『すれ違い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
すれ違い
ちょっとした言い合いになっただけなのに
こんなすれ違いを起こすなんて思ってもみなかったよ。
すれ違い
夫婦って性格が合わない
すれ違うことが多いって
離婚する人多いけど
今まですれ違った人の中で
一番ご縁があった人なんじゃね?
って夫を見てたら
振り返って目があった
「なんだよ」と言いながら
照れて目をそらす
すれ違った人の中で
一番幸せになってほしいという
私の思い
わかってくれてるのかな?
もちろん私は幸せだよ😃
テーマ「すれ違い」
もしかしたら君と
今夜。最後のありがとうと
一瞬のすれ違いを
すれ違い
君とすれ違いしちゃったみたい。
う~む
どうしたものかなぁ。
よぉし!
ぐだくだ考えてないで直球に気持ちをぶつけるぞ!
気まずくてもこっちは普段どうりにする!
相手も気まずくなって負のループだからな!!
あ、でも自分に非があるときはきちんと謝罪をするんだぞ!?
相手と仲良くしたいのならばね。
また逢おう!!
いつの間にかすれ違って
気がついたら距離が離れて
気持ちも届かなくなった
悲しいよね
あんなに愛し合ってたのにね
何だったんだろうって
観てもいないテレビをずっと見つめてた
「すれ違い」とかけまして
「古代から現代までの歴史」と解きます。
その心は「通信/通史」です。
すれ違い
ずっとあの人が好きだった。
だけど上手くいかなかった。
いつもすれ違いばかりで、努力したけどダメだった。
諦めかけていたらチャンスが来た。
どうせまたすれ違ってダメだろうし、すでに諦めかけている。
もう何もせずに次へ行こう。
そう思っていたのに、声をかけられた。
どうしてこうもすれ違うのだろう。
ねぇ、今なに食べたい?
と、彼女が聞く
んーそうだな……ね?
せっかくだから、せーので
言ってみない?
なんとなく、悪戯心でそう彼女に提案して
みた、
いいよ〜
せーの!
たこ焼き
パスタ!
……あれ?
自分とバラバラの答えに2人して
首を傾げる
それから、なにをしても噛み合わず
ズレを感じていた
おかしいなぁ、昔はこんなじゃなかったのに
すれ違い/夜凪
すれ違い通信
懐くね
また今度開いたまま出かけよかな
心と心がすれ違い。
ギスギスし始める。
そんな時は話し合い。
心と心をすり合わせる。
I'll write it later.
お題「すれ違い」
『やっばい、遅刻するぅうう!!』
朝。
全力疾走で人の間をかき分けて通学路を進む。
普段も時間遅めだが、今日はいつもよりも遅く起きてしまったので、始業チャイムに間に合うかどうか本当にギリギリだ。
『ていうか、今日重い……』
リュックの中には、この前まで行われていた定期考査の勉強のために持ち帰った教科書等がわんさか入っている。走る度にリュックが上下して重たい。
しかし、それで走る速度を落としてしまえば完全に遅刻する。歩くことなど許されないので、走り続けるしか無かった。
そのまま走り続けていると、ゆっくりこちらに向かって歩いてくるおばあさんが目に入る。
『(さすがに怪我はさせられないな。)』
おばあさんに近づくと同時に、少し速度を落とす。
『すみませ、……え?』
おばあさんとすれ違った瞬間、時間が止まった気がした。
いや、正確に言えば止まったのではなくゆっくりになったのかもしれない。
今まで聞こえていた喧騒や、車の音が遠く聞こえる。
事故でぶつかる前とか転ぶ前はスローモーションのように、ゆっくりに見えるとよく言われるが、まるでそんな感じ。
走っているはずなのに、一歩が長く感じた。
「___。」
おばあさんは一言。なんと言ったか聞き取れなかったが、何か言ったのは確かだった。
前に出していた足が地面に着くと、遠くなっていた音が聞こえるようになり、時間も戻った。
振り返るとおばあさんの姿は無い。
少し寒気のようなものを感じたが我に返り、今が登校中で時間ギリギリだということも思い出す。
