『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「たった一つの希望」
たった一つだとしても、
希望があるならば掴み取るまでだ。
仕事で腹が立ったとき
仕事を辞めたくなったとき
これを乗り越えたらいいことがある、と
座を蹴りたくなる気持ちを抑える
家族と意見が行き違ったとき
友達となんだかうまくいかなかったとき
いずれ自分のターンが巡ってくるさ、と
その場をじっと凌ぐ
この先に少しいいことが待っているのを想像すると、現状に耐える気力が湧く
その想像に具体性がなくても、もう少し頑張ってみようと思わせてくれる力がある
その想像すら乾いてしまった時、どこまでも自分勝手に振る舞ってしまいそうで恐ろしい
たった1つの希望
かけがえのないどうしようもなさと
これからもずっと向き合っていくと
心に決めた事こそがたった1つの希望
望みを叶える為に願い努力し打ち破れ
それでも回りくどい言い訳を考えては
それを理由に悪くないと悪態ついてる
なんだかんだで憎たらしいはずなのに
結局、諦めずに足掻いて生きてく覚悟
かけがえのないどうしようもなさを胸に
絶対に見捨てない私を率いて生きていく
たった1つでも
それが確かな希望であるなら
現実は逆転する。
たった1つの希望
「ちょっと待って」
と叫んだ。
たった1つの言葉だけで
美月をとめられたら、どれほど楽なことか。
「悪いけど、私の意思はかたいから。当たり前のことだけど、死ねば……もう生きなくて良いんでしょう?」
いつから、こうなってしまったのだろうか。
どうして私は美月の気持ちに気付けなかった。
こんなに情けない私が言えることでもなかったが、沈黙に耐えきれなくなった私は、もう構わず本音を話してしまおうと思った。
「生きたくないという理由だけで死なないで。死ぬことを甘く見ている人間に死ぬ資格はない。それくらい、命は失くしてはならないものなんだよ。」
「……分かってるよ。でも、優奈は私の何を知ってる?夜になる度自己嫌悪に陥るせいで毎晩眠れなくて、寝不足の日々が続いた。それでも毎日学校に行って、家に帰ったら親に勉強しろとかちゃんとご飯食べろとか言われて。もう、しんどかったんだよ。何回死のうと思ったと思う?優奈には分からないよね。私のこういう部分を見て見ぬふりしてきたんだから。何も見てこなかったんだから。」
「でも私ね、優奈に会えたおかげで、ちょっとだけ生きようと思えたの。それも、本当のこと。」
美月の優しい声を聞いていると頭が痛くなってくる。
私は美月の肩を思いっきり掴んだ。
「そんなに死にたいなら、さっさと死のう。」
「は……?とめてきたのは優奈でしょう」
「そっか。美月こそ、私の気持ちに気付いてなかったんだね。私さ、美月のこと好きだったんだよ。ずっと前から。だから1人で飛ぼうとしてる美月をとめた。」
これが、この結末こそが、大好きな美月とたった2人だけの世界で生きられる、たった1つの希望だったから。
放課後の、冷たい風の吹く屋上で
私は、自分の身体を美月の肩に思いっきりぶつけた。
わたしには夢みることができる
誰も夢みることを止められない
他の全てを奪われたとしても
どんなに激しく打ちのめされても
もう二度と立ち上がれないと思っても
今を耐えるために
いつか打ち勝つ力とするために
暗い未来に囚われることを拒んで
夢をみる 思い描く
顔をあげて 前へ進む
「たった一つの希望」
#33
先の見えない未来があるから生きてゆける
自分の人生は誰かに明け渡してはいけないよ
いのち、
それは たったひとつの
希望と言う名の贈り物です
たった一つの希望
うーん。何だろうな。
僕は優柔不断なので、一つには絞れません。
たった一つと言えればいいんとけどね。
あなたが私を大切に思ってくれてる
そう感じていた日々が
たった一つの希望なの
諦めないで
自分を信じて、、、
それとももう
そんなことどうでもよくなって
過去のこと、、?
━━━僕も、あの娘も、彼を失った。
━━守るべき村はあの娘が氷に沈めた。
━僕が彼を奪ったから…。
本当は違う、彼自ら選んだことだけど、
そんなん言い訳だ。
あの娘には人魚遺伝子による再生能力がある。
つまり遺伝子を破壊すれば消せる。
━遺伝子……?
━━その遺伝子を彼に交ぜたら…?
━━━…他に選択肢なんか思いつかない。
選べないことが最高の希望に導かれる……
………………………………なんてね。
さっき初めてお気に入りした人を見る欄を見てみたけど…あれ…一覧に名前で出るんやね…びっくりしちゃった…みんな私の名前見てタップして読みに来てくれてるの…??私、普通の検索で誰かの文がどんどん出てくるみたいに、お気に入りにしてる人の文が順番に次の人、次の人、ってだーって流れてきて、文であ、あの人だ〜とかわかって、それで読んで良かった〜って思ったらもっと読みたいを押してくれてるものと思ってた…。
私を名前で覚えて読みたいと思って来てくれてる人がいるかもしれないってこと…?
