『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ただはなれてるだけなら
がまんできるけれど、
はなればなれは
かなしいね。
「はなればなれ」
誰であったって
どんな時だって
はなればなれになる時は
必ず来る
そう思っていても
どうしても
苦しいんだ
手まですっぽり覆う上着から
ちょこんと出した指先が
冷たい外気をツンツン感じる
マスクを外し
すぅっと外気を吸い込む
鼻からツーンと痛むように冷たさは伝わり
でも器官ではもうよくわからない
私の体は
もっとなにか、感じていたいけど
いつの間にか、私の感覚とあなたははなればなれ
でもそれは悲しいから
きっと混じりあったに違いない
はなればなれになった貴方へ。
同じ空の下、元気にしていますか。
もう一度会えたなら、友人でいてくれますか。
貴方が私を忘れていても、私はずっと覚えているよ。
どうもーはなればなれです。お願いします。最近引っ越しを考えてるんですよ。…おーい、…おーい…あ、止まった?…おーい。おーい!カクカクしてないで返事をしろ!お前!カクカクしてないで早く返事をするんだ!お、おおい!お前、腕増えてるぞ。おい!タコかお前は!いや、タコにしては少ないか!おーい…おい、どこ行くんだ!おい!まじでどこ行くんだ!どこに行くかを言ってから動き出せ!…おい!真っ暗になったぞ!ここ俺しかいなくなるじゃねーか!おい、早く戻ってこい。戻ってこないと俺がソロライブして終わるぞ。おい!…おい!
この後、恋するフォーチュンクッキーをフル尺で2回歌った。
リモートじゃねー方がいいな。そうだな。
そう言いながら2人で笑った。
はなればなれ
ふと思い出すことがある。
たとえば、小学校のときに仲のよかった友だちのことや中学校のときにいつも一緒にいた友だちのこと、高校のときにたくさん写真を撮ってアルバムに残った友だちのこと、大学のときに「また会おうね」と約束した友だちのことを。
ふと思い出すのだ。卒業して、はなればなれになって、少しだけ寂しい気持ちになるときに、友だちの顔が浮かぶんだ。
あの子は今どこで何をしているのかな、って。
私のことはもう忘れちゃっているのかな、って。
また会いたいな、なんて思いながら、その一言すら伝えられない自分がなんだか情けなくて、今日も伝えられないまま終わる。
でも、まだあなたが私のことを覚えてくれているのなら、また会いたい、なんていう言葉に嬉しく思ってくれるのなら、こんなにも幸せなことはないでしょう。
たとえ会えなくなったとしても、私はあなたたちと友だちになれてよかったと心から思うのです。
ともに日々を過ごしてくれて、ありがとう。
今度どこか一緒に出掛けようよ。
−はなればなれ−
君が「転校するんだ…」
と言ったとたん私の考えることが一旦停止した。
「急になんなのかな?」って考えてた。
だけどそれは今の私にはとてつもなく嫌だった。
「…どこに行くの?」そう言った。
そしたら君は「嘘だよ。ごめんね?もう絶対はなればなれにならないようにしよう?」
私は元気よく「うん‼︎」と言った。
はなればなれ
この言葉の持つ意味からして、悲しかったり、切なかったりのストーリーになるのかな。
嬉しいはなればなれのストーリーです!
中年夫婦の話し。おじさんおばさんのお話はうんざりならパスしてちょうだいね。
60歳を前に、寝室を別々にした。これが快適!引越しして別々に居室を持てたから出来たのだが、可能なら絶対お勧めよ!雑誌やテレビでもよく言ってるしね!
エアコンの設定温度など、余計なことでいざこざがなくなる。
もっと早くやれば良かったと思う。
はなればなれ、最高!
テーマ:はなればなれ #4
はなればなれの君へ
今、私の言葉は届いていますか?
届いていたら嬉しいです。
「はなればなれ」の君の姿を私は見たことがない。
私は誰にこの言葉を書いているのか。
自分でもわからない。
私は返事のない「物語」という手紙を毎日のように書き続ける。
誰かに向けて。これを見ているあなたに向けて。
まだ見ぬ姿の
「はなればなれ」の君に向けて。
元気?
大丈夫?
生きるのって大変だよね。
もしかしたらこれを見ていても辛いって思ってしまう
人がいるかもしれない。
でもね。
姿は見えなくても、私は君のことを何も知らないかもしれないけれど。
生きていてくれてありがとう。
今日も頑張ってくれてありがとう。
私を見つけて、この文章を読んでくれてありがとう。
そう言いたい。
チクチクしている言葉じゃなくて
温かい言葉を。
「はなればなれ」が多くなっているこの時代で、
たくさんの温かな言葉が
この時代の「はなればなれ」たちを
繋いでくれたなら
どんなに幸せなんだろう。
離ればなれになっても
きっと君を忘れない。
心はいつまでも、君と一緒だから。
私の心は、いつだって君を想っているから。
はなればなれ
ここに立っているのに
私の思いはここにはない
心と体がはなればなれ
なりたい私はここにはなくて
憧れだけがいつも先へ
置いてきぼりの感覚
私の足では辿り着かない
何をどうすればいい
太陽と月のように
同じ場所にはいられない
追いかけたい感情
追いつけない真実
焦りだけが量産されて
限りある時計の針が
残された時を刻む
いつかいつかと思うまま
はなればなれになる
私の憧れよ
夢は夢のままでと
静かに伝えているのかな?
