『つまらないことでも』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
つまらないことでも
君と、一緒にいたかったんだ。
くだらない話をして、笑い合って、たまにちょっと喧嘩して。照れくさそうに仲直りして、やっぱり君が一番だと再確認して、思うんだ。
隣に座るなら、君がいい。背中をあずけるなら、君がいい。
たとえつまらないことでも、君とならきっと楽しめるから。
私の最も親しい友よ、来世もこんな私に付き合ってよ。
今度はもっと、平和な世界で、君と夕陽を眺めながら駄弁りたい。
あなたのすきなことと
わたしのすきなことは
おなじではないんだよ
くらべたりしないでね
ふとおもいだしたこと
かなしかったできごと
あのときにいえたなら
よるのかぜがわたしに
もうわすれるようにと
つめたいあめをつれて
『つまらないことでも』
私は今日戦争の話を
聞いた、すごく悲しくなった...
私達はこんなに平和なのに
なぜ幸せでは無いとか
辛いとか言っていたのだろう
と想う
私は考えた
つまらない話をしながら
笑ったり、泣いたりするのが
平和であると
だからこそ忘れてはいけない
戦争の恐ろしさ
感謝しなければいけない
この世界や生んでくれた親に……
cat
つまらないことでも
やらなきゃいけない。
私がいくらつまらなくてもやらなきゃいけない。
もう生きたくないよ。
つまらないことでも
塵も積もれば山となる…らしい。ふっと振り返ると、否何も無い…元来飽きっぽい私は、まともに出来ることが無い…コンパスで正確な円も描けないし、大学ノートの罫線に定規を当てても、真っ直ぐになぞれ無い…哀しい位、人並みなことが思い当たらない…
テーマ:つまらないことでも #264
「つまらないことでもありましたか? お嬢さん」
私が橋で一人、川を眺めているとナンパされた。
「いいえ」
私はすぐにその人から離れようとした。
「あなたを退屈させない世界へとお連れしましょう」
「え?」
私はその人の顔を見た。
しかし、空も暗くなっていたため
深く被られた帽子の下は見えなかった。
突然、
車のフラッシュのような眩い光が私の視界を覆う。
「どうぞ素敵な時間を」
その声を最後に私は意識を失った。
※
♡3400ありがとうございます✨
つまらないことでもやってみると勉強になる。けどつまらないものはやっぱりつまらないんだよなぁ。一回だけでいいや。帰ってインターネッツします。
#2 つまらないことでも
一つ一つ丁寧にやること。
それが信用の生まれるところ。
''つまらないこと''と分かっていても
学校に行く
会社に行く
幼稚園、保育園に行く
''つまらない''と分かっていても
勉強をする
働く
それらは全て必要な事だとは分かっている
けれど、それらが当たり前となっているから
『普通』から逸脱したら何かしらの反感をくらう
『普通』から外れたら集団には戻れない
それなら独りでいい。
そう自分に言い聞かせるが中々行動には移せない
『みんな同じが普通』だと思われているから
……結局は反感が怖いから
臆病で碌でなしの僕は今日も''つまらなくても''外に行く。
もし、行動に移せる時がくるのなら『つまらないもの』が『やっても良いかもしれない』に変わるのかな
行動に移せたら僕はもう、、、────。
空は曇り後雨
お題『つまらないことでも』
主様は多趣味な方だ。ミヤジさんやラトに習ってピアノ・バイオリン・チェロも一通り演奏できるようになり、今でもレッスンは欠かさない。
趣味の菜園作業はうだるような日中の暑さを避けて、早朝に様子を見に行くことが多い。畑仕事を終えると俺が用意した水風呂をひとしきり堪能すると、毎日のようにミヤジさんたちと室内楽のレッスンをしている。
……と言っても、貴族の前で歌や踊り、楽器演奏をする俺たち執事とは違い、主様はステージに立つことはないのだけれど。それでも熱心に練習するのは何故なのか。いつだったか、それをお聞きしたことがある。
