『ありがとう、ごめんね』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ありがとう、ごめんね
くれたもの。すごく嬉しいの。
持ちきれなくて、でもそれだけの物が返せない。
感謝の気持ちはある。
でも、受け止めきれない。
あなたが好きじゃない。
ごめんね。
僕は「ありがとう」という言葉を見付けた。
試しに使ってみようとしたら、
君に「ごめんね」という言葉を見付けさせた。
「ごめんねよりもありがとうを伝えた方がいい」
そんなの分かってるよ
自分だってそうしたい
でも気づいたらごめんって言ってることが多くて、
なんで?なんでなんだろうね。
もう定着しちゃってるのかな。癖みたいな。
正直何に謝ってるか分からないこともあるし
相手は対応が厄介で困ってしまうってことも分かってる
それでまた反応に困るよね、ごめんねって。
負のループの完成
ありがとうの方がいいよね
自分もそっちの方が嬉しい
でもね、でもごめんねって
なにか謝らないとって思ってる自分がいて
もちろん感謝もしてるけど申し訳なさがそれを超越してしまう
『ありがとう、ごめんね』
ありがとう、ごめんね
あなたが、この景色を見たらなんて言っただろう
それとも、なにも言わないのかな。
それでも、僕はあなたの笑顔が浮かんだんだ。
あの冬、あなたが死んでなければ
この答えは見つかるのにな
春、僕はあなたに出会った
毎日が嫌で、逃げたくなって
死にたくなって、授業をさぼって
立ち入り禁止の屋上へ入った。
そこには、太陽に照らされ
優しく淡く光るあなたがいた。
その綺麗さに、儚さに
僕はきっと一目惚れをしてしまったんだ。
驚いた顔で、
「…ふふっ、授業は?さぼり?
…同じだね、隣来る?話そうよ、一人だからつまんないの。」
そういって、優しく微笑んだあなたの笑顔を見たのは
これが最後だった。
次の日、また会えるかなと思って屋上に行ったけど
君はいなくて。
保健室を覗いてみたら、あなたはそこで
横たわるように眠っていた。
「怪我でもしたの?」
適当なことを言って誤魔化そうと思ったけど
綺麗なあなたが居たから
「…いいえ。その子が気になるんです。
教えてください。どうして眠っているんですか。」
先生は強ばった表情で
「……そっか、昨日言ってたのはあなたのことなんだね。
この子はね、もう長くは生きられないの。この冬も、きっと越せない。だから、最後に学校に行きたいって
…灯羽が言ったの。だからね、この子のことは、
私と、あなただけの秘密。いつでも、ここにきてもいい。
きっと、あなたも今辛いでしょう?学校で、うまくいって
ないでしょう?ここにずっといてもいい。だから、灯羽の
こと、最後に幸せにしてあげてくれる?」
そうだったんだ。灯羽の方が、ずっとずっと
苦しくて、孤独なのに。僕に笑顔を向けてくれた
そんな灯羽を、僕は幸せにしたい。そう誓った。
「…あ、あれ、昨日の……
……きっと、先生から話は聞いてるよね。
嫌だったら、いいんだよ。断って。
私は…どうせ長く生きられないから。」
「…いや、僕が灯羽を幸せにするよ。」
「……ありがとう。宜しくね。」
それから、僕は暇さえあれば保健室で灯羽と過ごした。
暑い夏も、少し涼しい秋も。
時には体調を崩して、会えない日もあったけど。
あなたの顔にあるのは、辛さと苦しい顔と、
無理に作った笑顔だった。
冬、僕は正直怖かった。
灯羽を失うのが。
だんだんやつれて喋れる気力もない日が続き、
最期の日、灯羽はこう言った。
「……優海くん。もう、私がいなくてもあなたはきっと大丈夫。もう、ここに来なくていいよ。私は優海くんにたくさんの幸せを貰ったから。もう、優海くんは、前よりずっと成長してる。ここには、もうこないで。ありがとう、ごめんね。」
そういって僕に話させる間もなくあなたは次の日、
亡くなってしまった。
数日後、灯羽から手紙が届いた。
あり得るはずがないのに。
僕はすがるようにその手紙を開けた。
「優海くんへ
