『たとえ間違いだったとしても』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
これでいいんだ。
いや違う。
これ“が”いいんだ。
僕の進む道は僕が決める。
たとえそれが間違いだったとしても
僕が納得すればそれは正解になるから。
誰がなんと言おうと
自分自身は信じていたいから。
自分の心に嘘をついて生きるなんて、これ以上に哀しいこともないだろう
マメ豆腐
私が、音楽を始めたのは間違いだった。ただ、誰かを支えれるような音楽を作りたかっただけなのに。
どれだけ評価を貰うより、「この曲に救われた」という一言のコメントの方が心を温かくしてくれた。
なのに…。私は大切な人を救えなかった。いつも、一番近くにいたはずなのに気付けなかった。
身近な人さえ救えない音楽に価値があるのかと思って、パソコンにある曲のデータを消そうとすると、1つのメッセージが届いていた。開けてみると、
「貴方の音楽に、いつも救われてたよ。ありがとう。」
短いメッセージだけでも一目で誰から来たかわかった。最期まで君に救われてばっかりだ。
頬に伝った温かい雨に気付かないふりをしてパソコンを閉じた。
間違いだと理解っていても、愛さずにはいられなかった。
私と貴女は敵対している種族だった。
初めて会った貴女は薄汚れた奴隷だった。そして、逃げて辿り着いた先がここだったようだ。
私には仕える主人がいた。
主人は、気まぐれか、貴女を拾った。まるで捨てられた動物を拾うかのような、そんな扱いで。
正直、敵対している相手だし、そもそもこんな薄汚れた娘を拾うなんて、理解ができなかった。
でも、きっと主人も彼女にどこか惹かれる部分があったのだろう。彼女を拾い、信頼できる人の力を借り、匿った。
この気まぐれがいつまで続くのだろうと思っていた。どうせそのうち飽きる。彼女に様々な物を与え、様々なことを教えるのは無駄に感じていた。彼女は申し訳なさそうにしていた。
しかし、時折見せる屈託のない笑顔に、いつしか惹かれていった。温かい。心が溶かされていく……。そう感じた。
彼女を愛することは間違いだと理解っていた。
きっと、主人も、何も言わないが彼女を愛している。
そもそも私達は本来敵対している相手なのだ。たまたま彼女がここに来ただけで、本当は別の世界の人間だ。
愛してはいけない。
それでも――。
たとえ間違いだったとしても、愛さずにいられなかった。
この間違いが火種となって、いつか大きな炎に変わり、私を燃え尽くすことになるとしても。私は貴女を愛している。
『たとえ間違いだったとしても』
『たとえ間違いだったとしても』
人は生きてるうちは毎日選択の日々だ。
小さい選択。
大きい選択。
人生に左右される選択。
その選択をいつも間違えて後悔するのが私。
そして間違い続けて今崖っぷちに立っている。
そんなに間違えるなんて。
もはや不幸の天才か!
なんて。
無理やりにテンションをあげてみる。
そして無理やりに上げたテンションに疲れる私。
また間違えた?
だけど。
間違いだったとしても。
この崖っぷち、思い切り飛び込んた先に。
微かな希望がありますようにと。
今日も願う。
たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても
わたしはあなたをとめる
わたしのために
たとえ間違いだったとしても…
真っ黒な眼鏡を今はかけている
知らない方がいいこともある
たとえ間違いだったとしても
正義なんてものは所詮その人の中の正義で。
たとえば復讐のために人を殺すのは、その人の中の正義になる
その人の正義を知らない人には、人殺しは自分の正義に反するものとして映るだろう。
傍から見てそれが不義でも、その人の中では正義なのだ。
たとえそれが間違いだったとしても
お題:たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても。
誰かから咎められたとしても。
私はインスタントラーメンの汁をご飯にかけて食う女!
もちろん最初からかけて食べるわけではなく、麺を食べた後の残った汁をご飯にかける。
具材が野菜多めだったとしても、塩分と炭水化物の過剰摂取で罪悪感を打ち消すことなど不可能!
