『どうして』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
魚の頭に人間の体はあまりに不自然ではありませんか?
教会で僕は毎日疑問を呟く。聞いている人は居ないのだけど。割れてしまって顔が見えない絵しかないけれど。村の奴らは僕の問になんて興味が無いから。答えなんて帰ってこないから。
よく虫を潰して遊んでた子供から触覚が生えたんです。
紅い液体が入ったゴミ袋が言葉を発するんです。
青いフラミンゴが長老を喰ったんです。
本が人から言葉を奪ったんです。
犬の耳を切ったら猫になったんです。
鏡に知らない奴が映るんです。
ドブネズミに蝶を喰わせても汚いままなんです。
どうしてなんですか。教えてください。本当なんです。
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解読者へ
彼が言っていることは本当だと思うかい?そして全てのことに答えがあると思うかい?どうして私に意思があるんだ?
砕かれた神より
こたえがみつからないなら
こたえのみつけかたをさがそう
もっといろんなこと
やっていいんだよ
/ どうして
「どうして?」に
「どうしても」で
終わることなく
納得できる説明をしたい
【 どうして 】
休み時間。
どうしてだろう
君が他の人と話す度、心がもやもやする。
君が他の人と楽しそうにしてるだけで、耳を塞ぎたくなる。
君が他の人に笑顔を向けた時は、あと少しで奪い取ってしまいそうだった。
だめだ、もう考えるのはやめよう
視線を逸らし、自分の席に戻ろうとした。
その時、突然誰かにポンっと肩を叩かれた。
振り返ると先程の君がにこりと笑って立っていた。
何でここに?と戸惑っていると
「嫉妬、した?」
耳に顔を近づけ小声で囁いてきた。確信犯だ。
図星をつかれた僕は直ぐに君から離れ、顔を背ける。
「す、するわけないだろっ」
嘘だ、本当はめちゃくちゃ嫉妬した。おかしくなってしまうくらいに
でも、ここで本当のことを言ってしまえば、君は僕を笑うに違いない。
それは僕のプライドが許さなかったんだ。
今、後ろを振り返れば小悪魔のように微笑む君がいるだろう。
だから僕は絶対に振り向かない
そんな僕の心に気づいたのだろうか
君は少し考えたあと、僕の方に近づいてきて無理やり視線を合わせる。
そして
「意地悪してごめんね」
なんて上目遣いでじっと見つめてきた。
こんなの…ずるい。反則だ。
これで許さないやつなんていないだろ
「…いーよ、別に」
僕は恐らく真っ赤になったであろう顔を隠しながら小さい声で言った。
すると
「!ありがとう」
先程、他の人に向けていた笑顔とは全く違う満面の笑みを君は僕に見せてくれた。
不思議だ。
ついさっきまで嫉妬という感情が頭の中をぐるぐると回っていたのに、今は幸せで溢れてる。
もやもやしていた心が消えて、まるで暖かい春の日差しに包まれているかのようだ。
どうして、君といると色んな感情に振り回されてしまうのだろう。
それは、きっと僕が答えを出すことなんて一生できないのだろうな
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【 after story 】
「あ、そういえば」
「君が嫉妬して泣きそうになってる時の顔、結構可愛かったよ」
「っ!お前絶対反省してないだろ!!」
やっぱり、僕の彼女は常習犯の小悪魔です。
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ちょっとツンデレな男の子と、確信犯の小悪魔ちゃんの話でした。
どうして、人は勉強するんだろう?
どうして、人は仕事をするのだろう?
どうして、人は結婚するんだろう?
どうして、人は生きるんだろう?
そのどうして、を早く見つけたいな〜
どうして。
なんて、
気づかないなら、かわれない。
気づかないから、かわらない。
気づけたって、かわれない。
かわれないなら、知らん振り。
おんなじことの、くりかえし。
どうしたらいいんでしょうね。
【どうして】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
1/14 PM 3:05
『どうして』という言葉は、
問いかけるというより
感情をぶつけるために
使われる言葉のような気がする。
『どうしてやらなかったんだろう』
『どうしてやってしまったんだろう』
――後悔。
『どうして出来ないんだろう』
『どうして上手くいかないんだろう』
――苛立ち。
『どうして好きになってしまったんだろう』
――甘い痛みや絶望。
疑問を解消するためじゃない。
自分に、他者に。
心にある思いを吐き出さずにいられない時。
人は『どうして』という言葉を
選ぶのかもしれない。
「ねぇ、真夜(よる)くん。どうして」
この声のトーンは嘆きだろうか。
オレの手元を覗きこみながら、暁が呟く。
「どうして今、フラグへし折ったの!」
「え……、折れたのか?」
「折れたよー! バッドエンド直行だよ!
