『とりとめもない話』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【とりとめもない話】
これは終わりのない話
“人生”という名の物語の話
自伝を出版する人もいる
でも、それはその人の人生の
一部を書き記したに過ぎない
“人生”という物語は
その人が産まれてから死ぬその瞬間まで
書き記されたものだ
だからこそ、その人が死ぬその時まで
とりもめもなく続くのだ
きっと、その人その人に
その人だけの“人生”という名の物語がある
そして、死んだ時に
初めて読むことが出来る物語になるだろう
その時に少しでも後悔しない様に
これから先を書き記していきたい
天気がいいね、とか
明日の体育いやだなあ…とか
今日の占い最下位だった……とか
もっと、もっと
話したいこと、いっぱいあったのに
ぜんぶ、伝えられなかった、
最高の友達で、親友で、…大好きっていうのも
ちゃんと、言えばよかった
【とりとめもない話】
終わりのない話をしたい
どこまでも、どこまでも
レールの終端なんて銀河に投げちゃって
光りの粒子を一つずつ数えるみたいに
理由なんかなくてもいい
君の存在そのものが証明になっているから
終わりのない話をしたい
どこまでも、あなたと
とりとめもない話
小学生ほどの子供からみれば、中学、高校生は大人びていてそれこそ立派な大人のように映る。
友人と下校している時、中学生ほどだろう二人の生徒が仲良さげに雑談をしながら帰っていた。
さて、このときの私は何故だか彼女らが話しているのを"格好いい""大人っぽい"と感じたのだ。
ただ、笑って日常を話していただけだろうが私はそう感じた。
私が登下校中に、トモダチと話す内容のせいもあるかもしれない。普段は学校であったことや、所謂恋ばなに、好きな漫画家やら推しの話などだ。
そして早速行動に移したのだ。
共に下校しているトモダチに、取り敢えずあった面白い話をしてみた。
いま思えばそれは、要領を得ず内容もぐちゃぐちゃでよくわからない話だったろう。
トモダチは、よくあんな話に付き合ってくれたものだ。
そして貴方も。
「とりとめもない話をしよう」って君は笑っていた。
私たちは色んな事があり、それらを乗り越えてきた。何度、ばらばらになりかけただろうか。何度、すれ違いをしただろうか。今ではそんな物も笑い話にできるくらいに、懐かしく思える思い出だ。別に私は、話しなんかできなくてもいいと思っていた。だって、皆に笑っていて欲しかったから。私なんかが、あなた達といていいのかと思っていたから。傷つけたくないし、傷つきたくない。でもそんな自分にも笑顔を見せてくれたあなた達には感謝してるよ。これからもずっと仲良くしていたい。傷つけることもあるかもだけど、よろしくお願いします。言ってくださると助かります。
一人でいたいのか、皆といたいのかよくわからん。
とりとめのないことばっか言っててね聞いてるだけで幸せだから
(とりとめのない話。)🦜
あのね
人間、しゃん。の
言葉を話鳥は。🦜
九官鳥。や オオム。が
有名だよね。🦜
(でもね)
「すずめ、も 九官鳥。程、
では無いけど
人間、しゃん。の言葉を
覚えるし、話すんだね。」
✣もちろん
とりとめの無い話は
出来無いけど・・・。🦜
(其れと)
✣雀は、法律で捕獲禁止
されて居るから
怪我をした雀を保護した
時、言葉を教えたら
仲良しに成れると思うよ。🦜
【実際、雀達は常に
コミニケーション。を
して居るし
情報交換して居るんだよ。】
そして
❞将来、コンピューターを通して
雀と、人間、しゃん、が
とりとめの無い、お話出来たら
とても楽しいと思うよ。❝
取り止めもない話
曖昧で…ぼんやり…
お外を眺め
日向ぼっこ
冬の寒さと天気のいい温かさ
気持ちがいい
ただ…なんとなく…
目的もなく…
マイメロちゃんと当てもなく
おさんぽ
りらーっくす
そんな…取り止めもない
なんでもない日常が
愛おしい…
とりとめもない話をしよう
今日食べた夕飯の話からお月様が綺麗な話
それから夜の色が薄い話とかコンビニで買った肉まんの包み紙にパンダがいたこととか
本当に関係ない話をしよう
てんでんばらばらな世界にいこう
きっとそれでしか癒せない傷がある
「本当の自分って幻想だと思うんだよね」
「急にどうしたの」
「さっきもだけど、三木ちゃん本当の私ってフレーズすごく使うじゃん。」
「若いってこと?」
「違う違う。本当の自分が存在するって信じることで損することもあるんじゃないかって。」
「例えば?」
「三木ちゃんは自分のこと無能だって言うけどさ、今の仕事に向いてないってだけで色んなことが上手なワケ。
本当の自分を定義づけちゃうことで、自分を固定しちゃうっていうかさ。私たちの体って1つだけど精神は流動だと思うんだよね。」
「まぁ歳とったら趣味とか価値観も変わるしねぇ。」
「だから自分を型にはめたら、色んな可能性が消えちゃうんじゃないかなって、思った。」
「なるほどねぇ。真田さんはどう思う?」
私たちの前を偶然通りかかった真田さんが呆れたようにため息をついた。
「幻想に決まってるだろ。そもそも私たちは幽霊なんだから。」
『とりとめもない話』
犬が吠える。
帰り道の夕焼け空が赤くなる。
子供たちが高い声をあげて家へ帰る。
それを見たカラスがガラガラ声で去っていく。
野良猫が媚びる。
辺りに晩御飯の香りが漂う。
そんな匂いでお腹が空く。
空はどんどん暗くなっていく。
帰ろうかな。
スマホを覗く。
眩しくて目を狭める。
もういいや。スマホをポケットに入れて歩き出す。
この話にオチもない。おしまい。
語り部シルヴァ
とりとめのない話をするのは楽しい。
何も考えずに話していたら辛いことなんて忘れられるから。
でも僕にとっては音楽を聴いたり、ゲームをしたり、動画を見ている方が楽しかったりする。
やっぱり何も考えずに話したりゲームしたりするのは楽しい。
隠してた空間歪める能力で
いろんなものを閉じ込めてやる
ドラえもん 秘密道具分けて お願い
平和アンテナ 武器よさらば灯
♯とりとめもない話
ねぇ。
さっきからずっと、自分がとりとめもない話をしていることに気づいてる?