優海くんは私と最初に会った日のこと覚えてる?あの日、私は優海くんに一目惚れしました。すごく、儚くて、今にも消えそうで、でもそれでいて優しそうで、そんなあなたを手放したくない、って思って声をかけました。私はどうせ、この冬で死んでしまうと分かっていたので、優海くんだけは助けたいと思いました。私と過ごす度、優海くんは元気になりました。それと同時に、すごく怖かった。私がいなくなったらどうなるんだろうって。だから、私は死んでしまう前に、優海くんと離れる決意をしました。もう、私がいなくてもあなたは成長できる。前を向ける。そう信じています。優海くんには自分で立ち上がれる強さがあります。海と同じくらい広い優しさがあります。私が病気で挫けそうになった時。もう嫌だって思った時。どんなときも、優海くんは私に言葉を掛けてくれました。すごく嬉しかった。
それと同時にこの優しさが受け取れなくなるのがすごく嫌でした。でも、これが私の運命です。離れることを伝えたあと、私はいつ死ぬのかこの手紙を書いた今は分かりません。優海くんが笑顔で私の思い出を思い出せるようになるまで見守っています。絶対私の分もたくさん生きてね。さようなら。大好きでした。」
涙が止まらなかった。
「…ずるいよ、灯羽、」
封筒の中に入っていた、いつも灯羽がつけていたペンダント。
いつか、笑える日が来るように。
そう願って、棚にしまった。
少し経って、春がきた。
灯羽が、越えられなかった春。
灯羽と、出会った春。
ペンダントを付けて、桜を見る
たまに思い出して辛くなるけど、ずっとペンダントを
つけれるくらいには大丈夫になったよ。ありがとう。
灯羽、だいすきだよ。
「この景色、見えてる?」
そう言って、天を仰いだ
「ありがとう、ごめんね」
僕は、感謝の言葉より謝る言葉をよく使っている。
ごめんの後は、ありがとうの言葉が出るはず。
その言葉が言えないのは、ありがとうと思ってもそれを相手に伝えて来なかったから。
僕はありがとうと言われた方が嬉しいことを知っているのに。
ありがとう、ごめんね
何にだろう
まずは自分かな
そして自分に対する誰かだろうな
決して他人へではない
そして
ありがとうも
ごめんも
まず最初にあなたに向かう
どちらも同じようなものだけど
その後が大切だよね
―ありがとう、ごめんね―
『いってきます』
重い足取りで駅へと向かい、電車を待つ。
...もう。疲れた。早くこの人生に幕を下ろしたい。
アナウンスが流れる。もうすぐで電車が来る。
今日こそ願いを叶えれる日。今日で、このつまらない人生からおさらば出来るんだ。選ばない手は無い。
___電車が来た。
今だ。と身を乗り出すと、強く手を引っ張られる。
「何してるの!」
聞き覚えのある声。後ろを振り向くとそこには、母の姿があった。
『お、かぁさん、?』
戸惑うことしか出来なかった。母は県外にある実家に住んでおり、此処には来ないはずなのだから。
『な、なんで...どうして此処に』
「この近くに用があってね。それよりこっちが色々聞きたいのだけれど」
.........あれ、何故だろうか。何故私は今泣いているの?
涙が止まらない。
『ご、ごめんな、さ、ぃ。ごめんなさい...』
「ちょっ、泣かないでってば。一旦外に行きましょ?」
上手く喋れる気がしなく、首を縦に振り、母に手を繋がれながれ外に連れ出される。母の手は暖かかった。ものすごく安心した。少し...落ち着いた気がする
「で、どうして線路に飛び出そうとしたのよ?」
『......もう、疲れちゃって』
「仕事に?」
『人生に。何もかもが楽しくなくなって。何のために生きて、何のために働いて、何のために苦しんでいるのか、分からないの』
「そう。だから......」
『助けてくれてありがとう。ごめんね。こんな命を粗末にするような事して』
「結果的には助かったからいいのよ。......もう、こんな事しないで。何かあったら言って?お母さんは︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎いつでも︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎味方だから」
『うん。それじゃあ、仕事行かなきゃだから。またね』
お母さん。助けてくれてありがとう。そして、迷惑かけて
『ごめんなさい』
end 2023/12/08
No.1終了
#今日のお題
#ありがとう、ごめんね
#kanonの書いてみた
#2023.12.08.
