『あじさい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子供の頃の記憶の中の紫陽花は、胡麻の匂いだった。
学習塾の庭で親の迎えを待つ間、絵本の真似をして隠れた紫陽花の茂みは、体がぶつかる度に胡麻油のような香ばしい匂いを夏の空気に振り撒いていた。
それから成長し、紫陽花の葉には毒があると初めて知った際には「ああにも胡麻の匂いがするから誤って食べてしまう人は多いのだろう」と思ったほどだ。
さて、それからさらに大人になり、私は今一匹の犬を飼っている。
臆病だが愛嬌のある中型犬だ。
散歩につれていくと、必ず途中の庭先の紫陽花の匂いを嗅ぐ。他の犬のおしっこがかかっているのか、それとも好きな匂いなのかは分からないが、必ず立ち止まって鼻を近くまで寄せるのである。
ほとんど拾い食いをしない犬ではあるが、万が一ということもある。私は犬が急に紫陽花にかぶり付くことのないよう肩を押さえるために、紫陽花を嗅ぎ続ける彼の横にしゃがみこんだ。
そうすると位置の関係上私の顔も紫陽花に近くなるのだが、その時、紫陽花の葉からは何の匂いもしないことに気が付いた。
手にとって顔を近づけると穀物のような青臭い匂いがしないでもないが、小さな頃に美味しそうだとさえ思ったような揺るぎないものではない。
私は気になって家に帰るや否やパソコンを開きその事を調べてみることにした。
調べていくうちに、どうやら「ボタンクサギ」という花があることを知る。
「クサギ」という植物の仲間で小さなピンクの花が紫陽花のような半球状に集まって咲く低木であるらしい。
「クサギ」は漢字で書くと「臭木」であり、枝葉から独特な臭いがすることが語源らしく、どうやらその臭いが嗅ぐ人によっては胡麻の匂いの様に感じるらしい。
写真をみると確かに紫陽花のような丸いフォルムの花で、葉の付きかたもどのか紫陽花に似ている。
もしかしたら私が幼い頃に隠れていたあの紫陽花は、「ボタンクサギ」だったのではないだろうか。
学習塾の庭といっても田舎の藪のような庭だ。生え散らかしていた紫陽花の中に「ボタンクサギ」が紛れていても何ら不思議ではない。
学習塾のあった場所は10年も前に更地になってしまったので、答え合わせは実際に「ボタンクサギ」を嗅いで思い出のなかの匂いと擦り合わせるしかない。
もう十何年も前の話である。少しずつ幼い頃の記憶も曖昧になっていく。湿った土の上のあの胡麻の匂いが記憶から完全になくなってしまう前に、「ボタンクサギ」に出会ってみたいものだ。
余談だが、紫陽花の葉は毒である一方、「クサギ」の葉は天ぷらにして食べると美味しいらしい。あの茂みが「ボタンクサギ」であったのなら、私が幼い頃に感じた「美味しそうな匂い」という感想は至って妥当だったようだ。
あじさいの季節になった
ジメジメしとしと
でも、かたつむりにとっては嬉しいんだよね
たまには傘さして違う景色を見に行こうかな
舞華
陽のひかりより
雨しずくが似合うあじさい
輝けるステージはそれぞれ
「あじさい」
紫陽花の季節が終わる頃には私はこの世にいないかもしれない
あじさいの花は好きです。
色々な色のあじさいがあって
むらさきが一番あじさいの中で好きかな。
たしか大沢たかおさんがあじさいの花が好きって聞いた気がした。
何気にその影響もかなりおおありだったりする。
人の影響って恐い😅
#あじさい
あじさいの花言葉
「移り気」「浮気」「無常」
青いあじさい
「辛抱強い愛情」
ピンクのあじさい
「元気な女性」
白いあじさい
「寛容」
降りそそぐ雨粒は涙になって落ちていく。
『あじさい』
あじさい、紫陽花、君って奴は科学的に色を変える。
リトマス紙とは真逆の反応。
覚え難いったらありゃしねぇ。
君、すぐ和菓子になりやがる。
寒天、練り切り、金平糖。
きんとん、おはぎ、琥珀糖。
きらきらと輝きおって。
青と紫と水色と。或いはピンクにグラデーション。
君が映えるのはその葉の緑があってこそ。
あじさい、紫陽花、君って奴は僕らの目を惹くね。
