『どこにも書けないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
それは後で教えます
『どこにも書けないこと』
夜焚火へ散るどこにも書けないこと
冬の季語を探して見つけた「夜焚火」。その名の通り夜に焚き火をすることだとか。昨今焚き火など目にしたことのない人が多いのではないだろうか、と思いながら本日のお題に採用した。
手紙でもチラシの裏でも何でもいい。「どこにも書けないこと」を書いたものは、すぐさま夜焚火に放ってしまいたい。舞う灰も散り散りになろうとも、「書いたこと」を一切忘れはできないだろう。それでも放ったことで心は少しだけ軽くなっていれば。
お題:どこにも書けないこと
・どこにも書けないこと
恋愛ごとに興味が無い
振りをしておきながら
好きな人の行動一つ一つに
萌えていること
何か関わりがあるだけで
脈アリかもしれないと
心の中でウキウキ
してること
ましてや
授業中もずっと
好きな人のことを
考えていること
書けたらいいよね
どこにも書けないこと
言えたらいいよね
本当は、こう思ってるんだよって
私はウッカリ物忘れをする性格なので、よくメモ帳を持ち歩きなんでも書き込んでいる。……まぁそのメモ帳すらも忘れてしまうのだが、そんな時は手の甲が役に立つ。今日買うもの、明日提出する書類──忘れないように、あとで思い出せるように、そう簡単に消えないように書き込んでいく。
「あ……」
途中で手を止めた。そういえばひとつ、大事な用事があるんだけれど、手の甲にもメモ帳にもかけない。でも、多分これは忘れられない。
片想いの彼に誘われた映画。集合時間は朝の10時。
その時までに、この手の甲に書き込んだ油性ペンの文字を消しておかないと。
文字として形にするには。
いささか難しいこの感情を。
もう形にするのは諦めた。
しかたがないので。
君と触れ合うことで伝えていければと。
いまは胸の奥底にしまい込み。
解き放つのを待っている。
【どこにも書けないこと】
誰にも言えなくて
どこにも書けないことばかり。
言いたいのに 書きたいのに
上手く言葉に出来ない
1人では出来るのに、
誰か相手がいると出来ない。
実は、私の毎日は退屈だ。
こんなに豊かで自由な世界で
何もすることがないと
何をしたらいいのか分からないと悩んでいる。
文章を書くのは好きだ。
まあまあ楽しい。
絵を描いてみた。心は動かない。
歌を歌ってみた。すぐに飽きた。
映画を観てみた。集中できない。
私は一体、何に心躍るのだろう?
時間を忘れるほど夢中になれるものに出会いたいと望んでいる。
明日は何して過ごそうか?
明日もまた私の心を探す旅にでかけよう。
どこにも書けないこと
何を書くべきか
どこにも書けないことだろうか
考える
まだ、ないかな
どこにも書けないこと
どこにも書けないことなら、
ここにも書けないよ。
ひとそれぞれに、言えないこと
書けないことはあると思う。
そっとしといてって感じ。
何処にも書けないことについて書こうとした。
…気づいて、馬鹿だな、と苦笑した。
―どこにも書けないこと―
“罵詈雑言や人の悪口”を
日記にも、SNSにも、
“どこにも書けないこと”に
“悩みや困り事”を
部下にも、隣人にも、
“誰にでも言えること”に
そんな優しい未来を
世界中の子供たちに願いましょう
どこにも書けないこと
#.hpmiプラス 📚 (会話文だけです)
「ねー幻太郎、どこにも書けないことってある?」
「ありますよ」
「それは何?」
「どこにも書けないこと、と言いつつ聞くんですか?」
「気になっちゃって」
「まあいいです、小生がどこにも書けないことは…」
「話してくれるんだ」
「おや、聞きたくなかったのですか?それなら控えるとしましょうか」
「嘘嘘、ごめん!聞かせてよ」
「ふふ。それで小生がどこにも書けないことですが、恋文です。」
「恋文?」
「ええ。恋文は手元に残るでしょう?」
「それが恋文のいい所じゃん、なんで書けないの?」
「小生の気持ちが貴女以外の人に読まれたくないからです」
「へ、私?」
「貴女にだけに宛てたものを他の人間が読むなんて考えられませんよ、小生の気持ちは小生が好きな人だけ知っていればいいんです」
「えっとそれって……告白?」
本当はね 、
貴方のこと 大嫌い 。
でも 貴方には言わないわ
嫌われたくないもの 。
貴方は私に片想い中 。
私だけが知っている 片想い 。
一生大嫌い
一生 。
#四夜目 #どこにも書けないこと
笑顔の下に隠れてる私
腹黒だったり 冷酷だったり
我儘だったり 泣き虫だったり
人の不幸を喜んだり
人の幸福を妬んだり
とっても とっても 真っ黒な私だけど
そんな私も大好きなのはナイショの話
あなたの
かけがえのないものに
なれるのなら
わたしは
せつなすぎるほどにも
みじめなほどにも
やさしくなれる
# どこにも書けないこと (31)
この手紙にだけ、記すわ。あの人以外見せられないの。
ここ以外、どこにも書けないことよ。
穏やかな湖面の様に、あなたを愛しているわ。
…許して頂戴。
「どこにも書けないことは、どこにも書けないことなのです。
どこかに書いてしまえば、それは書けることになってしまうのですから」
そう言って澄まし顔をした女性は奇麗だった。
僕は、こんな奇麗な人にも、どこにも書けないことがあるんだな、と思った。
どこにも書けないこと
もし二人が、また出会ったら
それも運命だと伝えたい。
会うべくして会って
離れるべくして離れた
また会うべくして会うはず
なぜ私が知っているかって?
不思議な経験をしたから。
今はまだ伝えない。
私が何もしなくても、運命は動き出す。
ここに書いたら書いちゃってるわ。
いや、入力か!
とか思いつつ。。
どんなに素晴らしくても多才でも美男美女でも
二度と本気で恋したり愛することはない。
友達や他の人が恋愛するのは心から応援する。
考え方って人それぞれ
私は変化が好きだけど
ただ今は横目も向かず真っ直ぐ生きたい。
行ったことないとこ
やった事ないやりたかったこと
それを最後まで挑戦したい。
正直、最後は笑顔でやりきって迎えたい。