『この世界は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この世界は素晴らしいと、貴方は言った。
何もかもが美しく輝き、生命があちこちに溢れる楽園だと。
晴天のキャンバスに白雲が映え、風は楽しげなロンドを歌い、海は波音を奏でる偉大なる演奏家であると。
そう語った貴方の顔も、同様に輝いていたように思う。
この世界はろくでもないと、君は言った。
人間の発展とよって汚された星と、箱庭のような社会があるだけの地獄だと。
ヒトとカネとのしがらみに囚われて、毎日どこかで争いが起こり、描いた夢は打ち砕かれるだけであると。
そう吐き捨てた君は、今は穏やかに眠れているだろうか。
この世界は知らないことだらけだと、お前は言った。
身の回りで起きること、目に入るもの、聞こえる音、全てがお前にとっては知らないものだと。
なぜ、どうして、なんでを繰り返し、答えを知ることが楽しくてかなわないのであると。
そう笑ったお前は、今も知ることをやめないのだろう。
この世界は、見る者によって姿を変えるのだろう。
私が見ている世界は、貴方にとっては素晴らしく、君にとってはろくでもなく、お前にとっては未知だらけ。
太陽の光を浴びて、毎日が楽しいと言う者もいる。
夜の闇に焦がれて、明日が来なければいいと言う者もいる。
見ているものが違うだけか、見ているものが姿を変えるのか。
それは誰にもわからない。
皆それぞれ、見ているものは違うのだから。
私が見ている世界を、違う誰かが完全に理解することはできない。
私も、違う誰かの世界を理解することはできない。
だからせめて、私の見ている世界が、感じているものが、少しでも誰かに触れられて、想像し得るように。
私は、文字を紡ぐのだ。
[この世界は]
46億年の地球の歴史を産業革命の後僅かな期間で危機的な状況に、なのにこの世界 人間の欲で未だに戦争や過去の歴史の流れでの争いが、ミサイルで地球に穴をあけ地雷をばら撒き、核保有数の競争、今こそ世界がひとつになり環境問題に向け真剣に取り組まないと、例え戦争に勝って国土が広がったとしても地球が滅びたら何もかも…なぜそれが?
この世界は
この世界は、不思議なものだ。
人という一種の動物が、死ぬ後のことを考えて心配したり、神様や魔法という目に見えないものを信じている。避けられない壁を怖がりながら、ぶち当たると、越えるために一生懸命息をする。
人は、沢山いるから難しいもの。
賛否だけではなく、新しい意見もそれぞれあって、人の意見は誰だって違う。
だって、人という種類は同じでも、別だから。戦争が起きるというのもそうであり、考え方も違い、何が正解でどう生きればいいのかわからない。
難しい。この世界、わからないことばっか。
だが日が昇る限り、私達は生きる。
休んだっていいし、変わらなくたっていい。本当の自分でいようともしなくていい。今を生きる自分が、本当の自分だから。
この世界は、残酷だけど、優しいや。
2060年。この世界は、綺麗にではなく、腐敗の道を歩く事となる。
コンビニ、自動販売機、ガソリンスタンド。
私たちが良く使っていたものたちは姿を消し、車と言うものもなくなった。
人々はだんだんと減少し、すでに失くなり欠けていた。
これは温暖化減少、そして、核兵器の乱用。
この核兵器の仕様した国々は言えない。
超古代、この核を使った後が見つかったらしいとされている。
こんな核兵器を仕様した、世界になる、避けたい。超古代のように・・・。
この世界は惑星の大部分を未開拓に残した、小さな世界である。
惑星のことを世界というなら、この世界は大きい世界だということも出来る。しかし見ていないのでこの惑星がどれくらいの大きさなのか、推定でしか分かっていない。
しかしまたこの世界は目下、拡大中であるともいえる。
探検隊が10年前に出ていってから帰ってきていない。
情報が中央に届いてはいないがいまでも探検が進んでいるとするなら、そう言えるのではないか?
