『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『どこにも書けないこと』
どこにも書けないこと。
それは悪いこと?
恥ずかしいこと?
後悔したこと?
それとも自分だけの思い出?
どこにも書けないならそれでいい。
誰かに書けと言われても絶対書かないで。言わないで。
心の中に閉まっとくの。
それが悪いことでも。
反省できる時が来る。
自分だけの思い出。大切なこと。
無理やり聞き出そうとしないで。
あなたのペースがあって、相手のペースがあるの。
それを分かれないなら、聞かないで。
どこにも書けないこと
ノートを広げてペンを取る
ゆっくりとペン先をノートに近付けて
しばらく考え込んで
やっぱりペンを置く
どうしても、書けない
こんなノート誰も見ない
わかっているけど
もし明日自分の身に何かあれば
部屋を整理しに来た親に
見られてしまうかもしれない
この秘密
書き記しておきたいのに
結局、どこにも書けなかった
どこにも書けないこと
「どこにも書けないことってある?」
カタカタと軽やかにキーボードを叩く彼女の指をなぞりながら問う。
「そんなの、一番わかってるくせに。」
彼女は、長くて白い指を私の顎にすべらせて、その唇を近づける。艶のないそれはサラサラとしていて、彼女を口いっぱいに感じた。
彼女のエッセイに書けないのは、この私だけ。
『今日は#病みかな』
『あーあなんで私には才能がないのよ...』
「今日も可愛いね!」
「いいな〜あたしもこんな顔が良かった~」
「恵まれてるよなw」
「なんだよ病みってw」
「ね!ただ楽しんでるだけじゃん」
「それしか持ってないんだろw」
『うるさい......』
『私は別に...こんなものはいらない......!』
どこにも書けないこと
ならばここにも書けないこと
だから
誰にも聞こえないところで
声に出して言ってしまおう
言葉にして
自分の中から外に出すの
バスを降りて帰り道
芝生の広場を通り過ぎて
何か…
胸騒ぎがして…
しばらく国道を歩いても
気持ちが落ち着かない
ざわめきが止まらない
どうしよう
どうしたらいい
家が見えてきて…
バルコニーから物音がして…
玄関の扉の向こうから…
愛らしい瞳が交差してきてた…
不意に見つめられ…
慌てて鍵を開けたら…
突然のキス…
それも何度も何度も…
愛らしい瞳で見つめてくる…
言えないよ…
誰にも言えるわけない…
言えるはずないよ…
こんなこと…
ただいま!!
いい子にしてたの!
そうなの!
散歩行きたいの?
散歩行こうか!!
公園に行こうか!!
ワンコが可愛い事を誰にも言えない♪
どこにも書けないことは
どこにも書けないから
どこにも書かない
言葉が胸の内で燻ろうと
静かに蓋をする
言葉として存在できなかった思いが
人知れず消えていくまで
静かに
言葉よ、眠れ
どこにも書けないことってどこにも書かなくないか。というより、書けなくないか。ここに書いている時点でそれは「どこにも書けないこと」じゃないんだから。書こうと思えば著しく倫理観の低下した描写だろうが他人のあまりよろしくない行いのアウティングだろうがその書き手の意思が赴けばそれはもうどんな場所ででも、事細かに、丁寧に描写することができてしまうだろうよ。じゃあどこにも書けないことってなんだ。たとえば筆者本人が理解していない事象。分かってないから書けない。賢くない作者は天才にまつわる描写を行う事ができないみたいな話。たとえば宇宙の真理。たとえば全員が幸せになれる唯一の答え。たとえば今世界に存在する、(もしくはしていた)全ての生物に付けられた名前の一覧。適当でなく、ほんとうの。もちろんそんなの誰も分からないから書けない。ううん。こんな屁理屈書きたかったわけじゃなかったんだけどな。というかどこにも書けないことを書いた上で人に共有させようだなんて我々をどうする気なんだ!えっち!すけべ!ハーレム漫画の主人公!(凡そ人に投げかけてはいけないようなとんでもない悪口)!(単語を見ただけで誰しもが泣いてしまうほどには残酷な蔑称)!
#どこにも書けないこと
悩みを吐いても
人は分かった様な口で歩み寄ってくるだけ
裏で悪口を言いまくってるのかもしれない。
信用なんてできたもんじゃない
ネットに書くのも同じ事
優しい言葉を書いてても
裏では知り合いに晒して色々言ってるのかもしれない
ネットなんて表情が見えないし声色も分からないから
余計信用出来ない。
だから
自分の心に溜め込む
何かを言われるのが怖いから
晒されるのが怖いから
分かった様な口で歩み寄られるのが嫌だから
溜め込んで溜め込んで人は端から壊れていく
そんな人が増えてほしくないから
僕は自身を犠牲にしてでも事実を書く。
小説、ネット、うた、
何を言われても良い
一人でも多くの人が救われるのならば
僕なんてどうでもよい。
救いを待つ人々の心にある傷は
どこにも書けない吐けない
そんなことを溜め込んだが故にできた
傷なのだと思う。
【どこにも書けないこと】
誰の心にも秘密がある
大きさはそれぞれだけど
秘密を持たない人はいない
だから誰にでも
「どこにも書けないこと」が存在する
そう、例えば
自分の部屋の
自分の机の引き出しの中にある
日記帳にさえも書けないこと
自分だけしか読むはずがないと思っていても
何かの拍子に誰かに見られたり
自分にもしものことがあった時に読まれたり
そんな想定をしてしまって
文字にすることもできない
そんな、「どこにも書けないこと」を
誰もが持っている
書くまでもないことなのか
書くのが恥ずかしいことなのか
書くのが怖いことなのか
書くのが勿体無いことなのか
書くのが申し訳ないことなのか
書きたくないことなのか
理由はそれぞれだけど
自分の心の内を全て書ける人なんていないのだ
あなたにもそんな「どこにも書けないこと」があるでしょう
もしかしたら、自分で気付いていないのかもしれない
心の奥底に閉まったまま忘れているのかもしれない
けれど誰にでも
「どこにも書けないこと」があるのです
本当に誰にも知られたくないことは、
決して表にしてはいけないよ。
言葉であれ、文字であれ、態度であれ、
ひとつの油断が、ひとつの不自然が、
容易く秘密の膜を破いてしまう。
ただ秘密を暴かれるだけでなく、
事実は歪み、真実は汚され、
大衆小説が如く変質され、
誰かの捌け口に利用される。
表にしてはいけないよ。
心に封じて、想いを絶って、
身体と共に埋葬されるまで。
表にしてはいけないよ。
思い出してはいけないよ。
請い願ってはいけないよ。
『 』
<どこにも書けないこと>
この情報発信の世界で
「どこにも書けないこと」なんて、けっこうある気がする。
ほら
政治家のキックバックとか?
