『ずっと隣で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたと
ずっと隣で
笑っていたい
温もりを感じていたい
人生を共に歩んでいきたい
どんなに苦しいことがあっても
あなたとなら大丈夫な気がするから
それからたとえ世界が滅びる時が来ようとも
わたしはあなたを一人にしない、ずっと掴んで離さない
だからどうかあなたも私のことを放さないで
……あなたなら、大丈夫でしょう?
どんなに苦しいことがあっても
一緒に人生を歩んでいくわ
温もりを与えてあげる
笑いかけるよ
ずっと隣で
わたしが
〜ずっと隣で〜
ずっと隣にいて欲しい君。
そんな君に言われれば出来ると思っていたけど、
現実はそんなに甘くなくて、違って…
他の人とおなじ、ただ、ただ苦しくて、気持ち悪くて、頭が痛くって……
君に言われてもダメだったよ、ありがとう。
ずっと隣で、励ましてくれた。
ずっと隣で、手を握ってくれた。
けれど、今日からそんな君はいない。
僕は耐えられるだろうか?
耐えて見せるさ。
またあなたに逢えたのなら、ずっと隣にいて下さい。
ずっと隣で寝顔を
見ていたかった
寝息と温もり
これ以上ない安心感
忘れないよ…ずっと
ずっと隣で見守っていた
あんなにも誰かを頼らなければ生きていけなかった
あんなにも上手くいかなくて泣いていた
そんな君がいつしか
誰に頼るでもなく
上手くいかずともめげず
いつしか自分で歩み始めた
そしていつの間にか私の手から離れ
進むべき道も真っ直ぐに進み
あんなに小さく危なっかしい背中は
知らぬ間に大きく頼り甲斐のある背中に
時間の流れは残酷で
君はどんどん離れてゆく
そして君は大切な人を見つけた
君は今門出に立ち
大切な人と式を開く
私から貴方へ
思いを紡ぎ
これから君の隣には
君の選んだ大切な人が見守ってくれる
そして今度は君たちが見守っていく
ずっと隣で…
何も話さなくてもいい
ただ隣に居てくれるだけで良い
たまに私に微笑んでくれるだけで良い
私が眠くなれば寄り添ってくれるだけで良い
そんな貴男が…ずっと隣にいてくれるだけで良い
終わり
『もうすぐ卒業だね』
もうすぐ卒業。
ついに小学校生活に終わりを告げる時。
いよいよ私の番だ。
そう考えると平凡な毎日が輝いて見える。
それはきっと終わりが見えているからだろう。
この世に終わりがないものはない。
『ずっと』などできるはずがない。
これでいい。
わかってる。
だけど、ずっと、ずっと、貴方の隣で笑っていたかったな。
<ずっと隣で>
いつもずっと隣にいるはずだった
それが普通だと思っていた
いつからかその歯車が噛み合わなくなって
それに気づいていたのに
そんなはずない 大丈夫って
どこかで信じていたのかもしれない
一度噛み合わなくなったら
ずっとそのまま
あの笑顔はもう見れないんだね
カーステレオから流れる曲を
一緒に口ずさみながら
ふたりで過ごす
毎週末のドライブ
あのトンネルを抜けた先には
キラキラと一面に広がる青い海
何気ない会話も
ふとした瞬間の沈黙も
途中のコンビニで買うサイダーも
たのしくて
やわらかくて
あたたかくて
たいせつで
ずっと、ずっと、これからも
ずっと、ずっと、続きますよう
何も特別なことはいらないから
ずっと、ずっと、このままで
ずっと、ずっと、変わらぬままで
ずっと、ずっと、あなたの隣で
- ずっと隣で -
『ずっと隣で』
__あるおとぎばなし。
それは、其処にずっとある鏡から此岸を覧る。
広がるのは今日も今日とて人の世。枠の向こうにはちらちらと桃色が風に舞い上がり愉しげな物見遊山で賑わっている外下から此方を見るものは居ない。温かくて優しい世界。
向こうと此方の隔りに淋しさを覚え、ただ眺める日々。
ふとふっくらとした頬のまだ年端のいかぬ童子が、草鞋も履かず粗末な身なりのままに此方に向かい祈る。祷る。
「かみさまどうか、へいわなせかいに」
何の力も持たぬというのに手と手を合わせるソレが愚かしく、そして何よりそれと同時に苛まれる罪悪感が身を浸し、願ったところで叶えてあげられない自身を懺悔した。
ソレと彼らとじゃあ、住む世界も別のものなのだと、干渉できないのだと、信仰心を抱いた彼らが此方を見遣り祈る様をただただ見詰める。
何故自分は此処にいるのか。何故生まれたのか。
何故話すことすらできないのか。
葛藤に胸を焦がした日々を、ただ、ぼんやりと眺めていた。
ある時ソレの鏡に映ったのは、様々な感情が犇き渦巻き合い轟く轟音。平穏な世は一変し、修羅の町となる。
