『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自分を見失って、心が苦しい時期があったんだ。
そんな時に手を差し伸べてくれた人がいた。
その人の言葉は心の奥深いところで私を守ってくれている。
あの人がくれた優しさはいつまで経っても捨てられないもの。
記憶は誰にでもある
それは良くも悪くも
簡単に捨てられない
一生ついてき続ける
だから良い物にしよ
いつまでも捨てられないもの
そっと私を見つめる深い青色。
透き通るような肌。
フリルがついた可愛らしいドレス。
そして、太陽の光を集めたかのような金髪。
そんな貴方は品があるけれど、どこか可愛らしかった。
雪が降ったら貴方に手袋をつけた。
雷の時は、貴方のベッドの中に潜った。
どれも捨てられない淡い思い出。
貴方とお茶会を開いた公園に貴方を置いて帰ってしまった時も必死に探した。
それくらい貴方が大事なの。
お父様やお母様は、薄汚れた貴方よりも綺麗な子の方が良いと言って、新しい子を私に勧めてくるの。
でも、やっぱり貴方じゃないと私じゃないの。
ずっと手離したくない。
私が歳を老いても、貴方は磨けば美しくなる。
私の代わりに生き続けて欲しい。
だって貴方は私なのだから。
だれも、いつまでも捨てることが出来ないわ。
#22
普段は重い腰を上げて、いざ、と整理しようと取り掛かるまではいい。
でも、気が付けば、久し振りに手に取った過去の思い出とか目にすると、ついつい夢中になって、懐かしさに耽って。
まだこれあったんだな、とか。こんなの読んでたっけ?なんてパラパラと軽く読むつもりが、夢中で読んでしまっていたり。
そうして、あっという間に時間は過ぎて。
結局は大した断捨離も出来ずに、終わる。
それが積み重なって、いつまでも捨てられないものがどんどん増えていく。
そろそろ、本気で四次元ポケットみたいな、無制限収納が欲しい。
片付け下手な人間の、切実な願い。
『いつまでも捨てられないもの』
みんなを思いやる気持ちが捨てられない
あわせるのは嫌。
捨てたいと思った事もある。
でも・・・ 捨てられない
終
いつまでも捨てられないもの
机の引き出しの奥にずっとある千代紙で巻かれた小さな箱、その中にはどんぐりの実が2つ入っている。
いつからそこにあるのかはっきり覚えてはいない。いつも箱の事を思っているわけではないので、引き出しの中のノートをゴソゴソとしていると指先が箱に当って気づく程度だ。でもなぜか、いつまでも捨てられないものだ。
なぜ捨てられないのだろう。
箱から2つのどんぐりを出して手のひらに乗せ握ってみる。なんだろう。手も心もホァーと暖かくなる感じがする。なぜ。
何か忘れていることがある。なんだろう。
もう少しで思い出せそう。
夕闇が迫りくる公園で私は誰かと会う約束をしていた。誰だろう。
その誰かは大事な人だった。2人で遊ぶことが多く、このどんぐりは隊員である2人の隊員バッチみたいな物だった。
約束の公園には行くことができずに時が流れ、私の手元にはどんぐりだけか捨てられずに残っている。
昨日から私は出張で東京に戻って来ていた。東京は小さい頃に住んでいたこともあり、多少は土地勘があるが、開発が進み以前とは全く別の都会になっていた。
駅の改札を出たところで誰かにぶつかった。
「すみません」
この声聞いたことがある。
その人が落としたカバンから私と同じ千代紙の箱が飛び出していた。思わずその箱を拾い上げて振ってみるとカロコロと私のあの箱と同じ音がした。
驚いて顔を上げれば、そこには、あの日公園で会う約束をしたあの子が成長した姿で微笑んていた。
私がその手を放せないのと同じで
君も 私を突き放せない
そこに 想いがなくなっても
【いつまでも捨てられないもの】
いつまでも捨てられないもの
「友情」かな…
というか、捨てられないもの
ではなく、捨ててはいけないもの
お金では買えない一生のものだから。
🕊️🌿🐠
No.9「いつまでも捨てられないもの」
こんばんは、鳩葉テトラです。
2か月半ぶりに投稿します。
少し前に、あるSNSで自身の宝物について答えるタグに便乗した時、私が幾つか答えたうちの1つが『感性』でした。
写真が好きで、文章が好きで、亡き愛鳥や愛犬・地域猫たちとの思い出はとても大切で、地元が好きで大切で、挙げだしたらキリがない、私にとって愛おしい存在は他の人から見れば感じ方が違うかもしれない。