高校生入学前、両親と揉めた。元々うちは
あまり仲良くなくて更に仲を悪くさせてしまった。
学校がとにかく嫌いだった。いじめがひどくて
時に1番の頼りの母に当たることもあった
学校なんて辞めてやるよ!苦しい、胸が痛い
、学校に行くとみんなが冷たい目で見る帰りたい。
母親はうん。いいよ、かえろと言ってくれる
だから学校では荒れてた
とにかく担任が嫌いでケンカを売られた時
売り言葉に買い言葉で
お前みたいなせんこうやめちゃえばいいんだよ!!
わたしだってねこんな好きで学校に入ったわけじゃねぇんだよ!!
お母さんは泣いていた。私だって
普通の子に生まれたかった。と両親に
反発した。特に父親とは未だに犬猿の仲。
でも振り返るとあぁー、反抗期親に迷惑かけたし
お母さんや、周りに迷惑かけてたなぁと思う。
この時期は、大抵三者面談があった
先生は言うあの。。。お母様には
はっきり申し上げますがこのまま
kanonさんを休ませてばかりいますとね
退学処分になります
なので……と言われた時
母親ははぁ?あんたらさうちのkanonが
どれだけ傷ついたかわかってねぇだろ!!
と喧嘩になった
実はお母さんは元不登校だった
だからこそ私の気持ちも、理解してくれたんだ。
と思っている。
20歳になった時母親から手紙を貰った
kanonちゃんへ
kanon、誕生日おめでとう。
お母さんの子供で生まれてきてくれてありがとう
たくさん迷惑かけたしお母さんの子でごめんね
でもありがとう
kanonの1年がいい一年になりますように
生まれてきてくれてありがとう
大好きだよ
ははより
と。
私は泣いた。
お母さん、ありがとう……
そしてごめんなさい、ごめんなさい……
1人で泣いていた。。
23年間ずっと1人で抱えていた
いつ、お母さんに親孝行しようかな
お母さんがたくさんしてくれたから
今度はわたしがかえすばんだわ
仕事も体調が悪くなって退職になって
なんもなくて
死にたくて
お母さんと最近ケンカした時
私だってね
好きでこんないえにうまれてきたわけじゃない!!!
とどなってしまった。
お母さん、ごめんね。
私……お母さんの子でよかったよ。
ありがとう、ごめんなさい。
これからはケンカしないように
言葉には気をつける
でも、足が心配なんだ
今日眠ってた時偶然
聞こえたんだ
妹と話してる声が
お母さん、1階で寝なよ
私、お母さんに倒れられたら嫌
あ、そうだよね
私は脚丈夫でも
お母さんは……
そう思ったら
情けなくてさ
ごめん……泣いちゃった
私は……お母さんをこ◎したいわけじゃない
あしがあれだから
私は負担になるんだ
明日から1人で寝よう
もう慣れてる
お母さんには
ちゃんと
わけいう
_わたしさえいなければよかったかな
ありがとう
そしてごめんなさい
好きな人には、好きな人がいるみたい。その好きな人は優しくていい人で、敵わないのかなって考えちゃう。努力次第で、なんとかなるのかな。振り向いてもらえるのかな。悲しいよ。勇気を出した行動は、思ったようにうまくいかない。諦めた方がいいの?諦めたくないよ。あーあ、いつからこんなに好きになっちゃったのかな。迷惑だよね、ごめんね。でも、こんな気持ちにさせてくれて、ありがとうね。
ありがとう、ごめんね No.5
「ずっと…その……好きでした!」
彼の顔色を伺えば、なんて言われるか分かった。
でも、どこかで信じてる自分がいたから。
大丈夫だ、ってどこかに思う自分がいたから。
…こんなに、彼の一言が重かった。
『ありがとう、ごめんね』
彼女の口癖は「ごめんね」
でも、彼女が言ってくれる「ありがとう」は
僕にとっては何倍も嬉しい
なんて君は知らないだろうな
でも、これは僕だけの秘密。
ありがとう、ごめんね
マフラーを巻いてくれてありがとう
ありがとう、ごめんね
何回も繰り返す
いつもと代わり映えしない日々
夜に部屋で一人
笑える日を待ってる
