『たまには』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
突然抱きついてきた彼女に、不覚にも心が高まった。
どうしたのかと問いかけると、彼女は言う。
「普段されてばかりだから、たまには……ね」
その言葉と仕草が愛らしくて悪戯心が芽生え、こちらも抱き返すと、彼女は顔を赤く染めながらも微笑む。
こんな穏やかな時間が終わらなければいい。そう思わずにはいられなかった。
「元気してる?たまには、飲みにいこーよ!いつ空いてる?」
なんて文面そのままに、軽い気持ちで声掛けたい。
返事来るかな?忘れられてないかな?
そもそも迷惑…?
時間、遅過ぎてない?木曜で大丈夫??---って。
結構緊張してるんだよ、実は。
たまには、そっちから誘って欲しいんだよ。
言わないけどね。
雨の日も風の日も働く貴方へ
自分で稼いだお給料を自分の為に遣わず、こんな病弱な私の為だけに遣う貴方に申し訳ない気持ちで一杯です。
2人で乗り越えてきた道は困難だらけでしたね。
どんな時も何があっても私を信じて助けてくれました。
貴方の破れた下着、穴の空いた靴下を洗濯する時、私の心は痛みます。
たまには飲みに行ったり、遊びに行って下さいと頼んでも、2人でいる時間が楽しいと言う貴方に、私は何も与えることが出来ない。
多分、私達は依存の関係なのかもしれないけれど、貴方が幸せで有れば、私は幸せです。
残念ながら永遠は有りません。
私の命が尽きた後、私は貴方の側にはいない。何度でも人生を諦めないで。
大好きな君に
逢いたいよ
君の声が
聴きたいよ
君の温かな手を
ぎゅっと握りしめたいよ
君の瞳にボクが映って
ボクの瞳に君がいて
そんな時間が
もう一度欲しいよ
叶わない夢でも
見ていたいから
今日も
空の上の君に
呼び掛ける
# 大好きな君に
たまには息抜きをしよう
そうすることで気分が良くなる
人によって個人差はあるが…
たまには
何も考えず
心に浮かぶままに
文字を連ねてみよう
ぽん、ぽん、ぽん
そんな言葉遊びを
楽しもう
私だけの
自由時間
たまには旅に出るのもいいであろう。
体を休めて癒やされるのは本当にいいこと。
何事もこんを詰めすぎることはなにごともよくないのだから。
見えること見えないこと
現実と夢、揺れた分だけ
視野が広がる大きくなる
過去から見るのではなく
現在、出発点こそが才能
あなたが教えてくれた事
みんなへ伝えてみたい事
ふわりと軽く読んでみて
『たまには』
たまにはにわ にわにわにわ とりがいる
たまには しごとに いこうかな
たまには、で始まる小さな冒険は
もはや人生最大の大冒険
間に合うのか、間に合わないのか
「たまには」
疲れた。あまりにも張り詰めすぎて。
だから、「たまには」と、そう思って息を抜いてみた。
そしたら、ダメだね。息を抜きすぎた。
「ダメでしょ!」
博士に怒られた。
「なんで息を抜いたの。風船人間のあなたが息――空気を抜いたら動けなくなるに決まってるじゃない」
わかってはいた。博士に作られた風船人間の、私の風船のような皮膚に詰まっているのは、空気しかないから。
「たまには」って、そう思っただけなのに。
息抜きって難しい……。
『たまには』
あなたはいつも
優しくて
泣き虫な私のこと
ぎゅっとしてくれる
あなたはいつも
まっすぐで
あなたがしてくれる
二人の未来の話…
いつも私をドキドキさせる
あなたはいつも
弱さを見せない人だから
たまに不安になる…
いつも あなたは
この心の真ん中にいて
あなただけを刻みながら
この胸の鼓動は優しく高鳴ってく…
甘え下手で
不器用な あなただから
たまには私から
ぎゅっと後ろから
抱きしめてあげるの。
- あなたへ… -
たまには
『 上手くいかない時だってあるよね…』
