ひなまつり』の作文集

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ひなまつり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/3/2023, 2:09:27 PM

―ひなまつり―

子どもの頃、雛人形が怖かった。
出来るだけ近づかないようにしていた。
人形だから当たり前だけど、一点を見つめている姿が怖くて仕方なかった。
平気になったのは高校生くらいの時、もうひな祭りに何かしようという歳でもなかった。
だから、ひな祭りと言われても特に思い出はない。

3/3/2023, 1:59:56 PM

『ひな祭り』

灯りをつけましょぼんぼりに お花をあげましょ桃の花 五人囃子の笛太鼓 今日は楽しいひな祭り

私にとってはやる必要あるのか謎な行事だし、なんなら雛人形の出し入れで面倒くささしかない。

3/3/2023, 1:55:21 PM

ひなまつりなんて縁が無かった。保育園の時甘酒の代わりにカルピス飲んだ。その味は忘れた。

3/3/2023, 1:53:48 PM

テーマ『ひなまつり』

 私が前の持ち主に捨てられたのは、三ヶ月くらい前のことだった。
 たくさんの人が行き交う街には、きらびやかな光と、鈴の音のBGMが鳴り響いている。アナウンスで何度も流れる『メリークリスマス』という言葉から、今日が特別な日なのだと知っていた。
 女の子を模した人形である私は、持ち主の女の子に置いてけぼりにされ、街角で途方に暮れていた。
ショーウインドウに並ぶサンタさんに目を奪われ、まだ幼い彼女は、私の胴体を持つ手をパッと離してしまったのだ。
 人形が落ちたことに気づかずに行ってしまった彼らが、そのうち迎えに来てくれるんじゃないかと、私は胸に希望を抱いていた。……しかし女の子の家族は、いつまで経っても私を見つけに来てくれることはなかった。

 月日が経ち、私は誰に拾われることもなく冷たいアスファルトに座っていた。
 女の子の姿を探すのは、もう諦めた。汚くなった私を一瞥する視線にも慣れてしまって、もう、何もかもがどうでもいい。投げやりになった私の前で、ただ時間だけが淡々と過ぎ去っていく。
 それは、雪のふる寒い早朝のことだった。古びてボロボロの服を着たおじいさんが、突然目の前にしゃがんで私を持ち上げた。
 おじいさんは、これまで見た誰よりも薄汚れていた。顔は垢に塗れ、歯は黄色く変色している。体からは何ともいえない匂いがしていて、私は思わず顔を背けたくなった。
「おやおや、こんな寒いところに独りぼっちで。……あんた、寂しかったろう」
 彼の言葉を聞いて、私はさっきまで自分の頭に浮かんだ考えを恥じた。
 どう考えても、寒いのは彼の方だ。破れた靴からは素足が見えているし、服は薄いシャツと上着だけで、マフラーや手袋だってしていない。そんな状態なのに、なんでこの人は人形である私を気遣うのだろう。……別に、人形である私は寒さなんて感じないのに。
 おじいさんに拾われた私は、少し離れた場所にある河原へと連れて行かれた。
川のそばにはダンボールで作られた小屋が建っている。川辺にはおじいさんと同い年くらいのおばあさんが座り、使い古した鍋で何かを焚き火にくべていた。
「よぉ、ばあさん。今日は家族が増えたよ」
 そう言って、おじいさんはおばあさんの手をとり、彼女の手の中にそっと私を置いた。
 両手で包み込むようにしながら、彼女は焚き火の明かりに近づいて私を見る。
「あら……まぁ、なんてかわいいお人形さんなんでしょう!」
 薄汚れた私をみて、おばあさんは満面の笑みを浮かべた。おじいさんと同じくらい汚れていた彼女けれど、その表情は前の持ち主だった女の子よりも、ずっとずっと純粋で、かわいらしく思えた。
 もう、私は誰にも必要とされない。そう思っていたのに、また誰かを喜ばせることができて、私は心の底からとても満たされていた。
 