ガクで誘うなんて卑怯だぞ。
大きな装飾花で惑わせる。君の真花は可愛らしい。
_________________________
いいね、ハートはお気に入りに追加した人にだけ送れます。
『自分の投稿』の下にある『お気に入り』からお気に入りに追加した人の投稿を見ると、画面上部に『もっと読みたい』という文字が出ていると思います。
そこを押すことでいいねを送ることができます。
お気に入りに追加するには、『みんなの投稿』で気になる方の名前を押すと上部に『お気に入りに追加』というところがあるので、そこを押せば追加できます。
説明が下手なので分かりづらかったらすみません。
雨の中の空の色を蓄えている
『あじさい』
長く生きてきましたが
白いアジサイがあるのは
知りませんでした。
雨の日で唯一の楽しみはあじさいを見ること。
梅雨の季節、雨の日の主役。
*.ʚあじさい ɞ.*
2022.6.13(月)
今日も遅番でした。
わかくさに行くと田山さんがいて
SSの方の荷物チェックをし終わり
田山さんに実務者研修を断念しました。と
伝えると、
そうなんだね。
でも、これで勉強する意欲が無くなるのが
怖いと思ってるんだよね。
しのちゃんにはいっぱいいいところがあるのに
過小評価してるんだよね。
いい子なのにもったいないし、
認めてあげていいと思うんだよな…。
休める時は休まないと、
と仰って下さりました。
お夕飯が終わり
配薬をしていると、
しのちゃん、お疲れ様。
と声がし振り向くと
佐久間さんがいてしのちゃん、大丈夫ですか?
と聞かれたので、
大丈夫じゃないけど、大丈夫です。
と言ってしまいました。
利用者様がいるのに
大丈夫じゃないなんて言えませんでした。
あじさい
あじさいは
やっぱり夏を呼ぶ感じ。
近くに
アジサイの名所が
あるから
行った事があるなぁ。
アジサイを
満喫してたら
大好きな
ひまわりも
目にするのが
嬉しい。
やっぱり夏が
大好き。
あじさい
小学生の時に紫陽花の絵を描いた。
うまいと言われたが自分は納得してかかった
みんなどうやって
いいねを付けてるんですか
なんてふと疑問に思って
こんな投稿を見た人が答えを投稿してくれて
私の目に入ったら
繋がってる感じがして嬉しくなります
だけど
きっと届かなくて寂しくもなるんだろうな
人生そう上手くいかないもんね、
こーやっていつも自分に言い訳して
なんとかやりすごしてます
誰かの答えが
届きますようにと希望を抱いてることなんて
自分には言えません
#あじさい
あじさいの花言葉は「浮気」
あんなに綺麗で可愛いお花なのに。
同じあじさいでも色の変化によって内容も変わるとか。
すごいお花。
あいたい
じかんよとまれ
さかのぼってまたとまれ
いつかのたのしかったあのときまで
あいうえお作文「あじさい」
あじさい
遠い昔の話になる。
当時の私はまだ幼くて、純粋な残酷さを持ち合わせたよくいる子供だった。
ほんの興味本位で虫だって殺したし、花だってちぎってまわった。
そんな私に、私たちに、あじさいを与えるなんて、格好の的だろう。
案の定、ほとんど母が育てたあじさいは私自身の手によってボロボロにされた。
今でもふとした瞬間に思い出すんだ。
もう一度育ててみようか。
美しいあじさいには嫌な言葉が秘められている。
あなたの言葉には秘め事がないといいな。
少し憂鬱そうな世界に
鮮やかに咲いてるけど
一つ一つは小さくて儚げで
集まって咲いてる
あじさい
梅雨になると一斉に咲き出す花
それが紫陽花。
沢山の色とりどりの紫陽花、
いろんな色が1箇所に集まっても
不思議と汚くならない。
梅雨になると雨やジメジメした日が続き
憂鬱な日が続く事でしょう。
そんな時は、、
カッパや傘をさし好きな音楽でも聴きながら
のんびり散歩などいかがですか?
雨に濡れた色とりどりの紫陽花が
雨上がりの陽の光に照らされて、
綺麗な紫陽花がよりいっそう
美しく見えるかもしれませんよ。
僕なりの梅雨だからこそ出来る安らぎ方、
良ければ皆さんも楽しんでみて下さい。