『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
思い出を思い出せないのはきっと大切なものが多いからだよ
【たくさんの想い出】
私の人生。
生まれてきた。まだ何も感じない。
幼稚園。辛いこともあったけど先生が優しくて大好きだった。
小学生。自由だった。ただ嫌なこと辛いことは増えた。どうしてそれがいけないのか分からなかった。
中学生。気を遣うことが増えた。周りも前みたいに子供のままではいられない。友達付き合いが複雑になった。
高校生。何もかもが嫌になる。全てのものが私の敵で味方なんて存在しないと思ってた。誰も私のことなんて解ってないくせに。好き勝手言わないで。
大人になった。前より大分生きられた。だけど、やっぱり自分の性格なんて中々変えることなんて出来なくて。死にたい気持ちは日に日に増していく。それでも希望は捨てきれなくて。頑張ってる。
たくさんの思い出に囲まれて、今を生きてる。
あの子の卒園式の写真に、入学式の写真、修学旅行の写真、中学の入学、卒業式の写真、一緒に過ごした時の写真と、一緒に過ごしてない時の写真も。
あの子が小さい時から今まで、写真がたくさん。
たくさんの、思い出。
3年前の今日は…ああ、そうか。あの子が別の女とカフェに行ってた日か。
あの女、命乞いが惨めだったなぁ笑
あーー、愛してるよ、この世の言葉では言い表せないくらいね。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
たくさんの思い出
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
わたしの中学校生活
たくさんの思い出ができた
友達との時間
家族との時間
勉強の時間
すべてが私の思い出だ
たくさんの想い出
あったはずなのに
消えてくね
おかしいなあ
想い出だけでも
生きていけると思っていたのに
たくさんの想い出
まるでスマホのように
一人一人の物で
インスタやTik Tokも
使い捨ての雑誌
たくさんの想い出
幼稚園から記憶にあるけど
スポーツ観戦したあとの
みんなで語らう想い出がいい
たくさんの想い出
流行歌さえ今年は知らない
個人ごとの生活で
共有してゆく楽しさが消えた…
それはマッチ売りの少女
炎に夢を映す
人なんて一人ぼっちじゃ
想い出も作れない
たくさんの想い出は、頭の中に記憶としてしまい込まれる。
古いものから奥へ奥へ、もしくは新しいものがどんどん上に積み重ねられ。長い年月のうちに形が変わったり、ついには薄れて消えてしまうこともある。
その反面、剥製のようにいつまでも生々しく居座っているものもあるけど。
だけどふとしたきっかけで、ヒトは膨大な記憶の中からその一つを拾い出し、喜怒哀楽を再体験できてしまう。
更に、その記憶の当時に瞬時にタイムスリップもできてしまうのだ。
まったく、ヒトは頭の中だけでは誰しも超人である。
そんな頭、今日もお疲れ様。
──これからも一緒に思い出を作ってくれますか。
(たくさんの思い出)
たくさんの想い出
どうしたんです? そんな両手いっぱいに抱えて。涙でぐしゃぐしゃじゃないですか。
はやくこれを燃やして欲しい? ええ、まぁ、それが仕事ですから構いませんけれど。ずいぶんたくさんあるようですが……。
ええ、ええ、わかりましたよ。
はい。
どうです? ……。
……さぁ。私に聞かれましても、この店に着いた時にはもう泣いてらっしゃいましたよ。
ええ。……それならよかったです。また不要な想い出があれば、いつでもお越しください。私の炎が責任持って、どんなものでも、灰にして差し上げますよ。
#たくさんの思い出
数えきれないほどの
思い出があったはずなのに
楽しいことばかり
覚えているわけじゃない
悲しいことばかりでもない
忘れたい
そう思うことほど消えない
忘れたくないと思っても
時の流れに薄れてくこともある
それでも生きてきた
その場面場面で
ぶつかって転んで立ち上がって
今がある
たくさんの思い出の中に
私の命を支えてきたものがある
