『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【どこにも書けないこと】
みんなは本当の私を知っているだろうか。
もちろん、このアプリの中から得られる情報は少ない。
私はただの小説を書くのが好きな受験生。
今日は面白いテーマが転がり込んできたから、私の本性を此処に残そうと思う。
私は発展していない県の発展してない田舎町に生まれた。
親は父が保険の先生。
母は医療データ入力の仕事をしている。いわゆる事務員。
姉とは年子で、私は中3、姉は高1。妹とは2歳離れている中1。
いたって普通、、喧嘩が絶えない5人家族。
でも私は、妹や姉などの性格とは違い、少し変わっている。
きっかけは友達の発言からだった。
『〜ちゃんって、優しいよね。』
この一言により、私は自分が優しい人間だと自覚する様になった。
更に、私は自分優先で物事を考えるタイプだ。
何事にも自分を優先し、人が困っていてもそれより大事な事があるならばそちらを優先する。
まぁ、、おおまかに言えば偽善者。
優しい私、可愛い。
助けてる私、可愛い。偉い。
とことんクズだと思う。
人と付き合った時だって、茶化されるのが嫌いで、相手の気持ちなんて考えずにさっさと振った。
人と話してても、どれだけ仲がいい人でも、親友でも、心の中では悪態をついている。
でもそれは言わない。
言ったら私は1人になる。
それは私のためにはならない。
1人心の中では悪態を吐き、その人を見下す。
それが私の密かな趣味。
これが誰にも言えない事、どこにも書けないこと。
友人が誰かの悪口を言ってても、私は『ダメだよ〜そんなこと言っちゃ〜』と冗談混じりにやんわり注意する。
何故かって?
決まってるじゃない。
可哀想な子を助ける私に酔ってるから。
私は私が1番可愛い。
この話がウソかホントか、、信じるかは貴方次第。
これからも私の書く小説をよろしくお願いします。
テーマ『どこにも書けないこと』
子供の頃、家族の誰にも言えなかったこと
家族とテレビでセー◯ー◯ーンや、仮◯ライ◯ーを見ている時
主人公たちが苦しんでいるシーンで
子供ながらに、愉悦感を覚えていたこと
(きっとこういう経験は、誰にでもあると信じてる)
【どこにも書けないこと】
お父さんがトラウマで
大きな音、低い大きな声、怒られると震える。
人の顔ばっかり伺い、自分の気持ちが言えない。
人の気持ちが分かる。
この人怒ってそうだから今は話しかけないでおこう。
今はダメだ。と
疲れたなぁ……
どこにも書けないこと
誰にも言えないこと
本当の
嘘偽りのない
自分の気持ちを
ここに綴っている
行き場のない想いを
吐き出すことで
なんとか
自分を保っている
「どこにも書けないこと」
それはここにも書けない
然るべきところに相談すべきこと
それもできずに
一人で抱えられずに
あなたにだけ打ち明けてしまった
意外にも驚かず
淡々と諭してくれた
あなただけに頼ってしまった
これも罪かもしれない
#どこにも書けないこと
好きと愛してるは違う
それがわかったのは
刻の流れの中で…
好きというキモチで
自分を誤魔化しながら
心に刻印されたヒトを
忘れようとしてた
好きと言葉にすることで
自分に暗示を掛けてた
だけど文字にするのが怖くて
自分のあざとさと向き合えなくて
誰かに知って欲しいけど
誰かに訊いて欲しいけど
あなたのことは好きだけど
あなたの肩越しに
懐かしいシルエットが
私の名前を呼ぶの
抱きしめられながら
愛してると言えないわたし
ごめんね
どこにも書けないこと
それは ここにも書けないよ
死にたいけどダメだと心が咎めるとき、あることを決めた。
読まずに積んだままの本を全部読み終わること。
大好きな小説のシリーズ二作品がどちらも完結するのを見届けること。
書きたい小説を最後まで書ききること。
この三つをやり遂げたら、死んでもいい。
そのときに死ぬ気がなかったら生きていればいい。
時計の針
焦りの象徴
期限の象徴
ストレスが掛かる象徴
そして、止まらないことの象徴
どこにも書けないこと
できるだけ早く遥か高みへ昇りたいこと
できるだけ早く安らかに眠ること