自分がしたくて始めたことなのに、思うようにいかない。
ただ、どれだけ不安になっても今日は過ぎてしまう。
だから、仕方がない。
でもたまには、何も考えなくたっていいよね
ダイエットについて( テーマ たまには)
*
「たまにはいいじゃん。」
ダイエット中のはずの彼は言い、お菓子をバクバク食べた。
(この前もそう言ってた。)
「あなたのコレステロール値は悪化している。太っているようにも見えないので、体質でしょう。なので、今後は一生、この薬を毎日飲み続けてください。」
そう言って医者から告げられた知り合いは、しばしば薬を飲むのをサボっている。
彼の言い分も「一生飲み続けないといけないんだから、たまには、ね。」だ。
「1日練習を休んだら、取り返すのに2日かかるから」
他方、スポーツに打ち込んでいる友人は、そうして雨の日もどこかで体を動かしている。
「習慣づけないといけないから」
このアプリで、毎日欠かさずに文章を書いている人もいるでしょう。
*
世の中のほとんどは、後者のように「欠かさずに習慣づけないと維持できないもの」ばかりなんだろう。
だからダイエットした人はリバウンドするし、薬を飲まなくなった知り合いの健康状態は悪化した。
しかし、多くの人は「これから一生〇〇してください」と言われると反発する。
『一生歩行器を使って』と言われた祖母は、家の中では平気で杖も歩行器もなしで歩き、そして転んで骨折する。
話がずれた。
ダイエットも続かないし、スポーツもうまくならない人で世の中は溢れている。
1つは諦めてしまうから。
もう一つは「たまにはいい」と思ってしまうから。
そして「たまに」の頻度は人によって違う。
一年に一回?いやいや一ヶ月に一回?それとも、週に一回?
それはすでに「サボることを習慣づけている」とも言える。
そして、彼は一向に痩せないのだ。
*
「そんなのロボットじゃん。」と言われそうだ。
しかし、考えてみてほしい。
『たまには信号や踏切を無視してみよう』とか『たまには町を裸で走り回ってみよう』とかやる人はほぼいないはずだ。
……いないよね?
そして、信号を守るから、服を着ているから「お前はロボット」だとは言われない。
つまり、人には『一生守るのが当たり前』のことと『そうでないこと』があるのだ。
ダイエットも薬も、本来そうなのだろう。
『 一生守るのが当たり前のこと』のグループに入れて、「 たまには」の活躍の場は別のグループに委ねる。
即ち『守っても守らなくてもいいこと』のグループだ。
(まあ、そうは言っても美味しいものは食べたいんだけどね。)
だから、世の中にはダイエット本が溢れているのだ。
たまには
たまにはいいんじゃないかな、そう彼女が言う。
「何が?」
そう僕が聞き返すと
やっぱなんでもないと言う。
なぜか10年間たった今でもあの言葉は、本当に正しかったのかと後悔している気がする。
何も言わないでやろう
小言なんて言わない
なんて
思っていると
調子に乗りやがる
ジト目で見ても
全然気づかない
鈍感すぎて、項垂れる
そんな私を?で訝しんで
オロオロし出すあなた
そんな姿に
結局、許しちゃう
たまには
心配させないで
たまには映画でも見ようと思って、最寄り映画館のサイトを見る。そうすると、話題作が1日一回だけどまだ観れたりして。
でもその時間帯がクセモノで、丁度観に行けない時間帯だったりする。
結論。
鉄は熱いうちに打て。
思いつきで行こうとしてももう遅い。
たまには…
ぎこちない久方ぶりのスキップは
たまにはやるねと褒めらたから
たまには
たまにはゆっくりしよう。
仕事をして、すぐに家事をする。
それをせず5分でも、ゆっくりしてから動くのもありだと思う。。
たまには揺さぶってみたい
あなたのこと
コーヒーをブラックに変えたりして
〈たまには〉