たそがれ』の作文集

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たそがれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/1/2023, 10:16:24 AM

夕暮れに黄昏れる。
この世で一人しかいないかのように。

10/1/2023, 10:16:13 AM

猫だって たそがれたい時があるのよ。
まあるい小さな背中から
そう聞こえた気がした。

10/1/2023, 10:14:33 AM

太陽の光が日いちにちとやわらいで

そっと二の腕を撫でる風は心地よく

ガラス越しの西陽が床を暖かく照らす

レトロな景色に全てが変わっていく

そんな優しい時間
  
  

「たそがれ」

#223

10/1/2023, 10:14:13 AM

翌日彼は行動に出る。
具体的な目標はないが、ただただ外の世界に
踏み出していく。一歩一歩何かを探すように
ただひたすら進んでいく。
辺りはもう黄昏時。
彼は何も見つけられなかった絶望感と共に、
一歩を踏み出せた勇気に少しの喜びを感じ、
帰路につく。

10/1/2023, 10:14:13 AM

たそがれ空がとても綺麗だと気付いたのは、彼の視線の行く先を辿ったからだった。
 日誌をわざと書かずにいた。先生から頼まれていた仕事を、放課後になるまで忘れたフリをしていた。
 優しい彼はきっと付き合ってくれると分かっていたから。
 オレンジ色の光を一直線に見つめる彼はとても綺麗で、今にもその光に吸い込まれて消えていってしまいそうだった。
 わたしが好きになってしまった彼は、時折とても儚い表情をする。ここにはいない誰かを、ここの景色と重ねて、愛おしそうに眺めている。けれど、わたしから見える彼の瞳にはこの景色しか映っていない。空はたくさんの色が混ざっていて、それでもわたし達に届くのはオレンジ色だけ。彼は、そんなこの景色と、誰を重ねているのだろうか。
「ごめんね、色々忘れちゃってて。」
 彼がここにはいない誰かを見つめていることに嫉妬して、わたしは声をかけた。数秒してから、彼の瞳がわたしを捉えた。
「ううん、大丈夫。そういうこともあるよ。」
 彼の声はとても聞き心地がいい。ふかふかの布団にくるまれているような気持ちよさを味わえる。
 わたしに向ける視線もあたたかい。笑顔もやわらかくて、カメラを持っていたらシャッターを切っただろうな、なんて思う。
 彼の声も視線も笑顔も、彼の全部をわたしが独占できたらいいのに。
 ああ、彼と隣の席になれたあの日から、わたしはワガママになりすぎている。
 彼の顔にオレンジ色の光が差して、影ができる。その美しさをいつまでも、わたしが独り占めできたらいいのに。
 彼の持つシャーペンは淀みなくスラスラと動いている。
 日誌は未だ真っ白のままだ。

10/1/2023, 10:11:07 AM

帳を引っ掻いておろした
薄暗いなか月明かりくらいに
照度落とした好意

抱えて眠るだけで
夜明けに失うのを
願ってやまない

10/1/2023, 10:10:14 AM

誰だろう? このお兄さん。
 なんだか、少し怖い人に見えるけど。
 オレが戸惑っていると、金髪のお兄さんは、優しく頭を撫でた。
 ああ、なんだ。この人は、信頼出来る。
 オレは、笑顔を向けて、知らないお兄さんに自己紹介した。

10/1/2023, 10:09:29 AM

「たそがれ」

たそがれ時夕日を見ながら考える

太陽は終わるときさえ輝き誰かを照らす

私は私さえ照らせない

10/1/2023, 10:09:00 AM

『たそがれ』

たそがれてる背中
たそがれてる人生
たそがれてる空
たそがれてる神
たそがれてる赤ん坊
たそがれてるアイス

…たそがれてるって何?

10/1/2023, 10:08:23 AM

テーマ:たそがれ #322

たそがれ時の空を見上げ
君と最後に話したときのことを思い出す。
あの時俺が。
はっきり言っていれば未来は変わっただろうか。
君がまだ俺の隣りにいてくれただろうか。
この空を2人で見上げる世界線は存在しただろうか。
たそがれ時の空を見ていると切なくなる。

10/1/2023, 10:07:22 AM

黄昏時。
あの独特の空気感と切なさが、少し好きだったりする。

ずっと続けばなぁなんて思うけれど。
きっと刹那的なものであるからこそ、良いものなんだろうな。


〝たそがれ〟

10/1/2023, 10:05:57 AM

黄昏時の通学路

堤防の上に
猫が寝転がってた
夕日を浴びて黄金色に輝いていた
撫でようとしたら「にゃ〜」って堤防から飛び降りちゃった
残念な気持ちで歩き出したらまた猫を見つけた
黄昏時は猫が多い気がする。
触れたことないけどね

