『とりとめもない話』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「とりとめのない話」
水道の水が止まらなくなった。
我が家の水道は、ひねるタイプの蛇口ではなく、マンションによくある上下にレバーを動かして、水を出したり止めたりするタイプだ。
レバーを下げても水が止まらない。水がもったいないので、とりあえず止水栓を閉めようとシンクの下を見てみたが、食洗機との分配配管しか見当たらない。
もしかしてと思って、シンク下のパネル板まで取り外してみたが、ない。ありえないことに、このキッチンには、止水栓がないのだ。
マジか。
仕方なく水道管の元栓を閉めて、ようやく水が止まった。でもこれでは、洗面台もトイレも、水が流れないので使えない。
困ったな。時間は夜の9時を過ぎている。今から業者を呼んだら、来るのは早くて10時過ぎ。深夜割増料金確定だ。でもこのままでは、お風呂どころかシャワーも使えない。どうする?どうする、私?
悩みに悩んだ挙句、結局業者に頼むことにした。
1時間後、業者がやってきた。聞けば奈良から来たらしい。
知らなかったのだが、チラシでよく見る「水まわりのトラブル24時間対応‼︎」というのは、自社の社員が、夜間常駐しているわけではない。
客から連絡があってから、業務提携業社に連絡をして、対応できるところに仕事を振るだけなのだ。そしてたまたま今夜、仕事を受けた奈良の下請け業社さんが、大阪まで来たというわけだ。この時点で、水のトラブル対応¥8000 + 深夜割増¥8000である。
聞けば、この水道レバーの下あたりにカートリッジという部品が入っており、それを交換すればいいらしい。ただうちでは取り扱っていないメーカーなので、部品調達ができない。今夜は止水だけしたので、明日メーカーに直接連絡して、つけてもらって下さいと、なんの解決にもなっていないことを言い出した。
いやいや、後日でいいので、できればそのカートリッジとやらを付け替えるところまでやってほしいとお願いしたが、メーカーに頼んだ方が早いの一点張り。そそくさと帰ってしまった。
まあ水は止まったし、キッチン以外は使えるようになったので、今夜はこれでいいことにして、次の日メーカーに連絡することにしたのだけれど、のちにこの業者がさっさと帰ってしまった理由を知ることとなる。
インターネットとは便利なものだ。カートリッジの交換方法なんて、調べればすぐに出てきた。しかもカートリッジはAmazonでも売っている。うちはプライム会員なので、次の日の午前中には届くし、作業も簡単そうだ。私は作業費をケチって、自分でやることにした。
次の日、予定通りカートリッジが届いた。モンキーレンチやプライヤーも、うちにあるもので済みそうだ。私はスマホライトを手に、シンク下に潜っていった。
止水された配管のそばに、水道水を蛇口と食洗機へ分配するための継手が、無造作に置かれていた。なるほど、これを一方は蛇口用配管に、もう一方は食洗機用配管に繋げばいいだけじゃん、簡単簡単♪と安易に考えていたが甘かった。
配管を終え元栓を開くと、継手から水漏れがする。はじめは付け方が悪かったのかと思い何度かやってみたのだが、一向に水漏れは止まらない。
ここで私は、最近娘がハマっている文豪ストレイドッグスの乱歩さんばりに、推理する。
異能力、「水漏れするのはなぜだ‼︎」
なるほど、そういうことか。
配管作業をしたことがある方は、もうお分かりかもしれない。そうだ、パッキンだ。本来あるべきパッキンが、どこを探しても見当たらない。
今まで継手から水漏れなんかしていなかったので、最初からついていなかったということはあり得ない。パッキンがないと絶対水漏れするからだ。なのに今はない。
あの業者か。さては失くしたな。
だからさっさと帰って二度と来ないのか。だいたいうちの蛇口はSANEI製だ。TOTOと並ぶ業界大手、水道屋がSANEIの部品を調達できないなんてことが、あるだろうか。
パッキンは、ホームセンターで簡単に手に入った。
今は無事、水道も使えている。私でも、やればできるのだ。
ところが数日後、今度は洗濯機が故障した。エラーコードは、H 35。ドラムとモーターを繋ぐベルトが外れているらしい。
ベルトはAmazonでも売っている。自分でやるか?業者を呼ぶか?
もう、どうすればいいんだ?
