『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
はなればなれ
人間はみんな離れ離れ。親とも元々離れ離れだったし、ずっと一緒にいる人なんてどこにもいない。
そう思っていたけど、一生一緒にいたいなんて人、みんなあったことあると思う。
僕もあったさ。すごく気があって、何をするにも一緒。まぁニコイチみたいなもんかな。
だけど、人身事故に巻き込まれて亡くなった。
「はなればなれ…か」
とっても悲しかった。人生の大部分を失った気分だった。
こうして僕達は「はなればなれ」になった。
これでも僕、好きな人とかいたんだ。
大好きな先輩がいて、みんなから憧れる高嶺の花って感じの。
でも、やっぱりその先輩って可愛かったんだ。だから誘拐されちゃって。そこからもう行方が分からなくなってった。生きてるか生きてないかもわかんないくらい。
「ほらね。またはなればなれ。」
1作目
【はなればなれ】
横たわった二匹の猫の亡骸を、君は黙々と紐で縛り上げていく。ひそひそと周囲が交わす陰口になんて一切の興味を示さずに。
「ねえ、何してるの?」
問かければちらりと、君は私へ視線を向けた。情動の映らないガラス玉のような瞳に、私の姿が無機質に反射している。この恐ろしいまでの透明さが、同年代の中では異質なのだ。クラスメイトたちが彼を怖がるのは、言動の突飛さもさることながら、この瞳の底の見えなさによるところもあるのだろう。
「……はなればなれは、可哀想だろ」
短い答えだった。それきり関心を失ったのか彼の意識は私を離れ、車に撥ねられ命を落とした二つの骸だけへと真摯に注がれる。いつも二匹で行動していた野良猫たちの姿を思い出して、少しだけ口角が持ち上がった。
(やっぱり君は、優しい人だ)
天国に昇っても、或いは地獄の底でも、決して二つの魂が分たれることのないように、その亡骸を繋ぎ合わせていく――亡骸を弄ぶなんて残酷だと囁く人々は、伏せられた君の眼差しによぎる寂寞と慈愛をきっと知らないのだ。私だけが、それを知っている。
仄暗い優越感を抱えながら、君の横から手を伸ばす。寄り添いあった猫たちの亡骸を、いたわるようにそっと撫でた。
ひどい、酷すぎるわ!私たちはただ一緒にいたいだけなのに!あんまりだわ!!なんで……なんでこんなっっ!S極ーーー!!!
はなればなれ
離れ離れになるのは寂しい。
なぜなら、いままで近くにいたと感じていた無くなる気がするから。
今はまだ皆が近くにいてくれるけど、いつかは1人で暮らす時も来るだろうし。
はなればなれ
はなればなれになったとしても
私はあなたのことを忘れたりしない
できればあなたも私のことを覚えていてね
忘れたとしても私はずっと忘れない
付き合っている人がいても趣味趣向は違うわけで、長期休暇の旅行は気の合う友達と行ったりする。
君は君でかなりな趣味の人だからそれぞれはなればなれでもやることは山ほどある。
だけども、いやだからこそ、か。そんなあとで久しぶりに会った時はそりゃあ距離がなくなる。
会わない間に互いがやってたことを1から10までマシンガントークで喋り倒し、いつしか会話が止まって、ただただ鼻先で互いを見つめ合い、そして。
「ほんとはね、おれ、さみしかった…」
「俺も」
甘えた君のその言葉が、会話を止める合図。
その次は、秘密。
▼はなればなれ
電車のホームでの事だった。
誰かに背中を押されボクは迫り来る電車の目の前に落下した。
#はなればなれ
君とはなればなれになることがあるなら、その頃は
お互い成長してるといいね。
子供だった今よりもっと。
11/16「はなればなれ」
繋いで走っていた手が、不意に引き離された。
「急ぐぞ!」