それだけが私の夢だということをどこにも書けない
何がいけなかったんだろう、
どこで間違えたんだろう、
仲良しだった4人に省かれて約2ヶ月が過ぎた今でも思う。
その4人は自分よりもテンションが高く、輪に入ることすらハードルが高かった。それでもあなたたちが呼ぶから、話しかけてくるから輪に入ったのに、
たったの一言で頑張って入った輪から簡単に追い出したよね。
自分はただ
“修学旅行のユニバ、4人と一緒に回るのは疲れそうだな”
って呟いただけなのに。
決まったことじゃない。まだ悩んでいた段階なのに勝手に決めつけて、省いて、今となっては自分の目の前で4人で遊びに行く約束をしたり、分かりやすく悪口を言ったり、、、
まぁ、自分が相手にしてないからだろうね笑
自分は正直、誰と居ようが関係ない。省かれようが興味はない。
ただ移動教室の時に話す相手が欲しいだけ。
暇つぶしの相手が欲しいだけ。
親密な関係なんて、たったの一言で壊れるような関係は求めてない。
だからこの先の人生でたった一言で壊れない、ちゃんと性格やテンションを理解してくれる人と出会いたいな
誰にも言わず自分の心の中にだけ秘めている思い…
(※現在進行形の実話)
そうしたら心の隙間が満たされると
そんな事を考えていた
どこにも書けないこと
どこにも書けないことは、自分の心のどこかに、
印して、おけばいいんじゃないかな?
書けるようになるまで、大変なときもあるから。
忘れることも肝心だよ。
感謝することと、同じくらいね。
我が愛猫は、うんうんとうなずきながら、
炬燵に入っていった。
にゃんざぶろう
誰にも言えない
よく見るSNS。たまにくるDM。それは以前クラスメイトだった男子たち。内容は下ネタばっか。
「久しぶり。最近どうすか。」
ほとんどの男子はこのようなメッセージを送る。
私は恋愛経験はないが、あるきっかけでほとんど男子と関わることを避け続けていた。でも、話しかけられたらとりあえず返すしかなかった。
ある日こんなメッセージが送られてきた。
「見せ合いしよう」とか「顔見せて」とか
正直気分が良くなかった。あの頃はあんなにいい人だったのに。
「嫌だ」と送っても諦めてくれなかった。だから関わりたくないんだ。
怖いよ、誰か、助けてよ怖い。
ブロックする勇気もなかった。
数ヶ月後、私は男子と関わることを避けるようになった。
なぜなら怖い思いをしたくなかったから。
でも、私のことが好きなのかずっとメッセージを送って来る人もいた。毎日ストレスが溜まっていく日々。もう限界だった。
「お疲れさま」このようなメッセージが届いた。それは昔、仲が良かった男の子。
私は嬉しい気持ちでいっぱいだった。
「バニラ好きとか意外。」
ああ、変わってない。あの頃のまま。
「へー、気になってたし今度見てみようかな。」
こんなに楽しい会話は久しぶりだ。今まで話してきた人と違う。この人は私に下心なんてないかもしれない。そう思った。
でも、下ネタばかり話してきた男子のこと、相談できる相手はいなかった。だから、ずっと、耐えてきた。多分、耐えたからこそ今の幸せな生活を送れているのかもしれない。
いや、そう願おう。ずっと。
テーマ『どこにも書けないこと』
誰にも言えなくて、どこにも書けない内緒のこと。
実はあなたを前にすると胸が脈打ってしまうこと。
実はあなたと話すキッカケが欲しくて、わざと出来るコトを出来ないフリしてしまうこと。
実は薄い化粧より、派手なメイクの方が好きなこと。
あなたに少しでも意識して貰いたくて、構って貰いたくて、好きになって貰いたくて、ちょっとだけ、猫かぶってしまっていること。
それでもあなたはわたしに言うよね。
「お前のことは妹みたいに思ってる」
だから言えない。
言えないし、この気持ちは手紙にもトークアプリにも書き綴ることは出来ず、わたしの心の中にしまっておくの。
ほんの少し、泣きながら。
どこにも書けないこと…ね。
どこにも書けないと言うか、あまり人に言えないことならある。友人からは「恋愛に興味ないよね。」って言われる。その場では笑って過ごすけれど、やっぱり青春したい。自分磨きから始めないとね。
どこにも書けないこと
ねぇ、君は隠し事してる?
