『こんな夢を見た』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
怖い夢を見たときは
人に話した方がいい
良い夢を見たときは
話さない方がいいと
子供の頃に聞いた話
よくおばあちゃんに
聞いてもらいました
そんな朝にはひとつ
梅干しを食べなさい
厄除けになるからと
教えてもらいました
梅干しオススメです
『こんな夢を見た』
刹那の愛に溺れる夢を見た
幻でも縋っていたかった
あなたがかけた魔法も
もう呪いに化けているの。
あなたはきっとこの呪いを解く方法も
私の顔も思い出せない。
いいや、思い出そうとしない。
そして、私はもうあなたの顔を
はっきりと思い浮かべることが出来ない
もうなにも思い出せないのよ。
※流血表現あり
「早く!!こっちだ!!」
私達は犯人から逃げている。
私の恋人、拓也(たくや)が必死に手を引く。強く引っ張られ過ぎて私の身体が浮いてしまいそうだ。なんとかそれを阻止して私も足を動かす。
景色がぐんぐん変わっていく。
突然、視界が開けた。
出られた。そう思った。
「ぁ......ああああぁぁぁぁあぁああぁッッ!!!」
私の前を走っていた拓也が、しましまの服を着た男に刺された。
「にげ」
ぶしゅっ
何かが吹き出すような音が聞こえた。
彼の口が何かを言うようにパクパクと動いているのが見える。
なんで、なんで拓也が?代わりに私が刺されてしまえば良かったのに!
彼の身体は崩れ、ぐしゃりと音を立てて泥の塊になった。
逃げないと。私は直感でそう思った。
足を動かしても、動かしても、空を蹴るようで届かない。
「あっ」
べしゃっ、と情けなく前に転ぶ。
地面に影が出来て、顔だけを上げた。
先程の泥の塊が私の顔に覆い被さり、
「っ...!!......はっ...はっ...」
目が覚めた。
夢だったんだ。
私は起き上がり周りを確認する。
真夜中、ベッドの中、見慣れた天井、温かい隣。私はそっと眠っている彼の頭を撫でる。拓也は確かにここにいる。ホッと胸を撫で下ろす。
「...ん......秋(あき)...?」
彼が目を開ける。
「ごめん、起こしちゃった?」
「んーん、だいじょうぶ......秋はどうしたの...?」
「......ちょっと寒くて」
貴方が死ぬ夢を見た、なんて言えなかった。言ってしまえば、現実になってしまいそうだったから。
「......秋、ん」
彼は身体を起こして、両手を広げる。
おいで、という意味なんだろう。私は拓也に抱きついた。そうすると拓也の両手が私の背中をとん、とん、と優しく叩く。まるで子供をあやすように。
「どう?温かい?」
「......うん、温かい」
「よかった」
「.........」
「今日、このまま寝ちゃおっか。寒いし、秋もその方がいいよね」
「...うん」
「寒いし布団入ろう。眠くなったら寝ていいよ」
「ん...」
私達は布団に入ってからも抱き合ったまま。彼の体温が高くて心地いい。
私はいつの間にか眠っていた。
彼と抱き合う寝方が虜になって、習慣と化してしまうことをこの時の私は知らない。
お題 「こんな夢を見た」
出演 秋 拓也
月の綺麗な昨夜のこと
告白されてOKを出したばかりなのに
『きみにフラれる夢を見たんだ
夢か現実か……わからなくなってしまってね』
朝一番、電話をしてきた彼
「大好きだよ」
電話越しで笑い
またひとつ愛を重ねる
#こんな夢を見た
こんな夢を見た
私に意識はあったけれど
それは私ではなかった
何をしていたのだろうか
それは穏やかで心地良かった
目が覚めても100年は経っていなかった
私は私として目を覚ました
もし私が私でなければ
こんな思いをしなくてもよかったんだろうか
どうして 私は私でしかないのだろう
目を開けると私は
見慣れた部屋で息をしていた
カーテンをサッと開け、
太陽光を飲み込んでみる
いつも変わらず味はない
すると、裏庭をスっと
一つの影が横切った
私は裸足のまま
その影を見失わないように
見失ってはいけないかのように
ただひたすら、細々とした道を
一直線に追いかけた
すると、彼女はスっと
私の目を見てこう言った
