『これからも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なんだかんだ、ずっと何かしら妄想してる。
なんだかんだ、ずっと小説を読んでいる。
なんだかんだ、文章を書くのを再開している。
忙しいくせになんだかんだとやめられない。
飽き性なくせに、誰かのためになるわけでもなく、何の身にもならないものだとわかっていて。
物語を紡ごうとするのを、下手だとわかってて書き続けることを、ずっとずっとやめられない。
これからも、ずっと。
君はとても可愛い。あの暖かく心地の良い風とともに桜の花びらが散り始める頃、僕は君を駅のホームで見かけた。キレイな横顔、サラサラとなびく黒髪、僕の胸あたりくらいの身長、きれいな黒い瞳。僕と目が合うとにこっと微笑む姿…僕も顔が緊張で引きづらないように頑張って微笑んでみた。うまく出来たかな?。僕を見て、急に目をそらす君。そんな君に僕は一目惚れした。
その日から僕は毎日、早寝早起きをして君に会えた時刻と同じ時間に家をでる。いつも、寝坊しがちな僕が好きな子のために早く起きる。人を好きになることは素晴らしい。そんな毎日を過ごしていた。
でも、数週間たったある日君はこわそうな男の人と一緒にいた。君とそいつは同じ制服だった。だけど、君は怯えているように思えた。男の方はずっと周りを見ている。朝から気持ちが悪い。だから、僕は決めたんだ。そいつから君を守ると。僕は、今日君の後をつけた。学校に登校したのを見送ると、近くの喫茶店で暇を潰したり本屋に行って本を見たりして君が下校するのを待っていた。時刻は過ぎ、校門から君が出るとこを見た僕は急いで後をつけた。帰りは、あいつがいないみたいだ。でも、君は何かに怯えているように肩を縮こませながら小走りだ。僕は、君を困らせている不審者から守りたい。急いで、追いかけていたら君の家の前だった。ひとり暮らしのマンション住まいみたいだ。僕は決めた。次の日から荷造りをかるくして君の家に向かった。インターホンは鳴らさなかった。君がびっくりしちゃうから、とりあえず扉を引いてみた。君はおっちょこちょいだ…ドアが開いてる。家に入ると鼻歌が風呂場からきこえた。急いで僕は、トイレの天井にある、四角い扉を開けて中に入った。今日は、ここにしよう…
君と一緒に生活をし初めて、もう雪が降る季節になった。ここ最近は、冷え込むので風呂場の天井の扉の中に居る。君がお風呂に入るときに少しだけ、扉を開ける。君が頭を洗う。君と目が合う。君の上目遣いはたまらない。君は驚いて、体が震える。大きく口を開けて「きゃぁ…」。危なかった。君がびっくりしすぎて奇声をあげようとしたから、上から、紐を輪っかにして少しずつ落とした。君の首は引っかかった。君は倒れた。とりあえず、風呂場から出て君に服を着せた。ついでにご飯も作った。でも、君は起きない。疲れたのかな?今日は寝よう。「おやすみ」そう言って、君の頬にキスをした。冷たかった…
それから僕は毎日君のお世話をした。日に日に変な臭いが君からするけれど、一緒にお風呂に入って体を洗ってあげる。
これからも、ずっと僕は君と過ごすんだ。一緒に暮らすんだ。だって、君は僕に初めて微笑んでくれた唯一の女の子だから。
ちかりちかりと点滅する街灯。眼下に広がる暗闇。冷たい手すりへと寄りかかった。金属製の手すりは鈍く光り、街灯の灯りを反射している。生ぬるい風が、湿った頬を撫でる。
気丈に振る舞っていた君が、「少し疲れた」とその場にへたり込む。
投げ出した足には血が滲んでいた。靴はどうしたのだろう、どこかに置いてきたのか、落としたのか。どちらにしても、探しに行く気にはならなかった。
「これからも、続いていくのかな?」
