『すれ違い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
すれ違いってなんで起きるんだろう。
少しのずれが大きな溝を生む。
考えがあわなくなったりする。
しかしこれは人間に人付き合いがある限り避けられない。
来るものは招き、去るものは追わず
この考え方が大事だろう。
すれ違いざまに
ふわっと漂ったシトラスの香り
懐かしい
あの人の香り
元気でいますか
#すれ違い
#4
かけ違えたボタンを直せないまま、時が過ぎていく。
大学でも、仕事でも、オレたちは会わない。オレが避けてるからだ。
子供っぽいな。バカみてぇ。
謝ったら、おまえはオレを赦すんだろう。だから、謝れないでいる。
すれ違い
恋愛をすればすれ違うことなど
一度や二度はあるだろう。
でも、私達の恋愛は違う。
好き
大好き
愛してる
全部タイミングが合わない。
私はもう諦めたのに、なんで君は
追いかけてきちゃうのよ
幼稚園の時に仲が良かった友達が中学になってから同じ学校になった。
何回も校内ですれ違っているし少し目もあったこともあるが、相手からは何もないことがほぼ。だからといって私から話しかける訳でもない。
お互い面影はあると思う。
だけどこの6年間で成長はしてるもんなぁ。
またすれ違って話しかけるタイミングがあったら
話しかけてみたいな。
【すれ違い】17 kogi
別れたあの人
もう会うことは出来ないね
もし生まれ変わってすれ違ったら
気づくことはできるかな
久しぶりって言えるかな
君がいれば良かった私と
私を特別扱いしたかった君
―すれ違い―
『…バカ!もう知らない!!』
「どっちがバカだよ。勝手にすれば?」
私は1人、部屋にこもり泣いた。
さっきの会話を思い出してベッドに突っ伏して泣いた。
怒りに任せて、いけないことを
口走った自分に泣いた。
たぶんもう、彼と一緒に生きていけないことに泣いた。
そして泣いて初めて気づいた。
泣いて泣いて、苦しくなった時に、
優しくかけてくれる彼の声が
どれだけありがたかったか。
貴方が居ないだけでこんなにも不安になることも。
でも、私は知っている。
1度すれ違ってしまえば、
もう元の関係は遠いものなんだと。
願えど祈れど泣き崩れど、決して叶わないものなんだと―。
そんなことない。
今まで助け合って生かし合ってここまで来たのなら、
それは、正反対の方向に進む2人じゃない。
隣合って同じ道を共に進む2人だ。
だからきっと『すれ違った』んじゃなくて、
『足並みが乱れた』んだ。
だからきっと大丈夫。
もう1度2人でちゃんと向き合って、
もう1度2人でちゃんと理解し合って、
もう1度2人で息を合わせて、
そうすれば、きっと、願うとおりになる。
戦友同士なる愛人達に幸あれ。
『すれ違い』
あの日した約束を、君は覚えているだろうか。
「10年後、ここで会おうね。」
君はそう言った。
なぁ、10年経ったよ。
君は絶対にここには来ない。
わかっているのに、君と会える気がして。
だから、僕はまた───────
すれ違い、空回る。
二人の間に時折そんな隙間があることを、今はまだ少し気楽に感じてしまう。
心も気持ちも行動も寄木細工のようにぴったり噛み合う関係は、それは本当に心地よいものだろうか。譲る余裕も逃げ道もなく。片方に掛かった負荷はそのまま反対側に食い込んで、圧に負けたところからひび割れ始める。痛いだろう。苦しいだろう。
ああ。いっそ、自我を押し合う高熱で互いが融けて、混じり合ってひとつになれば、それはいつまでも安定した異形になれるのか。
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「すれ違い」
すれ違い
アニメを見ている時に、ふと考えることがある。
アイドル物を見ている時には、もしかしたらAの作品のキャラクターとすれ違っていることがあるのかなと考えるとわくわくするのだ。
時代劇作品やSF作品のことを思い浮かべて、現代に生きているキャラクターたちがみたら時代劇を見て過去に想いを馳せるのかなと思うのだ。
すれ違う時
いつも目で追ってしまっていた
好きで好きでしょうがなかった
それが今は
心のすれ違いに
目を向けている
廊下ですれ違って、盗み見る。校則では禁止されているピアスを堂々と付けている彼が、羨ましくて眩しい。対等になりたいとは言わないから、せめて視界に入れないだろうか。
昨日君とすれ違った。
今日もまたすれ違った。
弾くようにすれ違った。
きっと明日もすれ違うだろう。
通りすがりの香
振り返りざまに脳裏に流れ込む
音
温度
色彩
結びつく記憶
【すれ違い】
そんなつもりもないのに
自分の言葉で傷つけてしまう
そんなつもりもないのに
自分の行動が傷つけてしまう
すれ違い すれ違い
喧嘩した分だけ強くなる、と言うけれど
やっぱり少し苦しいや。
「喧嘩した理由を教えて、
君に限って理由もなく喧嘩したりしない。」
あなたは出会って来た誰とも違うと思った。
君のスキと私の好きは違う
だから一緒にして欲しくなんかないの
廊下で、あなたとすれ違った。
その時、「バンッ」っと音がして、重たいものが落ちる音と、「痛っ」っという声がした。
自分も持っていた本7〜9冊の本を落として、足首が「グリッ」っとなった感じがした
痛くて、「ヴグッ」っと声が出た
その時、あなたが
「ねぇ、大丈夫?」って声かけてくれた。
そして、手を差し伸べてくれた
その後、
「ゴラァァァァ!廊下走るな!」っていう先生の声
先生に怒られたけど
足首痛いけど
膝も擦りむいたけど
全部全部どうだっていいの
あなたの手を握れたから
それだけで良いの
君と言う名の太陽と
僕と言う名の三日月は
生きて行く世界が違いすぎて
だから一緒には居られなくて
嫌われる芝居をし続けてたのさ
それでいいと思ったから…
それが君のためだと思ったから…
演じ続けた二年間…ありがとう
ーすれ違いー