急いで学校へ向かった。
『あーあ……散々だった……。』
時刻は15時過ぎ、学校が終わり帰宅時間である。
朝とは逆にとぼとぼと、家路についていた。
結局、朝は間に合わず教室に着く頃には担任がホームルームを始めていた。
こっそり入り席に着いたが、担任にあとから呼び出され説教を食らってしまった。
『確かに遅刻は行けないけど、チョップしなくたっていいじゃんねぇ……』
担任にチョップされたであろう脳天を擦りながら、愚痴をこぼす。
本気を出していないとはいえ、空手部顧問でもある担任のチョップは痛かった。
『今日は絶対早く寝よう。』
そう独り言を言いながら角を曲がると、足が止まる。
『え?』
目の前には人影がひとつ。
背格好は見覚えがある。
朝、すれ違ったおばあさんだった。
一瞬戸惑ったが、同じ地域に住んでいればこうしてまた会う事も珍しくは無いだろう、と自分を言い聞かせる。
しかし、おばあさんの他に人気はなく、どこか不気味な雰囲気が漂っていた。
ゆっくり歩き出し、再びおばあさんの横をすれ違う。
「やっぱり見えるんだね。」
すれ違いざまにそう言われた。
瞬間、声の方を見るとおばあさんがニタリと笑いながら立っていた。
(朝の時はいなかったのに……)
あまりの恐怖に、体が固まる。
こうして固まっている間におばあさんがのそりのそりと近づいてくる。
(早く……早く逃げ…)
おばあさんがピタリと止まった。
おばあさんの漆黒の瞳と目が合い、心拍数が上がる。
そして不意に足元を見た時、私の心臓は止まった。
おばあさんの足は、透けて無くなっていた。
『あ……あああ……』
「かわいい顔をしているねぇ……」
おばあさんの顔がにやぁとさらに歪んでいく。
私の恐怖は最高潮に達した。
『やだぁあああああああ』
気づけば叫んでおばあさんを突き飛ばし、ダッシュで逃げ帰っていた。
体を無理やり動かし、無我夢中で走った。
家に帰ったあとは、部屋から出てこれずベッドの中でガタガタ震えて過ごした。
そこから数日経ったある日。
学校からの帰り道。
以前の通学路は使えなくて、違う道を使っていた。
すると喪服着た人が数人、近くの家から出てくる。
どうやら葬式をしていたようで、皆、涙を目にうかべながら話している。
「あんなに元気だったのに……」
「交通事故だったからなぁ」
「とても優しかったのになぁ。」
それぞれに話している言葉を聞きながら、空いてる扉から遺影が見えたので、こっそり盗み見る。
遺影にはこの前いたおばあさんの顔が映っていた。
写真を見て思い出した事がある。
小学生の頃、よく掃除しているそのおばあちゃんと話していた。
たまにお菓子もくれて、とても優しかったのを覚えている。
成長するにつれて、時間を変えたのもあってすっかり会わなくなったせいか、すっかり忘れていた。
考えてみたら襲うというより、懐かしむような、そんな口ぶりだった気がする。
もしかしたら、最後に挨拶に来てくれたのかもしれない。
少し切なく思い、遺影にむけて手を合わせるしか出来なかった。
#すれ違い
すれ違い
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.10.20 藍
運転しているとあるゴールデンレトリーバーとすれ違う。
ご主人に歯向かうゴールデン。
急に立ち止まる。
そして笑ってる。
ご主人も、[歩いて]とゴールデンに話しかける。
微笑ましい光景。
友達と仲良く楽しく歩いている君とすれ違う度になぜ自分にはあまり友達がいないのかと疑問に思う
君には笑顔を出したらとアドバイスをされたが、俺にはうまくできないのと昔の出来事が頭によぎって笑顔に対して恐怖を感じる
全く…君が羨ましいよ
すれ違いと言っても
本来の自分とのすれ違いかな…
自分を表現していくことは
本来の自分との差を
埋めていくことだなと
今日一日起こったことで
気がついたんだ
その過程で
こうだった!
と気がつくようになってるし
やってしまった!