人には言えぬ、性癖とか?
募金の中抜きとかね。
どこにも書けないことか...難しいな。
ひとまず
「俺は嘘でしか出来ていない」ということ
心が綺麗、純粋、
腹が立つほどに鬱陶しくなってくる
俺の心なんて誰にも...
分からないだろ
自分を偽ることなんて
簡単なんだよ
偽りたくて偽ってなんかいない
ただ
素の俺が分からないんだ
人と絡めば絡むほどに
その時
その人の良さを模倣しようとして
誰かを真似る。
だからこそ自分が薄れて征く
自分がないと軸がないんだ
確固たる軸が
ないからこそ
どこにでもいけるのかもしれない
けど
まだ
よく分かっていない。
正解のない問いを
ずっと探しているだけなのかもしれない
悩みがないように振る舞えど
心の中では黒色しか廻っていない
誰も気づくことはないんだ
だって
SOSを出していないから。
寂しい気持ちとは
こういうことなのかもしれないな
心が孤立していくみたいだ
これが僕の誰にも言えないこと。
#25 どこにも書けないこと
そういうことは胸の奥にしまって、
蓋をしておくの
どこにも書けない、言えないことを、心に書き留めるのが辛いなら、自然の中で音にして飛ばしちゃえばいいよ。
何かを言われることもないし、
あなたが忘れても、音を届けた空気や、山は、忘れないでいてくれるから。
どこにも書けないこと
どこにも書けないことといったら、ぱっと思いつかないけど、自分の個人情報とか、人に知られると恥ずかしいこととか?!
わからないw
私はカレの奥の奥まで
突き破ってほしいなな〜んて
思っちゃう
カレには言えないわ
きっと
血だらけになってまうやろ!死にたいんか!?
って言うだろうな〜
カレは真に受けちゃうからさ
これが突き破らない限界やで?
って言って強く強く突き抜けないように
頑張ると思う
私は何もできないから
カレの思う壺
もし動けなくなったら?
終わりです
終わり?分かりきったことさ
カレの得意技だもん…
俺の力、悪用させてもらうで?
その悪に何度付き合えるのかな
私は何度でも受け止めれるよ
カレが、カレが大好きだから
あのまま出血多量で死んだって良いのに
でもカレがそれを許さない
でもそれくらいオーバーに
やってかな生きていけませんわ
だからこそね
今日もお願いね
何が良いかな
私の必殺やってもいい?
うふふ、私って強いのよ
まぁいつものお返しだよ
下に敷けばカレもかわいい男の子
たまにはおねぇさんを教えてあげなくっちゃね
カレがしおれちゃうわ
ねぇ、明日はマミーになって???
え?
私、マミーになりました
良かったね、大きくなるまで飲んでね
…こんなこと、ここでも書けないよ
書いたけどさ、引かないでね???
どこにも書けないこと
どこにも書けない
言葉にできないカオス
どこにも書けないこと
書けないし、話せない。
そんなのたくさんあるよ。
だから、ここにも書かない。
僕のことは前に書いた文で大体こんな人だろうってことはわかると思う。
あ、読んで欲しいってわけじゃないよ。
文章力は低いし、何が書きたいの?って思われても仕方ないぐらいだ。
けど、こんな奴がいるのか、ぐらいには思って欲しいかな。
僕と似てる人がいれば嬉しい。
一人じゃないんだって思えるから。
一人が嫌なのか?
僕は。
わからない。
自分でも自分がわからなくなる。
気持ちや感情がわからなくなる。
何がしたいのか、何をされたいのか。
例えばの話。
好きな人ができたとする。
愛したいけど、相手には愛されたくない。
でも、その理由がわからない。
・・・みたいな?
自己中なだけか。
もし本当に誰にも言えないことができたら、一人の時に思いっきり泣くといいかも。
僕も一人の時とか家族が寝た後とかに泣いたりすることがある。
夜は孤独や恐怖を押し付けてくる。
だから、泣いていいよ。
泣いてるのに笑う人なんて、その人こそ悪者だ。
きっと流す涙には意味があるから。
思いっきり泣いてもいいよ。
恥をかいたこと。うまくできなかったこと。言ってしまったこと。振り返ればそれは後悔の山となり、わたしを見下ろしている。
誰にも知られたくないと思えど、その場に居合わせたひとや当の本人たちは、まだ憶えているかもしれない。
しかし、ひとはたいてい自分のことで手一杯だ。話を蒸し返すより放っておいた方がいいこともある。だから、どこにも書けないことはそのまま置いておく。ちっぽけなわたしには山など動かせない。
死ぬ時にはどれほど高くなっているだろう。でも、棺桶に入るときは、きっとその後悔の山が花畑となって、やさしくわたしを彩るのだ。