あれは妹が高熱を出して生死を彷徨った時だったか…。魔法のランプがあれば間違いなく彼女の身体の健康と健常さを祈っていたし、現に今も祈っている。この不思議に溢れる世界ならば魔法のランプぐらいあって良いはずなのだ。
朝から少し熱っぽいと語る彼女が心配で、寝室で仕事をしていたら部下から再三の呼び出しを食らってしまった。仕方なく離れたわずかな隙に、空になった寝台を見つけたときの俺の、兄の気持ちを考えて欲しい。俺に残された唯一の肉親、それが妹という女神である。その能力故に、彼女は衆目の的だし、外は危険な狼で溢れかえっているというのに。
結局、妥協案で部下も訪れる執務室で彼女が休むことになった。正直、ありえない。最初は執務机できちんと仕事をしていた。彼女はソファーで。うつらうつらする彼女が、ちゃんと毛布を被っているか心配になって確認すること数回。水を採っているか心配になって取り替えること数回。書類配達に来た部下も唖然とした目で俺たち兄妹を見ているし、なによりちゃんとした場所で休ませてやるのが保護者として、兄としての適切な行動なのではないのか。
「いえ、貴方のそれは猫を構い倒す飼い主のそれです」
「…嘘だろう」
先日ネコチャンを飼い始めた部下から話は聞いてはいた。妹以外に興味が無く軽く聞き流していたが、記憶にはある。
「…構い倒すと衰弱していくという話ではなかったか?」
「そうです」
…妹、死ぬのか?
み、認めない。認めないぞ!と威嚇の意味を込めて妹を抱きしめる。部下を睨んでみせれば、目に見えて部下が慌て出した。心なしか顔色が悪い。なんだお前も体調が悪いのか。
「威圧するのはやめてください…常人ならば普通に死にます。あくまで例えです。あと、そんなに強く抱きしめたらただでさえ細いその身体、折れますよ」
大事なのは適切な距離です!!!
そう再三念押しして去っていった部下。
落ち着かないため、結局は同じソファーで仕事をしている。
「…休めているか?」
離れることはできる。なんなら寝室への直行便も可能だ。しかし離れるとこっちはこっちで心配で心配で仕事にならないという結構なオマケ付きなんだが。
「大丈夫です…」
くすくす笑って膝に懐く姿を見下ろす。昔は逆でした、懐かしい。そう言う妹に苦く昔を思い出す。昔から妹の膝に縋っていたのは兄である自分の方だった。『死なないで』『一緒に居て』『僕を置いていかないで』今にして思えばずいぶんと独りよがりな願い事ばかり。それでも願いの根底は変わらない。
「もしも未来を見れるなら。どんな未来が見たいですか?」
「おや、妹殿は未来視の能力もおありだったか」
妹に、そんな能力は無い。あくまで戯れの範囲内だろう。
…少なくとも今夜のごはんはお粥ですね。
少し遠い目で呟かれる言葉は結構な精度の未来図である。
「…そうだな。まずは未来に光あれ。
闇は深いが平和を望み続ける強い精神が世界に満ちよ。あとは我が妹殿が心身健康で健やかであれば言うことは無い」
「創界神らしいお言葉ですね。
…最後のはまあ、努力しますけど」
「そうとも。努力してくれ」
見たい未来のためには
進まなければならない。
面倒だが
何でも叶う魔法のランプはまだまだ実現不可能のようだ。
#もしも未来を見れるなら
今隣で
『未来が予測できるのってちょっと怖くないですか?
でも、僕にもそれくらいの頭脳があったらなぁ』
と羨ましげに後輩が語りかけてくる
そっか、やっぱり何も変わらなかったんだ
でも………そうだよね
僕の頭脳は職業柄、とても重宝されるモノだ
作戦立案、心理的誘導、策謀を張り巡らせたり
真相究明。
どれも頭脳労働だ。
羨ましがるのも分かる
きっと僕も君の立場なら同じことを思っていただろう
只、この少年は知らない
否、普通に産まれていたら知るはずのないものだろう。
『知る』と云行為がどれだけ酷であり、心を殺すのかを
例えば当たり前に人の心が読める世界はどうだろう
少し想像してみてほしい
きっと息詰まって目眩がする
それにもし、この頭脳が戦争に利用されたら?
間接的にだが人を殺す
自分の作戦で何百単位じゃない何万人が死ぬ
普通の人間ならとっくに自殺するだろう
其れに、子供として生きることを許されない
「感情を読み取られるみたい…」「気味が悪い」
「バケモノ」「凄い」「いいなぁ」
「恐ろしい」「僕にもそんな頭脳があったら…」
思っている事はそれぞれだ
否定だったり、尊敬だったり、嫉妬だったり
畏怖だったり
只、1つ共通している点だけが僕には嫌に思えた
其れは自分を対等に見てくれないこと
僕は今はもう抜けた組織だが、幼いながらにとある理由である組織に入った
そこで僕は組織の建物を3ヶ月で街の便利屋から
高層ビルに変えてみせた
そこからはもう子供として甘やかしてくれる存在も居なかったし周りからも悪魔の代名詞として恐れられていた
要するに子供でいることを許されなかったのだ
弱い部分を見せると殺されるから
呆れられるから
何より視線が痛かったからだ
誰も子供として見てくれないなら自分が大人になるほかなかった
この絶対的孤独が分かるだろうか
もう、発見も進歩も喜びもなく只、世界というなの「箱庭」を傍観するだけの日々が
退屈極まりない
誰か気づいてくれればそれだけで救われるのに
まぁ、期待しても無駄だけどね
なんて物思いに耽っていると隣の14の少年が、
「何かありましたか?」と心配げに声をかけてくる
できるだけ明るい声を務めて
「なんとも無いけど?
