『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
平成五年、六月十四日。
その日も濡れそぼった目で、彼を見ていた。
雨音がしとしとと傘を叩いた。
夏物の上着が、寒いくらいの肌寒さだった。
運命の人、貴方はまだ二十五歳で、私は二歳だった。
でも、十八歳の姿で私はここに私はいる。
雨がっぱを着た、リクルートスーツ姿のあなた。
あなたは私の知っているあなたより、ちょっとだけ若い。右手の腕時計を気にしていて、ズボンの裾が雨に濡れるのを気に病んでいた。
私は、紺色のセーラー服を揺らしながら、ブレザーのリボンが憂鬱になびくのを、見ている。
風が舞った。
リクルートの資料が、私の足元に飛んできて、思いがけず、私は足元を確かめた。
「ご、ごめんね」
「い、いえ」
ちょっと照れる。
私があなたを見送ったあと。
あなたの後の仕事は、私が引き継いだのだと、雲の切れ間に呟いた独り言は、六月の足音に、流れて消えた。
もしもタイムマシンがあったら!
材徳ひめ「えー!!!夢ある〜!!!そうだなあ〜……うーむ…………あ!!!2023年に流行ったらしいサカバンバスピスが見たい!!!!!え!そうだよね!?40年前って2023年だよね!?!?」
神火いろり「別に。売る」
竹叢小町「そうだなー。植物の起源。それをこの目で見てみたいかも」
白砂蘭「タイムマシン?多分その場で突然あったら怪しむな。戻るんだったら平安時代かな、となんとなく思った」
笛吹もみじ「うーん。興味ないかも〜……考えるのは今だけでよくない?」
紡糸絹「タイムマシン?もしもというか作れるよ。この時代。縄文、弥生あたりを見たいかな」
過去に行って
地球の歴史を見たり
自分の記憶にない幼い頃見て
愛されているを確認したり
何に使うか悩むけど
未来に飛んで
自分を見てみるのもいいな。
未来は変えられると思うのは
未来を「今」から見てるから。
何をどうやっても変えられない
不変の未来を眺めて
どれだけ頑張ればいいのか
測ってみようか。
私の未来はいつまで明るい?
–もしもタイムマシンがあったなら–
平行世界、ドッペルゲンガー、過去改編。
矛盾があるから存在しないと、
頭のいい人は言うのだろう。
世界が違うから元の世界は変わらない、とか、
過去が変わったから自分は居なくなる、とか、
フィクションだろうが反吐が出るのに、
現実でも、そんな言葉は言われたくない。
だからこうしよう。簡単だ。
もしもタイムマシンがあったなら、
それは皆の記憶を消して、
体を治して、世界を戻して、
自分だけが変わらない。
そんな忘却装置なのだ。
そう思って、考えて、今を見ないと気が済まない。
【お題:もしもタイムマシンがあったなら】
┌────┐
| 一言 |
└────┘
サボった次の日にこれは頭がおかしい。
皆さんは、過去と未来に行けるのならば、まず何をしますか?
未来の変わっているであろう街を散策しますか?
過去に戻って、昔の暮らしを見てみますか?
未来の自分の姿を確認しますか?
過去に行ってし、後悔したことをやり直しますか?
他にもしたいことがある人は沢山いると思います。
もしも、僕が過去や未来に行けるのならばーーーーー
冷たくなっていく彼の体温。
青白くなっていく彼の肌。
無理して笑顔を作ろうとしている彼自身。
「どうして…どうして…!!君がッ、こんな事に…!!」
もう少し僕が彼の異変に気づけていたら。
もしも僕が彼の代わりをしてあげられていたのなら。
「そんなに…辛そうな顔…するなよ…ッ。俺まで…辛くなるだろう?」
「ハハッ…おれ…お、前と…、であ、えて…よかった……よ…」
そう言って、彼の命は事切れた。
「あ、あぁ…だって!!だってッ!!君が亡くなるなんて!!僕やだよ!!ねぇ!起きてよ…嘘だって言ってよ…ねぇッ!」
いくら揺さぶっても、彼の青い瞳が再び開くことはなかった。
俺はその後の記憶が曖昧だった。
ただ、自分が彼専用のベットをびしょびしょにしたことだけは分かった。
僕がもっとこうしていれば良かった、ああしていれば良かった。本当はどうするのが正解だったの?
