『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日も、私の薬は来ない。
「もう二度と会えない」なんて思ったら、約束を破ることになる。だから、約束したからって気持ちで押しつぶす。
「ご飯、出来たよ。扉の横に置いておくから、冷める前に食べちゃいなよ」
「………ありがとう、ございます」
人の気配が去った後にお礼を言うなんて、私って……いい、や。ご飯、食べよう。
⸺やっぱり私…和食、好き……だな。美味しいなぁ…お惣菜みたいだけど。お惣菜でも、別にいいんだけど……ちょっぴり冷たいところもあるし、もう少し長めに温めてほしい、かな。
「ご馳走様………いい加減、外に出てみようかな」
ずっと部屋の中にいたら、いつかは誤魔化しが効かなくなると思うし…気分転換にはなる、かな……?
勇気をだして、部屋の外に出てみる。思ったより、簡単に部屋から出られた。そっか…外って、行くのは簡単だったね。台所で食器類を洗うという目標を立て、目標を完了するため、食べ終えた食器類を持って台所へ向かう。片付けなんて、いつぶりだったかな…。
きっと明日も、私の薬は来ない。だけど仕方ないのだ。あんな、夢でした約束が守られる保証なんて、無いんだから。新しい友達を作るくらいなら、彼も許してくれる…かな?
【新しい友達が出来るまで、あとXX日】
きっと明日も
明日も素晴らしい1日になる
と唱えて寝ると
ぐっすり気持ちよく眠れるらしい
お題『きっと明日も』
隣の部屋からだろうか。
誰かが何か叫んでいる。
音がする方へ壁に耳を当ててみた……。
「出せーー!!ここから出しやがれー!!」
一体どういう事だ?
俺は、この知らない部屋から
きっと明日も明後日も出られないのだろうか。
End
眠れない夜が続いている。
電球に始まり、空飛ぶ物体やテレビやスマホ。
僕らは夢みたいな道具を発明し続けてきた。
快適で誰もが幸せになる幻を追い求めて。
いつだっただろうか。
誰も望んでいなかった時代が訪れたのは。
人々は科学の力を他人を傷つけるために使い始めた。
兵器だけでは無い。
誰もが使えるスマホだって日常に不幸をもたらすようになりつつある。
今やいじめや詐欺はそこら中にある。
地球もびっくりしてるだろうな。
自分よりもはるかに小さい人間という生き物に存続の危機を脅かされるなんて。
温暖化も核兵器もたった一人の力ではどうしようもできないほど膨れ上がってしまった。
鬱社会って言うのかな。
なんだか最近の世界は妙に暗い気がする。
逃れられない責任が人々を覆っている。
一人一人間違いなくそれぞれ何か責任を感じているんだろう。
そんな中でも誰も僕らを責めたりはしない。
なんせ科学者は快適で理想の社会を先陣きって創り上げてきたのだから。
けれども気づいている。
誰も責めなくたって、僕らが僕らを責めるから。
偉大な発明は人間の醜悪に大きく加担した。
幸せを願う発明が不幸を導いてしまった。
抱えきれない重圧を背負って僕らは生きていく。
これから先、僕らはこの現状を打ち破る何かを発明しなければならない。
もしそれが最悪の結果を招くものになってしまったらどうしよう。
僕らはきっと明日も眠れない。
明日も世界続くし僕も生きてるし泣かないで、ね? チェイサーください
題-きっと明日も
どれだけ忙しくても、たった一言だったとしても、ラインをくれる。
楽しみに待つ日もあれば、もう来ないんじゃないかと不安になる日もある。
それでも、きっと明日もラインをくれるんだと思う。
本当は、会いたいんだけどなぁー。笑。
20240930「きっと明日も」
きっと明日も今日と同じように友達に会い、学校へ行き、授業を受ける。それでも、1日1日が全て同じなわけではない。気分が悪かったり、良かったり。上手くいったり、いかなかったり。悪い日も、いい日も全部ひっくるめて、あって良かったと今は思う。
それに、これからもっと悪い日もいい日もくる。その流れの中でも、周りの人に気を配ること、自分を大事にすること、努力することを忘れないようにする。
きっと明日はもっといい日になる。
きっと明日は今日と変わりなく過ごせる。
きっと明日も色々なことがあるだろう。
【きっと明日も】
「きっと明日もいい天気になるはずだよ」
そう言っていた君は、今日学校に来なかった。
そして雨が降った。
君には似つかわしくない天気だ。雨の匂いが鼻について、湿気で服が肌に張り付いて苛々する。
君は雨の日、学校に来ない。
僕は君に会うためだけに、天に祈る。
晴れにしてください。雨を降らさないでください。
彼女に会わせてください、と。
きっと明日も
なにも変わらずに
同じように笑って泣いて
同じように歩いてとまって
同じように夜を迎える
ただそれだけでも
有難いって思えるんだ
きっと明日も、僕は学マスをやっているだろう笑
(もう抜け出せない沼にハマってしまった)
きっと明日も
