『たまには』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たまには 良いだろう
これくらいの息抜きも
必要だろう 休憩も
のんびりしたい
たまには 一人で過ごしたい
ゆっくりと時間が
過ぎていくのを
待ってみたいものだ
45テーマ【たまには】
お題《たまには》
いつも《真実》でいる必要はない。
たまには
嫌な事を
全部〜
叫びたい
話したい
私の友達は
私に
色んな
事を言ってくる
だから私も
一人で
嫌なことを
叫びたい
『たまには』
「たまには、甘えてもいい?」
私がそう聞くと君は
「いいよ」
そう言って二人手をつないだ。
「たまには」
って魔法の言葉。
たまにはずっと寝ていたい。
布団の中で目が覚めてもまた目を閉じることのできるあの幸せ。焦らなくたっていい。何も考えなくたっていい。それがどんなに幸せなことか、平日の朝は毎回思い知らされる。
たまには好きなことだけして過ごしたい。毎日毎日自分の進路のため、夢を叶えるため勉強している。
努力している。確かに素晴らしいことかもしれない。その努力のおかげで成長できたこともたくさんある。でも、疲れることもしばしば。今まで何度も夢を諦めて、見捨てて怠慢の方に行ってしまいそうになったか。自分の夢と、楽と葛藤している今。
何もしない安心感を感じたい。怠慢を思い切り味わいたい。
たまにはさこの衝動のまま
そこら中の物壊して
人に暴言吐いて殴って
首に手をかけてしまいたいなんて
1度でもやったらおしまいだ
だってそうだろ
我慢を1回やめてしまったら
衝動を抑えることはできなくなる
人にとてつもなくイライラする、人が心底嫌いで怖い
自己嫌悪したり自分を抑えるには暴力しかなくて
頭を何回も殴るそうするとスーって落ち着くんだ
- たまには -
昔の手帳 開いてみる
君との時間
君との会話
君との約束
君との未来
すべての綴りが軽やかで
どこまでも飛べると
本気でそう想ってた
あの頃に
二人で戻りたい。。
「掃いても掃いても落ち葉ってなくならないよねえ」
「下にあるのはいいとして、上から降ってこないでほしい…」
私と蒼原は親に命令…いや、頼まれて祖母の家の広い裏庭をせっせと掃いていた。祖母の裏庭には大きな一本木があり、夏は庭全体が日陰になり涼しくていいのだが、秋は今のように大量の落ち葉を落とす。
「見て蒼原。私達が掃いた落ち葉が風に乗ってワルツを踊っているよ」
「不毛だっ…!」
私は藁箒に軽く体重を載せながらひらひら楽しそうに舞う葉を目で追う。不規則に動くこの感じがなんともいえずたまらない。私がそんなふうに暢気に考えていると、蒼原ははあはあ言いながらそれでも真面目に落ち葉を掃き続けている。
「これ、この袋に収まり切ると思う?」
私はこれに落ち葉をしこたま入れるように、と母に渡されたリビングテーブルが入りそうなくらい大きな袋を顎で指した。
「これぱんぱんに入れたら終わっていいってことでしょ、だったらがんばる」
「蒼原…。体力はないけど根性はあるよねえ…」
「青雲もがんばってよ」
「もちろんだとも」
私もまた掃いても掃いても終わらない落ち葉掃きを再開した。しかし、まあ、本当に多いこと。その時蒼原がぽつりと漏らした。
「全部燃やしたい…」
その言葉を聞いて私ははっ、とした。
「それ、いいね」
「はあっ!?」
「蒼原、私準備してくるから適当に落ち葉を集めておいておくれ」
「待って、待って、待って、何がなんだか分からないんだけど、せめて青雲、何をするか説明を…」
