『ずっとこのまま』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ぼくは、毎日一行、物語の断片をPCのドキュメントソフトに書き連ねていく。命が尽きるその日まで、ずっとこのまま。
腕のなかで眠る我が子を眺め
この腕の中に ずっとこのまま 閉じ込めておきたい
そんな思いを抱くほど 可愛いくて壊れそうな宝物
そんな宝物も いくつか季節が巡り
私の腕から飛び出し
今まさに 大きな世界に羽ばたいていった
残されたわずかな温もりと 虚無感が入り交じる
なんとも複雑な親ごころ
あの娘は知らずに 飛び立っていった
もうずっと一緒にいるのに、飽きるどころかますます好きになるばかりだよ
君はよく、僕たちが出会ったのは運命だって言っていたね
ずいぶんロマンチックなことを言うもんだと思っていたけど、この頃は実感している
君の言う通りだって
もう君とは離れられない
ずっとこのまま一緒にいたい
命が終わっても、その先もずっと
(伸のモノローグ)
ずっとこのまま
暖かい朝ごはんを食べて
学校で友達と話をして
家に帰れば家族がいる
当たり前のことだけど、とても幸せ
この「当たり前」がいつまで続くのかはわからない
世界には家族がいない人、環境に恵まれていない人
困難という名の壁に直面している人も沢山いる
私達の当たり前は
その人達にとってはかなりの贅沢なのかもしれない
ずっとこのままでいたいと望むことは
悪いことではないけれど
私はそれよりも
この当たり前を辛い思いをしている人に分け与えたい
質問箱に一通のお便りが届いていました。
『耳の中にいる小人を取り除きたいのですが、
どうすればよいですか?』
物心ついた時から
私の両耳には小人が住んでいます。
右耳には勇ちゃんという小人がいて、
『ずっとこのままでいいの?』
と私に問いかけてきます。
左耳には優ちゃんという小人がいて、
『ずっとこのままでいいよ。』
と私に囁きかけてきます。
私は彼らを取り除くために耳鼻科へ行きました。
しかし先生は小人などどこにもいないと言うのです。
それから私は、内科、心療内科、精神科と色々な病院をまわりましたが、結局、誰も彼らを取り除くことはできなかったのです。
私はこの奇妙な同居人たちとずっとこのまま暮らさないといけないのでしょうか?
何かアドバイスをお願いします。
お題「ずっとこのまま」
君の側でご飯を食べて
君の服を一緒に買いに行って
君と一緒に水族館に行って
こんな光景がずっと続いたらいいのにな
お題『ずっとこのまま』
『ずっとこのまま』
そんな言葉がほんとにあって叶うことならこんなにも傷付くことなんてなかった。
#『ずっとこのまま』
No.19
【168,お題:ずっとこのまま】
ずっとこのまま
半透明な殻の中で 甘ったるい理想の中で
時間なんて 意識なんて 感覚なんて
全部手放した孤高の海の中心で
猟虎のように浮かんでいたい
当たり前の毎日
過ぎていく時間と
代わり映えのない景色はきっと
これからの私を作る大事な時間
ずっとこのまま変わらぬ日常が送れることが
きっと素晴らしいことなんだ
#7 ずっとこのまま
ずっとこのまま、二人でいたいね、と心底幸せそうにあなたは言った。
あなたが望んだことはすべて、真実になる。
だから僕たちはずっとこのまま、二人でいるんだろうなとぼんやり思った。
あなたの褪せた金色の髪に月光が踊っている。
僕らは真っ黒に染まった体で、まるでこの世に二人きりのように見つめ合った。
頬を撫でるあなたの手が、首に鼻先を擦り寄せるあなたの息遣いが、僕をがんじがらめにしていた人間的なものを一つ一つ引き剥がしていく。
今はすべて見えている。
過去も、未来も、あなたの中の怪物も。
美しかった。
僕は、あなたのくれたすべてを素晴らしいと褒め称えた。
あなたの願いを、現実にしなければ。
僕は揺らめく暗がりの底に潜む永遠へ、一歩を踏み出した。
あなたは笑って僕を抱きしめて、僕の傾きに嬉しそうに従った。
最後に見えたのは、きっとあなたの瞳だった。
冷たい石畳の床だった。鉄格子の間隔は広いがいくつも扉があり、果てしなく広い塔だった。
外は朝なのか夕方なのか。薄曇りの凍える空だ。
「誰も来ぬよ」
フロックコートの男は言った。緩く波のかかった髪に長い耳に赤い瞳だった。
「国のものも騎士も軍も」
恐ろしいか。嘆くがいいと笑う。
女はもう失うものは無かった。
「仲間も部下ももう居ないわ」
男の眉がぴくりと動く。だがそれだけだった。
「…精神を病んだものはつまらない。抵抗しろ。そのほうが好みだそうだ。入れ」
大きな怪物が2体牢屋に入ってきた。
「殺すなよ」
コートの男は去っていく。
怪物2体と、仲良くお茶会でもさせようというのか。
ずっとこのままダラダラと生きてたいのになーどんどん自分の人生に責任を持たなきゃいけなくなってるよ
「ずっとこのままの恋」
必ず実らない恋。わかってる。
してはいけない恋。私だけの片思い。
年上過ぎだから付き合ってはいけない。
年下過ぎだから付き合ってはいけない。
私は女だから女と付き合ってはいけない。
俺は男だから男と付き合ってはいけない。
ねぇ、ほんとにだめなのかな?