はっ、恥ずかしい、こっ、怖い、と思った…
私の名前を見てタップしていつも読みに来てくれてる人、いるならありがとうございます…。
たまたま出会って読んでくれてる人も、とってもありがとうございます…。
ここでは最初にちょっと覗きに行った以外大体ずっと書くばかりで、みんなの文を読みにいくということをしていなかったから…まさか名前で一覧が表示されてるなんて…びっくりした…。
今日のお題は…たった一つの希望。
ちょっと今、最近書いている通り、母が…なので、実家に帰ってきているんですが、最近食も細くなってて、ってことだったけど、巻き寿司が食べたいって言ってたので買って帰ったら、なんか美味しかったのかだいぶしっかり食べてくれたので良かったです…。
いや、たしかに美味しかったんやけど…。良かった良かった…。
とりあえず本当に、見る限りではわりと元気そうなので良かったです、やばいのはやばいんだろうけど…。
兄も帰ってこられるそうなので、明日は母と兄と3人で病院に結果を聞きに行きます。
姉は本当にタイミングが悪すぎてどうしても抜けられないらしく、行けないので、…というか今日は無理言って早く帰ってきたもののまた母さんの顔見たら泣き出して…帰ってきて良かった。
心強いって言うてたし、今は落ち着いていつも通りの姉ちゃんやわ。
母さんだってどうにかできるならいいけど自分ではどうにもできないのに泣かれても困るやんなぁ…。
いや、泣きたかったら泣いていいし、姉ちゃんの気持ちもわかるしなんだけど!私だって泣きたいのに姉ちゃんが泣くけん私が冷静になって励まさないかんやん!って言うといたわ!何か起こってから泣け!!今母さんは一緒におれてるんやし本人的には元気にしとるし今を楽しめ!!いやわかるけど!!私も昨日お風呂でちょっと泣いてたけど!!
まあ本当可愛い姉ちゃんです。18くらい年上やけど。
…そしてなんだか最近みなさん、私がこんな状態だから励ましてくださってるのか、読むのを楽しんでくださってるのか、沢山もっと読みたいをいただいてありがとうございます。
いつも通りの文が読みたい人はすみません、ご満足いただけるものが書けるかはわかりませんがまた落ち着いたら前と同じように書くと思いますので、よろしくお願いします…。
最初の感じだと私何者かわからない感じだしそれがまたおもろいかな〜良い感じかな〜とかって何者かわからない感じで書いてたけど、もしそういう感じが好きだったって人がいらっしゃったようであれば、何者かわかる感じの存在になっちゃってすみません!!
いやまぁ、もしそうなら、もしかしたら今こうして書いてるのも虚構かも知れないじゃないですか…ね…?
そう思っててください!
って感じの読み手自身に語りかける系のコンセプトで今日は書かせてもらいました、みたいな感じだったって思っててください!!
たった一つの希望のお題に全然沿ってないけど、希望はね、ええ、たった一つではない、ということなんですよ、ええ………。
私を見捨てずお気に入りに入れて下さってる人がいること、私を私として認知して好ましいと思ってくださっている人がいること、もっと読みたいの♡で気持ちを伝えようとしてくださる人がいること、一つ一つすべてが、希望です…。
とりあえず、今は、母さんが元気になりますように。
私の今の1番の『欲望』です。
みなさんの思いの力もお貸しいただけたらありがたいです。
あとは、家に残してきている旦那さんが、寂しがっていないといいけど…笑
とりあえず今日は実家で家族といるので、
このへんで。
(読んでくださりありがとうございます!)