10/1/2023, 10:03:38 AM

「たそがれ」

沈む夕日を目の前に、僕はただ一点に窓の外を見つめる

「何見てるのー?」
「夕日だよ。この時間帯は夕日がとても綺麗で好きなんだ」
「本当だ!綺麗!私も一緒に見てもいい?」
「…もちろんだよ」

実は夕日が好きなんじゃなく、夕日を見つめる君の瞳が好きだなんて、口が裂けても言えないな笑

10/2/2022, 12:15:26 PM

みんながワイワイ騒ぐ輪から1人抜け出して、ベランダから静かに沈む夕日を眺める。「何たそがれてんだよ」すぐ後ろで声がする。振り向かなくても誰だかわかる。「久しぶりだな、皆んなで集まるのは」「だな」2人の長い影が消えて、1番星が輝くまで文字通りたそがれた。
マジックアワーたそがれ

10/2/2022, 10:48:22 AM

夕凪が目に染みる。
夜に近づいた海は、生ぬるい塩分の匂いだった。

 宿から少し行くと、すぐ、海岸になる。
この辺りは、海と近い街だった。
 私は近くの防波堤に座り込む。そこからは、10月の、赤く染まった海原がよく見えた。
 ひどく穏やかな海に、私は一時の迷いを覚えた。
幼くして捨てられた私を拾い、育ててくれたボスに恨みなど無い。
 しかし、ボスを裏切り、組織を抜けた朝ほど、清々しかったことも無かった。
組織に雁字搦めな生活に、いつの間にかプレッシャーを感じていたのだ。
 若い頃はそれが分からず、迷惑をかけたものだった。

 今更、思い出す必要など無い、過去の記憶なのだ。

 私は、コートの内ポケットから、手紙を出した。
昔馴染みの店に、届いた手紙らしかった。私の行き先が分からなかった組織が、苦肉の策でそうしたのだろう。
今朝、久しぶりに店に行くと、直々に渡されたのだ。
封筒には、半年前の消印が押されている。
 中から便箋を取り出す。
ボスの容態が悪化している。そう簡素な文で書かれた手紙だった。私は暫く、それを眺めていた。
 組織の連中が用意した、私を誘き出す罠であることは判りきっている。
昔から、よく使われる手口なのだ。
 私は、手紙をもう一度読んでから、コートへと戻した。
 夕凪はとうに止み、秋風が吹いていた。
 
 後ろから気配が近づいてくる。
私は、何事かと思い振り返った。
 私のいる防波堤の影から、ヒナが顔を出す。
「こんなところにいらしたら、身体に障りますよ」
 宿の若女将は、随分と世話焼きな娘だった。
 2年前の私は、身分を偽り、転々と職を変え、一つのところに落ち着かなかった。そんな私を、迎え入れたのはヒナの父親が営む宿だったのだ。
 なんとかこの街で仕事を見つけた私の、世話をしてくれたのも、ヒナだった。
「晩ごはんが出来ましたから、早く帰ってくださいな」
 それだけを言いに来たようだ。ヒナは、ほほ笑み、手を降って宿の方へと戻って行く。

 海の方を見る。
水平線の赤が、まもなく、消えようとしていた。
私はその彼方を見つめた。
日が暮れる。内ポケットには手紙があった。それを捨てられないまま、私は佇んでいる。

10/2/2022, 10:34:59 AM

『たそがれ』




あの日、君は言った。

「生きてね。」

その言葉が僕を苦しめるんだ。




だって、こんなにも長く僕を縛るのだから。

10/2/2022, 10:01:09 AM

たそがれ/

昼休み窓の外を眺める君
あぁまただ
誰のこと考えてるの
私の問いに
_ _ 先輩
そう答える君

10/2/2022, 9:45:08 AM

海沿いを1人で歩く
海風が気持ちよく
ずっと歩いていられる

たそがれ時に見える景色が
特にお気に入り

さて明日からもまた頑張ろう



たそがれ

10/2/2022, 9:38:20 AM

黄昏て

君は

帰っていくんだね

君の偽りの家へ

夕飯?

そう尋ねても

何も言わない

細くしなやかな身体と烏の艶を纏った黒髪から

放ったほのかな香りに僕は何も言えず


本当に夕飯を食べに帰るんだよね?

その一言を言いたかった。

違うよね?

君が消えて行ったのは

君の家と真逆の寂しい繁華街

寂しいよ

きっと君もそう言いたかったはず

同じ気持ち交わらず

君が汚れていくだけ。

そう、僕は何も言えず。

10/2/2022, 9:23:20 AM

去年の秋にありえない出会いをした。

一瞬で心を奪われ、nのこと以外考えられなくなった。

黄昏の中、nのことを思ったあのビルは取り壊された。

nとの仲も終わった。

今年の秋、黄昏の中、別のビルでnのことを思うのか。

ダメだなぁ

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