「父さん?!」
持ち上げられた弟は父の肩に担がれ、追いかけるように走る俺を不安げに見つめている。上空に戦闘機の音。
「走れ!!」
路地裏を抜けようとした時、爆発が起こり、瓦礫が崩れ、煙が視界を覆った。
「父さん!!」
煙が晴れた時には、目の前に道はなかった。俺はつい先程まで弟の手を握っていた右手を、じっと見つめることしかできなかった。
―――弟の手をもう一度掴むことができるのは、10年以上経ってからのことだ。
(所要時間:9分)
11/15「子猫」
にゃあん、と鳴いて膝の上に転がり、そのままごろごろと甘えてくる。
「でかい猫だな」
「子猫だよぅ」
「でかい子猫だな」
本を読む邪魔をされるのを嫌って押しやれど、その手に黒い耳を押し付けるようにして撫でるのをねだってくる。やれやれ、人型になっても猫は猫だ。わしゃわしゃと撫でてやる。
「うちの猫はいつ恩返しをしてくれるんだろうな」
「癒してるよー? きゅーとでしょ?」
「そういうんじゃないんだよなぁ…」
まあいいか。一人暮らしのおっさんに娘ができたと思えば悪くない。少なくとも退屈はしなそうだ。
(所要時間:8分)
11/14「秋風」
低くなった午後の陽を浴び、紅葉する山々を遠くに眺め、杖をついてゆっくりと散歩する。
「こんにちは。ご機嫌いかが?」
聞き覚えのある風が話しかけてくる。暦の割に暖かいが、今日は誰だっただろう。
「今日はわたし。秋風よ」
「そうか。今年は随分とゆっくりだったね」
「そうね、それにあまり会えないわ。来週には木枯らしと交代」
「そうか、残念だな。夏風にもよろしく言っておいてくれるかい?」
「いいわ。それじゃあ、また」
楓を散らしながら飛び去って行く。体に堪える季節がやって来る。
(所要時間:8分)
はなればなれって求め合う者同士が、突然他者や物理的なことによって引き離された寂しい状態のことだと思う。
別れを告げて納得のうえで会えなくなった者同士は、はなればなれとは言わない。
寂しいけれど。
〜はなればなれ〜
トイレの中と外、扉一枚隔てて、まるでこの世の終わりかのような声で鳴きあう猫二匹。
朝っぱらから何してんの。
欠伸をしながらトイレの扉を開けてやれば、此方を非難するような冷ややかな目を向けてくる猫ども。
抗議するように短く鳴いて、仲良く階段を駆け上がる二匹。
助けてやったのになあ、とそのままトイレに入って用を足していると、再び、二匹の悲愴な鳴き声が響き渡る。
……雄同士で何やってんの。
テーマ「はなればなれ」
別れてから数週間、さみしさで溢れたがらんどうの部屋を飛び出し、心の中で流した涙を忘れようとしていた。
街中を歩く中、ふと見上げた雑踏の中で、微笑む彼女の姿があった。
あれからはなればなれになったはずなのに。
偶然の再会に胸が高鳴り、彼女に近づこうとした瞬間、彼女は消えた。
ショックだったけれども、あの笑顔とともにいつか忘れることができるのだろうか、僕は考えながら立ち尽くした。
心と体が離ればなれ
何がしたいのか分からない
体が動かない
そんな時は無意識さんに問いかけよう
無意識さん、あなたは私に何を求めているのかと
学校指定のジャージ上下がずっと部屋着だったが
ズボンの股がいい加減修繕不能になった。
卒業後もずっと上下一緒に活躍してくれたが
今ここに、はなればなれになる日がきた。
さようなら、ありがとう。ジャージ下。
そしてジャージ上。今日からは600円ちょっとで買ってきた
新品ジャージのズボンとコンビを組んでもらうことになった。
以前は上下緑色だったからカエルジャージと呼んでいたが
これからは下は茶色だから…
ツリージャージだな。ラインはお揃いの白だ。よかったな。
まだまだよろしく頼むぞ!
