『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
花火大会始まる
2024/07/22㈪日記
昨夜、ただ窓から見た花火大会を
書き忘れた。
普通、スーパーの件より花火大会を
書くものじゃない?
なのにスーパーの件が僕には大きな
出来事らしい。
これから夏の間の週末は
どこからか、打ち上げ花火の音が
聞こえる度に窓を開けると思うから
週末は「花火を見た、見えなかった」報告を書くかも知れない。
うざいね。
昨夜は自宅から死角になっていて
半分しか見れなかった。
花火が大きかったから近かったのかも。
隣接している市町村の花火大会も
見える。
ちょっと田舎は花火大会が
開催し易い、見える条件が揃っているから良いよね。
暑い日が続いているので母に
電話をしたら、実家に帰る日を
指定されて、その日は帰れそうなので了承した。
いつもの如く百貨店で買い物を
頼まれるのかと思いきや
僕の食べたいものを
買って来て良いよって。
何にしよう?
うな重?
コナンの元太くんが思い浮かんだ。
気になるよね、あの組み合わせ。
話しそれた。
宅配ピザ?
焼き肉弁当も良くない?
今週もぼちぼち行きましょう。
おやすみなさい。
「生きて。」
そう言って微笑む彼女。本当にずるいよ。
「ドラえもんの道具で、どれが一番欲しい?」
唐突な質問。彼女らしいと言えば彼女らしいが。
「私はね〜。タイムマシン!未来の自分がどうなってるのか知りたい!」
定番だな。僕がそう言うと彼女は、拗ねた顔をした。しかし、すぐに笑顔に戻る。こんな他愛のない会話が、ずっと続くと思っていた。
「大丈夫だよ。泣かないで?」
そう言って微笑む彼女。彼女の体は赤く染まっていた。先程、僕を庇って、信号無視の車に撥ねられた時にできたものだった。僕のせいで彼女が。それなのに只、泣く事しかできない自分を恨んだ。
「私の分まで生きてね。これは命令だよ。」
そう言って彼女は、僕の手の中で死んでいった。彼女が死んで数分後に救急車は到着した。
あの日から僕の世界は真っ黒だ。何度も死のうと思った。しかしその度に、彼女の言葉を思い出す。生きてだなんてずるい言葉。言われた側の気持ちを知らないで。本当に苦しいんだよ。でも、死ねない。このループが僕の人生を回る。きっとこの苦しみは、僕の贖罪だから。
もしもタイムマシンがあったら、僕は過去と未来の両方に行きたい。過去に行って、自分が生まれるのを阻止したい。未来に行って、彼女が僕が居なくても幸せかを知りたい。でも、叶わない。ならば今の苦しみを耐えて、来世で彼女と恋をする資格が欲しい。
もしもタイムマシンがあったなら
君は何を見る?何を知りたい?
曖昧に伝わっている歴史の真実
これから起こる遠い未来の運命
何だって見れるし
知ることができるとしたら?
もしも歴史を変えることができたら
未来を変えることができたら
君は何をどう変えるのだろうか
僕には何もビジョンはないけれど
君と僕が幸せになれればいいかな
もしもタイムマシンがあったなら
僕たちは今より幸せになれるかな
そんなこと考えるより
今を精一杯生きた方がいい
そんなことくらい
わかっているんだけれどね
題【もしもタイムマシンがあったなら】
私 「もしもタイムマシンがあったなら、か。」
彼 「なんの話?」
わっ!びっくりした!
