『だから、一人でいたい。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
だから、一人でいたい。
近すぎると見えなくて、遠すぎるとわからなくなる。
誰かに、すぐそばにいてほしいのに、関わりたいわけじゃないんだ。
話を聞いてほしいわけでもない。ただ、誰かがそこで話をしてくれるなら、聞いていたいし、大丈夫だよ、なんて伝えたい。
そんな相反する想いを抱えるから。無理にわかってほしいわけじゃないから。
だから、一人でいたい。
一人でいたいんだけど、独りではいたくないんだ。
各々好きなことをやって、一人の時間を大事にして、でも、独りにはしないでほしい。
他人より不器用に生きて
下手くそに息をして
溺れかけている
繕わなければ『普通』を保てない
陸の魚
深夜二時過ぎの静寂がやさしく背中を撫でる
漸く呼吸が出来たと 深呼吸をして
月へ昇る泡を見つめた
まっとうだからじゃない。
Fallen. Fallen. Fall.
畜生、いかれてるからじゃねぇ。ただ恥ずかしいからだ。半端に堕落してるからだ。ださいからだ。
堕落なんてできやしねぇ。精々が不誠実な堕落。堕落と呼べない堕落。
畜生、畜生って、悔しがるふりをして、クールなふりをして、虚無的なふりをして。だから人前で堕落できない。傲慢。クズ。カス。
弱いのですらない、狡いのだ。卑屈なのだ。善人ぶっているのだ。なぜって。
F*ck. F*ck. **ck. F**k. *uck. Fu*k. F***.****.****.****!****.****.
ああ、こんな馬鹿、さっさと滅べばいいのに!
上手くは言えない。
ただ自分を騙してしまうから。
ありのままでいられないから。
「これ以上」の心が 体が
溢れてしまうから。
大丈夫じゃないから。
上手くお話しできないから。
不機嫌にさせちゃうから。
あまりにも最低な自分が
顔を出してしまうから。
無理ができるから。
だから、
–だから、一人でいたい–
だから、一人でいたい。
家族って、色々面倒くさい…近いだけに、余計に、色んな情や出来事が交差して、ややこしくなってしまう…そんな時には、いっそ何処かに、一人ひっそり暮して、そして…と思う…
#だから、1人でいたい
そばにいるのに
孤独を感じる
喜びは倍に
悲しみは半分に
なんて、ならない
いや、そんな時もあったけど
もう戻れない
だから、1人でいたい
人と比べて惨めになる。
自分への評価を気にしすぎてしまう。
皆からどう思われているのか考えるだけで怖い。
もうそんな思いはしたくない。
『だから、一人でいたい。』
お題【 だから、一人でいたい 】
人間関係なんてめんどくさい。
空気を読むなんてできっこない。
誰が誰を好きなのかなんて興味無い。
好きなものを半分こだなんてしたくない。
だから、私は一人でいたい。
ずっと、そう自分に言い聞かせてきた。
自分の本当の声になんて気付こうとせず。
ある日、私の中にいる私が叫んだ。
「死にたい」と。
私は気づいた。私の気持ちに。
私は私が幸福になることを怖がっているんだ。
私は本当の私の望みを叶えてあげることにした。
髪を解いて、制服を整えて、靴を揃えた私は
空を見上げながら走馬灯へ飛び込んだ。
『 だから、1人でいたい 』
新しい街で暮らし始めて3ヶ月。
僕は、1人で過ごす時間が好きになった。
君はあの街に。
僕はこの街に。
容易く会える距離ではないけれど。
出がけに降りだした雨を。
青空に立ち上る入道雲を。
帰路に背負った夕焼けを。
ネオンより輝く星たちを。
新しい街で見上げながら、君の街まで続く空を想う。
そういう時間を、愛おしく想う。
ーーーだから、僕は1人でいたい。
嵐が来ようとも
「ハッ、ハッ、ハッ」
剣を振る。
「フゥ、フゥ、フゥ」
毎日、剣を振る。
「ヤァ! ヤァ! ヤァ!」