この社も近くの地蔵も、つい先日まであった筈の畏怖すらもう其処にはなく、ただただ私欲の為の道具とされる。
______随分と変わり果ててしまった。
赤子の劈くような泣き声、野太い野郎衆の姦しい怒声に啜り笑いの女衆。あの穏やかなのどけさも熱射の如く焼かれる業火に皆々、飲み込まれてしまった。
有象無象の諍いに何の意味があるのだろう。そう向こう側から疑問を浮かべるも、その問いに答えてくれる声は終ぞ現れず。くだらないね、ばからしいね。あの緩やかな陽射しの中皆が笑ったあの空間はたしかに存在した筈なのに。
耳を塞ぎたい程のこの顛末を、ソレはただ見ていることしか出来なかった。何だかそれが虚しくて。
嫌悪に等しい感情を抱いても尚、その日もただ、
如何しようも無く鏡を覗いていた。
いつしか季節は巡り、豊かな恵みも動物たちもその殆どが木立から姿を消し、戦禍だけが残ったその地に今年最初の白雪が積もった。辺りはしんと静まり返り、もう此処には何も無い。
奪われ尽くしたその土地からはひとりまたひとりと離れ、皆自身にこう言うのだ。
「我等は見捨てられてしまったのだ」と。
不幸なことがあれば“罰が当たった”、願いが叶わなければ“神に見捨てられた”、いつだってソレのせい。
ちがう、違うんだ。見捨てなどしない。
本当はずっと見ていたんだ。でも、でもね力を信じないで。奇跡を望まないで。
自分にはそんな力などないんだから。
誰かの願いを全部叶えられたなら、今度こそ自分の話を聞いてくれるのかな、なんてそんなこと。
何も無いのに敬われ、上手くいかなければ自分のせいだと責任転嫁をされる、そんな自分をどんどん嫌いになっていく。ゆるして、赦して。解放して欲しい。
もう、願わないで。
_________孤独だ。
それでも鏡を覗かなくてはならない。
居なくなりたい自身をゆるさない理は埋もれ沈んだ自分を他所に、粗目雪はいつしか花弁へと変わっていく。
いつのまにか老いさらばえたかつての子が、あの時と同じように柏手を付き瞼を閉じる。
「かみさまどうか、へいわなせかいに」
いつだって何処迄も自分勝手な彼等に、嫌気が差し苛立つ。それでもこの地に生まれおとなになり、軈てこの地に眠る彼等は何処迄も愛おしいもの。叶えられない願いを吐いて誰も自身を瞳に映しはしないけれど、それでも。
無力な自分は共に歩んでいこう、あなたのとなりで。
生まれた意味すらわからなかったソレは、日々毎鏡から見つめる世界を怨み傷付き、それでも愛していた。
そしてこれからも独り、生まれて消えてゆく人の世を隣でずっと見守り続けるのです、何年も何年も。
いつか共に笑い合えるその日まで。
幸せになるその日まで。
おしまい。
君の空白は
僕が埋める
君の心の空白も
僕でいっぱいにしたい
君が僕以外を考えられないくらいに
僕は君のことばかり
君の想いも考えず
僕はひとりよがり
ずっと隣で
私がビーズクッションで、横になると
彼女は、駆け寄ってくる。
TVを横になりながら観てる私の顔の前に。
喉を鳴らしながら、撫でろと頭を突き出し
撫でてあげると、場所を決める為にモゾモゾ動く
私の顔の前で、丸くなり寝るのだ。
時に、私が端に追いやられる事もあるけど
このままずっと隣で、寝ていてくれたら
いいなと思いつつ、今日も寝姿を眺める。
幸せそうな寝姿に癒やされながら。
ずっと隣で
ずっと隣で、アホな冗談を言い合っていたいな。
ずっと隣にいたいなんて言ったら、君、困っちゃうよなぁ…。
……参っちゃうなぁ。
ずっと隣にいられると思っていた
誰よりも近くにいるから
誰よりも君のことを知っている気になっていた
いまは君の後ろから
ずっと君の幸せを願っているよ
ずっと君の隣に並びたかった。
輝かしい才能を持つ君は
僕よりずっと前を歩いていたから。
ずっと隣に並ぶ事を望んでいた。
必死に並ぶ為に前へ進んだ。
やっとの事で進んだ先で、隣を見ると
そこに君はいなかった。
前にも君はいなかった。
ずっと隣を望んでいた。
ずっと対等な隣に立ちたかった
ずっと隣で君と同じ前に進みたかった。
それなのに
それなのに、なぜ君は
僕の後ろにいるのだろうか。
どうして、その輝かしい才能を持ってして
諦めてしまったんだ。
そんな事なら
…ずっと前にいてくれよ。
ずっと隣で
なんて思える相手に残念ながらまだ出会ってない
避けていたのかも知れないけど…
歳を重ねるとビックリするくらい、相手にしてもらえない
若い子に言いたい
恋は若い内にたくさんしなさいと
若いだけで、出会う率はかなり高い‼︎笑
結婚したいなら、尚更
いつか出会いたいなぁ…
ずっと隣にいたいなと思う人
マッチングアプリでもやってみようかしら??
