『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
例え相手がどんなに大切な人であっても、クールタイムは必要なのです。
だから一人でいたい、時もある。
そしてその一人の時を、邪魔されたくない。
だから、一人でいたい。
こんな私にも。
嘗ては、愛した人が居た。
社会に馴染めず、人間関係に悩み、
心身共にボロボロだった、
そんな時。
私を救ってくれた人だった。
彼は私の全てになった。
こんなにも人を愛したのは、
初めての事だった。
彼の居ない人生など、
考えられなくなった。
だが。
彼と決定的な仲違いをした。
お互いに譲れなかった。
そして、彼と縁を切った。
私の心には。
ぽっかりと大きな穴が開いた。
何もする気になれなかった。
生きていても、意味が無いとさえ思った。
あんな想いは、二度としたくない。
誰かを好きになるから、
その相手を失った時に、
激しく傷付くのだ。
だから、一人でいたい。
もう二度と。
私が誰かを愛する事は、
無いだろう。
帰宅途中に息を吐く
自宅に帰って一気に疲れる
無理しているあの時間が、とてもきらいなの
【だから、一人でいたい】
隣に誰かがいてもそれは幻でしかないの。
幻に惑わされて嘆く様は哀れだわ。
だから、私は最初から最後まで一人でいたいの。
薄暗い夜の街を、不審な二人組が歩いている。
全身真っ黒なタイツ姿で、顔までもが覆われている。相当に不審だ。
彼らは一軒の商店の前に立ち止まると、顔を見合わせ互いに頷いた。
そして背負っていたリュックからスプレー缶を取り出し、商店の閉じられたシャッターに向け、スプレーを噴霧しようとした。
まさにその時である。
「待て! 貴様らの悪事は、セイギマンレッドであるこの俺が許さん!」
言ってきたのは、全身赤いタイツ姿の、対峙する相手同様に不審な人物だ。
「出たな! セイギマンレッドめ!」
そう言う黒ずくめに、別の人物が言った。
「この街は俺たちが守る!」
全身青ずくめの朗々とした声が響く。
「悪は裁かれねばならん……」
「悪い子にはおしおきかしらねぇ〜」
全身緑と、ピンクがそれぞれ言う。
「やってる悪事がしょぼいんよ、毎度の事だけども」
「ヤッベ、角のネパール料理屋、閉店してんじゃん」
「昨日飲み会でさぁ……。まだ酒残ってる気ぃする」
「え、電車止まってんだけど。俺、帰れねんだけど」
全身黄色、白、黄緑、オレンジ……と続く。
「誰かこの後、カラオケ行かね?」
「アマプラの退会って、どーやんの?」
「ニホンゴ、オボエマシタ! コンニチハ‼︎」
灰色、茶色、紫色と続き、その後ろにもまだ全身タイツ達が列を作って待っている。
彼らは街の治安を守る『セイギマン』と、敵対組織『悪の秘密結社』だ。
昨今の人手不足で、セイギマン側が求人を出したところ、予想以上の応募があった。それを、何を思ったのか、セイギマン本部が全員採用してしまったのだ。
「あー、そのスプレー、濡れるとすぐ落ちるっすよ」
「洗濯物、取り込んでくるの忘れたわ」
「ラーメン食いてー」
まだまだ列をなす、もう何色なのかも分からないセイギマンに、レッドはため息をついた。
「……だから、俺一人で良いって言ったんだ……」
その悲しみに満ちた呟きに、敵である黒ずくめ二人が、小声で「ドンマイ……」と励ますのだった。
お題『だから、一人でいたい。』
私は、ここに存在している私が嫌いだ
嫌いな物を、全くの無関係な他人にまで見せたら
その人が不憫でならない
だから、私は一人でいたい
ひとりが好き
誰もいないひとりの時間は
最高のご褒美
誰にも気を使わなくていい
それだけで気が楽になるの
みんなで集まるのも嫌いでは無いけど
疲れるのも事実
だから
ひとりの時間は大切なの
だから、一人でいたい。
彼に勝てた。いつも、尊敬していた、彼に。私は、彼を超えたんだ。
