『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自らの罪に耐えられなくなった時、躊躇いなく殺して欲しいと願うから。
#だから、一人でいたい。
#22 『だから、一人でいたい』
1人は好きだけど独りはきらい。
"学校"という小さく同じ市で産まれた同級生や先輩や後輩と何年も同じ時間を過ごす。
この場所が昔から大嫌いだった。
私は小さい時から人とのコミュニケーションが苦手な子だった。
みんなと仲良くしたくて頑張って話しかけに行ったりした。
やっと友達ができたと思えば裏切られて利用されて終わり。
だから私は一人でいたい。
だから、一人でいたい。
偶に、友達とも、家族とも、世の中、全ての人から、離れたくなる…世界中で、たった一人でもいい…と思える瞬間がある…
其れは、ただの我儘かも知れないけれど…でも、同仕様も無く、心が硬く閉じてしまう…寂しいのに、誰にも関わって欲しく無くて…自分を取り戻したい時の、私なりの一人の時間…
これ以上、大切な存在を喪うのが嫌なんだ。
だから、一人でいたい。
──俺は、消えないよ。
──だから、側にいさせて。
聞こえないはずの声が、聞こえた。
消えない、と決意のこもったように言っておきながら、結局自分より先に逝きやがったアイツの声が。
結局自分は、一人じゃ生きられないのか。
それなのにまた、一人になった。
いっそ、後を追おうかな。
あーダメだ、そんなの、アイツは喜ばない。
…惨めだ、すごく。
こんなところ見られたくないから、今だけは、
独りでいたい。
【だから、一人でいたい。】
だから、一人でいたい
談笑の輪の中
同じ空間にはいるのに
その中に入れない
いつだって居心地悪く
一人ちまちまと箸を動かす
輪の中に入れるような話題なんて
持ち合わせていないし
僕に話題を振ってくれる
そんな人もいない
どうしてここにいるんだろう
大勢の人がいるところこそ
孤独を感じる
早く帰って好きなことして
一人でゆっくり過ごしたいな
『だから、一人でいたい。』
気がつきすぎる、と言われる
道を歩いていて、目の端に映る誰か
あの人、大丈夫かなと気になってしまう
離れた後もしばらく、振り返って目で追ってしまう
ましてや
少しでも関わりを持った人が増えると
その分、気になることが増える
抱えきれない想いが辛い
抱えられないことが辛い
だから、一人でいたい。
人と関わる中で必ず「裏切り」はついてくる。
だからもう私は相手に何も望まないし一人でいたいな。
1人で生きていける力つけて自由にいきていきたいな。
まあこれは願望なんだけどね。
【だから、一人でいたい】
「ひとりでいる子はモテる」
「大人になったらみんなぼっちやで」
「孤独とのつきあいかたを身につけるのは大切だと思います」
「ひとりで旅行してると、淋しくなりそうで勇気がない」
「自分だけの時間がないと、息がつまって」
「傷ついたらどん底に落としてくれる歌をきくわ 励ましの歌なんてきく気にもならない」
「自分のペースで飲むの、最高ですよ」
「休みの日に誰もいない校舎の中庭で本を読んでると、変なやつと思われそうだけど集中えぐくてくせになる」
「ひとりのときは、自分」
覚えてる「ひとりでいたい」
ひとりは楽です。だから、1人でいたい。
ひとりは寂しい。だから、ひとりぼっちは嫌だ。
ひとりは楽です。だって、誰にも傷つけられない。
ひとりは寂しい。だって、誰も隣にいてくれない。
ひとりは楽です。しかし、どうしようもなく
ひとりは寂しい。しかし、どうしようもなく
『空白、心地よい』
─── だから、一人でいたい。 ───
一緒に居るのは嫌いじゃないよ
ただ今は違う
特別な理由はこれといって無い
集中したい
そして楽しみたい
大好きな事に夢中になりたい
ただそれだけだから気にしないで
それでも一緒に居たいと言うなら
隣に座っていてもいいよ
退屈で寝ちゃっても知らないけど