孕んだ金魚の腹を潰そうとする指は、水槽に生えた苔をなぞりぬめっていた
そんな度胸など持ち合わせていないくせに、腕の周りを靡く尾びれを千切りたかった
ポンプが、こいつらが生きているということを主張するみたいに泡を吐く
いくら行為を重ねても膨らまない細い腹、禍禍しいものが肉体すべてを包んでいる
手を挙げる、頭をもたげている感情が肥大する、思い切りわるく、金魚を掴んで落とした
とりとめもない話
とりとめもない話……?
すいません。主はそんな言葉知らないんですよ、w
ということで調べてきました。
「話や議論にまとまりがない様子」なんですって、
まとまりがない……
要はテーマはなんでも良いと……??
とりあえずまぁ、なんか話しますね。(?)
このアプリ入れて私初日なんですよ。
それも今です(2022 12/18 17:00)
なんかとてもいいアプリですね。
これからも使わせていただこうと思います。
(主は作文などが苦手なので……ww)
では、これで。
とりとめもないとは
とりとめのないは、しまりがない、まとまりのない、という意味
とりとめもない話をしようと言われても困ってしまう
私には誰かのとりとめもない話をきくことは慣れているのだが自分からは話すことはない
とりとめのない考えを自分で消化しながから生きていた
そして取り止めのない話こそ
その人の本質を浮き彫りにしてしまう
私はそれがこわいのだ
とりとめもないことが一番重要だったりする
なんて考えた
取り止めもない話なんだけど
とりとめもない話
私今日誕生日なのです
いつもクリスマス近くなるとそわそわします
歳をとるのはいやだけれど、家族が毎年ケーキを用意して祝ってくれるので嬉しいです
ケーキを食べてダイエットを決意しますが、
増える一方です
でも、毎日美味しいご飯をお腹いっぱい食べたり、
綺麗な夕焼け空を見たりして幸せです
「今日夜何食べたい」
「はい、カレーうどん」
「汁飛ぶからやだ」
「あれしろよ、あの、赤ちゃんが首から掛けるやつ」
「よだれかけ?」
「それ」
「やだよ馬鹿」
「カレーうどん食べたいもん」
「仕方ないなぁ」
「よっしゃ」
#とりとめもない話
私は君のとりとめない話ならずっと聞いていられる気がするよ
君もそう思ってくれたら嬉しいな
煌めくイルミネーション
溢れすぎる雑踏
とりとめのない話
寄り添う影
君と僕
戦争が起きている。
戦争の発端となった国はしかったなかったと言いわけを塗り重ねる。子供や障がい者の入院している病院を攻撃しても軍の建物を狙った病院は狙っていないと言い訳する。だが、病院にしろ軍にしろ人を殺すことに違いはない。そう考えるとある意味戦争は正義同士の戦いなのかもしれない。国を守る正義同士がぶつかるんだ。でも人を、命を消していることにも違いはない。戦争は正義同士のぶつかりあいでもあるが、ある意味では悪と悪のぶつかりあいでもあるんだ。命を奪う行為は悪だだが命を奪わないと生きれないのも事実だ。ならば命事態が悪なのかもしれない。
今日はこんなことがあってね
こう思うし
こうとも思う
明日はなにしようかな
週末はどうしよう
天気良いかな
君が話すのは
何を聞いても飽きがこない
そんな幸せもあるだろう
とりとめもない話
素晴らしい朝が訪れたようだ。新聞配達バイクのエンジン音、顔に射す太陽光線の温度、なにより朝だよと私を起こす母の声。その全てが私に朝を伝える。おはようの代わりにコケコッコーと叫んでみた。返事はなかった。だからという訳ではないけどそれから程無く二度寝した。次に聞いたのは案の定怒鳴り声だった。体を起こして寝室から出て、しっかり手すりに掴まって階段を降りた。
「朝ごはんは昨日のカレーよ」
たしかにいい匂いがする。わくわくと椅子に座ったときについた右手がスプーンを落としてしまった。床が畳だから金属音はしなかった。母は匙を静かに拾い上げてこう尋ねた。
「やっぱりチキンカレーが食べたい?」
私はチキンカレーが大好きだったけど、別に。って答えた。
とりとめがない話
とりとめもない話
とりとめもない話。
私は良く、あの子にする。
とりとめも、どうでもいい話を。
適当に話し、適当に相槌をうつ。
そうして私とあの子は適当な時間を過ごす。
それでも、それだとしても
私は幸せを感じる。
たとえ小さかったとしても。
とりとめのない話。
きっとこれも、それに入るんだろう。
『とりとめもない話』
人を騙すのは?
悪い事だね。
人に暴言を吐くのは?
悪い事だね。
人を殺すのは?
悪い事だね。
人が敵に変わったら?
