『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題:きっと明日も
HPVワクチンで脳症になった私は、きっと明日も身体が痛い。
だけど、絶対に諦めない。寛解することを!
(2024/09/30/(月))
きっと明日も
だるいな。早く寝て早く起きても。
朝ご飯は気持ち悪くなる。
でも、少しでも食べないと。
学校に行くまでの時間もめんどくさい。
電車は混むし、歩いて学校に行くのも疲れる。
二学期が始まってから約一ヶ月経つ。
一番仲良くしていた友達が一回も学校に来なかった。
友達は他にもいるけど、
やっぱり自分は浮いてると思ってしまう。
今日も自分を演じて学校を過ごす。
家に帰ればどうだったと聞かれ、
いつも通り!と答える。
友達が来なかったとも。
絵を描いて、小説を考えて、
でも楽器の練習をしなくちゃいけなくて。
自分が選んだことを後悔して。
今日もまた、推しに会うためにゲームを開く。
君だけが私の心を軽くしてくれる。
現実逃避をして、何も考えたくなくて。
朝を望まず、朝を嫌って。
今日も夜を生きていく。
“きっと明日も”わたしは「先生だいすきだいすき!」
という言動を取ってしまうのだと思う。
先生を初めて見た4月のあの春。素敵な話し方に優しい語尾、綺麗な指先と落ち着く声、その全てが私を癒し、虜にし、憧れさせたのだ。
それから私はずっと、彼に憧れていた。いや、どちらかというと「憧れていた」はずだった。
いつからか私は彼を「好きになっていた。」学生特有の、憧れと愛が混ざってしまった勘違いなのかもしれない。けれど、私は本当に彼のことが大好きで、この気持ちを抑えようにも、言動に出てしまい、どうにか好きではないと思い込もうにも、どこか心の中ではいつも彼のことを想ってしまうのだ。
4月から今までのほぼ半年間、彼に想いを馳せ続けていた私のことだ。“きっと明日も”わたしは「先生だいすき!」という言動を取ってしまうのだろう。
きっと明日も
一日が終わろうとしている
ひとつの区切りを迎えようとしている
私の中で何かが変わるのかもしれないし
なんにも変わらないのかもしれない
だけど何を思おうとも
きっと明日も変わらない日常が待っている
長い時の中で
人も物事も変わらずにはいられない
遠い場所では
辛い思いにさらされている人もいる
それは決して他人事ではない
きっと明日も平穏無事とは限らない
人はあたりまえのことはあたりまえに受け取る
きっと明日も変わりないと信じている
だけどそれは本当はあたりまえではない
だからこの日々を有り難く思い大切に生きよう
きっと明日も、変わらない日常でありますように
いい日になる?
そうかい、君にとって今日はとても良い一日だったんだろうね。それは素晴らしいことだ。
だが、君の世界がいかに色鮮やかでいようとも、他者が同じなんてことはないんだ。それを知ると、君はより賢い人間になれるよ。
例えば、ここに薔薇の花が一輪あるとしよう。この色は――そうかい、君には赤に見えたんだね。僕には黄色に見えていたよ。
世界は人それぞれ、見えているもの、感じているもの、感覚の全てがみんな違うんだ。
だからこそ、もう一度、もう一度言ってごらんよ。
「きっと明日も、いい日になる?」
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テーマ「きっと明日も」
昔からパズルが苦手だった。
それでもパズルをし続けるのは、
飾った時に綺麗だから。
大してピースが多くないパズルを飾るのは
すごく楽しい。
今のお気に入りは
手前でイルカが泳いでいて、
後ろに遊園地と月があるパズル。
それは外側が深い青色で
内側が金色の額縁に入れてある。
このパズル、
電気を消したら光るんだ。
今日ついに立体パズルを買ってみた。
「魔女の宅急便」のジジを買ったのだけど、
中々難しい。
ネジとかも使うみたいで
もう頭がハテナだった。
どれも同じピースに見えた。
でも辞めない。
何かを続けて、
何かにハマって、
夢中になっていたい。
そうだ。
パズルを始めたきっかけは
人間関係に似てたからだ。
相性バッチリだったらハマるし、
全然違うなってなったらハマらない。
複雑な形をしてて
違うなって思った人とも
友達の友達の友達的な感じで
いつの間にか繋がってたり。
全部1つになる。
パズルをしてる間は
難しい人間関係も
手のひらの上で
まとめることができる。
きっと明日も
明後日も
来年も
20年後も
ずっとパズルが好き。
え?
冒頭で苦手って言ってたのに
なんで好きなのかって?
当たり前のことだと思っちゃうかもだけど、
苦手と嫌いは違うからね。
私は苦手でも好きになりたい。
好きになれるように努力するよ。
ま、立体パズルは難しすぎだけどね。
ちょいとアイス休憩。
ガラッと開けた冷凍庫から
ピノを出してパクッとひと口。
う〜ん、
"Good Midnight!"
