『さよならは言わないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
さよならは言わないで。
お揃いの新しいマグカップ、
貴方の為に買い溜めされたカップラーメン。
次のデートで着てねとプレゼントされた白いパーカー。
眠れない夜布団で話した将来のコト
新婚旅行は海外にでも行こうか、なんて
ねえ全部まだだまだだよ
だからさよならは言わないで?
さよならは言わないで
その言葉を最後に
ここで聞いてしまったら
きっと、堪えきれなくなってしまう
涙が頬を伝い
きっと、気持ちを抑えきれなくなってしまう。
縋りついて、
思いを全て告げてしまいたくなってしまいたくなる
そんな我儘、許されないのに
あなたに嫌われたくないのに
あなたを困らせたくないのに
最後に見る君の顔が
せめて笑顔であることを練っているのに
別れのとき は
さよなら なんて言わないで。
また会いたいよ。
さよなら ってもう会えないみたいじゃん。
さよなら と思ってても またね って言って。
会いたい気持ちだけが詰まった別れの挨拶でしょ?
悲しくならないように...
最後くらい笑顔で終わりたいよ
貴方はどう思うの。
少しでも笑顔で別れの挨拶を交わせるなら。
さよなら なんて言わないでね。
約束…だよ。
「さよならなんて言わないで」
最後の方メンヘラっぽくなってたような笑
さよならは言わないで
夢を追いかけ
今日、住み慣れた町を離れるボク
小学生の頃飼っていた犬が
病気で虹の橋を渡ったとき
ぐしゃぐしゃに泣きながら
獣医になろうと決めたんだ
中学生のとき
同じクラスの体も声もデカイ女子がいて
その夢をなぜかキミに話した
よく一緒に勉強して
必ず獣医になれるよ!と
根拠のない太鼓判を押され
たくさん応援してくれたね
高校は離れてしまったけど
家が近かったから
よく最寄り駅まで歩いたね
そういえば、キミは少しスレンダーになって
うっすら化粧してたな…
声は相変わらずデカイけどね
大学受験がいよいよ大詰めを向かえて
キミと話す時間すら惜しくなってた
キミと話したのは、合格発表の数日後
受験に合格したこと、
一人暮らしのため、引っ越しをすること
業務連絡みたいな話しだった
キミは、わかった!とだけ話した
そして今日、ボクはこの町を離れる
駅のホームでキミに
今までありがとう、元気でね、さよな…
そう言いかけたとき
さよならは言わないで!
また会おうって言って
そう言ってキミはぐしゃぐしゃに泣いていた
おわり
ずっと一緒にいたんだ
たくさんの時間を2人きりで過ごしたんだ
だから
だからさ
今更さよならは言わないでよ
寂しくなるな
今日も、仲間と一緒に仲良く、
行動出来たから、
さよならは言わないで✋✨
高校生で初めてお付き合いして6年続いた彼がいた。
大学生になっても社会人になっても一緒にいた。
あまりにも一緒にいた為家族のような存在になった。
このまま結婚とかするんだろうなと思いつつも、
一緒にいる未来がみえなくなった。
”さよならは言わないで”
『またね』と言ってお別れした。
お互いの結婚と子供の誕生を報告したのが最後、
『またね』と言ってから20年経った。
また会うことがあるのかな。
私ね、この現実ではいくらさよならしても別に悲しくもなんともならなかった。
でも、2次元では違うの。
物語では感情移入しちゃって、悲しいお話とか無理だったの。
そんな私が、恋愛感情なんてないと思ってた私が、初めて好きになって、今日両思いだってわかった君には一つだけお願いがあるの。
お願い
『さよならは言わないで』
時間が過ぎていくたびに、自分は何も変わらないのに周りのすべてがみるみる変わっていって、幸せだった頃の風景は何一つ残ってなくて、別れを急かされているような気がして、凄く悲しい。
「またね」
寂しくて 寂しくて
繋いだ手を離せずにいた別れ際。
次に会えるのは10日後。
骨ばった温かい手が
確かめるように5回撫でて、私の手を離した。
さよならは言わないで。
最初に交わした約束は今も有効。
さよならはいわないで
あんなに うさちゃんと
レオナちゃんが
お空ばかり見てたから
晴れた日には 小鳥が 会いに来て
あれほどまでに お互いが 穴が空くほど
見つめあっていたのよ
世界は遠くまで 青い空が広がっていて
うさちゃんが 遠くに白くなった
月に指差すと 遠くから 鳥たちが
羽ばたいてやって来て
ぴよぴよ ちゅんちゅんと
嘴をならして 挨拶しに来る
うさちゃんが 遠くまで いけるまで
とりさんたちが やって来るのを お庭で迎えては
さよならはいわないでと 囁いている
きっとうさちゃんが いつかはとりさんたちと
一緒に食べる クルミでできた おもちをついて
レオナちゃんが喉につめないか
心配しても ペティナイフで
ちょうどいい大きさに 切ってあるから
大丈夫。
それでもうさちゃんと
レオナちゃんが
日向ぼっこをしていると
とりさんたちが
もう少し さよならをいわないで
遠いお空に飛べないけれど
一緒に日向ぼっこをしながら
食べる団子を楽しみに
しているから
月夜でなくても
青空が綺麗な 昼間の太陽も
素敵だね
またね(* ^ー゜)ノ
"この人と別れる"というシチュエーションは
普通に考えて
余り良い印象にはならない
「さよならは言わないでおくよ
何でって?そりゃお互い人間だもの
その時その時の感情で
馬鹿をして後悔することもあるからね」
予防線だよ、と納得のキス
時間のすれ違いで別れる私達は
涙のない最後の日を過ごした
#さよならは言わないで
さよならは言わないで
もう2度と会えないように感じてしまう
だからこの言葉を送ろう
「いってらっしゃい」
お題『さよならは言わないで』
彼岸花が辺り一面に咲く此処で、彼を待っていた。何年も待った。
早く、早く、堕ちて来ないかしら。
私を殺して、少しは後悔したでしょう?