晴れの日も、雨の日も、風の日も、雪の日も、剣を振る。
「てい! てい! てい!」
肉刺が潰れても、剣が折れても、血反吐を吐いても、剣を振る。
シュッ、シュッ、シュッ。
剣を振る。振る振る振る振る振る振る振る振る、剣を振る。
ザンッ、ザンッ、ザンッ。
剣を振る。そして至る。一つの境地に。
「フーゥ……はああああ!!!」
山が割れた。
澄んだ瞳
「みーくんはだれのおよめさんになるの?」
「は?」
従姉妹のセリフに、思わず真顔になった。
「なっちゃんはねー、かいくんと、ゆまくんと、さっちゃんのおよめさんになるの!」
「待て待て待て」
重婚の上にお隣のさなえちゃんは女の子だ。ついでに言うと俺は男だ。
そう説明しても、奈々は不思議そうな顔をするだけだった。
「なんで? みーくんはおよめさんなれないの? すきなひととけっこんしないの?」
核心を、つかれた気がした。
だから、一人でいたい。
「うける」「マジありえない」「それかわいいね」「今の人イケてない?」
人の輪の中にいるのが辛かった。空気を読むとか、和を乱さないとか、気ばっかり遣って、苦しくて。思ってもないことを言って、面白くもないのに笑って、しんどくて。
もうダメだって、壊れそうだったから、限界だったから、逃げた。友達なんかいらなかった。
でも、一人は寂しくて。
だから手を差し伸べてくれる人を待ってた。
「しょーちゃん」
貴方を待ってた。
私たちは人間だ
人間は生まれた瞬間
家族という
集団にはいり行動する
でも、人間だからといって
無理してはいけない
私たちが大切にしなければいけないのは
自分の気持ちではなく、人の意見なのか?
ちがうだろう!
だから、1人になって感情を
おさえなくてもいいんだよ…
cat
私は一人の時間が本当に好きで、でもそれは家族や友達がいるから一人の時間が欲しいと思っているだけなんだと思う。
本当の意味で一人になってしまったらきっと寂しくて、一人になりたいと思っていた自分を後悔するのだと思う。私への予言だ。当たる。
でも正直、人と一緒にあれこれ遊びに行ったりするのが得意ではない。
前までは遊びに行くのは楽しく思えていたけれども、今はもう億劫でならない。家で好きなことしたり、観たりしてる方が断然楽しいと感じてしまっている。
最近じゃショッピングすらも面倒だと感じている。
……いや、これは本格的にやばいのではないか。
物欲もなくなっている時は、結構まずい。
それはまた別問題として、大人になって、人に合わせることに疲れるようになった。一人でいる時は一人にさせてほしいと思ってしまう。
LINEが来てもすぐには見ないし、急に予定が入ると大人気なくも機嫌が悪くなってしまう。
いつからこうなってしまったのか。わりと小学生くらいからこんなマインドだったかもしれない。生粋だな。
一人の時は楽だ。好きなものを観て癒されている。
そうなのだ、癒されることを私は求めている。
軽い力であっという間にふわふわの粉になってしまうチーズみたいな心をしているのだ。頑張って耐えようとしてもすぐにさらさらとすり減ってしまう。
癒されたい。おそらく人一倍ゲージの減りが早い。癒しがないと、自分を保てない。
癒し達よ本当にありがとう……。おかげでなんとか保てています。
「だから、一人でいたい」
あさから なんだか
いろんなことが かみ合わなくて
スマホ見ながらコーヒー飲もうとして
お気に入りの服にこぼしたり
玄関を出ようとして
ドアに指を挟んだり
車にカナブンがくっついてて
すぐに出られなかったり
急ぐ時に限って赤信号に全部引っ掛かったり
上司の機嫌が悪くて
八つ当たりされて嫌味を言われたり。
昼休みになってしたことは
あなたの連絡先を消すこと
こんな日はきっと恨み言や愚痴を言って
あなたに嫌な思いをさせてしまう。
声を聞きたいけど、
不満をぶちまけたいけど、