【はなればなれ】
靴下が片方ない。
乾燥が終わったところで取り出してみると、片方が行方不明。
「おっかしいなぁ」
あちこち探してみても、ない。
「小人が持って行ったかなー、返しておくれー」
そんなことを言いながらソファの下や、部屋の隅を探していたら、さっき帰って行ったばかりの恋人からのLINE。
“ごめん。靴下片っぽカバンに入ってた”
はなればなれの靴下。
ゆうべは一緒だったのにな。
靴下も俺らも。
「転校しても、ずっと友だちだからね」
毎日のように一緒に登下校し、毎日のように放課後一緒に遊び、毎日のように大好きだった。
ずっと友だち、ね。親友くらいにはなれていたと思っていたのに、僕だけだったのだなと泣いてしまったのを覚えている。
にしても、彼女がどこに行ってしまったのか知らないし、知る由もないし、知る気もない。過去の人間関係に囚われずに、前に進もうと決意したから。だというのに。
「久しぶりだねっ」
彼女は突然目の前に現れてそう言った。
「ねねね、昔みたいにどっか行こうよ」
「特にここら辺行って楽しい所ないよ」
「いーの! 君と遊べるだけで楽しいんだから」
後ろ髪を引かれる思いになった。前に進もう進もうとしているのに、彼女は僕を過去へと引っ張る。どうして、と思う間もなく、彼女は僕の手を引いて歩き出そうとする。
「この街も随分かわ……」
思わず彼女の手を振り払ってしまった。折角割り切った思いを、思い出したくなかった。
「なん……で? 友だちだったじゃん」
本当に友だちだったのかね。もう僕は知らない。
「バイバイ」
じゃあね、ではなく、バイバイ。二度と会いたくないということだ。彼女にもう会うことはないから、僕はまたちゃんと前を向けるようになるのだ。
#はなればなれ
小学五年生。
四月八日はクラス替えの日だ。
私は、一年の頃から仲良しな久美ちゃんと同じクラスになりたかった。
校長先生の長くて眠くなる話が終わり、いよいよクラス発表の時間。五年生は皆、多目的室へ向かった。
誰と同じクラスになるのか。胸の中はずっと不安でいっぱいだった。
久美ちゃんとは同じになれなくても、ようこちゃんやマキちゃんとは同じになりたかった。二人とも久美ちゃんほどではないが、仲良しだ。多目的室でも当然隣同士に座った。
先生が一組から順番に名前を読み上げていく。
一組の時点では私も久美ちゃんも呼ばれなかった。でも二組の発表のとき、久美ちゃんの名前が呼ばれた。心臓がドキッと跳ねる。次に、ようこちゃんも呼ばれ、マキちゃんまで呼ばれた。私は祈りながら名前が呼ばれますようにと両手を合わせた。
けれど、私の名前だけが、最後まで呼ばれなかった。
私は四組。
ひどいショックだった。
もう一度クラス替えをやり直してほしいと願った。でも、そんなことが叶うはずもない。
久美ちゃたちと、
「休み時間は絶対に遊ぼうね!」
と約束したが、その約束は果たせなかった。
四組では席替えするためのルールで、休み時間はクラスの全員で遊ぶ必要があったから。
時々、遊んでいる最中にこっそり抜け出したが、すぐにクラスの子に見つかってしまい、久美ちゃんたちと遊べなくなった。話も全然しなくなって、仲良しだった子が遠くなってしまった。クラスが違っただけなのに、私たちははなればなれになってしまったのだ。
悲しくて仕方がなかった。どうして私だけ違うクラスなんだろう。久美ちゃんとようこちゃんとマキちゃんが更に仲良くなったように見えて、自分だけのけものになった気分だった。
だけど、いつしか四組にもいい友達ができた。毎日遊ぶことでクラスに絆も生まれた。だから私はいつまでも嘆くのをやめ、同じクラスの子と遊ぶことに専念したのだ。
この先もきっと、数えきれないほどの別れがあるだろう。そして新たな出会いもある。私はその出会いを大切にしていこうと胸に深く刻んだ。
離れ離れになるのは悲しいです。数十年後にはまた会えるかもしれないけど、どんなに親友だったとしても、記憶に残ってなきゃ意味が無いから
こんにちは♪
たまには普通にダラダラと書いていこうと思います♪
てかねぇ、今スッゴイ雨降ってる
実は僕ねぇ、結構雨好きなんですよ♪
もうどのぐらい好きかって言うと、
今すぐ家飛び出して濡れながら
踊り子のように舞い踊りたいくらい好き(笑)
え…!じゃあ今すぐ行ってこいって!?
え…!なんで?
え…!雨は好きだけど濡れるのは嫌いですけど何か!?(笑)
↑↑↑↑
矛盾炸裂ww
だって風邪ひくの嫌だし…今の時期の雨冷たいし…コロナ疑われるしw
嫌なことづくしだよね~(*´∀`*)。。♪
じゃあ雨好きとか言うなって感じだよね〜w
まぁそれは置いといて♪
この間、饅頭屋さんで初めて作りたてのあわまんじゅう食べたんですが
最初ビックリしちゃいましたよ!
作りたてってこんな熱いんだと思って
いつもスーパーとかでしか買ったことなかったから
いつものように頬張ったら、まぁ大変!
唇に張り付いたあわまんじゅうがジワジワと熱して
タラコ唇のように火傷するかとおもった(笑)
皆さんも作りたての饅頭食べるときは気をつけましょうね!!
え…!そんな失敗するのはお前だけだって??
ちょっとまってよぉ!!!!
そんな褒められたら僕照れちゃう!!もぅテレにテレちゃう(//∇//)
テレっちゃうーーーうーーうーーぅ…ぅ……
(笑)
はい、今日は終わりにしましょう…頭おかしくなってきたんでww
じゃねん(^o^)ノシ
私の心と身体が、離れ離れ。
私の気持ちと行動が、離れ離れ。