私 「あっ、えっとね、このアプリは毎日お題
が…。ーなんだけど、思い付かなくってあはは。」
彼 「うーん、僕はね~、未来に行って、誰かと付き合うのか知りたいな!」
彼 「付き合ってたら、安心できて、付き合ってなかったら、自分磨きを頑張る!」
私 「ふふ。○○くんっぽいね!」
彼 「そういう○○は?」
私 「私は、知りたくないかな。だから使わない、を選ぶかな!」
彼 「へ~、意外な回答!」
私 「そうかな?この会話を書いても良い?」
彼 「うん、良いよ。」
私 「ありがとう!」
私 「みなさん!これが私たちの考えです!」
ー終わりー
もしもタイムマシンがあったなら
某アニメで、机の引き出しにあるタイムマシンで、過去や未来に、行き来する様子が羨ましいと思っていた…歴史が好きで、あれこれ見てみたい、とか、未来の自分を見てみたいとか…でも、いつからか、タイムマシンが、怖い物に思えてきた…何かを変える影響がありそうで…
もしも、いつかタイムマシンが、出来たなら、矢張り利用する予感しか無い…好奇心には、勝てない気がするから…
もしもタイムマシンがあったなら
何度も、
あの時間を繰り返す
「もしも、タイムマシンがあったらどーする?」
花を手向けながら眩しいほどの笑顔であなたは言った。タイムマシンがあったら、なんて不思議なことを言うのはあなたぐらいだった。
そうだなぁ…あなたが生きていた頃に戻りたいな。
そんなことを思いながら、あなたのお墓にひまわりを届ける。この世で一番綺麗な人だった。
もしもタイムマシンがあったなら
やり直したい過去がある
あの時こうしてれば
ああしてれば…
そんな後悔
でも
あの時こうしたから
ああしたから
今の自分がいる
この経験をして
この人と出会えて
この場所にいて…
全てはあの時そうしたから
もしも過去を変えてしまったら
今の自分はいないだろう
この経験も
この人に出会うことも
この場所にいることも
なかっただろう
そう考えると
過去を変えてしまうのはちょっぴり寂しいかな…
タイムマシンに飛び乗り至近距離で目が合いたい首長竜のおだやかな瞳
もしもタイムマシンがあったなら
タイムマシン……タイムマシンか……
きっと、私は乗らないだろう。未来なんて知りたくは無いし、過去は……
行ってしまえば、きっと帰りたくなくなってしまうだろうから
優しい貴方がいた世界、全てが楽しかったあの頃。そんな頃に戻ってしまえば、戻りたくないと思ってしまうのが人間の性であろう。
だからこそ、きっと私は乗らない。いや、乗りたくない。
だって、やっと、ようやく……貴方がいない生活に耐えられるようになった。貴方との思い出を、沢山思い出して、過ごせるようになった。
それなのに、振り出しに戻ってしまうなんてダメじゃないか
だから、私はタイムマシンがあろうともきっと、使いはしないことだろう。
もしもタイムマシンがあったなら
じいちゃんに会いたいな…
小さい頃から
ずっとずっとじいちゃんが大好きだった
どこに行くにもトコトコじいちゃんについて行って
今思えば鬱陶しかっただろうな
泊まりにいって
夜中にトイレが怖くて起こしても
嫌な顔しないでついてきてくれた
優しいじいちゃん
会いたいな…
うつ病だった頃の自分に「未来は明るいから、幸せだから、大丈夫。生きててよかったと思える日が絶対に来る」と伝えに行く。
もしもタイムマシンがあったらいつに行きたい?と聞かれたら、きっと殆どの人は『過去に行きたい』と答えるだろう。殆どの大人は特に学生時代などをやり直したいと言うだろう。というのが僕の意見というか偏見なのだが――それは現実にタイムマシンがないから思い浮かぶ稚拙なことで、現実にタイムマシンがある世界を生きて、それがどのような性能を持つものなのかを知っている僕は違う。僕は――
「こことは違う世界に行きたい」
「ココトハチガウセカイデスネ」
タイムマシンのAIが言った。
「あ、できれば平和なところで」
「リョウカイ」
タイムマシンが稼働しだした。恐らく僕は、明日には犯罪者として手配されているだろう。タイムマシンの真価に気づいて異世界に渡る禁忌を犯したのだから仕方がない。けれどこんな世界から離れられるのだから、とても寂しいとは思わない。
「サン……ニ……」
タイムマシンのAIがカウントを始めた。
「……」
僕は無言で眼を瞑ってカウントを聞いた。
「イチ……ゼロ」
タイムマシンは新しい世界に向かった。向かったと言っても、一瞬のこと過ぎて移動した自覚すらなかったのだが、どうやら新しい世界に到着したらしい。
「ありがとう」
僕は何となく自分が乗るタイムマシンに礼を言った。
「ドウイタシマシテ。コノセカイデアナタニサチガアランコトヲ」
タイムマシンのAIはとても古い言葉で僕に返した。
僕がタイムマシンから外に出ると、タイムマシンは消えてしまった。元いた世界に戻ったのだろう。
「行くか」
改めて辺りを見渡すと、そこは自然と思われる赤色の草原があった。初めて見た本物の植物に僕は感動した。
「まじか……ん?」
足許が水っぽく湿った気がしたので少し屈んでみた。
「え?」