闇の中に、光を探そうと目をこらした。たった数刻前のことだというのに、ひどく懐かしく感じる。“あの子”は。今もあの、空気の酷くじめりとした──あそこにいるのだろうか。
「そうだろうね」
きっと。これからも、ずっと。
あるのは、夜の静寂。何も見ることは出来ない。冒険は終わった。後はもう、日常に帰るのだ。
「安らかに……」
そう、強く願う。
“あの子”の魂が、天へと還れるように。
僕はいつだって君の後ろで見守っておくよ、君がどこへ行こうと僕は絶対君の後ろにいる。僕たちは赤い色で結ばれてるんだ、小指と小指の赤い糸、真っ赤な真っ赤な赤い糸。僕は君の運命の人だ!…と思っていたのに隣の男は誰?なんでそんな親しげなんだ僕という存在がありながら、あんな男とほっつき歩いて!でも大丈夫、明日にはきっと僕が殺してるから、、、『これからもずっと』一緒だね、、、
これからも、ずっと
この歌声が
君に届くだろうか
右を見ても左を見ても
みずみずしい顔であふれている
学ぶ意欲に満ちた人たち
青春と呼んでいたあの日々が
何度でもやってくる
寝ても覚めても終わることなく輝く日々が続いていく
一度届けたはずのこの思いが
毎日大きくなっていく
この思いはもう君に届いているのだろうか
どっちにしても僕はこの青春をずっと楽しんでいる
あの頃 永遠に続けばいいと願った日々よりも
すばらしい日々
毎日すべてのものが美しくなっていく
風さえもいつか見えてしまいそうなほど
空気が澄んでいく
君が大切にしてきた思いが報われる
すべての君が大切にしてきた その思いが
鯉が泳ぐ 澄んだ池
流れる水 きらきらと光って
にぎやかな笑い声
なにも心配しなくて良かった あたたかな日々
これからもずっと、という約束が出来る幸せ。
叶っても叶わなくてもよいのだ。
約束をする相手。永遠を唱えられる無邪気さ。それがかけがえのないことだから。
明日には心変わりしたって、今日は永遠だったのだ。
創作 「これからも、ずっと」
手軽な読み物を探していたわたしは、とりあえず目に留まった読み物のアプリをインストールした。規約を読んで、少し待ってからアイコンをタップする。簡素な画面上に、顔も知らぬ誰かの文章が表れた。
「あれ、美味しい……」
最初に見た文章は意外にも、ごはんのような味がした。これは期待できるとわたしは暇があれば色々なものを読むようになっていた。
何十人目かを過ぎた時、嫌な味がした。たまにある激臭がする言葉の羅列。でも、このアプリでは誰が何を書こうと自由だ。わずかに苛立ったが、この文はほんの一時の発露に過ぎない。だからわたしが気に病む筋合いもないと、その時はそっとアプリを閉じた。
数日後、嫌な味の文は消えていた。インターネットには無数のSNSやサイトがある。たぶん、そのどれかが件の文の書き手本来の居場所だったのだろう。
わたしは安堵していた。あの文章はここには似合わない。本来の場所で、あるいはあの匂いが似合う所で然るべき評価を受けていれば良いなと思う。
何はともあれ、わたしはこのアプリを気に入っている。金平糖の甘さをもった日記や詩歌、明太子のようにピリリとくるお話等々、そういう十人十色な言葉の集まりが心地良い。わたしはこれからも、ずっと、とまではいかないが、このアプリを続けていこうと決めた。
(終)
何でもない
この当たり前な生活が
これからもずっと
続きますように
#3『これからも、ずっと』
小さい頃から、僕の隣には君がいて幼稚園から小学校、中学校、更には高校までずっと一緒に居て隣にいるのが当たり前でいたけど大学では別々になっちゃって今までとは全く違う世界にいる様な気がしてしょうがないよ。
でもね、君に対する気持ちは一切変わってないよ
当たり前じゃん!
別々の進路になった?
そんなの関係ないくらい僕たちの関係は深いでしょ?