『私』だったから、『私』だから、好きなものを「好き」、大事なものは「大事」、良いものは「良い」と思うことができる。
当たり前のようで、当たり前じゃない、私にしかない感性。
これからも自分の『感性』を大切に、育んでいってほしいなと思います。この先、人生の困難に直面した時、あなたが積み重ねてきたものを思い出してほしい。
私が好きなもの、大事なもの、失いたくないもの、そこに嘘はないはずだから。
そんな思いで、未来の私に向けて文章を書きました。
---あとがき---
2か月半ぶりの投稿になりました。
体調を崩すと、文章を書くコンディションも悪くなってしまうので、アウトプットの質を体調の指標にしているのですが、1つ投稿できたので快方に向かっていればいいなと思います。
皆さまも、暑さや体調に気をつけてお過ごし下さい。
次、投稿したら10作目。また書きにきますね。
初めて読んで下さった方へ、
投稿の冒頭に目印として「🕊️🌿🐠(鳩・葉・テトラ※魚)」の絵文字をつけて投稿しています。
また見つけて頂けたら嬉しいです^^
読んで下さってありがとうございます。
いつまでも捨てられないもの
一年前のこのタイトルで書いた記憶があるけれど、やっぱり今も処分できてない。
本棚の上にフリースでこしらえた
猫の寝床
そこでいつも寝ていた猫はもういないのに。
床の上にあったものは片付けてしまったけれど、本棚の上って特に邪魔にもならないし、なんとなくそのままで。
お盆は過ぎたけれど、いつでも帰ってきていいんだからねと、そんな思いもある。
まあ、いいよね。
「いつまでも捨てられないもの」
いつまでも捨てられないもの、、、
「最悪で最低な自分」……ですかね。
露となる日がいつ来るか望む月
/お題「いつまでも捨てられないもの」より
仲良しだったあの子と毎日1行ずつ交代で書いていた創作物語があった
ちぎった1枚のノートにあの子の綺麗な字と自分のひしゃげた字が交互に並ぶ
何度も折りたたまれ鉛筆の文字は煤けてしまったけどずっと捨てずにとっておいた
数少ないあの子との思い出の品だから
#いつまでも捨てられないもの
いつまでも捨てられないもの
人からもらった手紙は大事に取っておいてある。
読み返すことはあまり無いけれど、それでも捨てるということに気が引けてしまう。
手紙を書いている時は、相手のことを考えて書いている。だからこそ、想いがこもっている。
だから読んで捨て去ることなんかはできないのだ。
特に好きな人からの手紙は。
例え、それがメモ用紙の走り書きだったとしても、
いつまでも忘れていたくはないのだ。
『中庭に午後3時に』
そう書かれた紙切れ。
彼が首まで真っ赤な顔をして待っていてくれたことを思い出した。
やっぱり、捨てられないな。
「いつまでも捨てられないものなんてあったら、こんな暗いこと考えてない」
俺は数年前お前にそう言った。
そのときのお前があんな顔してた理由が今分かった気がする。
「ごめん。俺、お前への想い捨てられそうにない」
この答えをずっと待っていたんだろ、お前。
悔しいけど、いつまでも捨てられないものができたんだ。
そう言うと、そいつは泣きながら笑った。
─いつまでも捨てられないもの─ #36
〚いつまでも捨てられないもの〛
それは、きっと想い出でしょう。
想い出は心の中に深く出来上がります。
どんな事も想い出になるのです。
それを造り上げるのが、僕達です。
【いつまでも捨てられないもの】
いつまでも捨てられないもの
それは亡くなったあなたとの
思い出
思い出は亡くなったり、離れ離れになっても
いつまでも捨てられない大切なもの
いつまでも捨てられないもの
どうしてだろう。どうしてあなたと別れたのに一緒に撮った写真を捨てられないんだろう。どうでもいいはずなのに捨てられない理由はなんだろう。苦しくてきつくて別れたはずなのに。言ってもいいのかな?「よりを戻したい」って。
いつまでも捨てられないもの。
いつまでも捨てられないものは
妹から送られてた
亡くなったお母さんの写真。
ダブってるのに
捨てたら
怒られそうな気がする。
まだいてほしいから。
いつまでも捨てられないもの
私を捨てたのは貴方だった
''傍に居たい!''と口に出して言うのも恥ずかしかった
隣でへにゃりと笑うことしかできなかった
そして、ついには捨てられた
部屋に残ったメメント
私が全て悪いわけではない
どちらかと言えば彼の方が悪い
けど、どうしても愛おしく感じてしまうのは
たしかに貴方が好きだったから