「ショト」
目を開けると私は
見慣れた部屋で涙を眺めていた
顔も声も仕草も動き方も
まるで覚えていない
けど、忘れてはいけない気がした
忘れられない気がした
このような名前の人と
逢えるとは、何光年あろうと
出逢う事はないと思う。
ただ、私の思い出として
みんなに知らせようと思った
みんなはきっと、
受け止めてくれるはずだから
#10 こんな夢を見た
@philosophy_Mid 自分の適当な頭の中を投稿しているので、暇な方は見てください。暇ではない方も見てください。失礼します。(あ、Xで調べたら出てくるはずです)
こんな夢を見た
貴方と付き合えた
貴方が隣にいる
貴方が喋りかけてくれる
そんな夢が現実になればいいのに
ずっと大好き
『こんな夢を見た』
大切な人がどんどん死んで行く世界。
自分だけが生き残る。
取り残された人がどんだけ辛いか私には分からない。
だけど、夢に出てくるんだ。
目を閉じれば残酷な世界にいける。
いつ誰が死ぬかなんて分からない。
あの時、一緒にいたら。
あの時、喧嘩をしなかったら。
あの時、すぐに救急車を呼べたら。
あの時、勇気があれば。
絶対後悔することがあるだろう。
一晩で怖くなってしまう。
どうしよう。やだ、やめてっ。
考えたくないのに想像してしまう。
私は目の前で大切な人を失い、独りになる夢を見た。
「こんな夢を見た」
枕へと流れた涙をごまかすように
隣で眠る君に抱きついた
まだ あなたを思い出してしまうけど
いつか 夢の中までも
君でいっぱいになりますように
『こんな夢を見た』
真っ白な雪原を自転車で(!)走っていたら
祖母がおばあちゃん何人かと一緒に歩いてた
「おおい、そこは川沿いだし、まだ雪が固まってないから危ないよ」
「送ってくから一緒に帰ろう?」
そしたら祖母は
「一人で帰れるから大丈夫よー!」
だって。
いつまでたっても祖母はたくましい!
見たのか見てないのか忘れてしまったのか…
思い出せない
#こんな夢を見た
こんな夢を見た
真っ白な空間の中
よく見るとそれは天井で
僕の体はたくさんの管に繋がれていて
ピッ、、ピッ、、って規則正しい音が響いていて
外の光が白いカーテンを通して僕に降っていて
春みたいにあったかくて
心地良い世界
目が冷めたときあったのはカーテンの隙間からの光が照らすぼくの部屋
いつも通りの天井
いつも通りの布団
いつも通りの時計の音
これが現実かぁ〜って
少しだけ寂しい気持ちになった。
こんな夢を見た
若い頃、〇ニャン子クラブの渡辺〇里奈ちゃんをテレビで初めて見て1番ぐらい大好きになった。
毎朝、新聞のテレビ欄に彼女の名前を探した。テレビを見ている時は、彼女が出ている番組を探してチャンネルを絶えず切り替えていた。出ている番組全部を録画したりした。
写真集や彼女の写真が掲載された雑誌を買ったりもした。エロ本より、彼女が1番ぐらい大好きだった。
有る夜、夢を見た!彼女と H してる夢だった。H と言うより、もろ子作り真っ最中という夢を見た。
さあ、ここぞ絶頂!という時に目が覚めた。
目が覚めたと言うより
「えー!なんだ?!あれ俺は何んで一人で蒲団をたくし上げて座っているんだ?!」とボーゼンとした。
目が覚めた現実の方を夢の中だと想った!
「ウソー!今の夢?!」
夢だと想えぬほど生々しかった。何度もほっぺを抓ったりした。残念ながら一人で蒲団の中にいるのが現実で子作り真っ最中の方は夢だと言うことに気づいた。
夢だと気づいたら直ぐ寝た!
「早く戻らなくては!」と直ぐ眠れた!
しかし、続きには戻ることは出来なかった。当たり前だった。
その後も何度と無く続きを見られますようにと眠りについたが駄目だった。
86 作目
♡もっと読みたい 918 突破記念号
正月二日に見た夢が初夢だそうだ。
一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭
七丁髷八薔薇九歌舞伎
正月二日どころか今までに一つも縁起の良い夢を見たことがない(悪夢は良く見たけど)今年初めて初詣で大吉が出た 徳博😴
追記
縁起の良い夢の十は湯(とう)治でわ?
