『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
孤独を悲しむで孤悲。万葉集の授業で習ったとき、なるほどなぁと思った。
誰かを好きになるほど、人が行き着くところは一人なのだということを思い知らされるような気がするから。だから、一人でいたいという感情に従うとき、それは気の遠くなるようなことばかりの人生で自分を見失わないための時間だと思ってる。
“普通”の恋愛が出来ない。
結婚に憧れはない。
子育てとも無縁でいたい。
長いこと、自分以外に気を使ってきた。
イヤホンで音楽を聴く時間が必要。
仕事のレベルアップを頑張りたい。
だから、一人でいたい。
人は生きてるだけで誰かを傷つける。
だってそうじゃないか。
そうじゃないと私が傷つけられる理由がない。
それとも人は生きてるだけで傷つけられるのだろうか。
僕は、もう傷つきたくないし傷つけられたくない。
だから、僕は一人でいたい。
人は必ず誰かを裏切る。
例えば家族。
家族と言っても表面上だけであり、血が繋がっていようが繋がっていなかろうがいつか入らない存在になる。
だから、親が子供に手をあげたり、旦那が子供と妻に手をあげたりする。
あるいは、友人。
友人であっても所詮赤の他人なのだ。
だから、自分にとっていらない存在を切り離したりする。
私はそんな世界に疲れたのかな?
だれにも必要とされず、自分だけの世界を歩んでいきたい。
だから私は1人がいい。
『だから1人でいたい』 歌花
『ごめん』
傷つけるつもりじゃなかったんだ
ただ、君にもう一度僕を見て欲しくて
僕の気持ちを伝えたら、君は泣きながら言うんだ
ずっと一緒にいたいってさ
気持ちなんて言ってくれないと分からないのに
ほら、今もまた
僕じゃない誰かを映してる
──本当の君はどっち?
-だから、一人でいたい-
あなたの全部が、何気ないことの日々にある幸せが、全てが心地がいいから。だから、この幸せがなくなっちゃうと思うと寂しいから、、、だから1人がいい
あの子、かわいいな
あの子、かっこいいな
あの子、幸せそうだな
あの子、お金持ちだな
あの子、フォロワー多いな
あの子、愛されてるな
私より
私より
完
お題:だから、一人でいたい
君はどんな人間になりたいのか、
どんな風に生きたいのか、
それから、誰と生きたいのか。
答えのない問いを延々と問い続け、考え続ける。
何に喜び、何に悲しみ、
これからどう生きてゆくのか。
君も観たようだね、宮崎駿の映画を。
いいかい、飽きるまで考えるんだ、それが生きる事だ。
だから、一人でいたい。
なんでもないふりして笑っていることに
あなたはすぐに気付くから
【だから、一人でいたい】
急になにかがプツッと切れる音がした。物理的なものではなく、頭の中で。
それからは、なにをするにも気力がなくなった。周りからの言葉が全て自分を否定する言葉に聞こえた。人と目を合わせるのが難しくなり、人と会うだけですごく疲れるようになった。そして、人と話すのが辛くなった。人の目が気になり、外出は必要最小限とした。
心配や励ましのメッセージが友人から届いた。でも、それを読む気力すらなかった。スマホを開くことさえしなくなった。家族は最初は心配していたが、やがて、なにもしない私にイライラするようになった。それを感じているけど、動けない。家族と話すことさえ辛くなり、部屋に引きこもるようになった。家族の生活音すら気になるようになった。家族の視線すら辛かった。一人になりたかった。
【だから、一人でいたい。】
疲れる、疲れる、疲れる。
感情を押し殺して、悟られないようにして、
注目されないようにしてる。
自分の全部をさらけ出してしまうのは、
思ってるよりずっと、こわい。
抑えがきかなくて、わたしの中のなにかが爆発してしまう。
けど迷惑はかけたくないから、さ。
だからお願い、一人にして。
一人でいたいの。
人間は長くて百年やそこらで死ぬ。人間が脆い生き物だということを何百年もかけてやっと学んだ。何回も、今回はと勝手に希望を見出し、勝手に裏切られたと思う。認めてくれた人間が死ぬと裏切り者に変わる。だから、一人でいたい。
【だから、一人でいたい】
私は時々寂しくなる。涙っていうものが流れてくる。
だから、一人で寂しさを味わいたい。
誰にも邪魔されず、自由に。
「だから、1人でいたい」
自分が自分じゃないような気色悪さを覚えるから、だから、1人でいたい。
珈琲を片手にページをめくる。窓から夕日が差し込む橙色の部屋。人々の雑踏から外れた、青の深く冷たい静寂に包まれたこの空間は、僕だけの世界だ。珈琲の眠気を誘うような優しい香りと、微かに聞こえるページをめくる音だけが、今この部屋にある。僕はこの雰囲気が好きだ。だから、一人でいたい。
「なにを考えているかわからないよね」
嘲笑混じりに、こちらをちらりと見下しながら、クラスメイトに言われた。
別に大したことを考えてないけど、他人の粗探しをしているアナタ達よりはマシだ。
「反応ないから、つまらない」
私にはどこが面白いのかわからない、他人の悪口の話なんて。
この小さな教室という世界が、全てでない。
ここに居場所を求めなくても、拘らなくても。
だから、外へ自分の居場所を探した。
大人になっても、人間はあまり変わらない生き物らしい。
馬鹿らしいことで、無理に他人に合わせる必要なんてない。
自分らしく息ができる場所は、いまだによくわからないけど。
誰かといて苦しくなるより、このまま一人でいた方がずっといい。
私は、いま幸せです……
『だから、一人でいたい』
一人だとできるのに、みんなといると勇気が出ずに自分から「やる」と言えない…そんな経験、ありませんか?