犯罪とか言ったり周りの目きにしちゃうよね
でもさ、本気の恋なら周りはどうでもよくない?
法律上なんも問題ないのに周りからの反対で諦めな
きゃいけないの?じゃあ、私、俺の人生は周わりが
決めるの?そうじゃない。私、俺の人生なら決める
のは周りじゃない。┈┈自分自身┈┈だよ。
花は必ずも実る。なら恋もおなじ。
花、植物を育てるにはきちんと努力しなきゃだめだ
よね。恋もおなじ。
ほんとにあなたの恋はずっとこのままでいいかな?
少しでも進展してみない?
ずっとこのまま
あなたの恋する横顔を見て応援しているふりをする。
あなたが恋愛相談して楽しそうな眼差しが眩しい。
あなたは私の気持ちなんて知るよしもない。
あなたの近くに少しでも居たい。
あなたの好きになりたい。
あなたの好きになれない。
あなたを好きで居続ける。
ずっとこのまま。
ずっとこのままでないことを祈る。
寒さはストレスを倍増してしまう。心身のストレスは危機を長引かせてしまう。
温度を、水を、食べるものを。
思いやりを、励ましを。
ずっとこのままでいられたらいいのに。
わたしは何度もそう願ってしまう。
でもね【ずっとこのまま】なんてないんだよ。
変わらないものもあるって言う人もいるけれど、
そんなのはただの幻想。
時間も、人の感情も、気づかないうちにゆるやかに変化する。
だからこそ変化を恐れる私は願わずにいられないんだ。
この幸せに満ちた日常がずっと続けばいいのにと。
いつかこの幸せを煩わしいと感じてしまうかもしれないから。
ずっとこのまま
ずっとこのまま変わらずにと思う‥大切な人大切な場所大切な時間。そんなことありえないのに。
移ろうのがこの世。その方が良いの。悪くても良くなると思えるし、移り変わってこのままじゃないから頑張る。
良いに付け悪いに付け変化するから楽しい。限りある命だからね。
#2『ずっとこのまま』
静かな寝息を立てる君の横顔が愛おしくて愛おしくて酷く憎い。
優しい筈の月明かりは僕らには眩しすぎた。
僕の想いは確かにここにあるのに、明日になれば君はまたあの腐りきった街に迷い込むのでしょう?
一人思い焦がれるこの壊れそうな夜に苛立ちを覚えるけれどどこか心地良い。
あぁでもきっと僕だけなんでしょう。
夜が明けてもずっとこのまま。
___なんてね、言わないよ。
不動なものなんてないんですこの世の中。
でも、いじめにあって価値観とか人格とか色々変わってしまった私に、「いい所は何一つ変わってないから、貴方のこと今でもずっと好きなんだよ。」と声をかけてくれた親友。ずっっと大好きだよ。
#ずっとこのまま
ずっとこのまま
私は友達が少ない。
常に警戒心丸出しで、人見知りだ。
そんな私にも少なからず友達がいる。
その人たちの前では私は心が開ける。
でも、高校生になると。
みんなバラバラの学校に行くことになった。
私は悲しかった。
これからやっていけないと思った。
こんな私に新しい友達ができないだろう。
またひとりの生活が始まる。
小学生にあがった頃。
保育園で仲がよかった子達とクラスが違った。
知らない人ばかりで、誰と仲良くすれば良いのかわからなかった。
けど気づけば、男子と過ごしていた。
女の子の友達がいないに等しかった。
いつからか、自分は男子なのか?と思う日もあった。
体は女なのに男子との会話に慣れて、口調も変わったり考え方が変わっていった。
それが不思議と心地よかった。
自分を見つけられた気がした。
女の『私』は偽りの自分。
けど、心の『僕』は本当の自分。
『僕』が苦しくなければいくらでも『私』を演じる。
そう思ってたけど、、そろそろ疲れたな。
私の性格は真面目。
僕の性格は気分屋。
今更変えることはできない。
変えたとしても「お前らしくないな」と言われるだけだ。
演じている『私』が幸せになるなら。
ずっとこのままでいっか。