「最初は演奏なんて興味はなかったの。でも、どんなにつまらないことでもひと通りやってみた方がいいって、その頃読んだ絵本に書いてあったのね。だから私もとりあえずミヤジに教えてって頼んだの。
その時、ミヤジがバイオリンで自己紹介をしてくれて。後で、これも本で知ったんだけど、何でもバイオリンの音は人間の声が出る仕組みと同じなんだって。それから私も『こんにちは、私は✳︎✳︎✳︎です』ってやってみたくなったの。気がついたら意地になっていろんな曲を練習するようになったけどね」
主様の音楽熱にそんな裏話があったとは思いもよらなかった。
主様が初めて楽器を触ったのは4歳だった。あれから8年が経とうとしている。
屋敷には今日も演奏が響いていて、そっと聴いているのは多分俺だけではないだろう。
10日目
どんなにつまらないことを言っても笑ってくれる彼女が俺は大好きだった。
彼女と笑っている時間が俺にとっては何より大切で、宝物で、幸せだった。
そんな幸せにもいつか終わりは来る。
6年前、彼女が死んだ。
買い物帰り、酔って居眠り運転をしていた車に轢かれ、彼女は呆気なく最期を迎えた。
幸せだった日々が、突然終わりを迎えた。
そのショックで家から出ることも出来なかった俺を同級生の女の子が毎日お見舞いに来てくれた。
その子も、くだらないことで笑ってくれる彼女に似た優しい女の子だった。
今では俺の奥さんで小さなもう一つの手を繋いで歩いている。
人生とはどんなに幸せな瞬間でも、運が悪ければ一瞬で壊れてしまう。
そんな恐怖と毎日戦いながら俺は、俺たちは生きている。
だから、1日1日を、つまらないことでも笑ってくれる妻の笑顔を俺は今日もこれからも、死ぬまで大切にしていきたい。
つまらないことでも
やりとければ見方は変わる
「つまらないことでも」
つまらないことでも、君となら楽しかった。
こんななんの面白みもない世界でも、
君の存在があったらから、毎日が楽しくて、幸せだった。
だから…君がもし居なくなったら、また僕の世界はつまらないものになってしまうじゃないか…。
だからさ…僕のために……、早く目を覚ましてよ。
わたしは、彼に敵わない。わたしの技術をどれだけ駆使しても、彼に勝つことは、叶わない。でも、それでも、彼に決闘を申し込む。彼は、そんなわたしを決して、嗤わない。
昔、彼に聞いてみた。諦めの悪い、滑稽なわたしを何故、嗤わないのか。と、興味本意で問うた。
彼は、こう応えた。
「私には、決して真似することの出来ない強さが、貴女には有る。貴女は、自分自身の弱さと向き合う。戦い、分析し、受け入れる強さが有る。そして、何よりも貴女の、他者には出来ぬ芸当の技を見せてくれる。貴女の技は、いつも美しい。」と。
わたしが対となる彼に、絶対的な信頼を置くのか、理解できた瞬間で在った。
楽しいことは楽しい。
つまらないことはつまらない。
なんで人がいるかどうかで変わる?
その人の個性じゃないのかな…。
でもそう考えること自体 ダメ なんだろうな。
つまらないことでも
人と一緒なら楽しい。
そんなくだらない幻想にまた一人思いを馳せる。
確かな言葉も
約束も無いから
確信も無ければ
未来も見えない
この
ただ甘いだけの
刹那の夢のような
儚い関係に酔いしれ
依存と偽りの愛で
縛りつけようとする
寂しがり屋な
貴方の
大きな体で
子供のようにすがり
離れようとしない
貴方の
隠しようのない
本当の私を
知った時の
貴方の
目が覚めるまでに
触れられぬまま
ただ遠くから
沢山の私を
貴方の心に染み込ませ
どこまでも優しく
包み込んで
永遠に
忘れられぬよう
これ以上無い程の
大きな
大きな愛で
満たしていく
そう
もう
私無しでは
いられぬように
時が来て
二人
距離よりも遠く
離れた後
貴方が
私を求めて
探し回るように
切なさに涙
幾度も流すように
私の名を
いつまでも
呼び続けるように と
それが私が
貴方に出来る
たった一つの
復讐
「目が覚めるまでに」
#つまらないことでも
つまらない
つまらない
ならば
どうしたら楽しくなるのか
考える