嬉しさが、心の底から、込み上げてくる。観客の楽しそうな顔には、沢山の感情が込めているように感じた。でも、ただ一人、彼の顔だけが、見られない。今になって、何だか申し訳なくなってしまった。そんな自分が、情けない。嬉しさを素直に面に出せず、微妙な顔をしていると、彼に、拳を突きつけられた。彼は、「喜べよ、俺に勝ったんだろうが。」と言い、涙を流しながら、不器用に笑っていた。彼の優しさか、強さか、何が私を感動させたのか、まだ私には分からなかったけれど、一生懸命に泣いた。彼は、私の手を取り、抱き寄せた。私の耳元で、彼は、「ありがとう。」と言った。
彼の背中は、まだ遠く、彼の力は計り知れない。私は、そう悟った。
だから、一人でいたい」
新人「ていうか基本、自分という人間はこの世に一人ですよねー!」
smile mark「そこ、それ言うと一行で終わっちゃうよ?」
一人なら、誰かに嫌われなくていいから。
一人なら、誰かを嫌わなくていいから。
一人なら、誰も止めなくていいから。
一人なら、誰も止めたりしないから。
一人なら、誰かに傷つけられないから。
一人なら、誰かを傷つけなくていから。
一人なら、思い出に浸れるから。
一人なら、自分が嫌いでいられるから。
私は私を、許しはしないから。
そのことを、許されたいから。
だから、私は、一人でいたい。
あいたくて
あいたくて
1時間かけて会いに行って
会えたけどそのまま家に送って行って
5分しか会えなくて
自分の家についてからLINEしても
既読つかなくて
夜電話するっていってたのにな…
僕の気持ちを何も知らない君は
何をしてるんだろう
僕は何をしてるんだ
寂しいな
本当は今すぐ会いたい
だから、一人でいたい
【だから、一人でいたい】
わりといい歳である
大人げないだけで
結構なお年頃だ
そして大人げなく人見知りであり
人依存だと思う
一人での行動力は
あまり無い
一人だと楽しい事もあまり思い付かない
だけど
誰でもいい訳でもない
大抵は大丈夫だけど
大丈夫とこの人がいいは違う
楽しいが湧いてくるし
気を使わなくていい
カッコつける事も
見栄を張る事もしなくていい
不要に言葉選びする事も
知識をひけらかす事も
何も気にせず自分で居ていい
それを知ってしまった
だから今は・・・
三
朝とも昼ともつかぬ時間に起きてのんびりと食事をする。ゆっくりと支度をして外に出ると、もう正午を回っている。本屋で新しい小説を買い、カフェにふらりと立ち寄っておやつの時間。買ったばかりの本を開きながら、紅茶の香りに目を細める。さて、このあとはどうしようか。
一人の気ままさが、心にゆとりを持たせてくれる。
「だから、一人でいたい。」
#4 だから、一人でいたい。
責任とかに縛られたくない、だから。
自由に生きたい、だから。
他人に干渉されたくない、だから。
傷つけたくない、だから。
悲しませたくない、だから。
自分を見失ないたくないから、
一人でいる方が楽でいい。
だけど。
誰かに見ていてほしい、そんなジレンマ。
言葉を作るのに少し時間がかかる。
言いたいことはあるのだけれど、言葉が準備できなくて何も言えない。
だから、一人でいたい。
楽しい雰囲気は好き。
でもすぐ疲れるので、空気になりたい。
だから、一人でいたい。
一人でいることを選択している。
だから、誰かに気を遣われたって、何も求めていない。
だから、もう、一人でいたい。
あの人は、いつも私が話すのを待ってくれる。
というか、ちょうどいい間で話してくれる。
あの人がいいよって言ったら、
もう少し、一人じゃなくてもいいかもな。
「だから 1人でいたい」
1人は楽
なんでも自由に過ごせる
そぅ思ったのは最近
合わせなくても良いくらい
職場の人間関係は特に疲れる
合わせるのがきつい
仕事場の空間は居場所が悪い
いつも見られてる感じがする
1日のノルマも真剣勝負 体力的にきついから
割に合わない
そんな時に
偶然にも
1人の空間を見つけた
誰も居ない空間を探すのは難しい
そこに行けば自由に過ごせる
空間は狭いけど… いいの
人も遮断されて
邪魔されないから
だから 1人でいたい
ゆっくりした時間を過ごせるのは
最高のご褒美だ!