なんでそっちの選択肢にしたの~」
「……難しいな」
「難しいかなぁ……今のは《抱きしめる》
一択だったと思うけどなぁ……。
……真夜くんは、宵ちゃんとわたしには
すごーく気配り細やかだし優しいのに、
どうして他の女の子にはそのセンサー
働かないんだろう……」
「(大切か、どうでもいいかの差なんじゃ
ないかな、そこは)」
暁が持ってきたゲーム画面を見ながら、
もうひとつ気付いたことがある。
『どうして』という言葉を使うのは、
すでに手遅れな時なのかもしれない。
血が、吹き出す。
口から、お腹から、目から。
付き合っていた恋人に刺され、意識が遠くなる。
最期に見えた顔はなんと興奮した顔だったか。
どうして、俺の生身の姿じゃ駄目だったのだろうか?
どうして
「どうしてですか?
その女は誰ですか?」
そう女は言った。
まぁ
今置かれている状況からして誰でもこう言うのは解る。
だが,この女に答えようとしない者が前に居る
こいつは,女の夫だ。
その横には
裸の胸の大きな若い女がびっくりした様子で
「なんで?なんで居るのよ?居ないって言ったわよね?」
と裸の夫に向かって言っているのが目に入る。
頭の中で私はずっと
どうして?なんで?この女は誰?
と思っていた。
何分か経ち,
夫が
「服,来てきていいか?」
と聞くので
「その裸の綺麗なお姉さんだけどうぞ」
と言うと,
「は?俺風邪ひくんだけど?」
そう言われ,私は頭の中で何かが崩れ落ちていく音がした気がしました。
「判りました。」
「もう貴方にはうんざりです!」
「離婚します」
そう言ってやりました。
どんな返答をするのかと思うと夫は
「いいよ」
「離婚してやるよw」
「さっきの女と結婚すっから」
「手前はもう用済みだw」
と言ってきました。
ラッキーと思い離婚届を差し出しました。
すると夫は
驚いたような顔でこちらを見ています。
きっと
「いいよ」
「離婚してやるよw」
「さっきの女と結婚すっから」
「手前はもう用済みだw」
こう言えば離婚はなくなるとでも思ったのでしょう。
ま,それはいいとして,
「さっきの女は誰です?」
と聞きました。
「ああ
カナエの事?」
「カナエさんとは何回シたんですか?」
と聞いてみる事に
すると,
「!?1回目だけど?」
と慌てた様子で答えます。
「ふ〜ん」
「1回したんだ?」
と聞くと,
「いや!シてない!」
ととぼけます。
「じゃあ何故裸だったんです?」
「いやあれは…」
と口籠ります。
「カナエさーん」
というと
きれいに私の着物を着崩したカナエさんが出てきます。
私は夫の隣に行くと,
「ふ〜ん
こんなにおちんちん苦しそうだけど?」
すると,夫の息子はギンギンでした。
「これが証拠じゃないんですか?」
「まぁカナエさんは貴方とは結婚しないと言ってますけどねー」
どうして
そんなに
まるく
なっちまったんだい
まったく
どうして
どうして、そんなことするの?
どうして どうして どうして と追い詰める
どうしての ネガティブ文法
どうして そうなるんだろう? 調べよう
どうして どうして どうして わからないことに興味をもつ どうしてのポジティブ文法
正反対の思考が、同じ言葉から発せられる
都合よく自分を守るときはネガティブ文法全開だな
でも意味がない と わかった今は ネガティブ文法使わなくなってきたかな~
これからも どうしては 起こった事に何か言ったり考えたりするのではなく、起こった事の原因を調べるための言葉にしよう
そうすれば、イライラしたりする事が無くなる🎵
残りの人生 楽しい人生に、したいからな~😁
テーマ【どうして】
制作者:いと。 1.15 2023 18:19
周りを見渡せば才能ばかり。
嫉妬してしまう、負けたくないと思ってしまう。
..なんで辞められないかな。
なんで素直に凄いな、かっこいいなで
終われないのかな。
「っ...」
ねぇどうして僕の身体は休まずに進み続けるの?