何度が挑戦したけど、あれマメじゃないとできないよね?
まず写真がない
写真が嫌いで自分の写真なんてほっとんどないと言うか、ない
ナンパのが自分に合ってる気がする
とりあえず、誰か付き合いたいってマインドから持たなきゃな…
あー、面倒くせぇ
わたしずっとダンスを
ひとりで踊っているみたい
くるくる ひらり とは いかず
いつも ぐるぐる ぐらり だ
さみしいやつだね
さみしいやつだ
でも人の足をふまずにすむし
転んでもしんぱいされないし
それだけで羽根のはえた気分
ひとり遊びも わりと楽しい と
ぐるぐる ぐらり
ずっと
ぐるぐる ぐらり
『ずっと隣で』
彼女と出会ってからどれほど経っただろう。
街中をぶらついていて、たまたま入った十字路の道をふと振り向いたとき、目先の曲がり角に妙なものが見えた。
目を凝らすと、尖った耳の生えた猫のような頭の生物が、人間よろしく2本の足で立っている。遠目で見た限りではただの幻か、自分の思い過ごしかとしか思わなかった。
そのまま気に留めず素通りしたのが全てのきっかけだった。
それ以来、"彼女"は私の生活に入り込んでくるようになった。
あのときはほとんど分からなかった彼女の姿が、次第に細部まで見えるようになるほど、彼女は日毎私のもとへ近づいてきたのである。
白い毛並み、尖った耳、大きく裂けた口、鋭く並んだ牙、そして何より、彼女の目には眼球がなかった。眼球があるべきはずの場所にぽっかりと開いた大穴は、内部が赤く染まり、溢れた血が筋となって頬を伝っていた。見るからにおどろおどろしい顔立ちだが、それとは裏腹に、風貌は非常に小柄で華奢な少女に似ていた。黒いブレザーを思わせる服にスカートを履いた足は、顔と同じく白い毛並みを纏った動物のそれだった。背後で長い尻尾が優雅に揺れている。眼球が無いながらも私のことはしっかりと認識できるようで、じっと私を見つめながらモジモジと手を動かしている。人間の女性が好意のある異性を前にしたときと何ら変わらぬ素振りだった。彼女は言葉を話さず終始黙っているが、思いつきのように彼女の感情が頭に浮かんでくる。彼女は私に危害を加えるつもりはなく、ただ気に入った者の傍にいたいだけらしかった。なぜ私が彼女のターゲットに選ばれたのかは皆目不明だが、害をなすものでないのであればひとまず放っといて良さそうだった。
ただ……
私は申し訳ない気持ちで彼女に言った。
「か、顔だけはなんとかしてくれないかな…?」
それを聞くと、彼女は不意に耳を下げてすこし悲しそうに項垂れ、そのままスウーっと霧のように消えてしまった。
その翌日から、彼女は私の前に現れるときは決まってシーツを被るようになった。全身すっぽりと覆い隠し、足と尻尾だけが見えているおばけの仮装のような格好だ。目の部分が丸くくり抜いてあるおかげで少し眼孔の赤色が見えるが、前日のときよりかは接しやすい気がした。なんとかこちらの気分を害すまいとする様子が健気にさえ思えた。
私が彼女の存在を受け入れ心を開くうち、彼女も私に対して様々なアプローチを重ねた。仕事に疲れて遅く帰った日には、慣れないながらも懸命に肩を揉んでくれたり、不運が続いて気落ちしている日には、自身のお気に入りだというアロマを焚いてリラックスを促してきたり、そんな感じで、私の日常にどこからともなく現れ、気がつくと私のそばにいて何かしら手助けをしてくれた。一人暮らしに寂れていた私の生活に、不思議な色合いが加わったようだった。
そんなこんなで今に至るわけだが、今や彼女は種族を超えた家族の一員だった。私の暮らしも、彼女の存在あってのものと言って過言ではない。私の隣の空席は、いつも彼女のためにある。
#ずっと隣で
君にはずっと僕の隣で、僕の浮気を見てて欲しい。だって君は、嫉妬に狂ってる時がいちばん美しいから。