ねぇねぇ、それより甘味食べたい!美味しいお店ない?」と、返す
それを聞くと少し嬉しそうに携帯機器で調べ始めた
軽く微笑んでみる
この孤独は知らなくてもいい
この子供には少々荷が重たすぎる
まぁ、なんにせよ遅すぎたんだよ
死ぬ決心が着いたのが
もしも未来を見れるなら。
私はまず未来を見るかどうかの葛藤をするだろう。
もし見ない選択をしたならば、私は何が起こるか分からない未来をただ受け入れて、その時その時を頑張りながら生きていくことになるだろう。
そして仮に見る選択をしたならば、そこには未来を見た私が誕生し、知ってしまった未来が受け入れられなければ、それを変えようと努力するかもしれない。
けれど、その努力が報われるかどうかは不確定で、その先にある未来は再び分からなくなる。
もしかしたら未来を知ったことにより、いらぬトラブルに巻き込まれることもあるかもしれない。
そんなことを考えたら、結局どこから始めても未来は見えないままではないかと思った。
だったらそんなに肩肘を張らなくてもいいような気がしてきて、これからくる未来を少しだけ楽しみにして見ていこうと思った。
【もしも未来を見れるなら】
自分の死に方知りたいな。
あと宝くじと賭事と株でボロ儲する。
そのぐらいしかやる事なくね?
【もしも未来を見れるなら】
もしも未来を見れるなら
「あー俺もう死のうかな、俺に生きる価値なんて…」
それは、冬の日だった。その日も何もない、ただただ普通の日だった。俺には、好きな人がる名前は、
「さな。」いつも暴れている俺に毎日毎日、優しい笑顔を見せる奴。
帰り道、今日はさなが部活がなかったから一緒に帰った。
そして俺たちはいろいろ喋りながら帰った。
横断歩道について、さなと別れた。
すると、後ろからドンと何かがぶつかった音がした。
勢いよく、後ろを見るとそこにはさなが血を流して倒れていた。
急いで救急車を呼んだ。
そして、手術が終わりさなは一命を取り戻した。
学校が終わりさなに会いに行った。すると、手紙を渡された。そのあと、俺は家に帰ってすぐ寝てしまった。
次の日、さなが死んだと連絡があった。理由は
飛び降り自殺だと言われた。
それから三年
俺は、いつもこう思うもし未来を見れるならもう大切な人を死なせないと。
「もし未来を見れるなら」
僕は未来について考えたことがない
例えば明日事故死をするとしても
今日わかる訳では無い
家が火事になったとしても
起きる瞬間までそれに気づかない
未来は無意識のうちに決まってく
誰も今後のことは分からない
そうしたいそうなりたいと願うだけ
未来を変えるのではなく
自分自身で決めるんだ
自分の好きな未来に決定する
でももし未来が見れるなら
僕はどんな死に方をしてるのだろうか
誰が泣いてくれて
誰が手を握ってくれるのか
死んだ時に周りにいる人は誰なんだろう
それが知りたい
それを見たい
もしも未来がみえるとしても
今を大切にしたいと思う
大切に 大切に
今を積み重ねていきたいと思う
未来の私が笑顔でありますように。
もしも未来が見れるなら
推しのように可愛いものに
溢れた世界に包まれていたい
推しで頭いっぱい…
お花畑のよう…
ステキ…
生命が存在する星を知りたい。
この地球がどう変わっているのか知りたい。
#もしも未来を見れるなら
もしも未来を見れるなら、有象無象の草コインの先を知りたい。高騰している物があるなら今のうちに買い占めたい。
でも、相場は生き物だ。
未来を見れるのが私ばかりとは限らない。
相場を操作出来るものが未来を見れる可能性だってあるのだ。
これは一つの例だ。
何にせよ、結局未来を見た瞬間からその未来は変わってくのだと思う。
ならば、私達は暗闇の中を、ただひた走るだけ。
もしも未来を見れるなら、あなたは見たいですか?
その質問に、少年は見たいと答えた。
直後、絶望した顔で未来なんて見たくないと語る。
彼は何を見たのだろうか。
もしも未来を見れるなら、あなたは見たいですか?
その質問に、老人は見たくないと答えた。
今を生きるだけで十分なのだ、とその人は語った。
─もしも未来を見れるなら─
書く習慣/15日目。
「もしも未来を見れるなら」…
君達ならどうする?
例えば未来が見れたとしても、
・定められた運命なのか、
・変えられる運命なのか、
その未来はどこまで見れるか?