こいつは…罪の味だぜ…。
クソゲーの主人公はヘナチョコで放りだしたらそこでオシマイ
[たとえ間違いだったとしても]
たとえ間違いだったとしても強い者に人は巻かれる。
誰かの米粒みたいな物差しで自分を測ってどうするのさ。
たとえ間違いだったとしても
長い 雨が スカート 濡し
鼠のように 急ぎ足
はねた 水滴 泳いだ 視線
太陽が 切れ間から 覗いた 景色
急いで お家へ 帰ろう
お気に入りの 服を 脱いで
シャワーを 浴びて 寝転ぶ
エアコンから 吹く 風の 冷たさに
この先 曇りの 天気 幾つ 数えるのか
雨の 音を 嫌がりながら
たとえ 間違い だったとしても
薄紅色の ルージュで
春を えがいた 日々は
君と 笑顔で 開けない 空を 歌った
あれは きっと 晴天を 祈る
庭先の 花の ように
長い 言葉 コーヒーに 浮かぶ
ミルクのように 波紋模様
深層を 心さえ 描いて 廻る
長くも 感じる 時間だね
微睡んでる つかの 間でさえ
滲んだ 心は 苦くて
携帯だけ 置く テーブルの 上で鳴る
シグナル 鼓動と 合わせ 幾つ 鳴り響く
映る ガラス 細くなる影
たとえ 間違い だったとしても
白いドレス 長い髪
夢が 真っ白に 見えた
君と 思へば 遠くの 空を 見上げて
あれは きっと 晴天に 光る
雨粒を 数える ように
きっと きっと どこかの 呼吸で
君は 君は 探して
遠くへ 行けと 叫ぶけど
霹靂の ような 霞は 消えない
もう少し 涼しい 風が 吹いたら
立ち上がって 雲の 切れ間の 太陽を 探すから
たとえ間違いだったとしても
選んだこの道を進むしかない
立ち止まらず
振り返らず
進み続けるしかないのだ
私の行動がたとえ間違えだったとしても、貴方は注意してくれて、変わらず支えてくれます。貴方のその優しさにいつまでも甘えてはならないと思うと同時に、その温厚な眼差しのお陰でのびのび成長することができていることに、とても感謝しています。
幾つ分岐点を過ぎて来ただろう
幾つの分岐点が待っているだろう
誰かの指示でなく
自分の意志で道を選べるようになったのはいつからだろう
ああ 願わくば
今 この私の選択が
誰かを悲しませることになりませんように
(たとえ間違いだったとしても)
もう一度
君と出逢えたなら
きっとまた
君に恋をする
わたしの心の扉の鍵は
再び
君に差し出すだろう
# たとえ間違いだったとしても
【たとえ間違いだったとしても】
天気予報
経済成長率予測
世界情勢予想
たとえ間違いだったとしても
地球は回る、月は回る
僕は生きている
この答えがたとえ間違いであったとしても、
私は彼を信じたい。
飲み込んだ。
苦しくなるかな、と思ったけど
案外大丈夫だった。
『この世に正解はない』
誰かはこう言っているけれども
この世には間違いすら無いんじゃないか、と思う
誰かにとっての間違いは、誰かにとって正解になる
大袈裟に言っちゃえば
これだから犯罪は無くならないのだろう
「どうかした?」
ううん、なんでもない
つまり
理由つけちゃえばなんだって正解になる世の中
どれが間違いでそうじゃないかなんて
いちいち判断してられる程
私たちは賢くないんだから
私は知ってる
愛し合う時にだけ外すそれを
貴方がどれだけ大事にしているのかを
この関係は紛れもなく"間違い"であると_。
それでも
「あれ、俺の指輪…」
飲み込んだ
何度も、言いたかった言葉を。
全部捨てて、私のところへ来てください_。
愛する人を手に入れたくて空回りしてしまうのも
仕方の無いことかも知れない
たとえ間違いだったとしても
自分なりの正解を追い続ければ
それでよいのだと、思うのです
《たとえ間違いだったとしても》
詩彩音
たとえ間違いだったとしても
わたしは進んで行ってしまうのだろうか?
大和田からでも見える花火大会
わたしたちの地域ではお祭りがあった。
けれども花火を打ち上げているのは
遠い地域でだから…
なんとなく大事になってしまいそうなのだ
復活させれば夜営店とかできそうなのにな
(政治の夜の観光の対する課題)
たとえ、これ迄の私の道程が
目指した最果てが
全て全て間違いだったのだとしても
それでもかまわない
求めたものが手に入らなくても
求めたものが蓋を開けてみたら
イミテーションの瓦落多だったとしても
旅の中、その歩みが
そのさなかに失ったものが
全て全て、間違いへと突き進む為の
無意味な犠牲だったのだとしても
私は、それでもかまわない
だって、これは私の愛だ
この歩みも、求める心も、目指す旅も
全ては私の愛に始まり、
そして私の愛に終わるものだから
それならば、私は私の愛を
誰が否定しようとも
これ迄の道程は間違いでしたと認めても
私の愛だけは、私は肯定しなくては
どうしてそれが愛といえようか
私は声高らかに
愛を歌おう
この愛を抱けることの
幸福を、喜びを
私は歌おう
そうして、私は歌いながら
一人、盲た眼で歩もう
道無き道を、その先に答えがあると信じて
その果てが、破滅に繋がっているのだとしても
歩むことだけはやめてやらない
私の愛の歌は
私が斃れたあとでさえ
きっと鳴りやまない
さあ、そろそろゆこうか
それがたとえ、間違いだったのだとしても
行き着く先が破滅しかないのだとしても
愛を歌えよ
歩み続けよ
その時が訪れる迄
「たとえ間違いだったとしても」