『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『どこにも書けないこと』
別れを告げたはずの人と、もう決して関わらないと決めたはずの人と会いたいこと。
手を伸ばせば会える距離にいると知ってしまってから、
どうにも制御が効かなくなった。
付き合いたいわけじゃない。
だけど、今度こそもっと上手くかかわれるような気がするの。
この気持ちは恋じゃない。
負けず嫌いな私のリベンジ心が燃えているせい
死にたいとか?
人殺したいとか?
そーゆのってさ
結構本気で思うことない?
わかる
でもいったん考えてみ?
あんたが死んだら絶対誰かが悲しむけん
あんたが人殺したら絶対誰かが恨むけん
そんなん嫌やん
あんたのせいで
誰かが悲しむより
あんたのおかげで
誰か一人でも笑顔になる方がいいにきまっとる
なーんて
そんなこと人には言えるけど
自分には全く響かんのよね笑
ただの偽善やん笑
うけねーよ
くそが
死にたきゃ死ね
生きたきゃ生きろ
これが人生だろ
と、わたしはいつも思ってはいるが
どこにも書けないし言えないけど今日くらいは、
と少し口を悪くしてみた
どこにも書けないような事は、あの時あなたに
話してしまったの
だから、あなたに秘密にしていることは何もないのよ
どこにも書けないこと
それはここにもかけない。
友達にも家族にも見せれないもの。
私の中にあるもの。感じてるものすべて。
自分には、裏の顔がある。
いや、違う。
裏の裏の顔がある。
いや。
裏の裏の裏の……顔がある。
自分しか知らない顔。
みんなみんな知らない顔。
あの子よりも、その子よりも、深い深い闇を持っている気がするの。
そう思うと、なんだか寂しくなる。
誰にも共感されない苦しみ。
その反面で、なんだか誇らしくなる。
自分『だけ』だから。
あとは〜……これがいちばん重要かも。
▓▓▓▓▓▓▓▓人がほしい。
〜どこにも書けないこと〜
私にはどこにも書けないことがある。
私が見ているこの風景だ。
どれだけ言葉を尽くそうと、私が見るこの感動の全てを伝え切ることは出来ないだろう。
私が感じているこの思いだ。
どれだけ動きを表してみようと、この揺れ動く心の様を伝え切ることは出来ないだろう。
私にもどこへも書けないことがある。
きっとあの人にも、あなたにもあるのだろう。
誰もが伝えきれぬ歯がゆさを抱えて生きているのだろうか。
それでも、どうか。
こうして文字を綴ることを辞められない私を笑ってはくれないだろうか。
ほんの一欠片でも伝えようともがき足掻く私を笑ってくれないだろうか。
そうして動いたその思いこそ、私に向けられた報いであり救いになるものであるはずだ。
そうであれと、綴り続けてきたのだから。
ある日憐憫に身を寄せた。
らしくもないと思い至ったら、次の瞬間には嫌悪に変わった。
それでも日が落ちたらすっかり忘れて、今度は友情に嫉妬した。
なんの脈絡もなくふいにそう思って、そんな自分は酷く愛おしかった。
よくある話だろうか。
相反する様に思える感情が、自覚されればいつの間にか二人、背中を合わせて息をしている。
そうして自分は混乱する……本当に? 好いた事もあったじゃないか。
何も、考えていない様にも思える。
考えすぎて、思考がおかしくなった様にも思える。
いつの間にか涙を流して、感動したのかと後から気付く。
たちまち言葉が大きくなって、怒っているらしいと他人事の様に言う。
一日が充実して、身も心も疲れはてた時か。
日がな布団で過ごして、退屈だと大袈裟に嘆いた時か。
理由も知られず、経緯も分からず、何を考えたのか、思い出す情景が目まぐるしく移ろって、笑いたく、泣きたく、語りたく、黙りたく、唯、無性に狂いたくなる。
そんな感情の奔流に、身を任せて良いものか。
不安か、安心か、どうでも良いのか、どうにかしたいのか。
確かな事が、一つづつ消えていく。自分は、誰でもないのか。何処にも居ないのか。
──ああ、ああ。違います。
書きたくないんじゃありません。
見せられない程に醜い訳でも。
美しすぎて自分だけのものにしたい訳でも。
ただ、ただ──
書き表す術を、私は全く、存じ上げないのです。
【どこにも書けないこと】
〜どこにも書けないこと〜
どこにも書けないことをここに書いたら矛盾している。
よってこのお題は成立しない。
どいつもこいつも糞しかいない。
なんで?
泣きたいのはこっち、離れてったのもそっち。
あんたが泣く必要ある?
ないでしょ。勝手に泣いてインスタに来週から頑張りますとかいる?
いらないでしょ。
ほんとめんどくさい、関わりたくない。
距離置くとかもう一生話したくない。
お前もお前。どっちの味方なん?
散々愚痴言ってた癖に最後帰る時のやつなに?
どっちの味方なの?ほんと意味わんかいお前もしね。
帰る時どこいるかわかんねぇんだよクソが。
待ってたんだけど?