また我々にはこの惑星を破壊する科学技術が存在するため、この惑星の命運を掌握しているともいえる。
この場合は我々にとっての世界は惑星と言い換えることが出来るのだろうか。世界という単語の意味とはすなわち…
____
-この世界はあと3時間で滅びます!-
たったそれだけの文言が、先程優秀な人類を乗せて火星に飛び立った科学者たちから送られてきた。
人々はおもいおもいの対応をみせた。
泣き叫ぶ者や踊り狂うもの。優雅にティータイムとする人や好物を貪るもの、強盗をする愚か者や性犯罪も多発した。人々は意外にも殺人願望が強い、なんてことがあらわになった。
残り二時間を切ったとき、各地で地下から鉄の箱が出現した。どの箱にも国に合わせた言語で、「宇宙船!火星行き。自動操縦」と書かれている。1つの船には10人くらいしか乗れないらしく、人々は殺し合いを始めた。
そして前代未聞の大虐殺がおこり、地球人口は0.1%まで落ち込んだ。
生き残った彼らは、真っ赤な指で宇宙船の赤いボタンを押したのが、無情にも物音を立てることすら無かった。
そもそも箱にはエンジンやその他の機器が何も無かった。
残り5分となった。最後のメッセージが届いた。
「必死に連打してるとこ悪いが、それはただの鉄の箱だよ。物置に最適な我々からのプレゼントさ。
ところで、原因を言ってなかったが、原因なんてないよ。明日の朝はきちんやってくる計算だ。でも、君たちそれでいいのかな。」
生き残った人々は、血まみれでそれを読んだのだ。
それは女子供、ご近所さん、友人恋人
もしかしたら家族の血かもしれない。
誰もその罪を背負って生きる自信はなかった。
せっかく生き残った人々はみな己の頭を撃ち抜いた。
そういう顛末で、地球から人類が消えたのが最初の文言からきっかり3時間であった。
その鉄の箱は数人の遺体を抱えて元通り土に潜った。
それはそのまま棺となったのだ。勇敢な生存者を讃えて。
この一部始終は火星に伝えられており、時の最高視聴率を記録した。
世界はきっと素晴らしい。
僕がそれに気づけなくなっただけ。
世界は僕が生まれる前からきっとなにも変わってない。
僕の考え方が変わっただけ。
毎晩頭痛がするほど泣いても
胸が抉られるほど苦しくても
刃を腕に突き立てても
きっと世界はなにひとつ変わっていない。
たとえ僕が死んでも
世界は変わらずずーっと同じまま。
なにひとつ変わらない素晴らしい世界。
僕が嫌いな素晴らしい世界で
貴方は「いつか、きっと」なんて信じてる。
あるようで、なくて。
何にも、なくて。
食べたら自分になる。
青く、広くて狭いこの世界は。
この手では何も守れぬ世界でも
あなたと共に生きることだけ
【この世界は】
〝この世界は〟
ふと空を見上げると、空が薄っぺらく見える時がある。
少しでも触れれば崩れてしまいそうな程に。
この世界は虚構なのではないかと、怖くなってしまう。
前まで生きてた世界は、とても楽しくて、見るもの全てが美しく見えて、辛いことなんて、苦しいことなんてなかった。
だって、君の笑顔を見ると、辛かったことも苦しかったことも全部忘れるから。
でも、君がいなくなってから、この世界は理不尽で溢れかえってることを知ったんだ。
今まで見ようとしなかっただけで、僕の周りにも沢山の理不尽があったのかもしれない。
君がいたから、忘れられたのかもしれない。
君に、会いたい。
「この世界は」
私が生きてるこの世界と
誰かが生きてるこの世界は
それぞれ違う世界
見てきた事
してきた経験
全て違うから
当たり前の事
それなのに
誰かの世界を生きようとするから
苦しくなっていく
私は私の世界を
ただ生きていけばいい
あたたかいものと、つめたいものと、美味しいものと、不味いもの、それがほんの少しずつと、あとはどうでもいいものでできている。
#この世界は
この世界は
この世界は残酷だ
僕を愛してくれないから
きっと寂しいだけだよね
この世界は残酷だ
こんな嫉妬で苦しむなんて
それくらい好きなんだよね
この世界は慈悲だ
みんなは僕から離れていく
きっと逃げたいからだよね
残酷と慈悲
僕は全て等しいと思ってる
この世界だから等しいんだ
だから必ずいい事あるって
どうしても信じたいんだよ
#二次元創作
#呪術廻戦
かも、
この世界は、
負の感情が溢れ出ている。
「ホント、バカみたい。」
私の独り言が、
冷えきった空に木霊する。
とりあえず一通り終わったところで、私は溜息を着いた。
「、、、ふぅ、」
いつまで経っても消えないこの“呪霊”は、
きっと、永遠に、消えることは無いだろう、。
まだ来ない夜を待ち侘びては深けていく
この世に泊まる浮力はもう、ない
/お題「この世界は」より
【この世界は】
僕が生きているこの世界は、きっと神様がいる。
そう、信じている。
いつか外の世界に出てまた皆と仲良く遊べると。
いろんなことに挑戦して、自由に暮らせると。
願っている。
この世界は希望なんて無い、残酷な世界だ。
どれだけ神様に願っても叶えてなんてくれない。
そもそも、神様なんて居ないのかもしれない。
それでも僕は。
来るかもしれない、いつかを夢見て、待ち続けるだけだ。
この狭い、狭いコンクリートに囲まれた部屋の中で。
るあ
この世界は
神様を信じますか?
私は宗教信者の二世(母親が信者でその子供のこと)
聖書に誕生日を祝ってはいけないという教えがある。
生まれたくて産まれたわけでもないのに、産み落とされたその瞬間から罪人だから。
今でも理解に苦しむ。
なんの為に生きるかって。神様のため。
子供の頃は自分の感情を押し殺され、苦しかった。
ほんとにタヒんでやろうかと思った。
自分の人生生きなくてどうする?
大人になり親から離れる事が出来た。
色んな仲間に出会う事が出来た。
自分にはまだ知らない事。
楽しい事が待っていた。
二世じゃなきゃ気付けなかったかも。
なんてすばらしい世界。
#4『この世界は』
この世界は
君がいなきゃ光らないよ
300字小説
狭くて大切な世界
『この世界は狭い。俺はもっと大きな世界に行くんだ』
そう言って村を出ていった弟のことが羨ましくない、と言えば嘘になる。しかし、俺は長男として、この狭い世界を守っていかなければならなかった。畑を耕し、幼馴染と結婚をして子を作り、父母を看取って……。弟が帰れる世界を守りながら地味な生活を送っていた。
兵士になった弟が亡くなったという便りが国軍から届いた。川に迷い込み、遡上するシーサーペントを『このままだと兄貴の村が!!』と倒そうとして亡くなったらしい。
弟の遺骨を村の共同墓地に埋葬する。
「……お前にとっても、この世界は大切な世界だったんだな……」
弟の大好物だった村名産の林檎で作ったパイを俺は墓に供えた。
お題「この世界は」
この世界は
あなたのいない世界だ
価値が無くなっちゃった
でも
どうしようもないこと
わかってるから
いきてく