私のことが忘れられないでしょう?
私に会いたいでしょう?
幾ら待っても来ないから、もう地獄でも何処でも行ってしまおうかと思っていた時……突然彼はやって来た。
あの頃のままの私を見て、驚いた。
「俺は、アンタを愛していない」
突然何を言うかと思ったら。傷つくんだけど。
「だが」
「やめて、聞きたくない!」
「聞け!」
耳を塞いだけど、その手を掴まれた。
「愛してはいないが……焦がれる程に欲しかった」
「え?」
「共に過ごす穏やかな日々と、笑顔が、永遠に欲しいと思った。馬鹿だろう?笑って構わない」
寡黙な彼が早口でそう言った。私が欲しいと、確かに……
「馬鹿ね。今更そんなこと言ったって、私はあなたのものにはならないのに」
彼の手が私の頬を包んだ。
重なった唇から伝わる熱が、未消化だった心と後悔を溶かしていく──
「いかなくちゃ」
揺れる彼の瞳。ここで離れたら、二度と会えない気がして怖かった。
でもまだ彼には生きてやるべきことがある……そう思ったから。一緒にいけたらどんなに幸せだったことか。
「いつかまた、会えるわ」
精一杯の笑顔で、終わらせたいから。
ねぇ、私のあなた。忘れない。
だから、別れの言葉は言わないで──
【さよならは言わないで】
いつも現れる不思議な駅に今二人で立っている
電車が来るのを待つ…
お互い何も言わずに手を握っていた…
でも私の心は限界だった…
まだ近くにいときたいのに離れたくないのに
涙がポロポロこぼれていく……
そんな私を見て彼は
「泣き虫だな。本当に、泣くなよ(笑)」
わかってる…
ないちゃだめなことくらい
でも涙は止まらない…
涙を拭いながら彼は私の顔を見る。
「約束覚えてる?」
「うん……覚えてるよ…」
私がそう言うと彼は嬉しそうに微笑んだ。
そして電車のアナウンスが響く…
『まもなく、1番線に電車が参ります…黄色い線の
内側にお並びください…』
「あっ、電車が来た。」
彼は電車に乗り込む。そして私に言った。
「また、会いに来るよ……きっと。じゃあね〜。」
そう言って彼の乗った電車は彼のいるべき場所に
向かって発進する……
私は駅のホームに座って目を閉じる……
私も自分のいるべき場所に戻らないと……
『 俺との約束。
さよならなんて絶対に
言わないで… 』
悲しくなるから。
あなたが好きだから。
いかないで。
#さよならは言わないで
さよならは言わないで、またねと貴方にいった
いつかまた会えると信じて
それがたとえ
貴方と共になれないことだとしても
「さよならは言わないで」
月が綺麗な帰り道
話題がない2人
それでもいっしょにいたいから
その角を曲がって遠回り...
さよならは言わないで
心の準備ができたら
僕がちゃんと言うから...
さよならだけは言わないで。
どうかその言葉は、私に禍根を残すから。
さよならだけは、どうか言わないで。
あなただけを見ていた。
目が合った瞬間、別れの言葉が私の耳朶に響いた。
「さよなら」
ああ、やっぱり。
逝ってしまうんだ、彼は。
手を伸ばす。精一杯伸ばす。
そして、叫んだ言葉は。
「行くのね、私を置いて、そんな遠いところに?」
「ああ、行くともさ。僕が行かずして誰が行くって言うんだ?」
「なんでよ!?」
「義務感からさ」と彼は言った。
馬鹿だと、女は思った
そんな、馬鹿な話があるだろうか。
死にゆくのに、義務もへったくれもないではないか。
死ぬって言うことは、もう無くなってしまうということだ。
この世から、一片残らず。
だが、男は笑った。
「弟が残る! 俺の弟を大切にしてやってくれ!」
「縁起でもないことを!」
弟とは大体、口も聞かない仲だった。嫌いではなかったが、接点が薄いのだ。
彼の弟は、珍奇な性格をしていた。
鮮やかな服が好きで、髪の毛は茶髪で、いかにもヤンキーみたいな。
そんな弟に、何を託して逝こうというのか。
そうしてその弟は、きっとこの報告を受ければ、笑うだろうと、男だけが知っていた。
「三千万の小切手が、金庫に入っている。暗証番号は……!」
「待ちなさいよ、私一人にそんなこと!?」
片想いは楽だ。遠くから見ているだけでも、心が満たされる。だけど、ずっとこのままでいたらいつかは後悔してしまう。だから後悔しないように、恋しすぎないように、いつかは気持ちを伝えなきゃな。きっと振られてしまうから気まずくなるな。でも、それでもいい。いつかは、片想いにさよならを言わないといけないんだ。本当は手放したくないけど。さよならなんて、言いたくないけど。言われたくないけど。