またお会いできますことを願っています。
『たった一つの希望』
希望なんて持つもんじゃない
何度も挫折し絶望を味わい
そう わかっていた
願望も希望も
すぐに覆され裏切られ
奈落の底に叩き落とされ
所詮こんなものと思っていた
たった一つの希望さえ
踏みにじられ
もう 希望なんて持つものかと思うのに
どうして また
希望の光を探してしまうのだろうか
たった一つの希望。
そんなものは幻想だ。
誰もが助けを待っている。
助けて欲しいと願った時、そこに英雄が現れたのなら、それはどんなに幸福であろう。
けれど、そんな人間は一人として現れなかった。
だから地獄の底にいる。
だからたった一つのチャンスを逃すまいと躍起になる。
その希望が絶たれた瞬間を、人は絶望と名付けるのだろう。
ならば希望など最初からない方がいい。
希望など感じなければ、絶望を味わわずに済む。
ただ、それはなんて苦しいことだろう。
希望無くして、人は立っては居られない。
だから希望は、己の中にたった一つ、常にある。
己が死なない限り、永劫消えることは無い。
その希望は、絶望には変わらない。
勇気に変えて使うものなのだ。
たった1つの希望。それは私に甥っ子達が産まれてきてくれた事。
たった一つの希望
あなたと出会えたこと…
色々あっても、いまでも
わたしと話してくれる…
いつもいつも
本当に本当に…
ありがとう
ありがとうじゃ
足りないぐらい
あなたはわたしの
たった一つの希望…
大切な大切な人…
弥生 三月 花ざかり
春なのに
春なのに…
そんな書き出しの
手紙を書いたのは
もうずいぶん昔のこと
季節はめぐり
いままた
弥生 三月 花ざかり
あの日の心は
何処を探しても
見つかりません
あれほど狂った春の日は
今となっては
夢物語
時は
ひと粒の忘れ薬です
胸に微かな苦味を残し
いつか優しく眠らせて
人の心の哀しさは
時の流れに勝てぬこと
弥生 三月 花ざかり
春なのに
春なのに…
わたしは
咲くこともできません
狂い咲くことさえできません
弥生 三月 夢見月
過ぎた遠い日 夢見ます
狂った春の日 夢見ます
✩ 弥生 三月 夢見月 (55)
✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢ ✢
わたしに
たった1つの希望が
あるとするならば
先に逝ってしまった
あなたとの再会
わたしが逝くまで
待っててと
約束したこと
最後の日に向かって
日々を送っているわたしを
あなたは空の上から
よそ見しないで
見ていて
再会の時まで
もう少しだけ
待ってて
# たった1つの希望 (54)
『たった1つの希望』
決定的なことがあった訳ではないけれど、普段の嫌なことやつらいことが積み重なってしまった、って感じ。些細なことなのに泣きたくなって、苦しくて。なんでだろう。みんなが幸せって訳では無いけれど、なんで他の人に比べて自分はこんなに苦しんでるんだ、って考える時がある。何回考えても、“自分は生き方が下手くそなんだな”って結論になる。他の皆みたいに考えすぎずに生きていきたい。一生懸命に考えたけど、「私には一生無理なんだ。このままずっとこの苦しみを1人抱えて過ごさないと行けないんだ。」って気づいてしまったら。
そこにある、
『たった一つの希望』を見つけてしまったら。
周りなんか見れなくなって、ただ逃げたくなって、もう足は止まらなくなってる。
これで、自由に_____
なんて、出来たらいいのに。
結局はそんな勇気もないまま、今も苦しんでる。
また、自分は生き方が下手だと気づいてしまう。
あーあ、つらいなあ。
たった一つの希望
身体に穴を開けた
その瞬間、僕の身体は僕自身と繋がった
髪を金髪にした
その瞬間、僕自身は僕の身体を支配できた
浮遊する僕の身体は
いつも曖昧で掴みきれない
僕は僕自身をはっきりと見たことが1度もない
僕は身体を痛みつけることで
僕自身を認識した
僕は僕であるのに、その僕でさえ
僕を捉えきれない
私は探している。
平凡な日々だ。朝目が覚めたらまず用を足しにトイレへ向かう。そのあと顔を洗って、朝ごはんを食べて、歯を磨き終わったら身支度を済ませ、さほど余裕もなく会社へ向かう。街行く学生を見れば、度々自分の学生時代を思い出す。
あの頃はよく、夢を見ていた。ケーキ屋さんとか、服屋さんとか。女優や、一時期ドハマりして声優を夢見たり。その割に大した努力もせずいつのまにか夢を捨てていた。それを繰り返すうちに、今はそこらのOL。多分、私がいなくても普通に社会は回るし、悲しいことに代わりはいくらでもいるだろう。
希望はない。適当にお金を稼いで、運が良ければ結婚でもして、子供が何人か生まれるのもいい。とにかく、平凡な人生を送りたい。
それでも、私は探している。このちっぽけで平凡な願望の中に、たった一つでいいから、心の底から掴みたいと思える希望を。あの頃に捨てた将来の希望を。
たった一つ。たった一つの希望。それだけで、この平凡な人生は、変わるはずなのだ。
昨日は【欲望】だった。大好きなレモンケーキのことを書いた。
今日は【希望】。それは、未知のところにあるものだと感じる。
新卒で入った出版社の、児童書編集の仕事で出逢った詩人の女性にいただいた言葉。
「自分を奮い立たせて、世に問うことが大事ですよ」
この方は、自費出版し、苦労して成り上がったそうだ。
公募に拾われるのを待って、傾向・対策に傾けた佳作を量産するより、自分だけの物語を織り上げて、誰かに読んでもらうという行動のほうがどれだけいいか。
世に問え。
世に問え。
毎日反芻しています。
ミネコ先生、いつか持っていきますよ。
【たった1つの希望】