ありがとう
はなればなれだからこそ
まだ動こうとも
思えるんだよ
少し大人になって
諦め方を覚えても
まだ動けるコツも
掴んでいるんだよ
離れていても
追いつけなくても
憧れたことを
後悔しない
そんな生き方をすれば
全て無駄でなかったと
笑える気もするんだよ
髪をバッサリ切った、
__君のタイプがボブの人だから
なんて口が裂けても言えないよ。
『はなればなれ』
ゆれるゆれる
たんぽぽの綿毛
それぞれみんな
用意ができてる
はなればなれ
風に吹かれ
新しい花を咲かせる
旅立ちはさみしくないの
みんな一緒だから
はなればなれ
私は彼女とはなればなれになってしまった。
私は彼女に告白することができなかった。
きっと彼女はこんな私を軽蔑しない。
でも私は心の中だけにしまっておく。
彼女は結婚したらしい。
普通で当たり前で多数派の人生を歩むんだ。
私はもう未練はない。
でも人を好きになる気持ちがわからなくなった。
どうしたら人を好きになれるんだ?
私は一人が楽で、
一人が好きだ。
一生このままでもいいと思った。
#38 お互いに、はなればなれになった。
彼は倒れた次の日は休んでいた。今日だけではないだろう。いつまで休むのかも分からない。
ただの体調不良には見えなかったから。
そして、私もその日の夕方、久しぶりだったが、ついに激しい発作が起きた。余命宣告されてから、1年も過ぎている。
前までは発作も時々で、宣告されてからすぐは実感が湧かなかった。しかし、1年も過ぎると、徐々に、頻繁に発作が起きているなとは実感し始めていた。
発作に苦しみ、意識が朦朧とする中、救急車のサイレンが聞こえる。…彼は今どうしているのだろう。一瞬、そんな思いが頭をよぎったが、すぐに目の前が真っ暗になってしまった。
___はなればなれ
《はなればなれ》
君に「好き」と伝えれば
はなればなれになることはわかってた
君は「好きがわからない」と言った
君が好きじゃなくても
私がずっと好きでいて
一緒にいられればいいと思ってた
君は好きがわかるようになった
私じゃない
綺麗な女の人を好きになった
君はその人に夢中になった
もう私の方なんて向いてくれない
「好き」と伝える前に
はなればなれになっちゃったんだ
2022.4.6
学校に新一年生として入学してきた私達。
なれない場所で知り合いがいなくとても不安でした。
一人だけ私に話しかけてくれた人がいました。
それが亡くなった彼、rくんです。
rくんはコミュ障なのに私に話しかけてくれました。
それから5月6月と月日がすぎていくと一緒に私とrくん
との距離が近くなりました。
ある日rくんに放課後教室で待っててほしい
とrくんに言われたので待っていました。
rくんが放課後教室に入ってきて
rくん「俺から一つ伝えたいことがある」
私「なに急に改まってどうしたん?」
rくん「俺さ、黒瀬のこと好きやねん」
私「え、私も」
rくん「ほんま?嬉しい。
でもさ、俺この気持ち伝えるか迷ってん」
私「なんで?」
rくん「俺もうすぐで死んじゃうねん」
このときrくんに余命があるのだと知りました。
とても辛く、家に帰り号泣しました。
嬉しさと悲しさどちらもあり、その後のことは何も
覚えていません。
今日はここまで。
また明日。
2022.11.16
『まだ見ぬお別れ』
私はサヨナラを知らない
まだまだ学生だから
皆さん、覚えてますか?
まだ若い時のことを
別れを知らないんじゃなくて
出会いを知らなかった
出会いがわからないのだから
別れもわからないの
「はなればなれ」になったこと
思い出して 詩を書いて
新たな出会いに思いを馳せる
私にはまだ出来ません
人生の経験不足かしら
はなればなれ
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ずっと続けばいいと思ってたあの頃。
はなればなれになった今でも
何度も思い出し泣くのは、滑稽なのだろうか。
それでも、今でもあの頃を夢見ている
叶うことがない、されど過去を掴みたい。
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友達とはなればなれになる。でも日頃から会う事がなかった自分は寂しいという感情が無かった。
誰にも言わずに去るのが落ち着かず、友達の1人に引っ越す事を報告。すると「どうしたん?いつ引っ越すの?皆んなで集まろうや!」と返事が着た。
意外な返事が着て驚いたけど、すごく嬉しかった。
自分は1人ぼっちなんだと思っているのは思い込みで、ただ自分から繋がろうとしなかったんだと反省した。
今更ながら寂しいなと思った。