この長い生命の旅を
終える日まで
思い出を積み重ねて行こう
息子の修学旅行
失敗したり
皆で協力したり
自分のことを知ってもらって
友達が増えて
絆が深まって
ひと回り大きくなって帰ってきた
声も少し低くなってた
毎日がキラキラの青春
たくさんの想い出を胸に
巣立っていくんだなぁ
作品8 たくさんの想い出
楽しかった思い出なんて、一つもない。死ぬ間際になるまで、ずっとそう思っていた。
僕は小さい頃から体が弱くて、成人してから一瞬良くなったけど、またすぐ悪くなった。それでもやっぱり長生きしたかったし、健康でいたかった。
そのために、出来る限りのことはした。食べるものも、触るものも、部屋の空気も、何もかも、嘘臭いものでも、全部試して、健康に良いものにしていた。
だけど、無駄だった。
そんな無駄の一つに、散歩があった。
あれは、秋風が強い日。いつもみたいに散歩をしていた。なんとなく、いつもと違う道を歩こうと思い、見知らぬ公園に行った。そこには、大きな木と、たくさんの落ち葉があった。あと何回見れるかわからないから、ちゃんと記憶に残そうと、目に焼き付けているとき。
あの人に出会った。
あの人は、凛としていてすごく美しかった。
僕と初めてあったときの印象を聞くと、『秋風』と答えられたのは、すごい面白かったな。お返しに、想いも込めて『リンドウ』と言ったっけ。
あの人のおかげで僕の記憶は、一気に鮮やかに色づいていった。
ありがとう、人生に色を与えてくれて。
ごめんね、イチョウの約束守れなくて。
僕のことを教えなかったのは、呪いになりたくなかったんだ。
死ぬ間際になって、あの人に送る手紙を書いていると、そんな思いがたくさん溢れてきた。こんなの、だめだ。こんなの、余計あの人を苦しませるだけだ。
もっと別な言い方で、もっと遠回しに、直接この気持ちを伝えたい。
あの人は僕にたくさんの想い出をくれた。走馬灯が豪華になるほど色鮮やかで、それでいて、両手から溢れてしまうほどの、たくさんの想い出を。僕の一生の中で、一番濃厚な時間だった。
ありがとうね。全部を伝えるには言葉だけじゃ足りないから、紙にも工夫した。きっと気づいてくれるはず。
『いつまでも、君を想うよ。』
そう手紙に綴った。
⸺⸺⸺
作品4 秋風より
「あなた」(「彼」)目線
チャレンジ120(たくさんの想い出)
「想い出」と書くと、卒業アルバムの題字みたいである。最近は、個人情報の流出を恐れて、卒業アルバムを作らない学校があるらしい。ネットの発達が、犯罪を引き起こしかねない不穏な方向に向かっている。心配だ。
さて、120回にわたって雑文を書き連ねたが、今回をもって、卒業しようと思う。体調を崩した日も、休まず続けた。小さな自信になった。読んで下さった方々に感謝します。ありがとうございました。
頂戴した「読みたい」は、1368。ひとつひとつの応援に、御礼申し上げます。
お題《たくさんの想い出》
太陽と月が巡る。
季節が移り変わりゆく時々を愛猫と歩んできた日々は、永遠に色褪せることのない、物語だろう。
老いて、歩けなくなってきた愛猫。
どれだけ大変だろう、辛かろう。
気持ちをすべてわかってあげることはできないけれど、君が今を生きるから精いっぱいの愛と敬意を持って――終わりまで見守ろう、生きよう。友に。
「たくさんの想い出」
振り返ると、貴方との想い出が沢山ある。
初めて出逢った日。
友達が好きな人を頑張って誘って、でもいきなり2人ではどうすればいいか分かんないから一緒に来てって。向こうも友達連れて来るからって。
お互い何の他意もなく来て、何なら私は第一印象すらも覚えてない位だった。
でも、偶然誕生日が一緒で、話も合って何だか盛り上がって。
始まりは、そんな感じだった。
そこから、他愛のない毎日が続いて。
結婚とか、先の事とかは考えてなかった。
ただ今が楽しくて、幸せで。
貴方が愛しくて、大切で。
一瞬一瞬が、宝物だった。
全てがかけがえのないモノだった。
全てが過ぎ去った瞬間にいい想い出になって、哀しい未来なんて、考えもしなかった。
そして、あの日の破局。
何の前触れもなかった。