だから、一人でいたい。
そう書いて送信した。
なんでだろう、
自分が希望したことなのに。
そうしていないと生きられないことは自分が一番分かっているのに。
視界が滲んで歪んだ。
がらんと空いて風通しが良くなった心の真ん中で
巻きつく先を探して空(くう)を彷徨っている
弱くて脆い蔦が揺れてる
『二人乗り』
二人乗りにあえて一人 サンドウィッチは玉子じゃなくっちゃ ほおばる時も一人だよ 空席に水筒置いて
不思議の国の誘いを待つよ
浮かれすぎてしまうんだ。
君に必要とされていると勘違いして。
偶然通りかかったら、声がした。
「ねぇ、○○ちゃんってさ、最近うざくなーい?」
「ねー。わかる。急に△△ちゃんに媚売っててさ?」
背筋が凍った。
私といるだけで次は誰かが私のかわりになるんだ。
毎日悪口を浴びせられて、孤独で苦しむんだ、、、
せっかく、友達できそうだったのになぁ、、
誰かを傷つけるくらいなら、、、、
私は一人でいい。
【No. 15 だから一人でいたい。】
作品No.122【2024/07/31 テーマ:だから、一人でいたい。】
他人になんて
興味がない
他人の話なんて
どうでもいい
他人と話を合わせるなんて
めんどうくさい
だから
一人でいたい
でも
独りは苦手
めんどうくさいのは
私の方かもしれない
先に結婚した同級生から、夫婦仲や子育ての大変さを聞くたびに。
恋人持ちの友人から、しょうもない痴話喧嘩の話を聞くたびに。
知人から、その知人の友人の愚痴を聞くたびに。
あぁ、自分に普通の人付き合いは向いていないのかもしれない、と。
毎度のようにそう思う。
気が合う友人は数人居る。その数人はとことん気を許せる関係だし、不満があれば直接言い合える。そんな関係がもっとたくさん居れば……と思うこともあるが、これ以上増えたら、きっと自分は増えた分の人数と疎遠になるような気がする。
知人のように誰かに愚痴を言いたくなるような存在を友人とは思いたくないし、たとえそんな関係でも友人だと言うのなら、私はやっぱりこれ以上の友人を望まない。
夫婦の話をすれば、そもそも自分には恋人すら出来る気がしない。
人と関わることには消極的なくせに、人の感情や思考については人一倍敏感というこんな擦れた自分が誰かと四六時中一緒に居ることなんて、きっと無理だ。
……だから、私は一人でいいんだ。
言い聞かせるように頭では思うくせに、それを口に出して言えないのは、きっと……
だから、一人でいたい。
僕は一人でいることが好きだ。
それが高校でも家でも場所は関係ない。クラスメイトがいじめをしてくるわけでもないし、親が暴言を言ってくるわけでもない。けど、自分の殻に閉じこもっていることが僕にとって楽なのだ。
僕は今日も部屋にいる。
テレビではあるドラマが流れていた。僕はドラマなんてものほとんど見たことがない。けれど、そこにでてきた学生役の彼、太陽のような笑顔をしていて主人公と言う言葉が頭に浮かぶ。きっと彼のような人のためにある言葉なのだろう。気づけばその人に釘付けになっていた。僕はすぐに彼の虜になった。彼は俳優ではなくアイドルだったが、僕は彼のようになりたくて少しでも変わろうとした。上京するために独り暮らしを始めて、俳優育成オーディションを何十社と受け、やっと受かった場所、この場所では僕は自分の殻に閉じこまらなかった。そこから何年かして、CMやドラマの脇役のオファーが来るようになってきた。僕の元気なところやころころ変わる表情が可愛いとファンの人も増えてきてとても嬉しかった。けど、本当の僕は表情もそんなに変わらないし、元気なわけでもない。そんな複雑な気持ちの中で、ダブル主演のドラマのオファーが来た。こんな気持ちで僕に務まるのだろうか。とりあえずはやっと主演という役をもらったのだから一緒懸命頑張ろうと意気込んで、扉を開け、「今日からよろしくお願いします!」とお辞儀する。顔をあげると、もう一人の主演の方と目があった。まさか、そんなわけがない、そんな偶然が…僕が混乱してその場から動けないでいると、