体が、冷える暑過ぎると悪夢を見やすいみたい。騒音とかも!
適温適湿適度な騒音が安眠して良い夢を見られる元かな?でも悪い夢見たら現実は良い事があるとか夢占いかなんかで聞いたことがある。
『こんな夢を見た』
日本語というのはつくづく不可思議で難解な言語だと思う。例えば『夢』といえば布団の中で見るものか、叶えたいと願う事柄のどちらを指すのかわからないから。
けれど、今回の場合は転寝の時に見る方の夢についてのテーマなのだと思う。もう一方は"みる""みていた"という表現はしても"見た"とは言わないから。
私はあまり夢を見ない。眠りが深いせいか全くと言っていいほど夢を見ない。たまにベット以外で寝落ちした場合はその限りではないが、それでも夢を見る確率は低い。割と昔からそうであった。だからだろうか、その分フィクションに心惹かれたのは。
周りの子達は夢の中で何にでもなれると語った。私は本の中で何者にでもなれると知った。彼らにとっての夢は私にとっての本であった。
けれど、たまに、本当にたまに羨ましくなる。私も夢を見たいなって。そんな夢をみた。
こんな夢を見た
彼女とドライブしてて、心霊スポットを回っているらしい。
1箇所目何処かのいわく付きのトンネル
雰囲気はあって、手を繋いで怖いねぇって
2箇所目公衆電話
時間になると鳴るとか、女の幽霊が出るとか。
ポツンと佇む電話ボックスを車から見ていた。
時間になっても何も起こらなかった。
帰り道、がっかり感は無く、むしろ良かったと安心した。
霊感が少しあるという友達も誘ったのだが。そういうのは行かないと断られた。
その代わりお守りとして数珠を貸してくれた。
ちゃんとしたところで買ったちゃんと効くやつだという。
これのおかげかな。
心の中で感謝してポケットにしまった。
安心したら喉が渇いた。
脇道の自動販売機に寄った。
2人で飲み物を買って取り出したその時、
彼女の横に白い服を着た顔の見えない、
おそらく女性であろう人がいつのまにかいることに気がついた。
それと同時にポケットの中から、ブチッ
なにかが切れて弾けた音がした。
やばい。
彼女の顔を見ると満面の笑みで、
どうしたんですか?こんなところで!
良かったら乗っていきませんか?と言った。
白い服の女は何も答えない。
彼女 はい!もちろんですよ!乗ってください。
なぜか会話している。
彼女は後ろのドアを開け白服を乗せた。
どうしたの?行こう
彼女も助手席に乗ってしまった。
どうしようどうしようどうしよう。
パニックになったが、とにかく降りてもらわないと。と思い、白い服の女に話しかけようとドアを開けた。
ブー。ブー。ブー。
アラームが鳴って目が覚めた。
ポケットには弾けた数珠が入ってた。
こんな夢を見た
単位を落としまくる夢。
眠りから覚めても、夢だと思えなかった。
あぁ、本当に夢で良かった。
これまで見た夢で印象的だったものは、想像したものが、実際に夢になったものである。
残念ながら、詳細な夢の内容は思い出せないが、寝落ちする前に想像した状況が夢となり、夢の中で自分が行動しているのである。
今思うと、本当に夢なのか疑わしいところもあるが、とても有意義であった記憶がある。
現実では味わえないことを、せめて夢でもいいので実現できれば、自分だけの楽しみになるのではと思う。
こんな夢を見た
自分が死んじゃった後残された家族の夢
なんか私が病気?かなんかで死んじゃってそのあと家族がすごい泣いてて、まだ生きないとって思った
「こんな夢を見た」
ピアノか
バイオリンか
ギターかドラムか
ひとつの塊になって
シャンシャンした光とともに
最後の方にやってきたみたい
名前も知らない音楽の
余韻に浸りながら忘れながら
どれがなんの音だったか
思い出そうと足掻く
足掻いたことも忘れた頃
エアコンのゴーという音が
やたら大きくうるさかった