黒瀬 。

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2022.4.6

学校に新一年生として入学してきた私達。

なれない場所で知り合いがいなくとても不安でした。

一人だけ私に話しかけてくれた人がいました。

それが亡くなった彼、rくんです。

rくんはコミュ障なのに私に話しかけてくれました。

それから5月6月と月日がすぎていくと一緒に私とrくん

との距離が近くなりました。

ある日rくんに放課後教室で待っててほしい

とrくんに言われたので待っていました。

rくんが放課後教室に入ってきて



rくん「俺から一つ伝えたいことがある」

私「なに急に改まってどうしたん?」

rくん「俺さ、黒瀬のこと好きやねん」

私「え、私も」

rくん「ほんま?嬉しい。

    でもさ、俺この気持ち伝えるか迷ってん」


私「なんで?」

rくん「俺もうすぐで死んじゃうねん」


このときrくんに余命があるのだと知りました。

とても辛く、家に帰り号泣しました。

嬉しさと悲しさどちらもあり、その後のことは何も

覚えていません。

今日はここまで。

また明日。


2022.11.16


11/16/2022, 12:02:08 PM