私も、よくそんなことがあります。それは本当に勇気のいることだけど、一人だとやるしかないから迷わずにできるのです。でもみんながいると「誰かがやってくれるかも」「やると言ったら変人扱いされるかも」と余計なことを考えてなかなか踏み出せなくなるのです。
この日もそうでした。私たちはご飯を食べる前に少しばかり危険をはらむ行為を一人がしなくてはいけないのですが、立候補者がいつまで経っても出ないのです。
「おい誰かやれよ、俺はこの間やったぞ」
「前の人が進まないと食べれないだろ、はやくしろ」
後ろにいる人たちが選ばれることはないことをいいことに文句を言ってきます。まあこれもいつものことです。
だけど今回、私はかなり前にいました。かなり…というか、最前列というか。このままでは押されてしまうかもしれないと考えた私は、それでも黙ります。
集団の中にとても気まずい空気が流れました。誰かが行かないと、ご飯を食べられない。でもそれはかなり危険で、誰もやろうとはしない。私たちは最悪なループの中にいるのです。
この調子で行けば、やがてみんなで飢え死にです。そもそも、体力があるうちにいかなければ危険性もどんどん高まっていきます。
だけど私はなかなか踏み出すことができませんでした。これが集団の人気者だったら感謝されるのでしょうが、そうではない私はきっといい子ぶってると言われて終わりです。
みんなのために行ったのにウザ扱いされる。こんなに悲しいことはありません。それを考えると、どうしても口を開けないのです。
とそのとき、私の脳裏に愛する人が浮かびました。彼女は自分でご飯を食べに行けないのです。今の時期は食料は男が調達することになっていました。ジェンダー平等もいいところです。
でも、彼女のためにも行かなければいけません。周りの目を気にして動かないようでは、どうして彼女を守れるのでしょうか?
そんな偉そうなことを考えて踏み出そうとしたものの、やっぱり私は動けませんでした。怖いのなら、体は実に正直です。
あぁ、これだから集団行動は嫌なのです。一人なら臆せずに行けるというのに。
…え? その危険な行為とはなにかって?
それはですね、飛び降りるんですよ───崖から。
仕方ないでしょう、魚のいるのは海で、私たちペンギンは陸にいるんですから。下にアザラシがいるかもしれないのに飛び込む勇気を持てる人…あ、いや、ペンギンはなかなかいないでしょう。
あ、あなたが代わりに行ってくれます? それなら一番いいのですが。
───ほらね、嫌でしょう。海に落ちたときの衝撃と食べられるかもという恐怖は本当にぬぐいされないものだと思いますよ。
あ、誰かが行ってくれるみたいですね。ありがたいものです。私はやっぱり、誰かといるとダメになるんですよ。それでは、愛する妻と子のご飯を取らなくてはいけないので、失礼します。
───「だから、1人でいたい」
だから、1人でいたい
僕はすごく気疲れしやすいから出かけたり、お仕事したあとはどっと疲れが出てきてしばらく1人でいたくなることがけっこうある。
うるさいとこに長時間いると毎回そうだ。
それに人がいっぱいいる場所も苦手だ。
だからこそ気疲れをしてしまって動けなくなるんだ。
だから、1人でいたくなる。
1人でいたいのだ。なのに、邪魔が入るからイライラしちゃうんだよね。
これを繊細っていうらしい。
感受性が優れているんだってさ。
だから、他人の感情を汲み取ることが出来るせいで人一倍疲れてしまうらしいんだ。
疲れやすいし、気疲れもするから長時間労働も向いてない。短時間労働で働いてる。
お仕事終わったらすぐに家に帰って自室にすぐにこもる。
1人で過ごせるときは休むようにしてる。
だから、1人でいたいのだ。
作り話でもなく本当の話。僕自身の話だ。
繊細さんをくれぐれもバカにすることしないでもらいたい。悩む人がたくさんいること知って欲しい。
終わり
すっと目の前を横切った何かが
私の顔も見ないで私を揺らす
ごおごおと流れ落ちる液体の
柔らかさも知らないまま
ゆっくりと沈んでいく
あなたの声を思い出す
テーマ だから、一人でいたい。
だから、一人でいたい。(2023.7.31)
あのね、私ね、あなたに伝えられなかったことがあるの。これをあなたが読む日が来るかどうかはわからないけれど、私の気持ちをどうしても飲み込めないから。
あなたに伝えられなかったこと。あなたのことが好きだってこと。こんな私に優しくしてくれて、不意に見せる真剣な顔を素敵だと思ってること。「失恋しちゃった」って言ったら、とても心配してくれる優しいあなたを見るのが、とってもつらいってこと。
伝えられなかった。言ったって、どうにもならないって、言えるわけないって、思ったから。
きっとそれが、あなたをとても傷つけてしまった。「一人にして」って私が言ったときのあなたの顔、きっと一生忘れられない。
でもね、でもね、あなたの優しさは、今の私には毒だから。
だから、今は、一人でいたい。