『たくさんの想い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
だめ
今はまだたくさんの想い出に触れては
悲しさが込み上げてしまうから
浸ってしまってはだめ
渦巻く感情が下に今落ちてくれているから
もう少しよもう少しで何を見ても平気になる
お酒も飲めなくなっちゃった
きっと想い出してしまうと思うから
寂しくなりたくない
だめ
今はまだ今はまだ残っているから
2023年のたくさんの思い出たち
寒くて心細くて1人で震えていた年始には想像していなかったことがたくさん起きた
2024年も素晴らしいことをたくさん達成できるよね
未来の私は知ってるよ
#たくさんの思い出
貴方という樹がそだち
記憶の幹には
悲喜交々の思い出が…
やがてそれは美しく彩られたり
忘れ去られて消えていったり
それでもあなたを支えていく
ステキな言葉に
優しい歌に
懐かしい風景に
傷ついた過去に
あなたが微笑みを望めば
思い出の樹はいつも
あなたに何ひとつ無駄なことなど
無かったんだと囁きかける
思い出の中に一つだけ、小さなアルバムがある。
もちろん、アルバムとは、思い出を思い出すためにあるのだがそうではない。
思い出の中のアルバムは、幅二十センチぐらいの、分厚いアルバムである。
かけられていた紐は、もう茶色くなってしまって、切れかけているのだ。このアルバムは、サチコ生まれた頃から、二十代前半の大学生時代までを、明確に記したアルバムである。
一枚目の写真は、ベビーベッドで横になっている、生まれたての写真。1989.06.07と印字がある。
サチコの父が撮ったもので、サチコはこの写真を見た時、なんて祖母に似ているんだろう、と思った。
妙な話であるが、祖母の鼻は、まるでジャネット・ジャクソンに似ている。燃え盛る炎のように、なんて歌があって、サチコは祖母の顔を思い出すと、その歌が必ず脳裏に流れ出すのだった。
二枚目の写真は、七五三だろうか。
三歳ぐらいのサチコが、赤い着物を着て父と母と並んで写っている。
すこし、紅を引かれた口元が明るい。
父と母の顔は、若々しい。父の顔ほはつらつとした、気が漲っているかのようだ。バブル崩壊後のことだろう。さほど、景気も良くなかったはずである。
三枚目の写真は、幼稚園の入学式の写真だ。
サチコだけが、黄色いスモックと、緑色の帽子を被って、地面にペタリと体育座りしている。
思い出の中のアルバムは、いつも繊細に思い出せる。
コンビニの帰り道、
やたら長い踏切、
ディズニーで買った空のクッキー缶、
あなたが置いていったマルボロとライター、
全部思い出に変わってしまった
"思い出"と"想い出"の違いって知ってますか。
思い出は事実や客観的な描写。
想い出は懐かしさや恋愛的な描写。
みなさんの1番の"おもいで"に当たるものはどちらですか。
私は聞いといてなんですが分かりません。
これからの人生でつくっていこうかな。
たくさんの"想い出"も"たくさんの思い出"も。
【たくさんの想い出】49 kogi
沢山の想い出。
苦い、苦い想い出。
私の心の奥底でずっと、ずっと、燻ってる。
…………気持ち悪い
苦い、苦い、沢山の想い出。
ここにも沢山の思い出があったなあ。故郷を訪れた。青年は思う。みきとの水着デート。マリとのクリスマス。エミとの初詣。
転勤してから会ってないが皆元気にしてっかな。行き遅れた俺以外皆元気だと良いが。
俺は転勤してから敢え無く大学落ち。ニート引きこもり生活。それでも親の用事で故郷に訪れた。
「あ、ダイキ君だ。」
「おお、みきか? お前変わってねえな。」
「あんたこそ、こんなとこで何してんの?」
なんだ、みんな変わってなさそうだな。
「ダイキ、あんたが良ければみんなとこの後遊ばない?」
「おう。」
居酒屋で落ち合った俺達はあの頃を思い出す。そしてそっと俺はヘルメットを取った。
メタバース。同窓会。VR。時代は変わったなあ。でもこの俺の設定。どうにかならんか??