この言葉、
今の空と
さっきのジジにピッタリ。
メガネがないと
なんでもぼやけて見えないのに
星だけは綺麗に見えた気がした。
研究所の花壇に秋桜が咲いた。
淡いピンク色の花弁を広げ、秋風にのどかに揺れている。
夏の暑さも時折ぶり返すというのに、植物は何故こうも聡いのだろうか。
人間が感知できない、僅かな季節の差をしっかりと捕らえて開花する。
生存プログラムのようなものを、彼らはその小さな体の中に隠し持っているのかもしれない。
そんな事を思いながら花に水を遣っていると、助手が声をかけてきた。
腕時計を見ると、午後3時。
いつもの時間だ。
「博士、新しい培養機の搬入について総務から電話がありましたよ。後でかけ直すとのことです」
「ありがとう。総務さんか…。業者さんと日程調整をしているから、その事かな?」
僕の言葉に彼女は目を輝かせた。
「新しい培養機って、いつ搬入されるんですか?」
声が弾んでいる。
よっぽど新しい培養機の到着が待ち遠しいようだ。
「来月の末頃を予定していたんだけど、ちょっと早めようかと…」
「早まるんですか?」
「うん。何か僕のさじ加減で良いって本社が言ってくれてね。早まるといっても、少しだけど…」
「予定よりも早くなるのはありがたいです。新しい培養機が来たら色々楽になりますかね?」
「多分、以前より良いんじゃないかな」
僕がそう答えると、彼女は嬉しそうに笑っている。まるで子供みたいだ。
ほのぼのとした気持ちで見ていると、彼女は何かに気付いたのかハッという顔になった。
「早まるとなると、培地関係の日程調整もしなくてはいけませんね」
実に真面目な彼女らしい着眼点に、僕は自然と笑みがこぼれた。
多角的に捉えられるのは彼女の美点だ。
「その件は大丈夫。他の研究所が受け入れを行ってくれるとの事だから、社内便で送れるものの準備だけしておこう」
「リストアップしておきますね」
彼女は生真面目そうな顔で答える。
そこまで気張らなくても大丈夫なんだけどね。
「ところで搬入の時は、各研究所の人が手伝いに来る予定だから、休みたかったら休んでいいよ」
有給使ってないみたいだし、この機会に使ったら?
そう言うと、彼女は一瞬きょとんとした顔になり、顎にそっと手を添えた。
「そうですね…。確か、まだ半月くらい残っていたような…」
「有給は、使わないと無くなっちゃうからね。使わないともったいないよ?」
「それを言うなら博士もですよ。何年使ってないんです?」
「…それは…。えっと…何年だっけ?」
「はーかーせー」
「まぁまぁ、僕のことはおいといて。有給の申請が必要だったら言ってね?」
宥めるように言うと、彼女は頬を膨らませながらもひいてくれた。
「はい。有給は、後で申請します。博士も有給使える時に使ってくださいね?身体が資本なんですからね?」
僕の方を見るその目は真剣だ。
彼女はいつも僕を心配してくれる。
気遣い屋さんな彼女に僕はいつも救われている。
「うん、わかったよ。いつも気にかけてくれてありがとうね」
素直にそう言うと、彼女の頬がピンク色に染まった。
その色は、秋桜の色より鮮やかで──愛らしい色だった。
秋桜が揺れている。
僕たちのそばで、笑うように揺れている。
移りゆく季節の中にあっても、僕たちはきっと明日も変わらない。
他愛もない話をして、研究をする。
当たり前すぎる日常を生きていく。
けれど、僕たちの気づかぬ間に季節は確かに巡り、古いものは新しいものへと変わっていく。
変わらないものと変わっていくものがあるこの不可思議さを、僕はとても愛おしいと思ってしまうのだ。
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きっと明日も
きっと明日も何でもない日がただ消化されてく。
【きっと明日も】
君が僕の隣で無防備な寝顔をさらしているんだ、と思うと、明日の朝が少し待ち遠しい。
明日の調理実習のために、リンゴの皮を剥く練習をする。
自分の手が傷つくのを怖がりながら、
怖いもの知らずのフリをして果物ナイフでひたすら剥く。
怖くない怖くない。あたかも自分がまだナイフの存在も知らぬ子供であるかのように、気味が悪いほど優しく語りかける。
「失敗してはダメだ」と。
ちっぽけな地球をなぞるかのごとく刃を滑らせる。深く入れてはならない。滑らせなくては。米粒の中に神様が7人いる話があるように、そこにはきっと侵しては罪ななにかが居るのだ。常温放置したバターよりも滑らかであるぐらいに。少しでも薄く剥けるように、何度も何度も目を凝らす。