まさか、こんな事があるなんて。
今時、親の絡みや色んな事情が重なって、当人同士の気持以外で断れない結婚なんて、あるとは思わなかった。
貴方が、その当事者だなんて、どんなギャグかと思った。
でも、哀しい事実で。
事情を聞けば、断れない現実が見えて。
断れない貴方が見えて。
2人で逃げれば良かったのかもしれない。
貴方は、私に言った。
「俺と一緒に堕ちてくれるか?」って。
……無理、だった。
私は貴方を、選べなかった。
貴方も、ホントは分かってた筈。
貴方も私を、選べなかった。
貴方と一緒なら、何処へでも行けた。
貴方と離れる位なら、何だって出来た。
でも、事は私達だけの問題じゃない。
親や、周囲に迷惑をかけて、自分達以外を犠牲にしてなんて、貴方も私も出来なかった。したくなかった。
たくさんの想い出は、そのままたくさんの痛みになって私にのしかかってくる。
幸せの大きさと同じだけの、痛みが、傷が、私を襲う。
重たい、苦しい、哀しい、切ない、愛しい。
今でも、その痛みは消えない。
今でも、貴方に逢いたい。
「追記」
いいね、が1000に到達しました。有難うございます。
私の拙い文が、少しでも誰かの心の琴線に触れたり、何かを思い出せたり、少しでも支えになれたりしたら、凄く嬉しいです。
♡の一つ一つが、私の励みになっています。これからも「書いて」いきますので、宜しくお願いします。
あなたと過ごした、たくさんの思い出。
全部忘れられたら、楽になれるのかな。
もう、苦しむことは無くなるのかな。
何をどうやったって、あなたの気持ちは変わらない。
どれだけ頑張っても、この想いは叶うことはない。
疲れちゃった。
だけど、忘れたくない。
あなたのこと、好きでいたいって思うんだ。
これからも、ずっと。
「たくさんの想い出」
想い出といえば大きい行事を想像しがちだが、何気ない会話や写真が意外と大好きだったりする。たしかに大きい行事はみんなで楽しめるし全体がお祭り騒ぎになっていて楽しい。しかし何気ない会話というのは"あの時"にしか体験できない上、純粋無垢に感情を味わえる。
今は楽しくない、昔は楽しかったと思えるのは今は色んな感情でぐちゃぐちゃになっているからだろうか。それとも人生に疲れているからだろうか。でも数年後になってみると、あの時は楽しかったときっと思えるんだろう。
たくさんの思い出
たくさんのことがあったはずなんだ。
みんなでアイスを食べたり
先輩の奇妙なダンスを見たり
歌を歌ったり
たくさんの楽しいことが溢れていたはずなんだ。
それなのに
寒い夜泣きながら帰った
××を突き飛ばして
集団は壊れて
あの子は悲しそうな顔をした。
黒く塗り潰されて
自業自得なのはわかっていて
それでも縋りたくなる世界のかけら
もしもなんて考えるたられば
また会えたなら笑ってプレゼントを渡したい
ごめんね
人生を振り返れば
たくさんの想い出がある
自分しか覚えていないような些細なもの
誰かと共有しているもの
もう会えない人とのもの
思い出したくもないもの
これからも増えるだろう
出来るだけたくさん作り
出来るだけたくさん覚えていよう
途中書きです。すみません。
「たくさんの思い出」
散らかった部屋。
積み上げられた本のピラミッド。
無理やり押し込んだ雑多な荷物。
今日は年に一度の大掃除をします。
宣言したからには今日中に終わらせたい。
そして二度とリバウンドしないように。
目指せ、断捨離生活。
まずはウォークインクローゼットの中身を全部出します。
これは綺麗になっていくようで楽しい。
床が見えなくなって、足の踏み場なくなったけどね。
次は仕分け。
いるものといらないものに分けていく。
友達からの手紙。
学生時代のプリクラ。
友達からの誕生日プレゼント。
これは全部私の大切な一部。
賞味期限切れのお菓子。
両親に隠してた模試の結果。
昔挫折した教科書たち。
これはちょっと見たくなかった。
小さい頃集めてたカード。
失くしがちな装飾品。
可愛くて使う一歩が踏み出せないメモ帳。
これは捨てにくいけど、いるかと言われるとうーん。
いるもの・いらないものに分けるのが 、1番難しい。