ならちゃんと見えるところにいろよ。
ほんとクソ。
全員クソ。
死ねほんと。
『どこにも書けないこと』
瞼の裏に焼き付ける
言葉にもならない衝動
漆黒に被せて誤魔化す
その色が形が如何様であれ
表出されない内面世界に
何の責を負う謂れがあろうか
皆に見せているのは【綺麗な私】
本当はそんなに優しくないし、自分の為に生きてる。
本来の自分を出せるのは、両親とほんの数人の友人だけ。
自分が成功しても、胸の奥が虚しくなる。
でも自分を今まで嫌いになったことはない。
今の楽しみ方も悪くない。
けれど何か欠けている、気がする。
生まれた理由は分からないし、死にたい理由も無いから、【今】を生きている。なんだかんだ楽しいから。
誰も認めてくれなくても良い。好きを続けたい。
その気持ちを忘れずに生きていたい。
「白状」と題された日記のページを繰ると、次々に出てきた変哲もない日常。そこにはただの同級生だった頃の福田さんの心底が描かれていた。
2022年の1月から始まった日記は飛び飛びになっていながら、2022年の12月まで続いていた。最終日は12月24日。多分、福田さんが決心を固めた日だ。
12月に入ってからのページを除けば、内容は概ね和やかなものだと言っていいだろう。季節のイベントを程々に消費しながら、一般的なイメージと大して変わらない大学生活を送っている。
大きな転換点となっているのは、やはり12月20日だろう。この日は有機化学のゼミのメンバーで、旅行にでかけていた。私は実験が残っていたので見送ったが、同じく不参加のメンバーに福田さんもいた。
福田さんはゼミ室で何やら書き物をしていたようで、私が部屋に入るとびくりと身体を震わせた。
「うわ!誰?って鈴城ちゃんか」
「ごめんごめん、驚かせちゃった?」
「あれ?旅行は?」
「私去年入院してたから実験残ってんの。福田さんこそ、楽しみにしてたじゃん」
栗色の髪から覗く黒の瞳が曇った気がした。しかし、一瞬翳ったような気がしただけで、もう一度見ると、いつも通りの福田さんだった。
「だったねー」
私が入院していたことに対してなのか、自分が旅行を楽しみにしてたことに対してなのかよく分からない返答だった。
手元にはさっきまで書いていたメモのようなものがあるが、入ってきた時の様子から、見られたくなさそうだと思ったので、視線を遣らないように気をつける。
その様子に気づいたのか、ああこれ?とぴらぴらさせる。そのままくしゃりと握って、言う。
「ただの試し書き、ペン、誰か忘れてったみたいだから」
手元のペンを見ると、見覚えがあった。
「あ、それ凛ちゃんのやつ」
水色で芯が0.3ミリ。凛ちゃんがいつも使っていたペンだ。
「これ可愛いし、もらっちゃおうかな、なんて。人の物を取るのはよくないよね」
机の上にペンを置いて、福田さんはゼミ室を出ていった。開いた隙間から風が流れて、かき混ぜられた冷気が背筋を撫でた。
部屋を出ていく福田さんの表情は笑っていた、ように見えた。
それから1週間後、テレビをつけると、面長の整った顔をしたニュースキャスターが昨日の事件を報道していた。
「12月25日。都内のホテルで同じサークルの男女が亡くなっているのが、発見されました。犯人は被害者男性と恋人関係にあり、交際相手の浮気に腹を立て、犯行に及んだとされており、捜査は難航しておりましたが、12/26には、犯人は自首したようです。犯人は○○大学の理学部に在籍しており……」
貴方と話せるのも後少し
後悔がないように
中学校生活を終わらせたい
【どこにも書けないこと】 #13
私の心の奥にある気持ちは
自分でも書き表せないほど難しい
私は秘密を作るのが苦手だから
誰にも言ったことのない秘密は
ないのかもしれないけれど
自分さえも知らない
空白のような感情が
どこかで眠っているような気がする
いつか自分なりに解釈できる日が来るまで
そっと秘めておこう
【どこにも書けないこと】
その出来事を吐露すれば、
少しは楽になれるだろうか?
あるいは、誰かの目に触れてしまったことで
美化され続ける思い出が客観視され、
醜くなることを後悔するだろうか?
特殊な出会いではあったが、
あなたの存在は墓場まで守っていきたい
少しずつ大人になってることが嬉しい
大人へ近づくにつれて
未来に不安は沢山あるけれど…
その未来に
友達と過ごしたいって思える時が
あるだろうか…
今は、まだ、周りを見て
2人組になってるグループに
腹が立ってしまうことは
しょうがないことなのかな..?
本当はいたかもしれない
大親友と呼べそうな子と
絶縁したんだから。
その子のことを話すことが
怖くて、悲しくて、、、
誰にも話せなくなってる。
ずっと私の中で
2人で笑いあってる姿が
何度も何度も思い出し...
なんで、こんな濃い思い出を
残してしまったのだろうか...
〜どこにも書けないこと〜
心の扉のむこうに
孤独だが幸せ
失敗をともに泣いてくれる
寂しいときは抱きしめてくれる
わたしだけは私を受け入れてくれる
誰にも邪魔されない わたしのみ許される
とても神聖な場所
「どこにも書けないこと」
どこにも書けないことを
心の中に溜めていくと
ずっと苦しくなった
どこでもいいから
吐き出す場所が欲しかった
そしてようやく見つけた場所
苦しさが軽減していった
そうして軽くなった心に
また
どこにも書けないことを
溜めていく
そうして
表現していくことの
歓びを知っていく
どこにも書けないことは
誰にも言えないことで
書けるようになったことは
自分の中で上手く消化できた証
結局
どこにも書けないことを
表現して言えたことが
癒えたことに繋がっていく
どこにも書けないことが
たくさんあってもいいんだと
そう想えた
どこにも書けないこと。
だから書きません。はい、終了。
どこにも書けないこと=誰にも言えないこと
他人の言うことは 基本信用しない
例えば 人のうわさ話
例えば 人を否定する言葉
ホントに そんな人?
自分で確かめて 納得したい
話す人から見たら
その人は 嫌なとこだらけかも
私が見たら 良いとこが見つかるかも
悪いとこ探しばかりしないで
一緒に 良いとこ探ししようよ