リンゴの皮をナイフと自分の親指が、しっかり挟んでいることを何度も確認する、している。
私はこうして、始めたてで6分前後かかったりんごの皮むきを、その2倍程度の時間をかけて、回りくどく壮大に味をつけるのです。
全ては普遍的な私の記録が、主人公のいる話であるために。
多分きっと明日もそんなことを書いている。
しかし主人公はまるで誰だかわからない。
私であるときもあるし、この世のどこかにいる誰か、もしくはどこにもいない誰かにもなりうる。
私であって私でない記録がまた生まれていくのだろうか、きっとそうだろう、きっと明日も。
きっとという言葉を使うとき、人は何かを予想している。そしてその予想は高確率もしくは一縷の望みにかけたような低い確率と正反対の使われ方をする。
きっと明日も
寝て起きて、仕事に行って、
ちょっとムカってことあったり
ちょっと嬉しいことあったり
そんな
きっと明日も が、
毎日続きますように
「 きっと明日も 」
きっと明日も、部活の先輩の愚痴を言ったり、出された課題をやっていないと焦ったり、面白い髪型のヤツをいじったりするだろう。こんな日々は、もう飽きた。
でも、おはようと朝お母さんに笑顔で挨拶したり、友達とくだらないことで笑ったり、先生や先輩から褒められてちょっぴり嬉しくなったりするだろう。
だから、少し飽きた、嫌なことを言われた、なんか面白くないからもう、明日なんてこなければいいなんて思わず、小さくてもいいから幸せだと思うことを見つけよう。そうすればきっと、
「明日なんてもう来るな。」から、
「早く明日にならないかな!」に変わる。
内山のシワが多い理由だ。
きっと明日も僕らの世界は平和に朝を迎える
そんな根拠のない確信に溺れているのかもしれない
もしかすると今この瞬間に火山活動が始まって
火の海に包まれるかもしれない
でも君の寝顔を横目に見ながら
僕はそっと目を閉じた
生まれてここまで色々あったけれど
今この部屋に君がいてくれる
どんな夢を見ているのだろう
悩み事は何だろう
僕は幸せだけど君は
ここに来たことをどう感じるだろう
せめて朝が来るまで
明日朝が来るまで
静かな空間に身を委ね
流されていたいものです
せめて朝が来るまで
明日朝が来るまで
君の寝息を聞きながら
流されていたいものです
嫌で憂鬱な日々が続くだろうね。
生きてるんだから、
慰めてほしいって思うし、
諦めてしまいたいとも思うけど、
こんなところで終われるか、って。
誰かと一緒に叫んでる。
きっと明日も
きっと明日も、いつもの朝を迎える。
当たり前だけど、当たり前じゃないんだ。
朝が起きたら、太陽の光に、いっぱいいっぱい感謝しなくちゃ。
太陽を生み出してくれた宇宙に感謝しなくちゃ。
すべては、自然の育みの中にいる私たち。
自然の育みの一員でいられることに感謝しなくちゃ。
大きな自然界の中にいると考えて、感謝の気持ちをもつと、日常のちっぽけなことにイライラしなくなってきた。この調子(^_^)この調子(^_^)
何でも、きちんと、真面目にしないといけないと思わないよう、何とかなる!という、おおらかな気持ちで行こう!
何が言いたいのかわからない文章になってしまったが、結局、今、私の中にある心のもやもやを何とかしたいのです。
きっと明日も
きっと明日も私はわたしを生きている
新しい私なんて居なくて
これまで一緒に生きた心が明日も寄り添って生きている
これまでを捨てなくて良い
これまで頑張った私をわたしは誇るべきである
だって私はわたしを好きなのだから
新しい私になりたければ
今までの私に少しだけ違う考えをプラスしてみれば良い
きっと明日も私はわたしをそのまま生きることが
楽しくなるはずだ
満員電車でオジサンの角の尖った鞄がちょうど膝の裏に当たる度に思う。
ああ、明日こそはもう少し早起きして、もう一本早めの電車に乗るぞ、と。
- きっと明日も
きっと明日も
コンコン、、、
「真衣?おにぎり食べる?」
母親の声が嫌いだ、、、
私は真衣(まい)
高校1年の冬から不登校になった。
上級生からの嫌がらせやクラス内からのいじめ
私は耐えられなかった、、、
母親は最初分かってくれなかった。
それ以来私は部屋に籠るようになった。
きっと明日も同じことの繰り返し、、、
私はそっと息を殺した。
明日はきっといい日になる。
それは単なる思考の放棄ではないだろうか?
よっぽどの事がないと周囲の環境は変わらないし、自分自身も変えられない。
そんな状態で明日を期待できるのだろうか?
過去の自分にこう言いたい。
「明日は今日と変わらない。変わっているのはお前の物の見方だけだ」と。