 それからしばらく、私は二人と一緒に生活をした。
 立派なお家で暮らしていた頃とは、全くかけ離れた日常だった。それでも私は、おじいさんとおばあさんと過ごす今が、心の底から楽しかった。私はいつでも彼女の近くにいられて、とても大切に扱ってもらえた。
 喋れない人形の私を、二人はいつでも優しい瞳で見つめて話しかけてくれる。時々、私はまるで本当に人間になったかのような、そんな不思議な気持ちにさえなった。

 春も近いというのに、ここ数日は真冬のような寒さが続いていた。異例の猛吹雪が続き、二人は来る日も来る日も身を寄せ合って耐え忍んだ。とても辛そうにしている彼らを見て、私は人形ながらに胸を痛めた。
 ようやく吹雪が収まったある日。朝起きると、私の横で寝ているおばあさんが、胸を押さえて苦しそうにうめいていた。
「おいっ、大丈夫か!?」
 おばあさんの側に寄り、おじいさんが緊迫した面持ちで話しかける。
「あなた……ごめんねぇ」
「今……今ッ、誰か助けを呼んでくる!」
 そう言って、おじいさんは小屋の外へと飛び出していった。
「あのね……持病なのよ。心臓の病気」
 彼女は私のことをそっと胸に抱きながら、か細い声で話し始めた。
「あの人の……旦那の会社が倒産してね。資産も部下の給料に全部回しちゃって。さらには、稼ぎも身寄りもない私なんて置いていけばいいのに、こうやって一緒に暮らして。本当に、優しすぎるんだよあの人は。……だからね、あなた、一緒にいてあげてほしいんだよ。私のかわりに、あの人の側に……いてあげ、て……」
 言い終わった途端、おばあさんの体から力が抜ける。
 その時だった。突風が吹いて、小屋の屋根が半分外れた。空いた屋根の隙間から、黒い猫がしゅるりと入ってきて私の方を向く。
『お前は、その人間を助けたいのか』
 普通、猫は喋らないものだと思っていたので、私はとても驚いた。
 尋ねたいことは山ほどあったが、今はそれどころではない。私はコクリと頷き、心のなかで強く念じた。
『彼女を助ける方法があるなら、何でもやるわ』
『何でも……か。よろしい。ならば、お前が彼女に宿る病の依代となれ』
 猫は私の着ている洋服の端を咥え、軽い身のこなしで川辺へ出る。そのまま私は、増水した川の流れの中へポイッと放り投げられてしまった。
 ──さよなら。おばあさん、おじいさん。今までありがとう。
 短い間だったけど、楽しかった思いでが脳裏に蘇る。
 ぽちゃんと水に落ちる音がして、私は冷たい川の中で深い眠りについた。

 今日が炊き出しの日で助かった。
 ボランティアの人達に事情を話し、僕は妻の横たわるダンボール小屋へと数人を連れて戻ってきました。
「依子……依子! 大丈夫か!?」
 慌てて駆け寄りますと、さっきまであんなに苦しそうにしていた妻の呼吸が、いつも通りの安らかなものに変わっているではありませんか。
 そしてふと、一つの違和感に気が付きました。
「依子……お前、あの女の子のお人形。エリちゃんはどうしたんだい」
 うーんと言いながら起き上がる妻の周囲には、いくら探してもエリちゃんの姿は見当たりません。
「優一郎さん、あたし、夢を見たのよ。あの子がね、エリちゃんが笑顔で手を振って、『元気でね』って、黒いもやもやと一緒に遠くへ行ってしまう夢。……きっと、私を助けてくれたのよ」
 妻の言うことは何とも信じがたいことでした。それでもなんとなく、僕もそんな気持ちがしてきてしまったのです。
「そうか。……依子が言うならきっと、そうなんだねぇ」
 妻と二人で手を握りながら、僕たちは心のなかで「ありがとう」と、エリちゃんのあの可愛らしい笑顔を思い浮かべるのでした。

3/3/2023, 1:45:44 PM

ひなまつり。とくになにもなくおわる。
 『名前』がついたひでも、いしきしなければそんなもん。

3/3/2023, 1:42:31 PM

(ひなまつり)

ひなまつりに生理になったんだが 糞腹痛いし

これが本当の女の子の日だって?