そうしたくても
そうできないように
電話番号もメールアドレスも
会話の履歴も何もかも
きれいに消す。
もう何度目かの私の儀式。
あなたの今日を不愉快にして
あなたの表情を曇らせるくらいなら
私は口を閉じて 耳をふさいで
自分独りでひっそりと
水の中の酸素を探すように
小さく浅く呼吸する。
だからこんな日は どうか放っておいて。
「だから、一人でいたい」
僕は学生時代から一人が好き
気を使う事ないから
でも淋しくなる時もあるけど
一人で何をしても一人でしか
味あわない事があるから
だから一人が好き
だから、一人でいたい。
曖昧な私を許せるのは
たった一人私しかいない
いろんなことを教えてくれる
あなたのために、は
果たしてどこまで正解か
最後は自分の責任
だから最終判断だけは
誰にも邪魔されたくない
夏の日の夕暮れ
何色とも形容しがたい空
まるで今の気持ちを
表した感じ
だれにも知られない
この胸の内を
空だけはわかってる
そんな気持ちがまた
私を一人にさせる
たぶんこれでいい
そう決められたのは
この空のおかげ
何も言わず
背中をそっと
押してくれる
無言の存在を
私は信じてる
周りはいつも独りと
笑い飛ばすけど
だけど、私は
私なりを知ってるから
だから、一人でいたい
珈琲を啜りながら、本をめくる。深海のように深い静寂。思わず深呼吸してしまうような珈琲の香りと、ページをめくる微かな音だけが部屋に充満する。灰色の都会の雑踏から外れ、窓から静かに夕日が差し込む橙色の部屋。誰にも邪魔されない、僕だけの空間。この涼し気な青の静寂に包まれた部屋が好きだ。だから、一人でいたい。
お題 だから、1人でいたい
1人でいることを選んでいた
学校も会社も
僕の世界には、僕だけでいいと思っていた
でも、気がついたら君がいた
単調で、特に面白みもない
そんな僕の世界に
色鮮やかで、面白い
君と過ごす時間は、常に刺激的だった
昨日まで。
最後の言葉は“愛してる”だったね
まさか自分が誰かの最後に愛してるなんて
言葉をかけられるなんて考えてなかった
君といた刺激的な時間は
いつしか私の中で当たり前になっていて
数十年前まで毎日過ごしていたはずの生活リズムが
今では寂しく感じてしまう
だけど、この寂しさを誰かで埋めるつもりはないんだ
君以外ではきっと埋められないと思う
それに、、、、
今も君は私のことを愛してくれているのだろう
それなら尚更そんなことできない
いくら健康体とはいえ
あと100年この寂しさが続く訳でもない
もうすこしたら君に会いに行くとするよ
だからね、今から何か楽しみを見つけることもしない
新たに友達を作る気もない
もう僕の世界に君以外は何もいらないんだよ
だから、、、、だからね
僕は1人でいたいんだよ。
だから、一人でいたい
自分の周りにいる人たちは、散々仲良くしてきたくせにいつも裏切る。
ずっと親友だと思っていたのは自分だけかもしれない。親友だと思っていたあいつにも裏切られた
親にだって裏切られた。
仲良くしていれば、関わっていれば、いつか裏切られる。
裏切られることがどれだけ苦しいか。
裏切られたくないから、あの苦しみをもう一度感じたくないから。だから、一人でいたい。
_12end_
自分の作品好きな人いる?
だんだん疲れてきちゃった。
応援してくれる?
優しさは時に息苦しさになる。
まめな手から逃れて、あのとびらを開いて、シンとつめたい個室で毛布にくるまっていたい。何も心配はないから、たまご粥もポカリもいらないから、静かであるだけで構わないから。
……そんな言葉が通じるまでと、相手がこちらを棄てるまでと、どっちが早いかなって、腕と胸のすき間でわらう。
【だから、一人になりたい】
人の群れ
息つく暇もなく
思惑が流れ出る
頭の中に溶け込んで
掻き混ぜられて
こんな色に
染まりたくなかった
―だから、一人でいたい。