最近流行りのレジャー施設とか、カフェとか、実はあんまり興味ないでしょ。
キミがめちゃくちゃインドアなのを僕に知られていないとでも思っているの?
知ってるよ。
とりとめもない話を終えたときの沈黙が怖いんでしょ。
僕に見つめられるのがわかってるから。
でもさ。
そろそろ良いかな。
僕はキミをジッと見つめて黙らせた。
さぁ。
そろそろ本題に入ろうか。
僕とキミの関係を、一歩先に進めるために。
とりとめもない話
お題「とりとめもない話」(雑記・途中投稿)
……取り留めもない話しか書いていない!
「徒然なるままに、ひぐらし硯に向かいてよしなし事を書き綴れば、危うしものぐるおしけれ」をよく思い出す。兼好法師の徒然草冒頭。中学二年の時に国語の授業の課題で覚えたきり、読み通してすらいないから間違っているかも。
純米酒、吟醸、大吟醸。
なーにが違うんだろう。
去年の味も覚えてなければ、銘柄さえも覚えていないのに。
いつか飲んだあの味を求めて、知らない地酒に手を伸ばすのである。
──とりとめもない話
私はとりとめのない話が苦手である。
というか、会話する相手がいない。
いるとしても、ただの業務連絡がほとんど。
会話することができないのだ。意味をどこか求めてしまうのだろう。
INTP。論理学者。思考診断で見てもらったもの。ただのネット状だがね。
内向的で直感を好み、論理的であり、柔軟性を持っている。
内省保持者であり、好奇心を持っているそうだ。
客観的に見た私という情報であるが、集団行動は苦手である。
独りを好む。孤独であるが孤独を楽しめるか。私は楽しんでいるのだろう。
私は嫌われ役をやるのだろう。だがそれを敢えてやる。悪魔の代弁者のように。
非論理は本当に苦手である。とりとめのない会話というのも同じ。
非行動者であり、可能性のままにしておきたい。可能性のままならばあらゆる答えがあるのだから。
そういう私は生き辛い人生を送っているのだろう。私の人生を真似したいなら、真似してみるといい。相性が悪いなら、すぐに根を上げるだろうから。
言い過ぎのボーダーラインはどこだろうか。分からないから言わない。そのほうが楽だから。
とりとめのない話と言うのはこんなものだろうか。情報開示みたいな感じになっているように見えるのだが。
野菜から人間が実るなんて、夢でしか無いのだからーー。
とりとめない話
朝が苦手です。学校も寝坊で休みすぎ退学予約のお声で頑張って起きました。彼氏の文化祭のステージデビュー、それも独唱…あとから聞いて拍手喝采!!誘われていたけどそれも寝坊…。パパと子供は早起き、私が頑張って起きても、もう誰も居なくて…。どうしようもない自分に呆れるけど、やっぱりどうしようもないんだ。
人間不信の私。
人に頼るのはもっと嫌い。
子供の親の会、何度か行った。
パニック発作、初めての息苦しさ。
子供の為と頑張ったけど無理。
子供が友達の車で送迎されるのは心苦しい。やめてと言った。人に頼るなと。苦労したと思う。私のせい、で嫌な思い沢山。でも何も言わない。子供達は優しい。どうしようもない自分に呆れるけど今更どうしようもない。
とりとめのない話…。
「とりとめもない話、してもいい?」
とりとめもない話ならば、そんな前提はいらないんじゃないかと思った。無言を肯定と受け取ったらしい彼女は、言葉を続けた。
「私達が生きられているのは奇跡が連続してるからなんだなって最近気づいたの」
つまらない動画をスクロールしていくだけの指が止まった。
「私達の傍にはいつだって死があるの。それなのに私達が生きていられるのは、奇跡がたまたま、当たり前のように続いてくれているからなの。そのことに気付いて、私、もっと生きたくなっちゃった。いつかは死んでしまうのなら、今死ぬのは勿体ないなって思えるようになったの」
何も言わないことが正解だった。本音を言えば、彼女の声のトーンは明らかに下がるだろうし、彼女の言葉に驚くあまり、作り笑顔に思ってもいない言葉を重ねる余裕はなかった。
「ねえ、一緒に生きたいな、この先も」
何に毒されてしまったのだろう、いつものように考えすぎておかしくなってしまったのか。わからないけれど。
彼女のその傷でさえも、彼女が与えられた奇跡の証明になるのだろうか。
とりとめもない話
オウム返しに返事をする
聞いているようで、実は全く興味が無いんでしょう
毎日同じ言葉を囁きあって、満足している
どんな話をしても、忘れてしまう
そこにリピート記号を含んだ言葉があるなら
大切な言葉も、見えなくなるから
とりとめもない話の中に、私は沢山の愛を埋めたのに
あなたは一つも気づいてくれなかった