だから1人で居たいのかな!
『だから、一人でいたい』
今まで、私が仲良くなった人は
みんなどこかへ行ってしまう。
行く進路が違ったり、引越しだったり、
仕方ないことが多数だけど
私はその度に内側から押さえつけられる感覚がして、
無力感に蝕まれるようになった。
学校は正直楽しい思い出はほとんどなかった。
クラス全員から人格否定を浴びせられて、
毎日精神は死の淵に立たされる感覚を味わった。
もちろん全て謝罪もなく泣き寝入りになった。
そんな場所に溶け込もうとする方が滑稽に見えてくる。
その度に私は創作の世界へと逃げた。
ここは苦しさも少なく、過去の無力感や胸糞悪さから
唯一逃れられる場所。
私の作った人物は紙の平面でしか動けないけれど、
あいつらのように私を見捨てたり陥れる真似はしない。
私には創作しかないんだ。
生きるために
描いて、物語を作り上げるしかなかったんだ。
呼んだ?
そうだなぁ…私は一人でいないと自分を見失うから、かな。やりたいこと大切なこと、楽しくて忘れちゃったり、勝手に恐れて忖度に勤しんじゃったり。そんな失敗ばっかり。お前は流されやすいって、自分がないってよく言われた。きっとそれは正しいんだと思うし、その空っぽに反射して誰かの気持ちを損ねているよりは、自分一人に満たされている時間が好きって気づいたの。
誰かと居たいって思うよ。誰かが誰かと一緒に居るのは楽しそうで幸せそう。だけど実際にはそこに在るいろんな感情に追いつけなくて酷く苦しかった。全部拾おうなんてしてないけど、それがなんであれ、難しすぎた。
私は誰かの作品とよく過ごす。時間も場所も姿形も、お互い遠く離れた他人の名残と過ごしてる。人との距離感がちょっと遠すぎるのかもしれないけれど、私が見つけた誰かとの心地良い居場所は、それだったんだよ。
『だから、一人でいたい』
一人daytime
独りで居たい夢
悲と裏で痛い無
ひとりでいた仏
人間は一人では生きていけない
ヒトは支え合って生きているんだ
人という字はヒトが支え合って
うんだらかんだら
このようなことを
大人から 学校から
あるいは 世間から
はたまた ドラマなどから
少しずつ そういうことを
植え付けられる
逆にこうも 植え付けられる
一人でいるのは寂しい
一人でいるのは自分に難がある
一人でいるのは駄目なこと
みんな はっきりとは言わないけれど
知らぬ間に よくないことと
認識させられている
物事つく頃から
人付き合いが苦手だった
人と話すより
一人で空想遊びや 本を読むことが
好きだったから
でも一人でいると
冷ややかな視線を感じるから
必死になって 気の合いそうな
友人を探した
そう考えると 大人になった今は
大分気軽で良い
連むということをしなくてよい
職場は仕事だけの関係だから
無理して仲良くなろうとかは考えなくて良い
大人になれば
一人は嫌になるかと思ったが
蓋を開けて見たら 全くの逆だ
自分の時間や空間が
快適で仕方ない
【だから、一人でいたい。】