当たり前だね。
そんな事より昨日のテレビ観た?
しばらくしていない
とりとめもない話なんて
ただ笑ってそれだけの時間
そんなのが楽しかったなぁ、あのころ
そんなふうになりたいよ、
いまの自分は生きていくので精一杯
こんな苦しみも生きているからこそなのかなぁ
ただそれだけで幸せなのかもね
テーマ:とりとめの無い話
「…ん、ポテトくれ。」
そういうとポテトを食べながらもう片手でポテトを渡してくる。 塩が濃くて美味しい。
あいつが好きなサンリオのハンギョドンぬいぐるみを取り上げ無情にも足に挟むとあいつがキレた。
「おいコラタコ。ハンギョドンを離せ。」
「ハンギョドンを離すだと?断る。こやつはすでにおれの手中の中にあるのだから!」
「何!?」
そんなごっこ遊びをしながらポテトを貪る。
狭いワンルームで暴れまわっているとなにかものに足がぶつかって倒れるそれ。
横目に見るとそれはマックコーラ。びしゃあ…とカーペットが濡れ、焦るおれとあいつ。
雑魚のキッチンペーパーを持ってきて拭くがやはりざこい。おれがタオルを持ってこちらにくると早くこいとのことだったため、ブンッと投げた。
すると焦りながら取るあいつ。
フキフキと急いで拭くと痕跡はまだ残りかけているが一応うすくはなったようだった
「いやこれはお前が悪い」
「いやお前だ。おれを追いかけ回したお前。」
「いやハンギョドン取ってなかったらなかったからな…??ふざけんなよお前。」
べしべしと背中をたたきまくる
「ゆけビッパ!!アクアテール!!!」
「おれの主力ポケカゴーストタイプじゃねえぞ??おれはグレイシアとエーフィだぜ」
「ブイズかよ!!おれビッパとビードル」
「そこは三進化揃えろよ」
あいつとはとりとめの無い話しか出来ない呪いでもかかってそうだ。
『とりとめもない話』
考えても仕方のない事ばかりだ。
それでも思わずにはいられない。
意味がないことも分かっている。
だってそんなことばかりだろう。
ごめん。ごめんなさいね。
ありがとうも沢山あるよ。
でもやっぱり、ごめんなさい。
いつかの本で見た言葉が
今でも心根の底にいる。
「『ごめんなさいね、お母さん。
僕が生まれてごめんなさい。』」
#69 彼と、ただとりとめのない話をしたかった。
___とりとめのない話
【とりとめのない話】
「もう息が白くなってきたね」
そんなとりとめのない話をポツポツと、合間の沈黙に苦しみながらしている。
隣を歩く男のことが私はあまり好きではないし、ましてや沈黙もとりとめもない話も楽しめるような間柄ではない。
同じ大学で同じ学科、さらには同じサークルに所属しているもののほとんど喋ったことは無かったし、たまたまサークルの飲み会が終わって帰る方向が一緒だったから何となく並んで歩いてしまっているだけなのだ。
「加賀見くんって、下の名前は冬弥だったよね。もしかして冬生まれ?」
まずい、これで誕生日近かったらプレゼント渡さなきゃいけない感じになるんじゃないか?なんて失礼なことを考える。
「夏生まれだよ。8月に生まれたのに、冬弥。両親が出会ったのが冬で結婚したのも冬だかららしい。雪乃さんは?」
この世の全てに興味のなさそうな顔をして生きているこの男が私の名前を覚えていたのは意外だった。
喋る時に微かに綻んだ顔がちょっとだけ可愛く見えたのも、私との新たな共通点も、何もかもが意外だった。
「私も8月生まれだけど、苗字が白石だから雪乃。白雪姫みたいにこの世で一番美しい子になってほしいからだって。」
私はこの世で一番美しくなんてないし、こんな由来恥ずかしくて誰にも言ったことはなかったのに、ついサラッと言ってしまった。
「そっか、たしかに美人だもんね」
顔が熱くなるのは、今になって酔いが回ってきたからだと思う。
とりとめもない話
飽きることを知らないやりとりは
いつか鬱陶しくなるのだろうか
思い出のような、愚痴のような
終わったことの羅列で
忘れていた季節を思い出す
こんな中身のない会話で
小さな自分が見つかる
そんな無意味な時間に
頼り切ったままでいいのか
そのままでいいか。
そのままでいいや。
今日は雪が降った。雪が積もって欲しい気持ちが、なぜか湧く。去年はあまり降らなかったので、今年は積もって欲しいな〜