馬鹿馬鹿しい 死ねひなまつり

燃え上がれ ひなまつり

けつ穴にぼんぼりぶっ刺して明かり付けんぞ糞が

くたばれひなまつり死ね死ね死ね死ね死ね


ひなちょこが美味しいからちょっと許してやろうかな

3/3/2023, 1:42:26 PM

ゆらゆら
 ゆらゆら
 ぼんぼりの明かりが揺れる
 ひなまつり

 お内裏様とお雛様がちょこんと並ぶ雛壇を
 ウキウキしながら眺めては 

 なんだか自分まで
 可愛らしくて愛らしい
 お雛様みたいになった気がして

 女の子に生まれて良かったなって
 今日がすごく特別に輝いていた



【ひなまつり】

3/3/2023, 1:40:13 PM

小さい頃は玩具だと思った。
お人形遊びをしようとして怒られたっけ。
それでも懲りずに小物を持ち出しては遊び回って。

それがいつの間にか、玩具ではなくなって。
大切にもしていない。関心さえなくなって。
見かけないな、くらいにしか思わなくなっていた。

久しぶりに見た雛人形。
祭壇もなくて、ぼんぼりも灯ることはなくて、小物も幾つも欠けた雛人形。
持ち主は相変わらず大切にもしていなくて、関心もなくて。

それでも全員が揃って日の目を見た雛人形が、微かに笑っているように見えたのは、気のせいだったのかもしれない。



ひなまつり

3/3/2023, 1:40:01 PM

受験合格した 勉強し続けて来て良かったな


先生にも受かりました!って言ったらおめでとうございますっ!って言って貰えた


塾でも沢山先生と話せて,辞めちゃう先生には手紙渡すことができた

3/3/2023, 1:39:55 PM

#ひなまつり

母さんはひなまつりに憧れていた。
女の子のためにひな壇を飾り女の子を祝う、
しかしうちの家庭は全くひなまつりに縁がない

理由は簡単で、男だらけの三兄弟だからだ
母親は家族で集まってひなまつりをやるのが密かな夢で、この時期は少し寂しそうだった


「今日だけでいいから3人とも女の子になってよ母さんのお願い!」
母さんの無茶振りに俺たちは少し呆れたて笑ってた。

3/3/2023, 1:34:25 PM

あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
ごにんばやしの ふえだいこ
きょうは たのしい ひなまつり