「働きすぎだ」と叱られて調整したシフトは、それでも休日を多くは取れない。片や週6日、片や週5日。流動的なシフトと固定シフト。よほど運がいいか、意図的に休みを取らなければ2つのバイト先の休みが被ることはほぼない。これでもバイトを1つ減らしたから、労働時間で換算すればかなり楽になっているのだ。「そういうことじゃない」と君は眉間に皺を寄せるけれど。
得てして会える時間は限られる。どちらかのバイト先が休みでなければ、家に帰って寝て起きたらバイトに行く時間になってしまう。君はいつでも家に来ていいと言うけれど、行ったところで睡眠時間に大半を取られて君と言葉を交わす時間もない。かと言って、睡眠時間を犠牲にすると君は怒ってくれるから。
「今日家に行っていい?」
『今日はいないよ、日付が変わるぐらいに帰る』
「そっか、しょうがないね」
『遅くていいならおいで』
少しだけ体調が悪くて、なんとなく疲れが溜まってる感じがして。こういう時に顔が見たいと思うぐらいには君を大事に思っているらしい自分に呆れながらメッセージを送ったら、すぐに返信が来た。フリーランスで仕事をしているけれど一旦事業を畳むのだと教えてくれた君は、ここのところ夜は出掛けていることが多い。クライアントの希望で直接会って会議をするらしい。自分にはそれが普通なのかそうでないのか分からなくて、いつも「お疲れ様」と言うしかない。
『帰る前に連絡するからね、それまで寝れる?』
「寝れるかな、分からない」
『大丈夫だよ、もし寝れなかったらうちで寝たらいいから』
「ごめんね」
『いいよ、家にいなくてごめんね』
君は君自身のことを”クズ”だと呼ぶ。普段なら否定するのに、こういう場合に関してはその通りだと思う。優しいクズだ。こちらを肯定しておきながら、要求を完全に飲むことはしないのに拒否を示すこともない。代替案を出しているように見せて、その実、君の都合の通りに展開を運ぶ。元より反抗する気はないけれど、きっと一生君には勝てないのだろう。
だから、きっと明日も聞いてしまう。「家に行っていい?」って
あ 飽きた
い 食べられるだけ幸せよ
あ 嘘だね
い 何が?
あ みんな食べてるって言ってたもん
い そう?
あ うん
い じゃ、明日はオムライスにしよ、ね
あ ゆで玉子じゃなくて?
い そうよ
『きっと明日も』
毎日が失恋です。
あの人のことを話さないで。
知りたくないこと笑って尋ねてる。
どこが好きかなんて知るかよ。
ちょっとそっちに寄せても反応無し。
思いっきり寄せる勇気も無し。
お互い叶わない恋ってことにしよう。
君の恋もいつか毎日の失恋になる。
無意味なことを望んでる。
きっと明日も失恋です。
題:きっと明日も
「きっと明日も」
きっと明日も忙しいだろう。
というか、今週はずっと忙しい。
目が疲れる、肩がこる、頭が痛い、に悩まされる。
嫌だー、気が重い。
どんどんネガティブになってしまう…。
気持ちを切り替えないといけない。
きっと明日もいい日になると。
う〜ん、無理。
そんなに簡単に気持ち切り替わらない…。
【きっと明日も】
「踏み込みが甘いですね。だから、いなされる」
小柄な女教官に軽々と天地をひっくり返される。刀術が得意な筈なのにどうして体術もこんなに優れているんだこの方は。
「顔を見なくても言いたい事は分かります。お答えしましょう。体術は基礎。ありとあらゆる分野で活躍します。それに並みの男性に敗北するなど屈辱の極みですので強くなって差し上げました。そして、教官として一言。基礎を怠る者は死して構いませんよ」
不敵な笑みから放たれる言葉は冷徹で鋭い。並みというのは一般男性の事ではなく兵士達の事。雑兵ごときと一緒にしてくれるなという圧。光のない目に見つめられて寒気がした。
「今日はこれでおしまいです。今回の箇所と次の箇所の教本を渡しておくので穴が空くくらい読み込んでください。実践もお忘れなく。筆記だけでは身に付きませんよ」
颯爽と訓練場を去る彼女。どれだけ訓練しようともまた今度も地面と口付けをするのだろうと手渡された教本を眺めながら思った。
きっと明日も
きっとじゃなくて
絶対っていう確証が欲しいんです。
明日も絶対幸せになりたいけど、
きっとむずかしいから、
せめて、明日も普通な生活をおくりたいんです。
きっとなんかじゃなくて、絶対そこにあるって想わせて
変わるんだ、絶対に
自分も周りも環境もね
「きっと明日も」のあとに続くのはどっちだろう
良いがことある、なのか
どうせろくなことがない、なのか
その時の心持ちで左右される
できるなら良い方を取りたいが、
毎日そう思えるようになるのは
大人になってもとても難しい
きっと明日も今日と同じような日がやって来るんだろう。なのに、ちょっとの優しさとちょっとのワクワクを期待して、明日も頑張って!と自分に言い聞かせる自分が毎晩私を訪れる。
〚きっと明日も〛
今日もいい天気、
家に帰って、
ご飯を食べ、
寝て、また起きて、
この繰り返し
そして気付く
あぁ幸せだなぁと
きっと明日も
きっと明日もあなたに会える
そう思ったら生きるのが楽しい