たくさんの想い出
良いも悪いも、どっちも私。
胸が苦しくなって受け入れられない部分もたくさんあって、それと同時に変わりようのない大切な想い出もある。長く生きてると、振り返る余白が多くて困っちゃうね。苦しめられたり助けられたり、自分にとって切り離せないもの。
目を瞑って、今を忘れて、
#57 たくさんの思い出
抗えないって、
変えられないって、わかってる
でもあの娘から貴方を奪いたい
素直で努力家なあの子から
2023/11/19
たくさんの想い出がばら撒かれた床は
足の踏み場もないくらい
こんがらがった気持ちも相まって
心の置き場もないくらい
どうしたらいいんだろう
立ったまま ぼんやり天井を眺める
そのうち 足の力が抜けてきて
想い出がばら撒かれた床に倒れ込んだ
懐かしい匂いがしたと思ったら
明るい光に起こされた
あぁまた朝がきて
いつもと同じように時が過ぎ去る
たくさんの想い出は
同じように過ぎ去っていってくれないのに
貴方と出会い、数え切れないたくさんの想い出は
これから先もずっとずっと宝物。
たくさんの想い出
私の世界はモノクロで
そればずっと変わらないって思ってた
あの日一緒に見た花火も
喧嘩して、仲直りして一緒に見た夕日も
ふざけ合った雨の日も
全部全部色褪せて
でも、君が教えてくれた
「色がなくたって大丈夫
過ごしてきた過去も、
諦めた一瞬も、
これからの未来も、永遠も。
全部、俺が色付けるよ。
色なんて無くたって、俺の色で染めるから。」
今まで積み上げてきた想い出は
心のどこかにしまって、二度と開かないようにしてたのに。
たくさんの想い出が、私を包む
どれも色があるわけじゃない。
私の世界がカラフルになったわけでもない。
すべての想い出が、きみいろに染まってく。
もう想い出を忘れなくていい。
全ては私の心に。
目に見えたものが真実なんかじゃない
あなたの心で感じたものが真実かもしれない。
これからも、ずっと、想い出を。
この一年で沢山の思い出が出来ました。
中学入学、
好きな人登場、
推しのチャンネル登録者30万人突破
など
沢山の思い出が出来て生きてて良かったなとか死にたいなって思うことがあったけどこの一年楽しかった。
【たくさんの想い出】
小学生の頃、好きだったアイドルがいた。少ないお小遣いでCDや雑誌を買った。誕生日にはライブDVDを買ってもらい、曲順やライブならではのアレンジも覚えるほどに何回もみた。
そして、そのアイドルの後ろで踊っていた彼らがデビューした。必死に働いて、給料でCD、DVD、雑誌、グッズを買った。
そんな推し達が 、世間では扱いづらい存在になってしまった。彼らは悪くないのにって思うのは、推しフィルターがかかっているからなのだろうか。
CMが放送されなくなった。お店から宣伝用のポスターが消えた。グループ名が使えなくなったり、思い出の曲が使えなくなった。
小学生の頃から、このキラキラしていた事務所のアイドルが大好きだった。そしてこれからも好きでい続ける。
これまでも、これからも、想い出は増えていく。
振り返ってあふれ出す
たくさんの想い出
大切なものはいつも
後から 後から押し寄せる
あふれる涙もそのままに
ただ 過ぎ去りし日を想う
~たくさんの想い出~
たくさんの思い出があるけど思い出したくない思い出がある。
大好きだったパパ。
なんで私たちを裏切ったの…?
ボクはふと昔のことを想い出していた。
初恋の子と泥だらけになって遊んだこと。
両親に初めて遊園地に連れて行って貰った時のこと。
数年前に亡くなったおばあちゃんと遊んだこと。
好きなアーティストのライブに行ったこと。
最近の悩みなど忘れてしまうほどに楽しかった時の想い出を想い出していた。
お母さん、お父さんごめんなさい。
神様に縋ってもダメでした。
ボクはもうすぐおばあちゃんのところへ行きます。
親不孝者でごめんなさい。
そうしてボクは地面に叩きつけられた。
#たくさんの想い出
記憶を取り戻したオレは、衝撃を受けた。
こんなに濃密なものを忘れていたのか、と。
一度手放してしまった、大切なもの。もう二度と放さない。
この宝石は、オレだけのもの。傷も、汚れも、大切な過去。
未来のために、過去がある。
想い出を くれたあなたに 恩返し
お供え物は 何がいいかな