ねぇどうして僕の心は壊れてくれないの?
...あぁ、そっか。気づいたよ。
きっとまだ、諦めてないんだね。
(参考にさせてもらった曲、
たとえ心が折れたとしても。)
『どうして』
どうしてそうなるのだろう。
プレゼントはいらないから、部屋を片して欲しいと言うから片付けをしたのに、どうして私が何もしていないことになっているのだろう。
どうして夕飯の料理を作っている妹だけが母を祝う気があるとみなされるのだろう。
そもそも、私は今日パーティーするだなんて一言も聞いていない。何なら、事前に妹の成人式と弟の七五三も一緒くたにしてこの前パーティーしたから、もうしないものと思っていたのに。
ほんの少しのいいことを、本当にほんの少しでも、こんなにも嬉しく思う
『どうして』
あなたはちょっぴり いじわるで
わたしのあたまに 手を置くの
あなたより遥かに 小さなわたし
あなたはちょっぴり かわいくて
わたしのほっぺを つついてくるの
あなたより遥かに 柔らかなわたし
貴方のことがちょっぴり 嫌い
私の隣に いるはずなのに
私のものには ならないの
どうして私は八方美人になっちゃったの?
どうして私は辛くても笑うの?
どうして…?
何度自分に問いかけても答えはいつも
『わからない』になる。
お兄ちゃんは凄い。
私と違って成績は良いし。
お母さんたちにもいっぱい褒められる
野球部ではエースで甲子園手前まで行ったの。
けどね、お兄ちゃんね
一言に負けたの。『お前のせいだ』
どうしてかなぁ、いっぱい勝ったのに
お母さん達にも勝ったのに
どうしてかな。
「どうして」
男女の駆け引きめいたことをしなくなって、何年が経ったのでしょうか。
実際にはそれほど経ってもいない気がするのですが、そもそも自分はそういったヒリヒリ焼け付くような精神活動から離れてしまった人間なのだと自覚すると、それだけで途端に老け込むような気がします。
無数…などと贅沢なことは言わないまでも、いくつかは自分に差し向けられた手の中で、何故私はあの人の手を取ったのでしょうか。
決定打はなんだったのでしょう。
理由はなんだったのでしょう。
いくつかは理由を述べることが出来ます。
それなりに説得力のありそうなものもいくつか出てきます。
見た目が好きだとか、安定した職業だとか、共通の趣味だとか。
だけど、それらは言い訳を並べ立てるようなものだと感じるのです。
本当は「この人だ」という結論がまず最初にあって。
それでも足元がおぼつかないのは安心できないから、とっくに見えているゴールに向かってあくせくと足場を組んでいるだけのような。
そうやって回り道をする中で、踏切のための助走をつけているような。
理由も理屈も要らないのが若者の青春なのだとしたら、若くない時分の青春には理由も理屈も必要なのでしょう。
私は、青春の果てに家族を得たのかもしれません。
「どうしても」
どうして
と理由を尋ねられることほど
困るなことはない
と思うときがある
どうしても
そうしなければならない
理由があったかもしれない
どうしてか
わからないけれど
そうせずにはいられないときだってある
自分の放つ
言葉や行動に
どこまで
責任を
もたなければならないのか
今日はラーメンが食べたいとグゥとなるお腹
なんでもない日に花束を買いたくなる心
この瞬間を写真におさめたいと動く指先
あの人の元に向かってしまう足
すべてを上手に
言葉にしてしまう
必要はない
説明のつかないことの
なかに
隠されている
ほんとう
#どうして
一番知りたいことに限って「どうして」なんて誰にも聞けないし、多分聞いたとしても誰一人として、私が納得し、満足するような答えを返してはくれないだろう。