「こっちやで!」声をかけてくれた主演の人。いや、僕の憧れの彼がいた。やっとの思いで席につき、話し合いが終わる。
「このあとちょっと飲みに行かへん?」彼が声を彼けてくれた。
上京して今まで、友人と呼べる人も話せる人もとくにいなかった僕にとって、声をかけて頂けて嬉しさでいっぱいだった。
彼はお気に入りのバーがあると言い、そこに僕を連れて行ってくれた。
「俺のことはひかるって呼んでや」
いつもの僕の憧れた笑顔ひかるさんは僕に言う。
「ひかるさんでもいいですか?ひかるさんはずっと僕の憧れで、その…呼び捨てで呼ぶなんて恐れ多くて…!」
「なんやそうやったんや!全然いいで!」
やっぱりこの人は表も裏もなくて、どこでも明るいんだ。僕とは大違いだ。なんてことを考えていると、僕の前に夜空のような藍色のカクテルが置かれた。氷にライトが反射して星のように輝いている。
僕達はほとんど話すこともなくカクテルを飲んでいた。
久しぶりにこんなに飲んだせいで僕はぽつりぽつりと心の中で思っていたことを口に出した。
「本当は僕、みんなが思ってるみたいに表情豊かでもないし明るくもないんですよ。それなのにそれで可愛いとか言われて喜んでいいのかわからなくて…しかも本当は一人で殻に閉じこもってるのが好きなんです。僕は俳優なんかになっちゃいけなかったのかなってふとした時に思ったりして、馬鹿みたいですよね。こんなやつがひかるさんに憧れたなんて」
ははっと乾いた笑いをひかるさんに向ける。
「そんなことないんちゃう?別に殻に閉じこもっててもいいと思うし、オンオフもしっかりできてるやん?俺も先輩からダメ出しされるときもあるし、普段めっちゃ明るいってわけでもないし、私生活の事とか言わなさすぎて怖いって言われたりもしてるし、誰でもそういうことあるんちゃう?自分のこと完璧に理解してくれる人とかおるわけないやん?」
いつもの笑顔ではなく、少し真剣な顔で答えてくれる。あぁ、やっぱりどこまでもこの人は僕の憧れの人だ。僕が自分の殻に閉じこもることを否定するわけでもなくて、オンオフがしっかりできてると褒めてもくれた。憧れの人にこう言ってもらい僕はあらためて思った。
僕は、一人でいてもいいんだ。
2024/7/31 No.1
無礼講
気遣い無用と
言われても
こっちはそうは
思っちゃいない
【だから、一人でいたい。】
#だから、一人でいたい。
本当に…?
「ああいうの、いいなって思わないの?」
その放たれた一言で
なにかに撃たれて、
持っていた盾が、
覆っていた鎧が、
弾き飛ばされて、
砕けたような気がした。
思ってしまった。
違う、そんなはずない、
愛という鋭いもので
あの子らみたいに、
傷つけたくない、傷つきたくない。
自分を隠して。自分1人守って。
そう。それでいい。
だから、
時々忘れてしまう。演奏者くんがボクの敵だってこと。
だってあんなに優しくて、かっこよくて、演奏が上手くて……。彼に関わっていけばいくほど彼が優しい人だって、ボクらの方が間違っているんだって分かってしまう。
でも、ボクが日々の報告をしに権力者タワーに行った時、絶対に聞かれる。
「あの邪魔者は改心したか」と。
もちろん理解してる。
彼はこのユートピアの理をねじ曲げて、迷い子たちが元の世界に帰れるなんて手段を作ってしまった。
それはこの世界を統治している偉い人にとっては一大事で、そんなことをしでかした彼は悪で。
そんな彼をボクが見張る係なことを忘れたことはない。彼が改心したらボクが死ぬってことだって分かっている。
でも、だからこそ、ボクは彼のことを知りたくない。彼のことを邪魔者だと称するやつらの仲間であることが急に痛感させられるから。
だから、一人でいたい。
恋人が居れば、一緒に住んでる人が居れば、
色んな感情が出来て疲れるし
必ず決まり事やルールができる
どうして私を縛るの
自由でいたい
だから私は一人でいたい