・数分後の出来事か、
・数時間後の出来事か、
・1年…2年先なのか…
未来を見れる事はその先を知る事、
言わば、答案用紙を見てから問題を解く様な事だが・・・
最初から書かれた文字を提出してしまったら変える事はできない。
もしも未来を見れるなら…
100年…いや、214年先まで、
2237年10月13日の金曜日が、
どうなってるか知りたい…
何?そんな先まで生きてない?
まぁ…確かに私は生きてないだろう…
じゃあ、
自分の死に様を未来で見る事になったら…
君達は、どうする?
運命を変える!なんて言って生きたいだろう
私もそう思ったけど…
この世界は、そう簡単に変えさせてくれない、
理由は一つ…
タイムトラベラーが来たとしても、
私達の日常は変わらない…
とある者は言った、
「ある時点において作用している全ての力学的・物理的な状態を完全に把握・解析する能力を持つがゆえに、未来を含む宇宙の全運動までも確定的に知りえる」
だが、私達にそんな超人間的知性は無い。
戦闘モノで未来見える系でも脳処理が大変だ。
それに、
リンゴが木から落ちたとして、
そのリンゴは無事なのか?…
同じ落ちるでも違う、
だから、
不確かな、不安定な、未来である。
未来は…進む道を選んで、
では…また明日…
未来が見えたなら。
大抵の人は考えたことがあるだろう、陳腐な願いだ。もちろん僕だって考えた。どうすれば成功するのか、どうするのが最善なのか、未来がわかればいくらでも人生を優位に進められる。それは些細なことから、それこそ運命を左右するほど重要なことだって。
未来が見えたらいいのに。心底馬鹿げたことだと思っているのに、願わずにはいられない。身を切り裂きそうな空気の中、澄んだ星空は皮肉なほどに美しいというのに流れ星ひとつも恵んではくれなかった。
許してくれ、友よ。
僕に未来が見えたなら、今もあの顔で笑っていたはずなのに。
色とりどりの花が咲く世界に、いつしか私はたたずんでいた。赤、青、黄色、白……数え上げればキリがないほどの、一面の花畑だ。
最後に見たのは病院の天井であったはずなのに。はて、ここはもしや天国か?
そう思って振り返った私の視界に、忽然と少女が現れる。まばゆい金の髪に白いワンピース姿。頭に輪っかを乗せた、わかりやすい天使だ。幼い頃に絵本で見た姿そのまんまだったものだから、私は思わず呆けた顔をしてしまった。私は仏教徒だったのだけれども。
「こんにちは、ヤスオさん」
天使はカタコトの日本語でそう挨拶する。私は呆然としたまま、軽く頭を下げる。
「こんにちは」
「これからあなたを天国に連れて行きますね」
にこやかな天使にそう告げられて、私は気のない声を漏らした。では私は本当に死んだらしい。あんな場所から落ちたのだから当然か。痛かったな。そう思い出す。人生で一番痛かった。
「でもその前に、一つだけ」
先ほどよりは滑らかな調子で、天使はそう続けた。
「人助けをしたあなたには、未来の瞬間のある一秒だけ、見ることができます。あなたのいない未来のことです。どうしますか?」
天使は小首を傾げた。そんな制度があるとは初耳である。私は考えた。一秒だけとは難しい。しかも私のいない未来という限定だ。
「どうします?」
繰り返す天使の微笑みを見ているうちに、ふと気がついた。この天使、誰かに似ている。そうだ、娘だ。まだ三歳の娘がもう少し成長したら、こんな感じの顔立ちになるだろう。そう思った私の脳裏に、一つひらめくものがあった。
「娘の花嫁姿が見たい」
そうだ、娘の幸せな姿を最後に見れたら、きっとそれで心置きなく天国とやらに行ける。
「わかりました」
天使は頷いた。そうして私の顔を見上げて口を開いた。
「それならもっと頑張ってください」と。
途端、天使の姿がどんどんと白けていき、急速な目眩を覚える。世界の天と地が逆さまになったみたいだ。天井がぐるぐると回っている。
—-—天井?
「遠藤さん!」
そこで私は目を覚ました。いや、そう気づいたのは、目の前に人の姿を認めた瞬間だった。
「遠藤さん、わかりますか!?」
肩を叩かれた私は、目だけで合図を送ろうとする。ここは病院だ。わかる。私はわかる。私は生きている。そう、ここは天国ではない。
『頑張ってください』
頭の中で、もう一度あの天使の声がする。そうだ、頑張らなくては。まだ小さな娘を残してなんていけない。私はまだ死ねない。
あの時、花嫁姿を見てしまわなくてよかった。満足してしまわなくてよかった。
私は目を見開き、医療者と目線を合わせる。そうして未来を積み重ねるために、必死に喉を震わせた。
もしも未来を見れるなら
あなたの笑っている顔が見たい
不安のその先に小さなきらめきがあるなら
ぼくは静かに息をつけるだろう
そんな少しの未来でいい
誰もが一歩すすめる
誰もが一歩立ち止まれる
そんなきらめきをみつけられるといい
♯もしも未来を見れるなら