ん?してないって?
あはっ僕にはお見通しだよぉ?
あ、そうだっ
ここに秘密を書こうか?
大丈夫、僕は君を知ってるんだから…。
どこにも書けない……
天地無用のあかさたな……
天使の靴のほころびに
咲いたお花の物語
誰彼かまわぬお人好し
愛の押し売り大安売り
無駄な努力の快楽に
溺れる楽しみ言えないな
独りよがりの言い逃れ
気ままに走る自惚れ屋
相も変わらず底なし沼の
奥また奥のぬかるみに
宝石1つ見つけたよ
誰にも見せない漆黒の
キラキラ光る猛毒が
チクチク刺さるが気にせずに
のらりくらりと舞いながら
口に咥えて噛んでみた
火花が散って綺麗だな
私も燃えて輝いた
クラクラ回って堕ちながら
誰が誰だか分からぬが
嫉妬に狂い恋焦がれ
のたうち回った暗黒に
拍手喝采気がつけば
あなたの足に根をおろし
芽吹いてお花になりました。
私も天に行かせてよ
どこにも書けないこと
どこにも書けないことはここに書いてみてね!っていう意味なのかもしれないけど、どこにも書けないことはここにも書けないでしょう
私は書かない
どこにも書けないことは
心に書いておくの
消えてしまうか跡になるか
わからないけど
跡になったら刻み込んだまま
灰になりたいの
【どこにも書けないこと】
「どう言い訳をしてくれるのだね、諸君!」
とある国の元首が、官邸の執務室で怒声を張り上げていた。
「奇襲攻撃、宣戦布告、してやられたのだぞ、わが国は!あの、弱小国に!」
国防を担当するさまざまな組織のトップたちが項垂れて居並ぶ前で、全身から微かに湯気を放ちながら国家元首による大音声の叱責は止まらない。
「外交交渉は決裂、諜報も防諜も出し抜かれ、挙げ句に先制攻撃を許すとは!!」
元首はひときわするどく大喝すると、いかめしい軍服の胸に数々の勲章をぶら下げた男たちを睨みつけた。
「わが方の被害は甚大…かたや敵方は軽微な損害で悠々と撤退だそうだな。元帥たちよ、戦い方を忘れたのかね。報告によると、兵のほとんどは毎日飲んだくれてカード遊びに興じ、男色にうつつを抜かして任務そっちのけだったと聞く」
軍人たちはおろおろと顔を青ざめ、誰ひとり一言も返せず押し黙った。
「それ以前に、かの国の暗号解読は不完全、スパイの尻尾を掴むこともできずに野放し状態だったとか。わが国の防諜レベルは女学生たちの派閥争いで暗躍する小娘の情報収集術にも及ばないほど落ちぶれていたのか」
今度は仕立ての良いスーツを着た洒落者の男たちが身体をこわばらせて唇を噛みしめ、誰も反論できずに視線をさまよわせた。
「さらに外交交渉のお粗末ぶりにも程があったぞ。いくら取るに足りん弱小国とはいえ、有無を言わさずこちらの要求を突きつけるだけの強硬姿勢で押し通し、結果、窮鼠を追い詰めて世界的に大恥をかかされてしまった!」
元首の怒りは頂点に達し、掻きむしるような仕草で両手を戦慄かせ、政府高官たちに向けて叫びに似た怒号を発した。彼らは居たたまれず、突き出た腹に埋まるぐらいに深く頭を垂れ、ただ貝のように沈黙するしか術がなかった。
大いに怒りを吐き出したあと、ひとまず気が済んだのか、ようやく元首も静かになり、肩で荒い息を整えた。