きょうは、おねえちゃんがおよめさんになる日。
おひなさまに負けないくらいきれいなおきものをきて
くろいふくをきた人ととおいところへいってしまう。

「おねぇちゃん、きれいだね」

おねえちゃんは泣いていた。
あかちゃんみたいに、かおを真っ赤にして。

「おまえは、好いた人と一緒になるんだよ」
「うん!おねえちゃんみたいにきれいになる!」

いつもはあったかい、おねえちゃんの手がとても、とても冷たかった

3/3/2023, 1:27:26 PM

「この歳になると、行事に疎くなるね」
弟はそう言って少し笑った

おひなさま、祖母の家の押し入れに仕舞込まれて
もう10年は経つだろうか

人形というのは扱いが難しい
私は彼らの存在を持て余していた

今更出すのも億劫で
かと言って、処分するのは心苦しく

私たちには、結婚して、子どもをつくって
家という重荷を継がせる気も、その必要もない

私たちは自由である
自由であるはずである

ひなまつりもこどもの日も
もう必要がないくらいの大人の楽しみは手に入れた

なのになぜこんなにさまざまなことに悩む
人形の処分とか、何年も先の稼ぎとか

生かすも殺すも私次第
それは、私自身の処遇だって

私は私の手の内に
それがひなまつりを祝わなくていいということ

それが大人になるということ
でもそれがあんまり恐ろしくて

私と人形には未だに判決は下されず
今年も押し入れに閉じ込めておく

3/3/2023, 1:26:55 PM

ひざしがさしこむへや


なみだこらえるひとみ


まだかえっちゃだめっていうあまえたこえ


つよくだきしめてくれるやさしいこころ


りせいをたもってでもいっしょにいたい

3/3/2023, 1:25:46 PM

ひなまつり。

赤ちゃんを抱いたお母さんが
ケーキ屋さんの前に
2組ほど並んでいた。

店員さんが、菱形の可愛らしいケーキを
箱にしまっている。
きっと、初節句のお祝いだろうな。

どうかスクスクと育ってね。

まだ、風は冷たいけれど
もう少しで、春が来るよ。


【お題:ひなまつり】

3/3/2023, 1:22:31 PM

/ひなまつり



ひなまつり ひなまつり ひいなまつり

少しおめかしして お母さんに連れられてった
仲良しのあきちゃんの家
知ってる靴が三和土(たたき)にならんでて、家の奥からもう笑い声がしてた

あんたたち三人官女やね、
と、あきちゃんのお母さんが言い
かおりちゃんのお母さんが
うちら三婆やわ、と言い
うちのお母さんはけらけら笑ってた

あきちゃんはかっこいい長い道具持ってる官女
かおりちゃんは真ん中でおっとり座ってる
わたしはやかんみたいなの持ってる官女
お酒注ぐ道具らしいけど

あきちゃんが引っ越し
かおりちゃんは入院し
三人で過ごしたひなまつりは
思えば二、三年だったのに
毎年三月は思い出す

わたしたちは人形見るのもすぐ飽きて、
ケーキを食べたらいつも通りあきちゃんの部屋で遊んでた
台所ではお母さんたちがお酒飲んでめちゃめちゃ笑い転げてて
女のまつりなんよ、と言ってたけど
大人になったあともあんなまつりにはまだ会えてない

3/3/2023, 1:19:36 PM

ひなまつり

男祭りなので、ひな祭り感のない人生です。

3/3/2023, 1:19:25 PM

ひなまつり






小さな女の子だった頃から、憧れているお雛様
祭り。



お雛様とお内裏様。


なぜ、小さな私は、あんなにときめいていたかと、

いいますと、お雛様が、綺麗なことやお内裏様が、

とても美青年だから、凛々しいと思っていたからかな?


それもありますが。

そう、将来の旦那様にお内裏様は、似ているものなのよ。

と、祖母に教えてもらったから。


ああ、そうなんだ。

と、素直に信じて、憧れていました。



結果は、、、。



気になりますところ。




あながち、外れているというほどでもなく。



素敵な旦那様をありがとうございます。




端午の節句の時は、兜ですものね。


どんな凛々しい若武者か。


ご想像にお任せ致します。



かしこ。

3/3/2023, 1:17:41 PM

ひなまつり
3月のイベント
テレビにも
のるぐらい
有名なイベント
どっかの
県は、
何段もの
階段に
ひな人形を
飾ってる
みんなは、
飾ったのかな?

3/3/2023, 1:04:00 PM

「ひなまつり」

着物をきかえて 帯しめて

今日はわたしも はれ姿

春のやよいの このよき日

なによりうれしい ひなまつり

3/3/2023, 1:01:48 PM

ひなまつり

またこの時期がやってきた

庭には桃の花が咲き乱れ

女の子は楽しそうにこちらを見ている

目を輝かせ心を躍らせ

豪華絢爛なこの飾り達を見ている

奥の方では料理が作られ

お吸い物やら餅やらあられやら寿司やら

彩り豊かな料理が机に用意されていき

女の子ははしゃいでいる

母親がこちらに視線をやり

その目は優しく

何処か儚げで

懐かしみながらこちらを覗く

あの小さかったあの子は

いつしか母親になり

女の子を授かり

その女の子はあの時のあの子の様な面影で

同じように目を輝かせ心を躍らせている

また桃の花が咲き乱れるこの季節で

逢いましょう

あなた達の成長を見守り

健やかに幸せになれるよう願います

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