『この道の先に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この道の先に。
この道の先には
何が見える?
大好きなゆうの笑顔?
後悔しないように
道を歩く。
この道の先に何が待っているか分からない。
それでも一歩。ただ一歩。
今を積み重ねていくことでまだ見たことない景色が見られる。
その日が来るのを夢見て、今日も目の前の道を歩く。
一歩。ただ一歩。
この道の先に、私が行ってみたいと願う場所はあるでしょうか。本当に、正しい道なのでしょうか。
私に何ができるのか、何の才能があるのかは知らないのです。ただ持っているのは、未熟な力と、ちっぽけな希望と、幼い情熱だけなのです。でも、それを捨てて生きていけるほど、私は器用な人間ではありません。
だから、進むのです。苦しくても、やめたくなっても、やっぱり私は私でいたいから。
進んだ先が今望んでいる場所でなくとも、未来の私は、私が私でいられる場所を選んで進んだのだと信じて。
この恋の結末って、どうなるんだろう。きみと一緒にいるかもしれないし、きみと疎遠になってしまうかもしれない。もしきみと一緒に歩くことができても、きっといつか互いの歩幅を忘れてしまうだろう。進んだ先に残った足跡が自分1人になっていたら、と考えると怖い。まあ、多分この道の先にきみはいないだろうけどな、
この道の先に
この道の先には、人生の終わり、
死が待っています。絶対と言えるのは、死のみ。そんなセリフが陳腐に聞こえてくる年齢になりました。
この道の先を意識はしつつ、でも悲観せず、今のペースで歩んで行きます。
お題『この道の先に』
寝かせます(※8/6の新刊は脱稿できました)
久しぶりに会ったアキラは随分大人びて見えた。たった数年会わなかっただけで人間はこんなにも変わるのだな、と思う。
「レン、覚えてる?僕らの秘密基地」
「覚えてるよ」
示し合わせたかのように二人は同じ方角を向く。
幼い頃通い詰めた僕らだけの大切な秘密基地が、この道の先にあったはずだ。
この道のさきに続く赤い線はなんだろう。
夜の散歩が趣味の私はそれを見た時、そう思った。
月夜ではあるが夜が満ち満ちていて少し先すら見えない。そんな中、街灯の下でテラテラと輝く赤い線。
子供の落書きで使われるようなクレヨンやチョークとは別の色だ。私は恐る恐る赤い線に触れてみる。ねちゃりと音を立てて線は太く地面にへばりつく。
私は知っているこの感触を。昔、母の部屋に勝手に入って触ったあれだ。
口紅
嫌な予感と考えが全身を包み込む。先の見えない道に続く赤い線を背に私は帰路に着いた。
この道を進んで、何がある?
生きている意味なんて無いのに。
いつかは終わって欲しいけど。
終わらないと分かっている。
例えば地震が起きて。
例えば空から隕石が降ってきて。
例えば、例えば、例えば。
私は誰かに、何かに殺されるのを願っている。
いや、前者はないか。
だって。
だってこの世界には、私しか生きて居ないから。
1人で何年、何十年、何億年と生きている。
それはそれは、孤独だった。
でも、
ついに終わる。この赤く染まった世界は、今日で終わる。
私の周りは火の海で、
怨霊達が私に死を願って居て。
あぁ。なんて私は皆に思われているんだろう。
1人じゃない。独りじゃない。ヒトリジャナイ。
ひとりじゃないから、怖くない。
火の海に囲まれて、もうすぐ世界が終わる時、私は、、、私たちは、、、
笑い、泣いて居た。
"この道の先に" ごめんなさい。
この道の先に
僕の前に、道がある
君の前にも、道があるだろう
それぞれが、それぞれの道を行く
この先に何が待っているのか
君にも、僕にだってわからない
だけど
この道が
君の道と繋がっていて
君と僕が、同じ道を歩く
そんな予感を、抱いている
「ちょっと心理テストしていいか?」
「えー、内容によるよそれは」
「まあ聞けって。…あなたは暗い道を歩いています。近くにトンネルがありますが、向こうで誰かが手を振っています。その人は誰か思い浮かべてください」
「んー…トンネルの向こうで誰かが手を振ってる…?」
顎に手をやり、考え込んで、「あ、」と声を漏らし、顎から手をひかせ言った。
「きみ、かなあ」
「……マジで?」
「うん、きみしか思い浮かばない。きみ以外いないな。」
「…この心理テストでわかることって知ってるか?」
知ってたら…と思うと、心臓がドクドクして苦しい。
「えー?なに?教えて?」
少し悪そうに口角を上げて笑う。こいつ、からかってるな。
自分でもわかる。自分が今、どんな顔してるのか。多分、りんごみたいな…。
「……あぁもうはずかしいからこのほんかってによんでろ…ばか…」
………の心理テストで分かるのは……
あなたの運命のヒトです♡
どう?当たった………
_2023.7.3「この道の先に」
この道をまっすぐ。
そしてここを右。次は左。
またまっすぐ進む。
走って、また走って。
君がどれだけ逃げても、僕は追いかける。
喧嘩別れなんてごめんだからね。
あ、君が右に曲がったのが見えた。
そっちは行き止まりだ。やっと追いついた。
この道の先に君がいる。ここを曲がったら君がいる。
そっか…。わざと行き止まりに走ったんだね。
やっと僕に心を開いてくれたのかな?