「……とにかく、まずはこの無様な大失態をなんとか取り繕わねばならない。その緊急対策のため、諸君たちを呼び付けたのだ。今からその対策会議を始める、諸君、閣議室へと移動してくれ」
落ち着きを取り戻した元首にうながされると、面子を失い、萎れきった男たちの群れが、とぼとぼと閣議室を目指して執務室を出て行った。
そして突然の開戦から数週間後――こんな風説が巷でひっそりと広がりつつあった。
「奇襲攻撃は把握していたが、敵からの第一撃を仕向けるため、わが国はあえて見逃したのだ」
これを耳にした民衆は、宮仕えの傲慢無能堕落ぶりをよく知る人――つまりたいていの善良な納税市民は笑いながらすぐに否定したものだが、ズバリ宮仕え人やそれに近しい者、あるいはニヒリスト、おちゃらけ者、オカルト愛好者…などといった、世の中を風変わりに渡っていく人種たちはこの風説を支持し、さらにまことしやかな尾ひれをたくさん連ねて人々の間に撒き散らしていった。
「あなた、例の秘密の情報操作はうまくいっているようですね」
「そうか」
元首は私室で妻と朝食を取りながら短く言葉を返した。
「あの噂、最近は信じる人もけっこう増えてきているみたいです」
「…………」
元首は複雑な面持ちでスープの匙を口に運ぶ。国家の体面を取り繕うため、対策会議での議論の末、苦肉の策であのような陳腐な風説流布作戦が画策されたのだった。ほかに策もなく、半ば自暴自棄気味に国内、海外両方で流してみると、意外にも“真相の攪乱”という、そこそこの成果が出ている。しかし――風説はいつの間にかいろんな虚飾をまとって七変化を見せていた。たとえば――
――元首はある秘密結社の大幹部で、あやしい儀式において人間の生け贄を大量に必要としている。戦争が始まったのはそのためで、敵国はまんまと利用されたのだ――
とか、
――元首は宇宙人に操られ、人類絶滅を命じられた。それを察知した敵国が宇宙人の野望を阻むため、手先となっている元首とその国へ無謀にも戦いを仕掛けたのだ――
またあるいは、
――元首は現代の救世主であると自分で思い込み、ハルマゲドンを起こして世界を破壊浄化し、新たな世界の王となるため、卑怯な手を使って相手からの先制攻撃でこの世を破滅へと導くつもりなのだ――
……などといった、トンデモ風説へと姿を変えて独り歩きをしていた。元首は風説の変わり果てたさまに頭を抱えたくなる思いで、妻の言葉をスープと一緒に無言で飲み込んだ。
「……まあいい。敵の奇襲にしてやられ、開戦に至ったわが国の堕落腐敗の真相を嘲笑いされるより、愚にもつかない風説を信じて騒いでくれる方がましだ。作戦成功、結果良ければ文句は言わないとしよう」
自分に言い聞かせるような元首の独り言じみた言葉に妻はふふと微笑む。
「真相は極秘、最高国家機密とする。国史にも記すことは禁じた。だから君も、日記なんかに書き残したりしないでくれよ」
真向かいに座る妻に元首はやや改まった態度で念を押した。妻は食後の紅茶カップを片手に元首へ頷いて見せる。
「もちろんです。日記はおろか、どこにも書けないことですからね」