そこで気づいた。辺りにある赤色の植物は自然の色ではない。
「血……?」
✳✳✳
「コノセカイデアナタニサチガアランコトヲ……サツジンキサン」
―End―
もしもタイムマシンがあったなら
未来か、過去か、
それとも興味を横目で流して今を生きるか
どこかの子供向けアニメを乗っ取って
遠い未来に希望を抱かせるような
少しの不幸で霞んでしまう希望を
守りたいのだそうだ
もしもタイムマシンがあったなら
過去か、現代か、
願うのは希望を見いだせてしまう未来なのか
もしもタイムマシンがあったなら
過去に戻ってやり直してみようかとも思うけど、あったとしても案外何もしないと思った。
未来を見て、これから先の現実を知りたいとも思わないし……、変えたいとも思わない。
自分の一挙一動で変わってしまうだろう
ただ時間は流れるだけだろう
夢が無いけど、自分に欲も無いかもしれない
「過去に行けたらしたいこと」
過去に行くことが出来るなら、やりたいことはただひとつ。
父と母の出会いを阻止する。
「こんな人だったなんて」
母がよく言っている。
結婚前は、こんな人じゃなかったって。
お互い一目惚れで、子供ができたからと結婚したが、その後態度が急変したのだという。
毎日毎日怒鳴り合いの喧嘩ばかりしている。
ふたりが出会っていなかったら、母はどういう人生を送っていただろう。
父の強い要望で寿退社した母。
「あのまま仕事を続けていれば……」
そう呟いていたこともあった。
もしも過去に行けるなら、父と母の出会いを阻止したい。
両親の人生は変わってしまうだろうけど、たぶん、父も母も、今よりもきっと幸せになれるはずだ。
私は生まれてこないことになり、消滅してしまうかもしれないけど、母が平穏で幸せな人生を送れるのなら、それはそれで良いか、とも思う。
時空を超えて、人の人生を変えた代償。
それが私自身の消滅なら構わない。
両親の不仲とは別の問題で、私は私で、消えてしまいたいのだから。
────もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシーンがあったなら。
1年前に自分のことは書いたから、今回はラボ組に聞いてみることにしよう。
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「もしも、タイムマシーンがあったなら、どうするか?」
私の質問を博士は、素っ頓狂な声で繰り返した。
次いで、目をまん丸にし、数回パチパチと瞬きをする。
暫し空中に視線を漂わせると、顎にそっと手を添えた。博士が熟考を始めた証拠だ。
左下を見つめるその瞳は、真剣な色を帯びている。
科学者に非現実的な事を言うと怒る人もいるが、博士は非現実を楽しむタイプである。
そんな博士は、過去に行きたいのだろうか、或いは未来に行きたいのだろうか。その時代に行きたい理由は何だろうか。
私の中で、好奇心がどんどん膨らんでいくのを感じる。
ワクワクと返事を待っていると、熟考を終えた博士が口を開いた。
「牧野富太郎博士とお話ししてみたいな」
牧野富太郎博士とは、日本植物分類学の基礎を築いた一人。約1500種類以上の植物を命名し、現在でも研究者が必携の書とする「牧野日本植物図鑑」を刊行した人物だ。
私達が普段目にする金木犀やクチナシなども、牧野博士によって名付けられた花だ。
「お話しが出来なくても、遠くから眺める事が出来れば十分かも。実際にお会いしたら、きっと緊張して話せないから」
そう言って博士は、はにかんだ笑みを浮かべた。
「あぁ、でも…。星の瞳と早乙女花を名付ける時は、プラカードに【別名希望!再考求む!】って書いて、遠くから振りたいな」
星の瞳は、オオイヌノフグリの別名だ。名前の由来は…ここではやめておこう。
早乙女花の本名は、…うん。こちらも、ここではやめておこう。
どちらも、【かわいそうな名前ランキング】にあがる植物たちと言えるのは確かだ。
私は博士の言葉に、激しく首を縦に振って同意した。
もしもタイムマシンがあったなら
「未来に行くか過去に行くか」
定番のこの話になるが、自分は未来に行きたい。
自分の死に際を見て、ゴールに向かって生きていきたい。
ただ、過去に行き宝くじや競馬の結果を見て大儲けする。
なんて強欲な自分も見え隠れしている。
今日幸せだったこと。
学校行ってみんなとお話しできたこと。
大学で友達になった子が、花火行く計画立ててくれたこと。
私と一緒に遊ぶことに前向きになってくれて感謝します。
あとは、友達と牛トロ丼食べたのもめちゃくちゃ幸せでした。
空きコマに勉強教えてくれたのとってもありがたかったな〜!
さくらんぼを買ってきてくれたお父さん、ありがとう!
ちょっと高級なフルーツ、美味しかった。
あとは、一緒にボランティアしてくれる友達にも感謝!
昨日は一緒に出かけれて楽しかったなぁ。
あとは健康でいられたことにも感謝!!
これは、いつも不満ばかりこぼして不幸せなふりをしている私が幸せに気づいて幸福な人生を歩むための物語。
もしもタイムマシンがあったなら
(本稿を下書きとして保管)
2024.7.22 藍