考え方を変えてみる
つまらないことも
つまらなくなるかもしれない
「『退屈な事』、『流れ続けて詰まる事の無い琴』、『渋滞しない、交通がスムーズな古都』……」
いや、多分今の時期、絶対古都とか観光で渋滞して、詰まってるんだろうな。某所在住物書きは「つまらないこと」の漢字変換パターンを考えながら、カリカリ首筋を掻いていた。
「個人的に、ひらがな系のお題は、どう漢字変換できるかは複数考えるようにしてるのよ。してるけどさ」
「琴」も「古都」も、俺には、ハナシ書くの難しいわな。物書きはため息を吐いて、物語を組み始めた。
普通に、捻くれず正直に、「つまらないこと」を書く方が無難そうである。
――――――
7月31日から今月4日まで、連作の形となった投稿の、これがいわゆる区切りのおはなし。
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が家族で暮らしておりまして、その内末っ子の子狐は、花とお星様と、キラキラしたものがとっても大好き。
駄菓子屋さんで買ったビー玉に、母狐から買ってもらったホオズキの髪飾り、誰かが捨てた星のチャームにプラバン細工、それから自分でお餅を売った代金として、たったひとりのお得意様から貰うキラキラ500円コインやら100円コインやら。
子狐はそれらキレイな物を宝箱に大事にしまって、たまにその箱を開けては、幸福に、満足そうにフサフサ尻尾で囲い込んで、一緒にお昼寝をするのでした。
見る人には、それこそ今日のお題そのもの。
ホオズキの髪飾りは別として、さして価値も無いビー玉だのチャームだのを集めて宝箱に収めるのは、つまらないことかもしれません。
それでもコンコン子狐、ありったけのキレイを詰め込んだ自慢の宝箱を開け、それを眺めるだけで、嫌なことも、悲しいことも、大抵全部吹き飛ぶのです。
さて。今週のある日、いつもの30℃を軽く超越した最高気温な予報の朝。
母狐の茶葉屋さんの常連さんにして、いつも子狐からお餅を買ってくれる人間が、コンコン子狐のたったひとりのお得意様が、稲荷神社の近くで倒れて、敷地内の一軒家に緊急搬送されてきました。
熱失神。Ⅰ度の比較的軽い熱中症。
母狐の対処が早かったおかげで、大事には至らず、その日のうちにお得意様は帰ってゆきましたが、「個人的な悩み事」がどうとかこうとか。
表情すぐれず、心が苦しそうな目をしておりました。
(宝物を分けてあげれば、元気になるかも!)
子狐は素晴らしいことを思いつきました。
キレイなものがぎっしり詰まり、見ればたちまち心の悪いのも悲しいのも大抵吹き飛ばしてくれる宝箱。
つらそうな顔のお得意様に、財宝をひとつ分けてあげれば、きっと元気になるに違いありません。
が、
宝箱の中のキラキラを、大好きな誰かに贈って幸福を共有したい仲間意識と、
誰かにキラキラを贈ってしまうと自分のキラキラが減ってしまう独占欲が、
会敵して、くんずほぐれつして、ドッタンバッタン。
子狐はいっちょまえに、頭をかきかき、おでこをクシクシ、しまいには部屋の中をくるくるくる。
大葛藤を始めてしまいました。
「ぎゃっ! ぎゃっ!」
自分の心を、そこそこ複雑な葛藤を、どういう言葉にすれば良いかサッパリ分からぬコンコン子狐。
ただ心のままに、大きな声で、吠える吠える。
「ぎゃん! ぎゃん! ぎゃん!!」
宝物を誰かに贈るのは、とっても素敵なことです。
けれど、誰かに宝物を渡してしまうと、自分の持っている宝物が減ってしまいます。
どうしよう、どうしよう。
「あらあらあら。どうしたの」
くるくるくる、くるくるくる。
いっちょまえに苦悩するコンコン子狐。母狐が声に気付くまで、自分の部屋の中をずっと、ずっと走り回り続けておりましたとさ。
おしまい、おしまい。
つまらないことでも。
大切だったと、
思う時が来る。
🍀つまらないことでも
貴方といるとつまらないことなんてないの。
毎日の日常が昨日と違う非日常。
あげるとしたら、貴方と寝ていることかもね。
貴方といるのに何も出来ない時間なんて、ね?