うわっどうしようと思ったりする
それを丸ごと手放していく
手探り状態で進んでいく
それ自体が
宇宙的に楽しいことなんだろうな
そんな風に今は思える
〜すれ違い〜
俺は、アパートに部屋を借りて二人で住んでいる。
SNSで知り合い、そして近所に住んでいると言うことで意気投合し、一緒に住むことになった。
しかし、不思議なことに同居人と一度も会ったことがない。
ニアミスは結構あるのだが、その時いつもすれ違ってしまい、顔を合わせず仕舞いで顔どころか性別も知らない。
メールで連絡を取り合っているし、家賃も折半なのではじめのうちは気にしなかった。
とはいえもう3ヶ月経つ。
いくらなんでもおかしいと思い、正直存在しないのではないかと疑い始めた。
さすが本人に確認するわけにもいかず、何か策を使うことにした。
こういうとき、一番ありきたりなのはカメラの設置である
こうすれば、もう一人の存在を確かめられるはずだ。
その日の晩、家に戻ると人の気配があった。
驚いて部屋を覗くと、バイトの後輩の女の子がいた。
「何してるの?」
「何って、ここに住んでるんですよ。先輩こそどうしましたか?」
「いや、俺もここに住んでる。っていうか同居人はお前か」
「みたいですね。初めまして先輩」
「ああ、初めましてって。そうじゃないだろ、男女で一緒に住めないぞ。間違い起きてしまう」
「え、間違いなんて起きませんよ。3ヶ月も一緒に住んで、何もなかったでしょう」
「あれ、そうなるのか。いやでも―」
「大丈夫です」
そのまま後輩に押し切られ、一緒に住むことになった。
あとでカメラを確認したが、ボタンを押し忘れたらしく何も写ってなかった。
写ってなくて正解なんだろう。
さすがに女の子のプライベートを覗くのは間違いだからな。
――――――――――――――――――――――――――
危ないところでした。
先輩がカメラを仕掛けるとは。
防犯のためでしょうけど、さすがにダラダラしたりしているところを見られるわけには行きません。
データを消すだけでは、不審に思われるので、行動せざるを得ませんでした。
先輩とすれ違いを演出することで、ミステリアスな存在としてアピール。
そして機を見計らって、運命の出会いを果たす予定だったのですが、計算が狂ってしまいました。
すれ違う期間は、もっと粘る予定でしたが‥
まあ先輩と同居できたので良しとしましょう。
それにしても、的確にすれ違うために先輩の行動を把握していて、本当に助かりました
カメラを仕掛けておいて正解でした。
あとは先輩に間違いをさせるだけですね
【すれ違い】
(※性的表現有り🔞)
オレは最近
不倫をしてしまっている。
相手は仕事の同僚だ。
毎朝 オレは不倫相手の家に行っている。
オレ「おはよう」
愛人「おはよう愛斗」
朝も仕事後にも家に行き
愛しあっている。
もちろん帰る時は心寂しくて
ずっとキスをかわしている。
罪悪感はもちろんある。
けどハマってしまったものは仕方ない…。
オレの帰りはもちろん遅く、
家に帰れば旦那が晩御飯の準備をして待っている。
何も知らず
笑顔で仕事帰りのオレを迎えてくれるのは
さすがに心が痛みだす。
旦那「愛斗 今日は…」
オレ「もちろんいいよ」
さっき不倫相手と体を重ねたばかりのことも
もちろん知らずに旦那は夜の営みを誘う。
旦那に言えるわけない。
涼しい顔をして今日も旦那と眠る。
また明日。
雨の日の猫かぶり
予報通り午後すぎから雨
季節変わりの雨...なのだろうか?
とにかく、こういう雨の日は静かで心地よい
誰にも会わないから普段厳重に被っている「ネコ」を脱いで伸びをする。隠している爪の手入れもした。
『すれ違い』
絡んだ糸はほどけてしまった。
美しく結んであげないといけないようね。
絡んだだけでは駄目なようね。
綻ぶ糸屑にふっと息を吹き掛けるのよ。
殿方との記憶の欠片が舞っているわ。
そこの純真無垢な乙女よ。糸を結ぶまで白く居るのよ。
すれ違いざまに振向いてみなさい。時々糸が見える。
ほどけないように固く結んで、美しく飾るのさ。
絡まってしまったらそれで終わりよ。
さぁ、乙女よ。