だから君が愛する人と結婚して、愛する家族が出来たとしても僕は、これからもずっと君の事を愛しているよ
生涯に留まらず永遠にね。
テーマ これからも、ずっと
これからもずっと貴方と二人で。
共に歩むその先に幸あれ
これからも、ずっと
誰かを想って「これからも、ずっと」
希望を持って「これからも、ずっと」
そんな事言えるような人生じゃない
羨ましい、只々羨ましい
そういう事が言える人は、本当に幸せ者だと思う
でもこんな自分だからこそ自分なんだとも思う
いや、そう思いたいのかもしれない
じゃないと、ね
「これからも、ずっと」
あなたと、同じ景色を見たい。
違う感想を抱いてもいいの。
肩を並べて、できるなら、手を繋いでいたい。
いつか、伝えられたら。
【これからも、ずっと】
目が覚めて、しばし天井を見る。
ゆっくり、右を向けば、少し荒い鼻息の、寝息をたてる彼が寝ている。
花粉症か、何か他のアレルギーか、鼻がつまったまま、深く寝ている彼。
布団から出ている、彼の左手をそっと握る。荒れ気味の肌と、ごつごつした感じ。少し冷えている。
手を握ったまま、自分ももう一度目を閉じる。
(今日も、明日も、これから先も)
こうやって、幸せに眠れるようにと思いながら。
これからどんな未来が待っているのだろうか。
この先、どんな辛いことが待っているのだろうか。
それを知っているのは神様だけ、
みんな知らないからまた、明日に向かって歩み続ける。
今日も、明日も、
そして、これからもずっと。
これからも、ずっと続くのか
そう思って怯えてた
明日が来るのが怖かった
こんな毎日があと何年も
あと何十年も続くのかと思うと
鳥肌がたった
これからも、ずっと
なんて言わないでほしい
それは私にとって
あまりにも途方もなくて
立ち竦んでしまうから
今
今日
それでもうお腹いっぱいだから
今だけを
今日だけを満たしてくれ
明日も未来も忘れるくらいに
これからも、ずっと
私は私の幸せのために生きる
他の誰のものでもない私の時間を
大切に噛みしめながら
卒業式に、友達と指切りをした。
これからもずっと友達でいよう、どんなに離れても友達でいよう、と。
お互い全く違う道を選んだけど、指切りをしたからずっと忘れずにいられる、そう信じて。
指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーます。
ゆーび切った。
昔からよくした、約束の時の決まり文句。
それに拘束力はなくても、きっと二人なら平気だよね。
これからもずっと、約束を守ってくれるよね。
側にいたいなとか
好きって言いたいなとか
愛し合いたいなとか
いっぱいあるけど
これからもずっと、
それが続くわけじゃないんです
だから、今この一分一秒を大切に
貴方を愛すためだけに使いたい
いいさ、もう。
忘れたよ、お前の暴言なんかいちいち覚えてられるか。そういう不器用な性格なのも今に始まったことじゃない。
今更だが、それら全て引っくるめてお前を選んだんだよ。生半可な気持ちで将来を決める男だと思ったか?お前の少々乱暴な性格には毎度手を焼いている。けど、そういうの全部分かってお前と一緒にいるんだからな。感謝してるというなら少しはその感情ジェットコースターを何とかしてくれ。もう少し穏やかになってくれ……だとか言うとまたお前はオーバーヒートするだろうからな。まあ、多くは望まないさ。お前はお前のままでいいよ。
というわけで今回の喧嘩はこれで終了。納得したか?まだ、言い足りないことがあるのならどうぞ。話ならいくらでも聞いてやる。ただし暴力は無しだぞ。勢いのまま俺に殴りかかろうとしたことが前にあっただろ。そんな展開は流石に御免だね。そこはせめて、冷静になってくれと言ったっていいだろ?
まあ俺から言えるのはあまり周りに左右されるなということだ。不安になったら俺の言うことだけに耳を傾けろ。外野は所詮、無責任に言うだけの卑怯な奴らだ。そんな奴らより俺の言葉のほうが断然説得力があるだろ?
てなわけで、これからもよろしく。こんなお前を守ってやれるのはどこ探したって俺しかいないよ。保証する。だから、これからもずっと、俺のこと信じていてくれよ?
ずっと一緒にいようね。
そう、1年間に何度も、思ってた。
今、僕のそばにいるあなたは、
この言葉を繰り返さない。
僕は、いずれ、一人ぼっちになるのかな?
それとも、あなたを一人ぼっちにしてしまうのか?
僕のカタチが無くなっても、
心の中に少しは、これからもずっと
いさせてもらえたら、、、。
出逢えた奇跡を信じたい。