ありがとう、ごめんね
やさしくできなくてごめんね。
あなたの息子さんは酷く横暴なので、教え諭し育ててきました。
ありがとうとは思っていないけれど、生産者責任をとってくれとも言わないけど、それでもあなたの言う通りに父を甘やかすことはできかねます。
殴り慣れているくせに「骨折したことがないから痛みが分からない」というあなたの息子さんを甘やかすのは善とは思えません。
主張があれば口で説明する、なにかしてもらったら感謝する、なにかしてしまったら謝る。そんな簡単なこともできない人を甘やかせるほど、私はできた人ではありません。
ありがとう、ごめんね
心の底からそう言える人は
すごいと思う。
【ありがとう、ごめんね】kogi
『ありがとう、ごめんね』
なんて儚い言葉なんだろう…
誰も聞きたくない言葉
ありがとう、ごめんね
もうここにはいられない
あなたの目をまっすぐに見られない
もうこの場所であなたと笑い合えない
別に誰が悪いでもない
あえていうなら、この運命が悪いのだろう。
あなたが別の誰かの手を取った時
ようやくこの思いに名前をつけられた
つけたところでもう遅いと知っているのに
あなたが誰かと寄り添い、微笑む
その度に私の胸はズタズタに切り裂かれるようだ
あなたにこの思いを告げてしまおうかと思ったことはもう何度目か。
この関係が壊れようと、苦しいけれど耐えられる。
しかし、あなたの優しい瞳に嫌悪を見るのが怖い。
だから、足踏みをする。
だけど、もう耐えられそうにない
いっそのこと諦めるためにあなたに告げることを
今込めた
そして最後に言うんだ。
(私と一緒にいてくれて、愛を教えてくれて)ありがとう
(そして、あなたの幸せを祈ってあげられなくて、あなたを好きになって)ごめんね。と
ありがとう、ごめんね )
「これで、最後にしよう。」
私は絶望感と虚無に押しつぶされそうになる。別れ話なんて、よくあったことだし、わからないフリをしていたら逃れられる。…でも、今日は違った。
「光海は悪くない。けど、別れたいんだ。」
バカバカしい、何目的で今までお前と付き合ってやってたんだ。私は感情的に彼に言い返す。
「バカじゃないの?あんた、私があんたのこと好きだと思ってたみたいだけど、そんなことないから。」
こういう怒りっぽい性格も、愛してくれるって言ってたよね。自分が思いもしないことを言っちゃう性格も、愛すって、言ってたよね。
私、変われたつもりだったよ。貴方と生涯一緒だと思ってたよ。でも、そんなことないみたいだね。
ありがとう、ごめんね。
ありがとう、ごめんね
貴方と出会って約1年6ヶ月、そして、貴方と付き合って約1年、更に、貴方と同棲して約4週間。貴方には、沢山のありがとうと、沢山のごめんねを伝えたい…貴方と付き合って、同棲して、沢山助けてもらったし、支えてもらったり、沢山愛を貰ったり、沢山行きたい所に連れて行ってもらったり、沢山未知の世界へ連れて行ってもらったり、私にとって、沢山の初めてをくれたり…そして沢山迷惑や心配かけてばかりで、おっちょこちょいだし、鈍臭いし、言い合いや喧嘩ばかりでごめんね💦
ありがとう、ごめんね。これからもずっと貴方だけを愛してます♡これからも私達の愛は、永遠に…
ありがとう、ごめんね
貴方と出会って約1年6ヶ月、そして、貴方と付き合って約1年、更に、貴方と同棲して約4週間。貴方には、沢山のありがとうと、沢山のごめんねを伝えたい…貴方と付き合って、同棲して、沢山助けてもらったし、支えてもらったり、沢山愛を貰ったり、沢山行きたい所に連れて行ってもらったり、沢山未知の世界へ連れて行ってもらったり、私にとって、沢山の初めてをくれたり…そして沢山迷惑や心配かけてばかりで、おっちょこちょいだし、鈍臭いし、言い合いや喧嘩ばかりでごめんね💦
ありがとう、ごめんね。これからもずっと貴方だけを愛してます♡これからも私達の愛は、永遠に…