『はぁ…はぁ…』
『こ、来ないで…。ス、ストーカー!!!』
今更叫んでも遅いよ。
ーこの道の先にー
ある古い書物の一節にて。
その道の先になにがあるのか。家の近くの森には大きな空洞がある。もちろん木々に囲まれた小さな空洞だ。この道の先になにがあるのかと、私は小さい頃から考えている。
だが、怖くて入れない。恐ろしい事が起きるのかもしれない。
15歳になったある日、なにを思ったのか私はその道に入った。
這いつくばりながら入る。普通は木々が邪魔をしてくるが、この道はなぜか邪魔がない。すんなり通れた。
通り抜けると、そこは夜の世界だった。大きな木に大きなダンデライオン。
ここはどこなのだろうか? 探す中、この世界には秘境が存在していた。
ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー
「なぁ、あんちゃんはこの道の先に何があると思う?」
道とはいえなくも無い大地を踏みしめ歩く。
人に言わせれば砂漠、だろうか。
西暦にせん___何年だっただろうか。
もはやその辺の記憶も曖昧だが、
チキューオンダンカ、で大地はほぼ砂になった。
大人たちは我先にどこかに向かっていって、
残ったのは俺ら孤児だけ。
………正確には孤児と、物好き、詐欺泥棒。
先程から俺の周りをうろちょろしているこの男は、
おそらく後者だろう。
夜光街の残骸で話しかけたのが間違いだった。
次の街までついていく、と宣ったこいつは、
見たところ物資を何も持っていない。
こいつ、ぜったい詐欺泥棒だ。
孤児院の仲間が話していたから間違いない。
まともな教育を受けてない俺らを馬鹿にして、
こいつならいけると思ってやがるんだ。
くそ、くそ!
俺だって、俺だって親が死ななかったら!
なんて思っていてもしょうがねえ。
次の野営でどうにかこいつを撒こう。
「ちょっと、無視しないでよ。俺ちゃん傷ついちゃう」
「勝手に傷ついとけ」
「ひどい!」
そしてしばらくいっしょに歩いてわかった。
こいつ、うざい。
ずっとひっきりなしに話しかけてくる。
「あ、そうそう、」
「何?」
こうも不機嫌そうに返事しているのに、
こいつはどうにも諦めない。
ああ腹立つ。
「あんちゃんの名前、教えてよ」
「嫌」
「え、えじゃあ俺ちゃんが教えたら教えてよ。
俺ちゃんの名前、ハイキヒンって言うんだ。」
「約束してねえよ。ってハイキヒン?なんかどっかで
聞いた気が...」
「本当?俺ちゃんいまいち記憶なくてさ。
藁にも縋る思いなのよ。」
「...キョウ」
「えっ今日?」
「名前!キョウ!気が変わった!お前にしばらく付き合ってやる!!」
この道の先には駄菓子屋がある。
小さい頃から通っていた駄菓子屋だ。店主のおばちゃんも、今ではおばあちゃんだ。
でも子供たちは変わらず、駄菓子屋のあたりをたむろしている。
俺もたまに、たこ焼きを買いに行く。駄菓子屋価格で、でも変わらない味の新聞紙に包まれたたこ焼き。
俺の事を覚えてるかなんて聞きはしないけど、おばちゃんは人のいい笑みで「300円ね」と言い、俺は300円を渡す。
店の中の駄菓子を見回すが、いい年にもなって、と気恥ずかしくて、大人になってから未だに買えていない。
帰り道、あたたかなビニール袋を持って歩いて帰る。
この道の先に
今は平坦で退屈な道だけど
この道の先に何があるのだろうか
きつい道なのか
緩い道なのか
はたまた、変わらないのか
答えは、進まなければわからない
ただ
立ち止まって変わらない風景よりは
退屈ではないはずだ
知らない街の、
雰囲気のある坂道、階段、路地。
見かけると無性に、惹き寄せられて、
ついつい寄り道してしまう。
この道の先に、
なにか素敵なものが、待っている気がして。
#この道の先に
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この道の先に
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コツコツ
コツコツ
暗い夜道に一人
コツコツ
コツコツ
前に前に歩いている
コツコツ
コツコツ
ふと不安に思って後ろを見れば
後ろに来た道は無く
ただ暗闇がこちらを覗いては、誘い込むように
手を伸ばしてる
仕方なく前に前に歩いて
コツコツ
コツコツ
歩いて...
...
ああ もう
道が無い
ふたつの別れた道がある。
右はすごく穏やかだけどその奥が暗くて見えない
左は道が荒れているけどその先は草原が広がっている
私は左を選んだ その理由はひとつ
先の草原に人の影が見えたから
誰かは分からないけどその人と話してみたいと
きっと今の世界では出会えないことは確信できた
知らない先の道が知りたいだけの子供ようかもしれない
ほんとに選んでよかったと思っているんだ
この道の先に一体、何があるというのか。
明かりも道標もましてや先導者なんて居ない。
俺たち教師は『先導者』だと思われがちだ。
でも俺は人を先導する立場じゃない。
隣に立って、君の苦しみに、痛みに気付きたい。
そんな俺を先導者だと言うのならば、
一番の先導者は君だよ。
俺はそっと幼馴染みの名前を呟いた。
「ありがとう」