どうすれば彼を救い出すことができたの?
絶望
悲しみ
自分への怒り
そして、後悔
この感情が俺の中でドロドロと混ざり合い、もう何を考えたら良いのか分からなくなっていた。
僕はこの時、本気で考えたんだ。
過去に戻って、全てを一からやり直したいと。
✙もしもタイムマシンがあったなら✙
もしもタイムマシンがあったら。
昨日から
本当に泣かせる
お題だなぁ。
もしもタイムマシンがあったら
過去に戻って
もっと
いろんな人に
逢ってこよう。
未来の私が
後悔しないように。
#もしもタイムマシンがあったなら
あの日、出掛けるあなたを
ひき止めるのに......
中学生の頃の自分に、言いたいことがある。
おまえが、歯牙にもかけないクラスメイトの中に、将来恋人になる奴がいるって。
オレたちに、中学生の頃の思い出なんかない。
過去は変わらないけれど、これからは一緒に歩いて行ける。
それがいい。
みんな豊かな個性がある。
みんな同じでは無くていい。
みんな違ってみんな良い
もう一度あの青春を
もう一度あの夏を
もう一度あのメンバーで
#もしもタイムマシンがあったら
あらゆる危険から守ってくれるバリアと共に、
過去や未来をめちゃくちゃ見てまわりたい。
#もしもタイムマシンがあったら
もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあれば、遠い友達のところに遊びに行きたい
もしもタイムマシンがあったなら
まっさきに過去にいくの
勿論、君に会うために
過去に戻りたい。
過去に戻って、あの時の後悔を消したい。
自分にとってどうやったら今は幸せになるのか。
あの時がいちばん楽しかったって言う思いを今が1番楽しいって思えるように過去に戻って言動をかえたいな…。
まぁ、欲張りな私は未来にも行きたいよ……。
人って、いや、自分はいつ死ぬんだろう…なんてね??
取り返しのつかない事をしてしまった。
些細な事で喧嘩してしまって、君から貰ったマグカップを壊してしまった。
大きく割れる音が響いた後、私も君も僅かに息が止まって。私はどうすれば良いのか分からなくなって、涙を零す事しかできない。
ごめんなさい、と言った所で壊した物も君も何も言わず。ため息をついてこちらから離れて行く君。顔を見る勇気は出なくて、情けなく足元に散らばった破片を見ていた。
「……ちょっと、一人にさせて」
そんな声が聞こえる。私は返事をしなかった。頭の中がぐちゃぐちゃで、言いたい事も言えなかったから。
君がドアを閉めた直後に、割れた破片を手に取る。君との思い出が沢山詰まっていたのに。なんて事をしてしまったんだろう。
「ごめんなさい……」
自身から出た弱々しい声。それに答えてくれる君は居らず。ぽたぽたと涙が床を濡らす。
タイムマシンが、あったら。そんな馬鹿馬鹿しい願いをする事しか出来なかった。
もしもタイムマシンがあったら
君と別れる前のあの日に戻りたい
もしもタイムマシンがあったなら
過去に戻りたい。ただただ、自分の駄目なところを知るために行く。
現実は変えたくない。何かが変わると大事なことを失ってしまう、そんな気がするから…。
でも使わないかもしれない。誰かが私の行動によって悲しむのは一番嫌だから。
もしもタイムマシンがあったなら
私は過去に戻って人生をやり直したい
学校をやり直したいし家族との時間を取り戻したい
だがら過去に戻って人生をやり直したい
結局家族の時間より入院の方が多かった自分
しかも入院多かったから友達関係も上手くいかなかった自分
だがら人生をやり直せるなら良いな
yui
「今一番欲しいもの」
自分を守ってくれる人
もしもタイムマシンがあったなら
少しだけ未来を
そして過去の私を抱きしめにいきたい
舞華