狼狽える蒼原をおいて私は祖母の家に走った。そして必要なものをてきぱきと揃えてく。5分たたずで準備を終えて急いで蒼原の元へと戻った。
「お待たせ!」
「…そうだね、待ったよ」
恨みがましく私を見上げる蒼原だが、その足元には律儀に落ち葉の山ができていた。
「お、いい感じだねえ、ありがとう!」
「まあ、これくらい…というか何をするつもりなの?」
私はへっへっへっと得意げに用意して来たものを並べる。
「新聞紙にマッチ、アルミホイルに包まれた何か…」
「これにはさつまいもと濡れた新聞紙が包まれてます。あとはバケツと水を沢山!!」
「…焼き芋か!」
「当たり!」
私はなれた手付きで新聞紙を丸めてマッチで火をつける。するとするすると落ち葉にも火がついた。
「今日はあまり風が強くなくてよかったよ」
「間違いないね」
さっきまで元気のなかった蒼原の顔が少し明るくなっていた。私は満足してそこらへんにあった木の枝を使いながらさつまいもを包んだアルミホイルを焚き火の中に押し込んでいく。
パチパチとゆっくり燃える落ち葉を二人で眺める。何を話すわけでもないが、ゆったりと流れるこの時間が心地よく感じた。蒼原もそうなのか、珍しく鼻歌が聞こえてくる。そろそろ焼き上がりかな、と二人で木の枝を使い、さつまいもをころころ転がして出した。
「まだ熱いかな」
「出したばっかりだから多分」
蒼原とかがんで、冷めるまで転がす。そして頃合いになったらアルミホイルを剥いた。湯気が広がりさつまいもの焼けたいい香りが広がった。
「ところどころ焦げてるねえ」
「火加減もくそもあったもんじゃないからね」
そう言いながら蒼原は美味しそうに焼き芋にかぶりついている。私もつられて一口食べる。甘くて、ちょっと苦い味が口に広がる。普段は特段なにも思わない焼き芋も、こうして自分たちで焼いて、そして蒼原と一緒に食べると美味しく感じた。
「たまにはこういうのもいいね」
「たしかにね」
水をかけて、しなしなになった落ち葉の山からまだ、薄く煙が上がっていた。
たまには
たまには
言い返してみようか
たまには
開き直ってみようか
たまには… たまには
たまには
弱い自分を 解放してあげたい
週間予報の雪だるま
気温グラフの乱高下
春を待ちかねくしゃみをする
たまには
全力疾走
思ったより足が上がらない飼い主と
どこまでもテンションの上がる飼い犬
中途半端に解けだした雪が
バシャバシャ跳ねて
夕日の撹拌された空を汚した
日差しの名残りなど一息で冷えていく
シャーベット状の雪は
凹凸を残した氷に変わる
まったくもって迷惑な
まだまだ冷たい空気が
今日はちょっと気持ち良い
もうすぐ春が来る
『たまには』
たまには良いお菓子食べて
たまには良い洋服買って
たまには山を登って
たまには思いでの場所に行って
たまには君の前で泣いて
たまには冷たい石になった君を抱き締めたい。
たまには
自分の趣味に費やす、近場の神社に行く、友達と遊ぶ
彼氏・彼女とデートする、高いスイーツを買う
旅行に行くなどなど……
そんな自分時間を大切にするのも大事。
たまには運動しなきゃと思って
縄跳びしたけど、すぐに息が上がっちゃって
次の日、筋肉痛になった。
たまには本でも読もうかな。
本棚から引っぱり出してページを繰る。
笑う箇所も泣く箇所も変わっていないな。
昔にしていた事を再開すると、
久しぶりで、新鮮味すらある。
たまにはアクセサリーをつけよう。
ドレッサーにしまったままだ。
アメジストの指輪は、ボーナスで買った。
色がきれいでお気に入りだ。
次は、どんな「たまには」が出てくるのかな?
「たまには」
たまには
ゆっくりゆったり…
星空を眺めて…
夢に酔うのも
いいよね
夜は静かでしっとり
落ち着いた時間…
ロマンチックなひと時
を過ごすの…
夢物語…
自分だけの秘密の
世界へようこそ…
〜たまには〜
(たまには別のメニューで頼んでみようかな)
の、正解する確率は
体感40%くらいな気がする。
仮に、40%を当てたとしても
「ん〜、まあ、意外と美味かったな」
って感じの小当たりがほとんどな気がする。
(個人的に)
故に
(たまには別のメニューで頼んでみようかな)
を、やる際
店員に
「すいません」と声をかけた瞬間
(本当にそれが正解?)
と少しでも疑問に思ってしまうと
脳内に大宇宙が広がってしまうのだ。
迫りくる店員、焦る気持ちと
(いつものヤツが1番良いんじゃないの?)
という葛藤が一気に押し寄せてくる。
「牛カルビ丼で」
結局2番目に良いやつを頼んでしまう。
安牌。でも普通にうまい。
何頼んでも大体うまいんだ。
だからこそ、正解に悩む。
うまっ。
『午後』
たまにはコーヒーに砂糖を入れて 午後と向き合う
テニスボールくらいの心の歪み 弾んでどこかに消えてった お隣りさんのことはよく知らない 深夜によく格闘ゲームをやってるイメージ いずれにせよこの午後には存在しない 私と午後にお茶してくれる友人はできるだろうか? ずっと独りが好きだと思っていたけど 本当は独りに慣れただけ 外はよく晴れている 日入りになると寂しくなるな
頑張り続けるママへ
たまには息抜きも大切だよ。
いつも気を張り続けたら疲れるでしょ。
誰かに監視されている訳でもないのだから、少しくらい手を抜いたって構わないんだよ。
全部完璧にするのは凄いと思う。
でも、それで潰れそうになるんだったら元も子もない。
心が擦りきれてしまいそうでしょ。
疲れたら休んでいいんだよ。
誰かを頼ってもいいんだよ。
泣きわめいたっていいんだよ。
ママが頑張っているのは伝わってるよ。
だからこそ、たまには休みなよ、って心配になるんだよ。
元気で明るいママのことがみんな好きだからね。
たまには自分が子どもみたいに、やりたいことをやっていいんだよ。
毎日ママは頑張っているんだから。頑張りすぎているんだから。
疲れきったママより
【たまには】
〈たまには〉
ロウバイ、狼狽。
漂う、仕合わせ者の、貴方に、さあ。
思考の片鱗を、ご共有。
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分かったぞ、この堕落者。お前は、安心したのだ。自分が皆皆に愛されているとついに分かって、
胸を撫で下ろしたのである。
全て止まったのだ。葛藤も自己嫌悪も。今現在どこの集団にも属さない私は、体裁を気にすることもなし、双眼を恐れることもなし。私は今、最も自由なのである。一人の人にして見事に独り。私はそろそろ、マズローの欲求階層説の最上層・自己実現の欲求を抱きそして満たさねばならない。もう十八だ。現行民法上大人なのだ。自律しなければならない。
ニーチェの「力への意志」を持たねばならぬ。私の、私的理想像を描き目指さねばならぬ。生きる意味を問うことを止めてはならぬ。生命の尊さと儚さと、人間の美しさと残酷さを、忘れてはならぬ。
偏ってはならぬ。中庸を目指さねばならぬ。
死を遠ざけてはならぬ。生の一部のそれを、愛しく思う。
帰着点を求めているわけでなし。ふわりふわり。
自分の哲学を終わらせてはいけません。
いつもと同じ道が
いつかの
思い出になり
つらい思い出も
いつかは
笑顔で話せるようになる
あなたのことも
いつか
泣かずに
話せますように
たまには…
無になって何もしなくて何にも考えなくて…
そんな日があっても良いかなぁ
のんびりと季節を感じて時間を過ごしても良いかもねꉂꉂ(๑ノ∀˂)ʷʷʷ
今の時期にはなおさらなのかもですね